夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

誤解しないでください

2014年12月07日 | 日記

昨日のお昼は元職場関連の忘年会。

会場はウナギ屋の二階だ。

四つの円卓に8人ほどに分かれて腰かける。

大皿に盛られた回転台の料理を小皿に取り分けて食べる。

ビールを飲みかわしながら、昔の思い出や近況に話がはずむ。

昔の酒豪たちは、今はのどを潤すほどにしか飲めなくなっているのだ。

料理は最後に、ひつまつぶしが出た。

大型の重箱にご飯を盛り、細かに切ったウナギが上に並んでいる。

これを茶碗によそり、海苔やネギなどの薬味をのせて、お湯をかけて食べるのだ。

 

従業員がこの重箱を回転台に載せた後に、問題発生。

食欲が細くなった爺たちは、大皿の料理を大分残しているので皿を片付けられない。

だから重箱は回転台から、はみ出した状態で置かれた。

ウナギ屋のウナギだから、美味しかろうと、さっそくいただこうとして台を回した。

回転台から、はみだしている重箱の角が、テーブルに置いた飲み物をひっくり返したのだ。

直ぐ前の爺さんは、あわてて席から立ち上がろうとするのだが、間に合わない。

コップに、なみなみと注がれた飲み物はテーブルから流れ落ち、爺さんのズボンを汚した。

ズボンの裾が少しならまだしも、中央にドバッと流れたのだから、さあ、大変だ。

従業員があわててタオルを持ってきたが、哀れな姿になってしまった。

あのお方、帰り道はどうしたのかなあ?

酒に酔って歩く姿を見る街の人々は、ズボンの汚れを見て、あらぬことを想像するだろうなあ。

お気の毒に。