絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

新聞発表

2011-05-28 | いろいろ
埼玉新聞に、県展の特選者だけ発表がありました。
入選者については、また30日に詳しく載るようです。

朝、寝ている私の元に、父が新聞を届けてくれました。
私がいただいた教育委員会賞は、三番目に書いてありました。

以前は、さいたま市長賞でしたので、それよりも上位の賞でした。

埼玉新聞社賞は、既に取材されたようで、写真入りで載っていました。
出品した絵が掲載されるということは、審査結果が出た後、その絵を記者が写真撮影したということですから、
会場で撮影した訳ですね。そう考えると、記者は発表の事前に連絡を受けて知っているということなのですね。
そういうことをあまり考えなかったので、それなら、記者に知り合いのある人は、結果を聞くことができるんだなと思いました。
入選者の情報も記者は知っているんだろうなあと思いました。

私は、高校1年の時に描いた絵を2年の時に出して入選して以来、39回目の入選で、3回目の特選になりました。

13年に1度ですね。

長い道のりでした。

初めの内は、抽象の100号を2点も出品していました。
それで、35歳の時に、自分を見つめようと自画像を描いたらそれが特選になりました。
すると、それが問題になりました。
抽象を描いていたのに、なぜ具象を描いたのかと。

それが何か問題になるのですか?と私は不思議でした。
絵は、描きたい物を描けばいいし、画家が自画像を描くことは特に不思議なことではありません。
抽象画家などという区分けがあることもたいして問題にしていませんでしたし、そういう区分けは私にはないのです。

世の中には、水彩画家などという区分けもあるんですね。
私は、水彩も油彩もアクリルも描きます。材料が違うだけです。

そうですね。考えて見ると、最初の自画像の特選は油絵で、二回目の三羽のカラスが水彩で、今回の美里の雪がアクリル画ですから、みんな違いますね。それをアクリル画家とか言うのでしょうか。


それから、人物を描いたり風景を描いたり、風景の中にカラスを描いたり、風景の中に人物を描いたりしましたが、
何か問題があるでしょうか。
いま、ライフワークにしようとしている制作は、具象と抽象を組み合わせたものです。昨年の秋に麓原展に出品したものです。

画家のアイデンティティーということが問われますが、それは、人生が終わってみて、それを感じる人の勝手だろうと思います。

私は、バスケットも好きで、将棋も好きで、ギターも好きで、パチンコもマージャンも好きですから、
自分の好きな物を題材に具象と抽象を組み合わせた作品を作ってみたいですね。

夏目漱石が好きで、ドストエフスキーが好きで、ローマの休日が好きで、サウンドオブミュージックが好きです。
黒沢映画はほとんど見ました。寅さんも好きで、さだまさしも好きで、好きな物がいろいろあります。
モーツァルトもバッハも好きです。

自分の人生はそれらのもので、埋めつくされています。それらのものが私自身を作っているのでしょう。

だから、そういうものを利用して最後は、それらを絵でまとめてみたいです。

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ただ、やりたいことが、いくらでもあるので、これでも終わらないかもしれません。
世界中を旅して、美術史の解説を現地でやってみたいです。

そして、それを本に書いて出版してみたいです。

絵の話をして、講演をして日本中を周りたいですし、それと同時に全国をスケッチして周るのもいいですね。

また、仲間内では、これから小説を書いて芥川賞を狙ってみるなどと冗談のような半分本気のようなことも話しています。

人生はいろいろなことをして楽しみたいですね。
せっかくもらった命ですから。

コメント (6)
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