住みたい習志野

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3・11東日本大震災から11年、習志野市内でプチコンサート

2022-03-12 11:38:36 | 催しなど

3・11東日本大震災から11年、習志野市内で被災者らに思いを寄せるプチコンサート(詩の朗読とバイオリン演奏)が行なわれました。

(東京新聞の記事から)

「原発という戦車 心うちぬく」 不条理への思い込めた詩 朗読

東日本大震災11年 県内でも「鎮魂」の午後2時46分:東京新聞 TOKYO Web

 詩の朗読とバイオリン演奏で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災者らに思いを寄せるプチコンサートが十一日、習志野市の複合施設・プラッツ習志野で催された。福島県内で被災し、不条理への思いなどを込めた詩人や子どもの詩八編を、朗読活動を続ける央(なかば)康子さん(68)が読み、バイオリニストの樋口菜穂美さん(54)=いずれも習志野市在住=が演奏した。(保母哲)
 詩の一部を紹介する。
 当時小学六年生だった児童は、原発の恐ろしさを詩に込めた。
 今も原発という戦車は 放射能という弾をうち 人々の心をうちぬく もがいても もがいても弾は来る 休むことなくうってくる
 だけど 僕はくじけない あきらめない みすてない 福島は負けない ぜったいに負けない
 「私に」との題で、高校一年生だった女子生徒も詩を作った。
 でない でない コトバがでない ウタがでない 倒れた家を 止まった道を 裂けた大地を 崩れた山を 還った人を 残された人を 語ったウタは うすっぺらい 私に ウタを 下さい
 「詩ノ黙礼」などの著書がある福島県在住の詩人和合亮一さんは、避難者の悲哀を表現した。
 雨よ どうか やさしく 降っておくれ 私たちは あまりに 辛くて 悲しい
 雨よ あなたを 恐れている だけど あなたを 福島を こんなにも 愛している 雨よ どうか
 同じく福島県在住で「原発難民の詩」を記した佐藤紫華子(しげこ)さんも、失われたふるさとを悲しんだ。
 呼んでも 叫んでも 届かない 泣いても もがいても 戻れない ふるさとは遠く 遠のいて
 コンサートのタイトルは「朗読とバイオリンで紡ぐ“ふ・く・し・ま”」。央さんは、ステージでの冒頭、幼くして広島の原爆で被爆し、大震災後は福島へ赴いて被災者を励まし続け、四年前に亡くなった知人を紹介。「いままたウクライナでのことで、世界中が震え上がっている。『何かしたい』との思いで詩を読ませていただきます」と語り掛け、約百人が聞き入った。
 
 
(読売新聞の記事から)
 
 
参加した習志野市の主婦(77)は「すばらしい(朗読とバイオリンのコラボ。『3・11』を忘れないためにも、こうしたイベントは重要ですね」と話していた。
 
 
 
 
 

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