イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

古い建物が集中して残るリトルアンダーバンク、おすすめフィッシュ&チップ屋他  ・

2015年06月08日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺

きのうの続きです。

古い建物が残るストックポート・タウンセンターの景観保存地区、オールド・タウン Old Town 。

小規模の個人商店の多く並ぶリトル・アンダーバンク Little Underbank。は緩やかな坂になっています。


こっちの方角に歩いていけば、坂のてっぺんでこのブログではおなじみ、ヒルゲートどおり(ロウアーヒルゲートLower Hillgate)と合流します。

鐘たたき像3人組でおなじみウィンターズ Winter's がみえますね。


となりの青い看板のフィッシュ&チップス屋(チッピー)、おすすめです。


日本からイギリスに来てはいった観光地のチッピーのスタッフが全員、中国かサイプロスからの移民で、ちょっと興ざめ・・ってことないですか?

観光地にありがちな、海から何百マイルも離れてるにもかかわらず灯台や浮き輪、イルカや貝殻などあしらった「マリン調」装飾のチッピーも私にいわせれば、うさん臭い。

その点、このザ・フィッシン The Fish Inn は、イギリス人家族が地元の人達相手にやってる、正統派のチッピー。
インテリアもいたってレトロで簡素。庶民的、「イギリス的!」です。

お昼時には、近所の職場にもって帰って食べるお持ち帰りの客の長蛇の列。
中で食べる人は並ばないで座れます。
平日はお年寄りが多い。

景観保存地域でも、長くやってる店にはとんでもないキッチュ雑貨屋やなんかもあるわけです。


前に並ぶ造花、ほんとに売り物? 色あせてホコリだらけです。


店じまいして長いこの家具屋、数年前、白昼何の前触れもなく上階が陥没しました。


もともと2階の床が抜けてたみたいなんですが。

滑り落ちた屋根の部分が前にとめてあった車(ほとんど新車)をたたきつぶしました。
車の持ち主は向かいの自分のフラットに物を取りに戻っていたので命拾いしたそうです。

けが人が一人も出なかったのは奇跡です。

地震も台風もないイギリスで、メンテナンスの悪い古い建物がひきおこす恐ろしい人災!

こうやって放置しとくのもあぶなくないですか?

他にもこぎれいな古い空き家がいっぱい。


これはセックス・ショップ。


他にタトゥ―屋、水ギセル屋など、普通の市民にはあまり縁のないお店もあります。

続きは明日。


↓↓↓画像をクリックしてください。ありがとう。



コメント (9)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オールドタウン。アンダーバ... | トップ | ストックポートのまちなかの... »
最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
チッピーって言うんですね (八幡@若林の弟)
2015-06-08 15:17:22
略してチッピー。
とんでけチッピー。がんばれチッピー。陽気なチッピー。

うむ、何かのテレビのタイトルになりそうだ。
六本木ミッドタウンの目の前にマリーンズというチッピーがあります。
フィッシュ&チップスなんて安い食べ物のはずが、千円以上します。
中国人ではなく日本人が出てきましたが、客が来たことにビックリしてるくらい空いてました。
とりあえず海の家感はありません…。
返信する
フィッシュ&チップス (江里)
2015-06-08 16:43:50
ミッドタウンてなに?

物価の高いイギリスでも1000円ぐらいします。特に座って食べたら。

20年以上前、親交のあった当時60歳近かった男性は「てやんでぃ。フィッシュ&チップスなんてこうやって食うもんだ~」と言ってテーブルに新聞を広げ、買ってきたフィッシュアンドチップスをぶちまけ、おもてなしをしてくれました。
日本人留学生だった私へのサービスだったかも。さすがに普通は家で食べる時はお皿に載せてナイフとフォークを使います。
それでもやっぱり新聞で巻いて先っちょだけ出したのを新聞に顔突っ込んで、バスを待ちながら食べる、イメージが今でも根強いですよ。

ところで!
「イギリスで主流の毛ばり」なるものが何なのか気になって、自分で調べました!聞いたことなかった。
八幡君の釣り仲間がうんざりしてそうなのであの場で質問を繰り返すのはさけましたが、興味深い。   

返信する
フィッシュ&チップスとFly Fishing (八幡@若林の弟)
2015-06-09 11:36:03
わたしが初めてフィッシュ&チップスの存在を知ったのは、作家の開高健がイギリスの貴族に呼ばれ、敷地内の川でフライフィッシングをするテレビ番組の中でした。
開高健はイギリス訪問の経験があり、道端の屋台でフィッシュ&チップスを買っていました。
その時も新聞紙に包まれていました。
その新聞紙がポルノだといい、冷めない(ホットだから)という彼らしい冗談を言ってました。
その後、ヒューム卿のお屋敷を訪ね、作家とは無人島から瓶に手紙を詰めて投げ込むような職業だ、と話していたのが印象的です。

わたしは白い発泡スチロール?ウレタン?のパッケージに入れて渡されましたが。
ミッドタウンのチッピーは印刷された専用の紙パックで、豪勢な感じです。

ミッドタウンとは、もと防衛庁の跡地に出来た商業施設です。
返信する
毛バリって (kakoowaka)
2015-06-09 12:46:12
木村記者がかつてイギリスの古都に住んでいた時、下宿先のご主人が芸術的にきれいな『毛ばり』を作って壁に飾ってたじゃないですか!
あの時、ストーンブリッジとかいうマス釣りのメッカに行って、私、毛バリを買ったような・・・。
覚えてない?
返信する
毛ばり、フィッシュ&チップスのかみづづみ (江里)
2015-06-09 16:52:24
懐かしい!
下宿に飾ってあったディスプレイ今思い出しました。あれが毛ばりだったとは!!??
さむ~い日の朝、レトロなバスでYちゃんもいっしょに釣り名所の美しい川沿いの町、ストークブリッジ(ストーン・・・じゃなくて)に行ったのははっきり覚えています。釣り好きの弟のために**を買って帰りたいというkakowakaさんにつきあって専門店に入った記憶もうっすらとあります。
それが、毛ばりだったとは!
ストークブリッジでお茶飲んだの憶えてるけど、年末年始でお店は全部しまってたような・・・・。買ったの、ウィンチェスターのまちなかじゃなかった?
いやいや、まちなかにそんな店のあった記憶はない・・・・。第一、買えたっけ? 混乱。
八幡君、毛ばりお土産にもらいましたか?

さて、フィッシュ&チップス。
私がイギリスに来る直前、25年ぐらい前に新聞紙で包むの禁止されたんです。衛生上の理由で.(納得)今はおっしゃるとおりポリープローポリンのお皿に乗せて、昔新聞を印刷するのに使ったニュースプリントというわら半紙みたいなのにつつんでくれます。開高健のレポートは、25年以上まえですね。
今、ファミリーレストラン風のチェーン店では、新聞のプリントのお皿に載ってでてきます。他のパブでもまねしてる。なかなかおしゃれ。
オンラインショップでそのお皿買えるけど、フィッシュ&チップスにしか使えなくて、むだですよね。
返信する
そうだったのか! (kakowaka)
2015-06-09 19:16:36
ずうっと、ストーンブリッジだと思ってた!
まぬけ~。(石橋のまんまじゃん!)

で、そのストークブリッジではどこもお店は閉まってた気がする。なぜか釣り具店は開いていた。
クラシックカーの祭典をやってて、町のホールでクラシックカーのバッジを買ったよ。お茶を飲んだかは覚えてないなあ。
返信する
そうそう (江里)
2015-06-10 04:14:49
祭典というよりオタクのイベント。
そうか、ストックブリッジの釣具店に行ったのか~。
狭い店に3人が縦ならびに入っていった店の記憶がかすかにあります。
で、買ったっけ、毛ばり?
返信する
間違えた (江里)
2015-06-10 04:15:49
ストーク(コウノトリ)ブリッジでした!!
返信する
そう。 (kakowaka)
2015-06-10 12:47:50
買いましたよ。
毛バリとスプーンとかいう疑似餌を。
返信する

コメントを投稿

ストックポートとその周辺」カテゴリの最新記事