先週の14日に近所の農場の直売店で買った上等の牛肉のかたまりで、ロースト・ビーフ roast beef をつくりました。正確にはトップ・サイド・ジョイント topside jointという部分。
たっぷりのった薄いピンク色の脂肪がゆっくり溶けて肉をこんがりローストしてくれます。
マスタードのパウダーと、粒コショウ、乾燥タイムの葉を同量を(写真の日本から持ってきたゴマ摺り鉢で)すりつぶし、オリーブオイルでねっちょねちょに練ってペーストをつくり、生肉の表面に塗りたくります。
ロースト・ポークは夫の担当。
ピチピチいうまでオーブンで熱しておいた植物油に半分に切った中ぐらいサイズのポテトを入れてオーブンに戻します。
外はこんがり、中はホクホクのローストポテトが出来上がるまで1時間ちょっと。
うちの庭に生えているローズマリーの若い枝を2本加えると油に香りがうつります。
ビーフは190度で1時間半ローストします。
うちのオーブン、実は扉が壊れていて閉まらないんです。
もちろん扉がしまらないとオーブンは作動しません。
重い工具箱を押し付けて、扉が開くのを止めています。
クリスマスまで待てないうちの夫の提案で芽キャベツをくわえました。
切り分けるのは上の息子の役目。
クイズです!
イギリスの伝統料理に詳しい読者の方はご存知かもしれません。
うっかりして、ローストビーフには欠かせないある付け合わせを忘れてました!
それは何でしょう?
じつは・・・ちょっと焼きすぎです。私はウェル・ダンが好みですが、息子二人はうっすらピンクのレアが好み。
白いペーストは西洋ワサビ horse radish 。
いっしょにローストしたターニップ turnip (日本語でアメリカボウフウとかシロニンジンとかいうようです)をロースト・ポテトといっしょのディッシュに入れたのは、テーブルのスペースが不足だったため・・・。
ターニップはローストするとサツマイモのようにあまくなります。
グレイビーも今回は手作りです。
半リットルのお湯で溶いたビーフ・ストックにマーマイト Marmite とマーマレードを各大匙いっぱいずつ混ぜ、水で溶いたコーン・フラワーでとろみをつけます。
テーブルに出す直前に熱いビーフの脂を注ぎいれ、味にコクを出します。
*マーマレイドを入れたのはキャラメライズド・オニオン・チャツネ caramelised onion chutney (イギリス伝統の、タマネギをあまーくドロドロに煮込んだジャム)がなかったから!
*マーマイトというのは、本来パンに塗る、とろんとした辛いペーストです。お料理の隠し味に大活躍します。
*肉の表面に塗ったペーストにはコーマン社のマスタード・パウダーColman's Mustardを使いました。
ビーフの入手先については、15日の記事を読んでください。リンクを下に貼りました↓
ストックポートの住宅街のまんなかにウシ、ヒツジ、ヤギ・・・アルパカの行方は不明2016年12月15日ブログ
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
たっぷりのった薄いピンク色の脂肪がゆっくり溶けて肉をこんがりローストしてくれます。
マスタードのパウダーと、粒コショウ、乾燥タイムの葉を同量を(写真の日本から持ってきたゴマ摺り鉢で)すりつぶし、オリーブオイルでねっちょねちょに練ってペーストをつくり、生肉の表面に塗りたくります。
ロースト・ポークは夫の担当。
ピチピチいうまでオーブンで熱しておいた植物油に半分に切った中ぐらいサイズのポテトを入れてオーブンに戻します。
外はこんがり、中はホクホクのローストポテトが出来上がるまで1時間ちょっと。
うちの庭に生えているローズマリーの若い枝を2本加えると油に香りがうつります。
ビーフは190度で1時間半ローストします。
うちのオーブン、実は扉が壊れていて閉まらないんです。
もちろん扉がしまらないとオーブンは作動しません。
重い工具箱を押し付けて、扉が開くのを止めています。
クリスマスまで待てないうちの夫の提案で芽キャベツをくわえました。
切り分けるのは上の息子の役目。
クイズです!
イギリスの伝統料理に詳しい読者の方はご存知かもしれません。
うっかりして、ローストビーフには欠かせないある付け合わせを忘れてました!
それは何でしょう?
じつは・・・ちょっと焼きすぎです。私はウェル・ダンが好みですが、息子二人はうっすらピンクのレアが好み。
白いペーストは西洋ワサビ horse radish 。
いっしょにローストしたターニップ turnip (日本語でアメリカボウフウとかシロニンジンとかいうようです)をロースト・ポテトといっしょのディッシュに入れたのは、テーブルのスペースが不足だったため・・・。
ターニップはローストするとサツマイモのようにあまくなります。
グレイビーも今回は手作りです。
半リットルのお湯で溶いたビーフ・ストックにマーマイト Marmite とマーマレードを各大匙いっぱいずつ混ぜ、水で溶いたコーン・フラワーでとろみをつけます。
テーブルに出す直前に熱いビーフの脂を注ぎいれ、味にコクを出します。
*マーマレイドを入れたのはキャラメライズド・オニオン・チャツネ caramelised onion chutney (イギリス伝統の、タマネギをあまーくドロドロに煮込んだジャム)がなかったから!
*マーマイトというのは、本来パンに塗る、とろんとした辛いペーストです。お料理の隠し味に大活躍します。
*肉の表面に塗ったペーストにはコーマン社のマスタード・パウダーColman's Mustardを使いました。
ビーフの入手先については、15日の記事を読んでください。リンクを下に貼りました↓
ストックポートの住宅街のまんなかにウシ、ヒツジ、ヤギ・・・アルパカの行方は不明2016年12月15日ブログ
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
オーブンレンジなるものがあればたいていの西洋料理は日本でもつくれますね。クックパッドも見られるし・・・あとでグーグルして、どんな機能があるのか見てみます。
12人前のターキーははいるまい・・・
「日本の皆様はこういうこと、知らないでしょう」という調子で書くと「知ってる」というコメントをいただくことがあります。今は情報がいきわたってますからね。気をつけねば。
ところで、日本でよく知られている食べ物、習慣、場所などについて書くとブログのアクセス数が飛躍的ににあがります。私は日本で知られていないことを積極的にカバーしようと思っているのですが、日本人が反応するキーワードを意図的に使わない限り定期読者の方以外のアクセスが望めません。難しいところです。
T子さんのように情報源として読んでくださっている方がいると知ってとても励みになります。ありがとうございます。
私はグラタンやコテージ・パイなどを時々作るぐらいです。
これからもイギリスの家庭料理や習慣の事、教えてください。楽しみにしています。
イギリス滞在は日が長く涼しい夏に限る!さすが~、慣れてらっしゃいますね。
今、凄いポンド安、(少し持ち直したかな)お得です!
日本でオーブン料理が近ごろ驚くほど人気のようですが家庭にオーブンが普及しているんでしょうか。カップケーキやグラタンぐらいはオーブントースターでもできそうですがクックパッドにでてくるパイやローストディナーにはオーブンが必要ですよね。
来年の夏も行くつもりなので、テスコで探してみますね。
でも、うちでローストをつくるなんて、めったにない事なんですよね。イギリスの方はよく作られますね、ロースト・・・。
はじめまして、ようこそ。
常連の八幡くんへのコメントにもお返事したのですが、読者の方に教えていただいた「クックパッド」という日本のお料理ウェッブサイトをみるとたくさんのヨークシャープディングレシピがのっています。びっくり。日本の方も作るんですね!T子さん、もしかして、イギリスにお住まいですか。イギリスのスーパーでは何種類ものYorkshire Pudding Butter(即席のミックス)が売られています。テスコの一回分ぐらいの1パックは30ペンスぐらいですよ。12個できるはず。
冷凍のもラクでいいけど、かなりの量のかさばるパックなので一回ずつ手作りがおススメです。
どうやってローストを作るのか興味があったので、こちらを先に読んだので…。
それに、はじめまして、と入れたつもりが、はじ美味しそうなって、何ですかコレ!重ね重ね失礼しました。
クイズの答えは、ヨークシャープディング!
でも、お家で作るんですか?
土下座ネコのしたに入れたはずなんですが、はいってませんね~。4181
もしかしたらまだ考えてくれている人がいるかもしれないのでこの際少しおあずけです。次号発刊のさい、本文に付け足します。
クイズですが…ラディッシュの茹でたもの、とか?