イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

目まぐるしく動くリスの集団行動、食欲の秋、木の実を食いだめ、それでも冬眠の必要はなし 

2018年11月06日 09時00分00秒 | 英国の動物
木彫りの(不気味な)フクロウ、ヴェーラのいる住宅街の中の小さな空き地。


ストックポート日報ではもうおなじみのケールグリーン自然保護区域 Calegreen Nature Consevation Area。

紅葉した葉が落ち、秋も終わりのブナの木林です。

今回は反対側からまわります。


地面に積もった木の葉がカサカサ動く小さな音がそこら中でします。

リスが4匹写っているのですが見えますか。


無理ですね。

もっと奥でも葉がカサカサ動いたりリスがパッと跳ね上がって気に駆け上がったり下りたり、素早い動きがあちらこちらで目に入ります。

同じ写真を拡大して汚いわっかで囲ったのですが...やっぱり小さくて見えませんね。



次は3匹一緒の写真です。


うーん。お尻を向けてしっぽを立てているのですが。
枯れ葉に埋まったブナの実を掘り出しているのです。

食べ放題のリスの天国。
食べられるうちにできるだけおなかに収めておく食欲の秋。

2匹...



じっとリスポーズで静止してくれた1匹に邂逅。




この小さな自然保護区域に住んでいるのはイギリスほぼ全土に広く生息する、グレー・スクイラルです。
イギリス固有の可憐な赤リスをイングランドからほぼ駆逐して生息範囲を広げているアメリカ産の外来種、イングランドでは害獣指定されているにくにくしい
食いしん坊リス!

おなじみの私のうちのバード・フィーダー各種に用意した野鳥用のエサをあつかましく食べつくす食い意地のはったグレー・スクイラル。


と言っても.....かわいいです。

地面に落ちた木の実が底をつくのも時間の問題です。それでも...

住宅地に住むグレイスクイラルはどうやら冬眠はしないようです。
冬中 住民が野鳥のために用意したエサを分捕っておなか一杯食べられるので体力の消耗を避けるためずっと寝ている、なんて辛気臭いことをしなくてすみそうです。

コメント
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