イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

オートリンカムの、アールヌーボー画廊とガチョウ広場

2015年11月10日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
ひさしぶりに、オートリンカム Altrincham

グレーターマンチェスターのボロウのひとつ、トラッフォードの市場町。マンチェスターの南西、ストックポートの、すぐ西。

私の版画をおいてくれている個人画廊、カウンティーギャラリーズ County galleries




20世紀初頭の、カウンティー銀行の建物をそのまま使っています。             

画廊の建物の2階、3階は、音楽教室。
裏側は、石畳の小さな「コートヤード」になってます。


コートヤードは、建物に囲まれた、小さな広場空間です。

画廊おすすめの、小さな小さなビストローがあるので入ってみたら、音楽がうるさすぎて、すぐ出ました。

うちの夫に言わせれば、ビートの効いた音楽を大音量でかけているのは、レストランやカフェで働く若い人をよろこばせて、低賃金でつなぎとめておくため。

ほんとかなあ・・・・?

道に沿った建物の間の切れ目を入ると、ここもいしだたみの、かなり大きな、コートヤード。
というより、むしろ公共性の高い「スクエア」。


レストランや、バーが並んでいます。

経営者はレバノン人らしいイタリアンレストランをみつけて、お昼をたべました。
知らないオペラのアリアが心地よい音量でかかっていて、ここに決めました。

今、イギリスの飲食店はどこも、戸外で食事をするスペースが設けられています。
屋内禁煙法が2007年に施行されて以来、喫煙者が外で食事ができるようなはからいです。

イギリス各地の古い町の、古い建物に囲まれた居心地のよいコートヤードのまわりには、飲食店が次々と開店しています。

かつては、ゴミ捨て場や、従業員の喫煙所に使われていたような店舗の裏の屋外スペースが、敷石舗装や植樹、ニセ時代建築の建て増し、モニュメントの設置などでこぎれいに生まれ変わっています。

椅子やテーブルが敷石の上に並んだ、屋外の飲食スペース、ヨーロッパの街角みたいで、いい感じです。

この広場、グースグリーン Goose Green という名前。


ガチョウの放し飼い草地だったんでしょうか。


すわり心地の悪いガチョウのベンチ、いや、アートか?



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
改修 (江里)
2015-11-11 06:11:41
どうしようと、持ち主の勝手。規制などありません。
だけど、古い建物をそのまま生かした画廊にしたかったんですね。
ちょっとごちゃごちゃしてて、銀座やロンドンの画廊と少し違う、気楽に入れてポスターやプリント、カードも買える画廊です。
裏庭じゃないです。共有の広場。イギリスにも座ってお茶が飲めるところ、が増えてきたのは、地域の開発のためにいいことです。いかにも裏側!という場所にはロマンがあります。汚くしとくと、おっしゃるとおりよくない行動の誘発地や、単に汚いまま放置された場所になっちゃいます。
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画廊の内部 (kakowaka)
2015-11-10 19:20:46
例の画廊の内部ですね?
なるほど、ほとんどそのままにして使ってるんですね~!暖炉?と思われるところも、そこにうまく絵をはめ込めたりして。内部は改修しちゃいけないんですか?それとも、わざと残してつかってるんですか?
(画廊なのによく写真を撮らせてくれましたなあ、すごい。)

裏庭の有効利用、いいですね。いかにも裏側!という場所は、汚いだけじゃなく、とかくよくない行動も誘発したりします。こんなふうに利用できることは都市全体からみても良い事ですね~。
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