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秋田内陸100㎞大会、50㎞の部に参加。
鎖骨骨折中だが、参加した。
なんとか、ゴールはできた。
なんとも、情けないゴールだった。
いや、ゴールできなかった選手の思いも、背負って走ったと思いたい。
きわどいゴールでなにを思ったか。
DNFすると、1年間は、情けない思いを心に抱きながら、
また、1年間練習せねばならない。
79歳から82歳まで、4年連続100㎞の部をDNFした。
5年間も、この辛い思とともに練習してきた。
この辛い気持ちを再び味わわねばならない、「恐怖」を
何としても消したかった。
ハングリーだった。
家族、ラン友からは、がんばれの励ましはあるが、
本音は、「もっと楽な種目に変更すれば・・・」と言うことだろう。
だが、スタートしたら、「やっぱり、無理だっただろう、それみろ・・・」、
との声が聞こえる。
何としてもゴールしよう。
鷹巣商店街から、右折して直線400m、最後に左折して7mでゴールゲート。
9/21に、この7mを確認した。
ここで、「死闘」するとは、まだまったく考えてはいなかった。
秋田県のラン仲間から、ゴール直前のラン状態について続々とメールがきた。
ゴール手前60mぐらいから、大声で30秒カウントしてくれた、と言う。
誰の声かわからなかったが、シルバーの著書「秋田100㎞マラソンに賭ける」の
購入者のみなさんと、そのうちの一人の、女性100㎞ランナーだった。
大館消防の100㎞ランナー有志にうながされて、走りながら大声でカウントしてくれた。
30歳台の「樹理」さん。シルバーにとっては「女神」のような100㎞ランナーだ。
ゴールオフィサーの恒例の10秒カウントが聞こえた。
ゴールまで、まだ20mも残っている。
6分/㎞のスピードは、2.78m/秒だ。
この20mを、7秒で走り抜け、力尽きて、ゴールに倒れこんだ。
シルバーは、秋田県100㎞ランナーに愛されている、と実感した。
50㎞レースは終わった。4連敗から抜けだせた。
50㎞✖2=100日間は満ち足りた気持ちになれる。
鎖骨、異常はなかったようだった。
そして、来年も走れる。
写真:まだ、元気一杯。
女性3番目高齢 友人(右)。
今回5回目50㎞完走、
しかも「自己ベストタイム」6時間15分だった、と言う
写真:
カウントオフィサー、らしい。
写真:
ゴール20m手前、10秒前?最後の「死闘」。
写真:上登同じく、ゴール手前20m、10秒前?
写真:ゴールに倒れこんだ。
過呼吸、筋肉痛、胃がむかむか、状態だった。
写真:「女神」さんに、「ゴールしましたか」、「ゴールしたよ」、
もう、意識もうろう。
ゴール手前、500mぐらいで、公式巡回の奈良医師、曰く、
シルバーの目も身体も、「正気ではない」のでゴールは、
できないだろう、と語っていたという。
こんなきわどい、写真は、シルバーの著書の撮影者,武博氏撮影。
秋田完走おめでとうございます。
100kmから変更したとはいえ、私の周囲にはシルバーさんと同じ年で走っている方は一人もいません。歩いてお元気な方はたくさんおりますが。
それに、マスターズにまで出場されているのですから。
本当にナイスランです‼️
のくやしい思いも背負ってゴールした。
きわどいゴールだが、DNFしたら、もっとなさけない。
5年間連続の、DNFの、リベンジができた。
ゴールすれば、天国でした。旅人さんありがとう。