住みたい習志野

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名張毒ぶどう酒事件で弁護団が最高裁に特別抗告「新証拠の審議尽くされていない」

2022-03-09 22:59:13 | 人権、環境

高裁が再審認めない決定…名張毒ぶどう酒事件で弁護団が最高裁に特別抗告「新証拠の審議尽くされていない」

(東海テレビニュースより)

高裁が再審認めない決定…名張毒ぶどう酒事件で弁護団が最高裁に特別抗告「新証拠の審議尽くされていない」(東海テレビ) - Yahoo!ニュース

 61年前、三重県で起きた「名張毒ぶどう酒事件」で、名古屋高裁が下した裁判のやり直し=再審を認めない決定を受け、弁護団が最高裁に特別抗告しま...

Yahoo!ニュース

 

 61年前、三重県で起きた「名張毒ぶどう酒事件」で、名古屋高裁が下した裁判のやり直し=再審を認めない決定を受け、弁護団が最高裁に特別抗告しました。

 61年前、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」では、無罪を訴え続けた奥西勝元死刑囚(享年89)が亡くなって以降、92歳の妹が再審請求を引き継いでいました。

 10回目の再審請求は5年前に棄却され、妹が異議を申し立てていましたが、名古屋高裁は3月3日、再審を認めない決定を下しています。  これを受け、弁護団は「提出した新証拠について審議が尽くされていない」などと、決定取り消しと再審の開始を求めて8日、最高裁に特別抗告しました。

鈴木弁護団長: 「怒りを禁じえない、そういう決定だと。(ある段階で裁判所は)本件の再審を開始しないという強い心証を持たれたんじゃないでしょうか」

 今後は、最高裁で審理されます。

 

 

 

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三鷹事件再審、遺族が特別抗告。いつまでも「えん罪」がつづく国日本

2022-03-09 22:46:35 | えん罪

三鷹事件再審、遺族が特別抗告

東京高裁、請求異議認めず

三鷹事件再審、遺族が特別抗告 東京高裁、請求異議認めず | 共同通信

東京の旧国鉄三鷹駅で1949年、無人電車が暴走し6人が死亡した「三鷹事件」で、死刑が確定した竹内景助元死刑囚(病死)の遺族の弁護団は8日、第2次再審請求を退けた東京高裁決定への異議申し立てが、同高裁に棄却されたと明らかにした。棄却決定は1日付。遺族は不服として7日付で特別抗告した。

 弁護団は東京都内で記者会見し「われわれが示した科学的な立証の判断を避けた弱腰の決定だ。最後まで闘う」と述べた。

 竹内元死刑囚は電車転覆致死罪で起訴され、55年に死刑が確定。56年に再審を申し立てたが病死し、2011年に遺族が2回目の再審請求をした。

竹内景助さんは無実だ!三鷹事件再審を支援する会 (dti.ne.jp)

 

 

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「ストップをかけたのは警視庁のトップです」伊藤詩織が“ブラックボックス”の片鱗に触れた日

2022-03-09 22:11:01 | 人権、環境

「ストップをかけたのは警視庁のトップです」その日、捜査員も検事もみんないなくなった…伊藤詩織が“ブラックボックス”の片鱗に触れた日

(文春オンラインの記事から抜粋)

「ストップをかけたのは警視庁のトップです」その日、捜査員も検事もみんないなくなった…伊藤詩織が“ブラックボックス”の片鱗に触れた日 | 文春オンライン

 2022年1月、ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBS記者の山口敬之氏から性暴力を受けたとして損害賠償を求めた裁判の控訴審で、東京高裁は山口氏に対し332万円の賠償命令を下した。一方で、事件後に伊藤氏が公表した内容が名誉毀損などに当たるとして、伊藤氏に55万円の支払いを命じた(現在双方上告中)。

 一審に引き続き、高裁でも「同意のない性行為」だったと認定されたが、ここへ至るまでの道は決して容易ではなかった。

◆◆◆

 山口氏の帰国に合わせ、成田空港で逮捕する、という連絡が入ったのは、6月4日、ドイツに滞在中のことだった。「逮捕する」という電話の言葉は、おかしな夢の中で聞いているような気がして、まったく現実味を感じることができなかった。

「8日の月曜日にアメリカから帰国します。入国してきたところを空港で逮捕する事になりました」

衝撃の電話

 この電話から4日後、逮捕予定の当日に、A氏から連絡が来た。もちろん逮捕の連絡だろうと思い、電話に出ると、A氏はとても暗い声で私の名前を呼んだ。

「伊藤さん、実は、逮捕できませんでした。逮捕の準備はできておりました。私も行く気でした、しかし、その寸前で待ったがかかりました。私の力不足で、本当にごめんなさい。また私はこの担当から外されることになりました。後任が決まるまでは私の上司の〇〇に連絡して下さい」

 驚きと落胆と、そしてどこかに「やはり」という気持ちがあった。質問が次から次へと沸き上がった。

 なぜ今さら? 何かがおかしい。

「検察が逮捕状の請求を認め、裁判所が許可したんですよね? 一度決めた事を何故そんな簡単に覆せるのですか?」

 すると、驚くべき答えが返ってきた。

「ストップを掛けたのは警視庁のトップです」

 そんなはずが無い。なぜ、事件の司令塔である検察の決めた動きを、捜査機関の警察が止めることができるのだろうか?

「そんなことってあるんですか? 警察が止めるなんて?」

 するとA氏は、

「稀にあるケースですね。本当に稀です」

 とにかく質問をくり返す私に対し、

「この件に関しては新しい担当者がまた説明するので。それから私の電話番号は変わるかもしれませんが、帰国された際は、きちんとお会いしてお話ししたいと思っています」

 携帯電話の番号が変わる?

 A氏はどうなるのだろうか?

「Aさんは大丈夫なんですか?」

「クビになるような事はしていないので、大丈夫だと思います」

戦友と突然別れるような気持ち

 お互いに言い争うこともあったが、A氏は懸命に捜査を続けてくれていた。その人が担当を外れることは、逮捕が取り止めになったことと同じくらい、私にとって大きなショックだった。

 彼は電話で最後にもう一度、

「力不足でごめんなさい」

 と言った。私の口からは、

「本当にありがとうございました。お疲れ様でした。これからもお体に気をつけて」

 という以上の言葉が出なかった。また、この事件のせいでA氏の仕事に影響を与えたことをお詫びして、電話を切った。一被害者、一捜査員という立場で今まで相当ぶつかり合ったが、戦友と突然別れるような寂しい気持ちになった。

担当していた検事も……

 何か他のルートで調べる方法はないのか。

「どこに聞けばいいのだろう」そんな考えがぐるぐる頭を回った。

 私はすぐに、泊まっていたドイツの友人宅に戻り、キッチンから電話をかけた。当時この事件を担当していたM検事に、話を聞きたかったのだ。

 M検事あてに電話をかけると、「M検事はこの件から外れた」と、電話に出た人は言った。この人もだ。逮捕のストップがかかった当日に、この件を担当していたA氏も検事も、誰もいなくなった。

 

伊藤詩織さん事件 - 住みたい習志野

9月17日の以下の投稿安倍総理(当時)ベッタリ記者の準強姦事件の「逮捕状を握り潰した」警視庁刑事部長が警察庁長官に-住みたい習志野をご覧にな...

伊藤詩織さん事件 - 住みたい習志野

 

安倍総理(当時)ベッタリ記者の準強姦事件の「逮捕状を握り潰した」警視庁刑事部長が警察庁長官に - 住みたい習志野

 

 

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ウィシュマさんが入管に殺されてから1年

2022-03-09 21:55:45 | 入管

「断末魔のような声」でも放置し続けた名古屋入管

ウィシュマさん死亡から1年、改めて経緯を振り返る

(47NEWSの記事より抜粋)

「断末魔のような声」でも放置し続けた名古屋入管 ウィシュマさん死亡から1年、改めて経緯を振り返る | 47NEWS

名古屋出入国在留管理局で、スリランカ人女性が収容中に死亡してから3月6日で1年。亡くなるまでの詳細な...

47NEWS

 

 名古屋出入国在留管理局で、スリランカ人女性が収容中に死亡してから3月6日で1年。亡くなるまでの詳細な経緯が、入管当局から遺族や国会議員に開示された一部の録画などで明らかになってきた。

 録画を見た関係者らの証言や出入国在留管理庁の資料などを基に、改めて経緯をたどってみた

▽支援者が求めた仮放免は不許可に

 ウィシュマさんは2017年、日本で英語教師になることを夢見て来日した。ところが、在留期間を超過したため20年8月、名古屋入管に収容された。同居していたスリランカ人男性からドメスティックバイオレンス(DV)を受けていたと話したが、入管ではDV被害者として保護されなかった。 

 体に変調を来したのは21年1月中旬。吐き気が続き、食事を十分に取れなくなった。入管内で診察した非常勤医師(内科)は、当初は鎮痛剤、後に食道炎の治療薬などを処方した。

 2月3日には歩けず、車いすに乗るようになり、面会した支援者は、収容を一時解く「仮放免」を入管に求めた。2月5日、外部の病院(消化器内科)で胃カメラ検査を受けたものの、異常は見つからなかった。

 2月15日には、尿検査で脱水や栄養失調の状態と判明した。2月16日に入管内で診察した非常勤医師(整形外科)は、器質的な問題が認められなかったことから、精神科の受診を勧めた。だが、入管は仮放免や入院を許可しなかった。詐病を疑い「仮放免を不許可にして立場を理解させ」、帰国するよう説得する必要があると判断した。

▽床の上で3時間近く寝た

 2月24日には、大きなうめき声を上げて「担当(入管職員)さん、口から血、鼻から血。私、死ぬ」などとインターホン越しに叫んだ。階猛衆院議員(立憲民主党)によると「断末魔のような声。にもかかわらず、職員は『我慢して』と放置した。ウィシュマさんはその後、何を言っても駄目という感じで、意思を持って話す場面はないように感じた」。

 2月26日早朝、ベッドから落ちたウィシュマさんは、自力で上がれなかった。山添拓参院議員(共産党)によれば、職員2人が部屋に来たが、持ち上げるに至らず「大きい声出さないで、みんな寝てるから。ごめんね」と言って去った。結局、3時間近く床の上で寝た。「深刻な状態の人に、職員は普通に接しており、危機感がうかがえない」と山添議員。

 3月1日の夕食時、カフェオレを飲んでいてむせると、職員が「鼻から牛乳や」と笑った。

 3月2日には、職員2人がベッドの上を移動させる際、「重たいわ」と繰り返した。

▽仮放免すれば良くなる

 3月3日、面会した「外国人労働者・難民と共に歩む会(START)」メンバーに「頭がしびれる。耳の中で電車が走るような感じ。手足がちゃんと動かない。水も飲めない」と伝えた。メンバーは入管に「このままでは死んでしまう」と訴え、すぐに入院させるよう要請した。

 食事の際、職員がスプーンでかゆを口に運ぶたびに、吐いてしまう。それでも、「はい次」と口に運ぶ。駒井弁護士は「食べるのが難しいのに、食べさせようとすること自体、極めて残酷だ」と憤る。

 3月4日に外部の病院(精神科)で頭部CT検査を受けたが、異常はなかった。医師は「病気になることで仮釈放(仮放免)してもらいたいという動機から、詐病・身体化障害(いわゆるヒステリー)を生じたことも考え得る」と診断。同行した入管職員に「仮放免されるまでは治らないのではないか」と伝えた。カルテにも「仮釈放(仮放免)してあげれば、良くなることが期待できる。患者のためを思えば、それが一番良いのだろうが、どうしたものであろうか」と書き込んでいる。

▽最後のチャンス

 3月5日朝、血圧や脈拍が測定できなかった。遺族代理人の指宿昭一弁護士によると、「あー!」と甲高い叫び声を上げ、職員が手を振っても反応がない。「あの状況で、なぜ救急車を呼ばなかったのか。最後のチャンスだった」と指宿弁護士。

 午後には、看護師がリハビリとして手足を動かした。「痛がって悲鳴を上げているのに、看護師は『大丈夫』と。地獄絵図だった」。駒井弁護士は言う。

 入管はウィシュマさんの体調をある程度回復させた上で、仮放免させる方針を固め、本人にも同日、「少し直してから」などと仮放免を示唆した。しかし―。

 3月6日。有田芳生参院議員(立民)によれば、朝から職員が何度声を掛けても、反応はなかった。午後1時23分までは首を動かすことはあったが、2時7分に職員が部屋に入ったときには脈はなく、救急車で病院に搬送、死亡が確認された。体重は63・4キロ。約半年前の収容開始時から21キロ余り減っていた。

 有田議員は「医療放棄、介護虐待の結果、命を奪われた。緩慢なる殺人と言われても仕方がない」と指摘した。

 妹のポールニマさんは「姉が亡くなって1年になるのに、いまだに真相は分からない。こんな悲しいことを2度と繰り返してほしくない」と話す。

▽収容で帰国を迫るのは拷問

 指宿弁護士は「2月15日の尿検査の結果は飢餓状態を示しており、録画が残る最初の2月22日から自力で動くことができない状態で、即刻入院させるべきだった。入管は、ウィシュマさんが病気のふりをしているとの観念で凝り固まっていたのではないか。収容を続けて精神的、肉体的な苦痛を与え、帰国させようとするのは拷問だ」と強調する。

 ウィシュマさんを含め、入管収容中に死亡したのは、2007年以降だけで17人に上る。これ以上、悲劇を招かないために、指宿弁護士は(1)非正規滞在者を原則として全員収容する現行制度を改め、逃亡の恐れがある人らに限定する(2)刑事事件で身柄を拘束する逮捕・勾留と同様、収容の是非を裁判所が審査するようにする(3)例えば6カ月などと、収容期間に上限を設ける―ことを求めている。

 

 

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