イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

イギリスの暗い歴史の名残、ベア・バイティングの跡地でパーカッション演奏

2015年09月23日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
ひさしぶりにストックポート。

坂の非常に多い山と谷の町、ストックポートの「上と下」のシリーズ記事も中断しています。

さて、タウンセンター。
川の流れる最も低い位置の一部、マージー・スクエア Mersy Square

細部まで神経の行き届いた修復が完成した1930年代の劇場、ザ・プラザ The Plaza の前の、広場です。


1930年代のデザインそのままのすり鉢上の野外円形劇場。


この場所は中世の血なまぐさい「スポーツ」、ベア・バイティング(闘熊?日本語でクマいじめとも・・・)が定期的に行われた場所だそうです。

棒杭につないだ熊を犬に襲わせるのを見物する、野蛮な庶民の娯楽、ストックポートではさかんだったそうです。
19世紀に禁止されるまで続きました。

最近舗装をやり直したようです。

ロックパーカッションのワンマン演奏をやってました。


許可を得てるのか、もぐりバスキングか。よくあるチャリティーの基金集めではないことは確かです。

あまり一般ウケのする音楽ジャンルじゃないようで、集まりもいまいち・・・・

秋晴れの休日。


奥の高い煙突のある建物は、世界的にも珍しいストックポートの名所、帽子の博物館、ハットワークス Hat Works


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハットミュージアム (kakowaka)
2015-09-23 16:17:57
帽子が防止になってますよ。
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ええっ (江里)
2015-09-24 01:23:01
なおします。
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イギリスの熊 (Chun)
2015-09-25 09:25:15
イギリスには、もともとは熊がいたんでしょうかねぇ。人間は残酷なことを考え付きますね。日本は最近住宅地がクマの居住地に近づいたり、気候変動による食べ物の不足などで、クマと人間のトラブルが増えているようです。

少し違いますが、先日、日本では飼い主を噛んだ紀州犬(20キロほどの大きさ)に警察官が13発もの銃弾を撃ち込むという事件がありました。うちの柴犬でも熊と戦うポテンシャルを持っていると感じることがあり、何があっても不思議はないです。だからこそ、きちんと運動をさせたり、適切に飼うことが必要だと思っています。ベランダでつなぎっぱなしで飼った挙句の銃殺に、闘犬以上の残酷さを感じます。
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Unknown (Unknown)
2015-09-26 02:21:54
紀州犬をベランダで?周りから苦情など来なかったんでしょうか。
ショック、いやな事件ですね。

イギリスには厳しい罰則つき動物虐待防止法があるにもかかわらず、ネグレクトで保護される動物が後を絶ちません。アニマルウェルフェアオフィサーがフルタイムで働いてるし保護された動物の感動ドキュメンタリー番組がシリーズで人気だしチャリテイー活動も盛んなのは逆に言えばフトドキものがそれだけ多いってことです。
罰則もない意識も低い日本ではなおさら。紀州犬の事件など氷山の一角では?
日本ではそれにご近所のことを犬の件で通報するってあまり考えられません。お年寄りや子供の虐待ならともかく・・・・
拳銃13発が衝撃ですが、手に負えなくなって殺処分される犬なんてはいて棄てるほどいそうです。

犬はどんな種類でも愛情をかけずに手荒に育てれば獰猛に成長します。闘犬に特にむいた種類は、もちろん生まれ付いての攻撃性も重視されますが、体つきに特徴があるんです。性向の決め手はやっぱり、育ち、ですってよ。

熊は熊イジメのために繁殖されてたらしいです。中世の香り高い儀式的な要素もある熊イジメは18世紀にはすたれ、パブなどで飲みながら見物できる闘犬が主流になったそうです。
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なかなか難しい (Chun)
2015-09-26 09:29:29
犬をそんな飼い方をするような人は、どんなひとか予想がつきます。その犬は以前は玄関につながれていたそうですが、やはり逃げ出して人を噛んだため、ベランダに閉じ込められていたそうです。ご近所の方がその犬が歩いているのを見て「やっと自由になったから早く逃げろ」と思ったそうですよ。注意も難しかったのでは。以前は、紀州犬や北海道犬などは譲渡のルートが限られていたので、それなりにしっかりした方が購入していたようですが、最近はペットショップでも売っています。やはり、大根を飼うように、ガラスケースの仔犬をみて多くの場合その場で持ち帰ることもできる、というペットの売り方を変えないとこういう事案は減らないでしょうね。

日本では、ごみ屋敷と並んでカラス屋敷、猫屋敷が問題になっています。野良猫がかわいそうだからと庭で餌をやっているうちに、たくさん住み着いてしまった、その餌を狙ってカラスが住み着いてしまった、というおうちです。イギリス転勤前ですから10年近く前、ローカルニュースで迷惑なカラス屋敷の話を何度も取り上げていました。帰国して、以前住んでいたところよりも山沿いに住まいを移したら、そのカラス屋敷のご近所でしたー(苦笑)。町内会の注意では改善されず、行政が指導してようやく改善されたそうです。へんくつなおじいさんなので、注意するのも大変だったそうです。うちはマンションがたくさんある地域や商業地が近く、昔は農家が多かったので古い家が多くて背の高い木がたくさんあります。カラスのねぐらには格好の場所なんですよね...
犬に関しては、飼い主が高齢になったため散歩に行けなくなったというお宅がたくさんあります。イギリスだとこういう犬たちを譲渡するしくみがあるでしょうが、日本ではまだまだです。そういう犬や飼い主さんに対して何かできるといいなぁとは思っているのですが...
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動物愛護 (江里)
2015-09-27 03:58:49
先のコメントは、私、江里です。題は動物虐待とでも・・・・

日本ではペットショップで犬、猫が気楽に買えるのがびっくり。高いのに売れるのかも疑問。

イギリスでは純血種はブリーダーに連絡して生まれるのを待つし、雑種犬、猫は保護センターでもらう。
うちのネコ、ブーツは飼い主が認知症で施設に収容された時、ネコの救護所に保護されました。うちに来たときはすでに3歳。
愛情深いネコです。1人暮らしのおじいさんにかわいがられていたようです。
イギリスの動物保護センターでは年配の人には決して子犬、子ネコを引渡しませんよ。特に犬はあと10数年朝晩の散歩を含めた世話が続けられるか考慮されます。
貰い手の限られている老犬、老猫を勧められます。

そこまで意識の高いイギリスでも、ネグレクトで保護されるのは子供がクリスマスプレゼントにもらった動物、特に犬だとか。
子供はもらって喜ぶけど、世話しませんよね。親、何かんがえてるんだか。

Chunさんの今日のコメントを読んで気になったので、紀州犬の事件、グーグルしてみました!飼い主のこと、おこってる人が多いのに、こういうケースはどうにもならないみたいですね、日本では。
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