ヒートン・パーク Heaton Park 、続きです。
パーク内の動物たちの写真を一挙にお目にかけます。
まずは、ポニー〔の鼻面〕から。
同じ場所にいた、別のポニーです。
ヒートン・パークの名物ともいえる、ハイランド・キャトル Highland cattle をやっと見つけました。
ハイランド・キャトルと言えば赤茶色の印象が強いのですが、黒いのがじっとポーズをとってくれています。
絵画のような構図でいろいろな種類のウシが休憩中でした。
左端に伏せの姿勢でいるのがよく見るタイプの赤茶色のハイランド・キャトルです。
ハイランド・キャトルは、スコティッシュ・ロングホーン Scotish longhorn とも言います。
通常「ロングホーン」と言えば、アメリカの牧場でウマにのったカウボーイが「ヒ―ホー!」とか言いながら追い回している、必ずしも毛が長くないゴツゴツした体形のウシをさすそうです。
スコティッシュ・ロングホーンはスコットランド原産の、長い角だけではなくテディベアのようなむくむくした長い毛が特徴の愛嬌のあるウシなのです。
モシャモシャの毛が目に覆いかぶさって情けない表情に見えるところも気に入っています。
ハイランド「黒」の存在感、強し!
せっかくだから、一頭で写真に撮ってやることにします。
パーク内に、古い本物の農場だったアニマル・センター Animal Centre があります。
大庭園のかつての持ち主だった貴族の館、ヒートン・ホール Heaton Hall の斜め前に位置しています。
現在飼われている動物は来園者とのふれあいのために飼われている、ペット動物ばかりです。
ここで存在感を発揮していたのは黒いヤギでした。
アルパカ、ポットベリー・ピッグ(ペット用のミニブタ)、ロバ、シチメンチョウ、ニワトリ、アヒル、ガチョウ、柵の外を自由に出入りして態度がデカいクジャクなどがいました。
大改装する前の20年前はこんなに整った「ふれあい動物園」風ではなく英国の農場らしい養豚種の大きなブタや乳牛も、ペット用のヤギやポニーといっしょに確かに
いたのです。
昔ながらの細長い「家畜舎」の、藁を敷いた屋内のコンクリートの仕切りの中で飼われていた「家畜」を狭い通路から見学することができました。
上の写真の、動物農場を囲むようにたつ古いレンガ造りの納屋建築の上階ではヒヨコの孵卵室を公開していましたっけ。
正式名かどうかは記憶にないのですが、アニマル・センターではなく、アニマル・ファーム Animal Farm とよばれていたような気がします。
ジョージ・オーウェルの社会派小説「動物農場 Animal Farm」を思わせる不穏な響きですね。
明るく開放的な、さわれる動物のいる子連れの家族の憩いの場にさま変わりの印象です。
どうも、と殺や畜肉産業を思わせる家畜を飼う昔ながらの農場は子供連れの来園者にウケが悪かった...とかでしょうか。
とにかく、規模が小さくファームとして機能していないのにエンターテイメントのためにファームのふりをするのは無理があったのか...?
それはよくわかりませんが、今では「ファームっぽい」顔ぶれの、と殺のイメージにはつながらないペット動物を集めたぺッティング・ズー petting zoo (おさわり動物園)になっちゃっています。
(20年前に久しぶりに来た時にはすでに改装された後でしたが、たしかにまだ乳牛はいたはずです)
ずい分以前に書いた、チェシャーにある広大な貴族の庭園だったタットン・パークの付属農園についての記事のリンクを下に貼りました。
今でも機能している1930年代の雰囲気を残す、本物の「動物農園」です。
英国固有の古い家畜種の保存維持に努めて、繁殖したブタやウシを実際に出荷して利益を上げています。
見学者にも畜肉産業やと殺の事実を隠さずに公開しています。
広大なエステートの一角のイギリス伝統の再現農場、コヒツジが、ブタが、ウシが・・・・動物なんでもおさわりし放題
タットンパーク, イギリスの食生活に偉大な貢献をしてきた 今日はブタ!
それと、このヒートン・パークでは人なれしたリスが食べ物をねだって人の足もとに寄ってくるという驚きの楽しみがあります!!!
20年ほど前に久しぶりに来た時に、ボートハウスのそばで常連らしいおじいさんの手からピーナツをもらっているリスを見た時は驚きました。
今では、ほとんどがおねだりリスになって来園者を楽しませているみたいです!
今度行くときは、ピーナツか野鳥用のエサでも手土産にもっていくことにします。
パーク内の動物たちの写真を一挙にお目にかけます。
まずは、ポニー〔の鼻面〕から。
同じ場所にいた、別のポニーです。
ヒートン・パークの名物ともいえる、ハイランド・キャトル Highland cattle をやっと見つけました。
ハイランド・キャトルと言えば赤茶色の印象が強いのですが、黒いのがじっとポーズをとってくれています。
絵画のような構図でいろいろな種類のウシが休憩中でした。
左端に伏せの姿勢でいるのがよく見るタイプの赤茶色のハイランド・キャトルです。
ハイランド・キャトルは、スコティッシュ・ロングホーン Scotish longhorn とも言います。
通常「ロングホーン」と言えば、アメリカの牧場でウマにのったカウボーイが「ヒ―ホー!」とか言いながら追い回している、必ずしも毛が長くないゴツゴツした体形のウシをさすそうです。
スコティッシュ・ロングホーンはスコットランド原産の、長い角だけではなくテディベアのようなむくむくした長い毛が特徴の愛嬌のあるウシなのです。
モシャモシャの毛が目に覆いかぶさって情けない表情に見えるところも気に入っています。
ハイランド「黒」の存在感、強し!
せっかくだから、一頭で写真に撮ってやることにします。
パーク内に、古い本物の農場だったアニマル・センター Animal Centre があります。
大庭園のかつての持ち主だった貴族の館、ヒートン・ホール Heaton Hall の斜め前に位置しています。
現在飼われている動物は来園者とのふれあいのために飼われている、ペット動物ばかりです。
ここで存在感を発揮していたのは黒いヤギでした。
アルパカ、ポットベリー・ピッグ(ペット用のミニブタ)、ロバ、シチメンチョウ、ニワトリ、アヒル、ガチョウ、柵の外を自由に出入りして態度がデカいクジャクなどがいました。
大改装する前の20年前はこんなに整った「ふれあい動物園」風ではなく英国の農場らしい養豚種の大きなブタや乳牛も、ペット用のヤギやポニーといっしょに確かに
いたのです。
昔ながらの細長い「家畜舎」の、藁を敷いた屋内のコンクリートの仕切りの中で飼われていた「家畜」を狭い通路から見学することができました。
上の写真の、動物農場を囲むようにたつ古いレンガ造りの納屋建築の上階ではヒヨコの孵卵室を公開していましたっけ。
正式名かどうかは記憶にないのですが、アニマル・センターではなく、アニマル・ファーム Animal Farm とよばれていたような気がします。
ジョージ・オーウェルの社会派小説「動物農場 Animal Farm」を思わせる不穏な響きですね。
明るく開放的な、さわれる動物のいる子連れの家族の憩いの場にさま変わりの印象です。
どうも、と殺や畜肉産業を思わせる家畜を飼う昔ながらの農場は子供連れの来園者にウケが悪かった...とかでしょうか。
とにかく、規模が小さくファームとして機能していないのにエンターテイメントのためにファームのふりをするのは無理があったのか...?
それはよくわかりませんが、今では「ファームっぽい」顔ぶれの、と殺のイメージにはつながらないペット動物を集めたぺッティング・ズー petting zoo (おさわり動物園)になっちゃっています。
(20年前に久しぶりに来た時にはすでに改装された後でしたが、たしかにまだ乳牛はいたはずです)
ずい分以前に書いた、チェシャーにある広大な貴族の庭園だったタットン・パークの付属農園についての記事のリンクを下に貼りました。
今でも機能している1930年代の雰囲気を残す、本物の「動物農園」です。
英国固有の古い家畜種の保存維持に努めて、繁殖したブタやウシを実際に出荷して利益を上げています。
見学者にも畜肉産業やと殺の事実を隠さずに公開しています。
広大なエステートの一角のイギリス伝統の再現農場、コヒツジが、ブタが、ウシが・・・・動物なんでもおさわりし放題
タットンパーク, イギリスの食生活に偉大な貢献をしてきた 今日はブタ!
それと、このヒートン・パークでは人なれしたリスが食べ物をねだって人の足もとに寄ってくるという驚きの楽しみがあります!!!
20年ほど前に久しぶりに来た時に、ボートハウスのそばで常連らしいおじいさんの手からピーナツをもらっているリスを見た時は驚きました。
今では、ほとんどがおねだりリスになって来園者を楽しませているみたいです!
今度行くときは、ピーナツか野鳥用のエサでも手土産にもっていくことにします。