続きです。
Oさんは、輪郭線を同じ太さの帯のように描く癖があります。
この肩の線を見てください。後ろの背もたれの部分に輪郭線のようなものを描いています。
これは、本来なら背中の後ろにある物ですから、模様も体の後ろに入り込むものです。
しかし、この輪郭線によって、そのことが失われます。
それと、この線によって、肩から腕の線が単調になって、ボリュウムも失います。
それをわかっていて、わざとやったと言うなら、私はそれ以上は言いませんが、
知らないで、ただきちんと肩から腕の形をはっきりさせたいからというのであれば、
一度、きちんと知って、自分でどちらの方が良いか判断して描いてほしいと思います。
このパターンが、いろいろな部分に感じられます。
この二つも椅子の右側にそれをやっています。
床の汚れや、写っているものなどで、床の面を表す横のタッチがありますが、それを白っぽい色ではっきり分けているので、
やや椅子が浮き出るような感じになっています。特に目立たせたいという意図からやるべきと判断したなら良いかもしれませんが、こんなところをそんなに強調する必要はないので、もっとよく観察して描くことをお勧めします。
Oさんは、輪郭線を同じ太さの帯のように描く癖があります。
この肩の線を見てください。後ろの背もたれの部分に輪郭線のようなものを描いています。
これは、本来なら背中の後ろにある物ですから、模様も体の後ろに入り込むものです。
しかし、この輪郭線によって、そのことが失われます。
それと、この線によって、肩から腕の線が単調になって、ボリュウムも失います。
それをわかっていて、わざとやったと言うなら、私はそれ以上は言いませんが、
知らないで、ただきちんと肩から腕の形をはっきりさせたいからというのであれば、
一度、きちんと知って、自分でどちらの方が良いか判断して描いてほしいと思います。
このパターンが、いろいろな部分に感じられます。
この二つも椅子の右側にそれをやっています。
床の汚れや、写っているものなどで、床の面を表す横のタッチがありますが、それを白っぽい色ではっきり分けているので、
やや椅子が浮き出るような感じになっています。特に目立たせたいという意図からやるべきと判断したなら良いかもしれませんが、こんなところをそんなに強調する必要はないので、もっとよく観察して描くことをお勧めします。