イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

まだあった、バクストンの写真、坂ノ途中の慰霊塔、今日は戦没者追悼日

2021年11月14日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
バクストンに(また)行った時の写真がまだあります。


坂の多い町の傾斜の部分を見晴らしのいい公園にした the Slopes、造成は1859年だそうです。



中腹あたりに戦没者慰霊塔 War Memorial がありました。


まわりが平らに舗装され、ちょっとした見晴らし台のようになっています。

今日、11月14日は戦没者追悼の日曜日 Remembrance Sunday です。

王室メンバーや軍人、退役軍人などの関係者はもちろん国民がそれこそ国家をあげてこぞって両世界大戦で命を落とした軍人の死を悼む日なのです。
それに先立つ、もともと第一次大戦の停戦協定記念日であつ11月11日のリメンブランス・デイ Remembrance Day の盛り上がりを経て今日のこの日まで、戦死者追悼のシンボル、赤いポピー Red Poppy で国中どこもかしこもあふれかえります。

気のせいか、今年はとりわけかぎ針編みの赤いポピーで公共の場所の柵や花壇や塀などを飾る活動が目立ったような気がします。
地元で実際目にしただけではなく、Facebook の、編み物手芸関係のニュースに反応することが多い私のニュース・フィードにも大掛かりな慰霊プロジェクトの画像がちょくちょく入ってきていました。

関係ある記事のリンクです☟

赤いポピーであふれる、イギリスの晩秋・・・秋の終わりの一大愛国行事、疑問もあり

イギリスの秋を彩る季節外れの赤いポピー、戦没者の死を悼み傷病兵を支援する恒例の募金活動 

慰霊塔の周りの見晴らし台から見下ろした、おなじみのクレセント Crescent です。





バクストンのランドマーク、クレセントが見下ろせるスポットにある慰霊塔に足をとめて眺望を楽しむ通りすがりの人がけっこういそうです。
クレセントを上から見てみたくて上がってくる人もいそうです。

戦没者の存在を忘れられなくさせるいい立地ですね。
(もっと上に上ってみても、もっこりなだらかな傾斜のためと生い茂る木がジャマで、すぐ下のクレセントは見えません)


商店街の真ん中の児童公園を囲む塀にかぎ針で編んだ赤いポピーで「WE WILL NEVER FORGET 」とつづられています。




昨日乗ったバスには「11月11日(戦没者追悼記念日)から11月14日(戦没者追悼日曜日)まで軍人と退役軍人の皆様からはバス料金をいただきません」と書かれたポスターが貼ってありました。

コメント (2)
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