カープ２－０ドラゴンズ
今日も接戦、貧打は相変わらず。決して楽な展開ではありませんでした。しかし・・・、
なんともドラマチックな試合になりました！
こんな素晴らしい試合になったのは、プロ初先発で好投したルーキー・中村の必死の投球があったからこそでしょう。
今日はいつもより多く、写真＆選手たちのコメントで。
「すごく緊張した。今日はボールのかかりがあまり良くなかった。けど、抑えた時の歓声は気持ち良かった」
一軍昇格、即先発した左腕・中村の試合後のコメントです。
5回1/3でマウンドを降りましたが大事な試合でまずまずの投球を見せてくれました。
そして打者としても一塁へ激走！
この判定で野村監督が猛抗議！
今季両リーグ初の監督退場、野村監督自身2度目ですね。初退場は昨年、やはりドラゴンズ戦でした。
ベンチで見ていた前田智徳のコメント。
「（セーフは）明らかだったので、僕もひどいなと思った。でもそれでベンチの呼吸が一つになった。」
写真で見ても、中村はベースを踏んでいますがボールはまだミットに収まっていませんね。
試合で余り感情の起伏を見せない野村監督、ルーキーの必死の投球に怒りが抑えきれなかったのでしょう。
0-0のまま終盤、8回。重苦しい雰囲気が漂っていましたが、全てはこの二人が決めてくれました。最高の試合になりました。
2死1,3塁から代打・前田智徳があの浅尾からタイムリー！ 全盛期を彷彿とさせるバッティングでした。
「若い選手が今は停滞気味ですが、これから頑張ってくれると思うので応援をお願いします。
この前も言いましたが、自分が何とかしていれば勝った試合が３試合はあったので、何とかしたいと思っていました。
まだ自分の中では借金１なのでもう一回、チームの力になりたいと思います」
格好いいぞ、前田っ！
続く代打は石井琢朗。その初球を！
「前田くんの後は打ちづらいんですけど、ファンの方が声援を送ってくれたのでそれが後押しになりました。
（野村謙二郎監督が退場になったが？）あれは監督が残してくれたメッセージだと思うので、
男気を感じて、負けちゃいけないと思っていました。
前田くんと２人でお立ち台に立てて夢のようです。いつ現役を辞めてもいいですけど、
優勝してファンのみなさんと喜びを分かち合ってから辞めたいと思います」
格好いいぞ、石井っ！
野村監督の代行として、以降指揮を執った高コーチのコメント。
「（野村監督の退場について）ああいう姿勢を出された試合は、負けるわけにはいかないですからね。
選手もそれは感じていたと思います。（初めてのさい配は）必死にやりました。前田とタクローがよく打ってくれましたね。
（８回の代打・前田の起用は？）バッティングコーチの進言で、あそこは前田と決めていました」
ルーキーが投げ、大ベテランが決めた感動の試合です。
今日は二人でファンと握手、いい画ですね。
先ほど石井琢朗のブログが更新されましたね。
「二人合わせて８０歳のお立ち台はカープに来てから、夢ではありましたけど、
まさか、実現するとは・・・。もう、感無量ですね。」
僕らファンも感無量、カープファンで良かった。
追記
野村監督のコメントのようです。
「完全にセーフと思っている。まあしょうがない」
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