2015年の初詣では、那須与一ゆかりの那須神社へ
場所は大田原市の道の駅 《与一の郷》の隣
与一は扇の的を射ようとして矢をつがえたとき、この社の八幡宮に一矢必中を祈願したと伝えられる。
鳥居をくぐり、太鼓橋を渡る。
太鼓橋の先には楼門
楼門の上には《八幡宮》の扁額がある。
昔は金丸八幡宮と呼ばれていたが、明治6年、那須神社と改名された。
《八幡宮》の八の字は鳩が向き合っている形に気がついた。
鎌倉の鶴岡八幡宮の八の字も鳩の形であることを思い出した。
鶴岡八幡宮の扁額の八の字も鳩の形
こちらは二羽の鳩が後ろをふり向いた形だ。
拝殿に向かい初詣でをする人たち
拝殿の奥には本殿
柵越しに本殿をみる。
本殿の後方に《金丸塚》がある。 (古墳)
高さは目測で約4メートルか。
仁徳天皇の時代に黄金の玉を埋めて塚を築いたと伝えられている。
この塚を境界として《南金丸》 《北金丸》の地名が起こったという。
2015-01-03
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ドクにもクスリにもならない余談
昔、南金丸(みなみかねまる)村と北金丸(きたかねまる)村に、富山の薬屋さんが行商にやってきた。
そして、村の中の「南金丸」「北金丸」と書いた看板を見て驚いたそうだ。
「なになに、ナンキンガンとホッキンガンだと? 金と名のつく丸薬だから、高級そうな薬らしい。 さぞ効き目の良い薬だろう」と、つぶやいたそうな。
富山の薬屋さんは、この村では、富山の薬を買う人はいないだろうと思い、引き返したそうな。(笑)
(50年ほど前に聞いた話です)
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