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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

大した用事でもないのに出かけて行った天気のいい日のマンチェスター、実はまだロックダウンの最中で解除の予定も先延ばし...

2021年06月18日 06時36分21秒 | 気になる出来事、社会情勢
水曜日にマンチェスターに行きました。



ええ、デルタ・ヴァリエント(コロナウィルスのインド変異株)がウヨウヨしている(かもしれない)、人がいっぱいのいかなくてもいい大都市にです。
私のワクチンの抗体がそろそろ完成した頃だと勝手に決めつけました。

と言っても感染したら大ごとの夫は4日前に2回目を打ったばかりなのですが....

息子がオンラインショッピングで買った、サイズの合わないブラックジーンズを返品しに行く用事があったのです。
いえ、私は別に行かなくてもよかったのですが、13ポンドもするハカタ・ラーメンが食べたかったし....




おなじみ、安藤忠雄デザインの評判の悪かった「壁 The wall」が一部を除き取り払われたピカディリー・ガーデンズ Piccadilly Gardens です。

名物の噴水盤には一部だけじょぼじょぼ噴水があがっていて、しょぼたれたオペレーションでした。




天気のいい暑い日でした。
それにしても人の多さにはひるみました。

マンチェスターにいる間、ソーシャルディスタンシングには本当に心を配りました。

本当にロックダウンはまだ終わっていないのか、といぶかるようなのどかさです。




6月21日に予定されていたロックダウンの完全な解除は7月19日までに延期です。
昨日の新規感染者は11,007人、あ~あ。

ものすごい感染力のデルタ・ヴァリアント。
これでは本当に終わりません。

ワクチンの効果は表れています。
昨日1日のコーヴィッド死者はたったの19人ですから。
え、多いでしょうか?(日本の新規感染者は1、707人、死者は82人ですね)

かつて、魚の卸売りマーケットだった、マンチェスター・クラフト・センターの壁画新作です。


近所にあったネコ・カフェは閉店していました。

クラフト・センターすぐそばのティブ・ストリート Tib Street のストリートサインの写真を撮りました。


うちのネコと名前が同じなものですから。






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私たち夫婦のワクチン接種がついに完了、予想された副反応が今回はどうやらなさそうな?(写真はネコ)

2021年06月13日 06時15分16秒 | 気になる出来事、社会情勢
土曜日、60代で特定の疾患がある夫が2回目のワクチン接種をやっと終えました。



もう、30代の人たちが受け始めているはずです。

先週、私が受けたのと同じマンチェスター・ラグビークラブで、予約は正午でした。

絶好のクリケット日和。
併設のクリケット場で毎週末開催されているらしいクリケットの試合観戦にたくさんの人がクルマで来ていました。

接種に来た人たちに割り当てられた奥の駐車場でクルマを乗り降りしていた人たちは、40代と見受ける人たちが多かったようです。
今週もよく空いていました。



1回目の接種後は私たち2人とも心配するには及ばない程度の、それでも一日寝込むほどの副反応が出たものですが...
先週の接種後、私はなんだかだるく疲れただけで心配していた発熱はありませんでしたし、どこも痛みませんでした。
(3日たった朝、起きた時に注射してもらった方の腕が重かったのは朝のうちに治りました)

昨日の午後、夫にもちょっと心配していた副反応は出ませんでした。
今日あたり、もしかしたら何か不調が出るかもしれません。



接種を受けてから抗体ができるまで最低10日かかるそうです。
10日ぐらいすると突然効き目が表れるわけではなく、接種した瞬間からすこーしずつジワジワと免疫力が上がっていくのだと思います。



一週間前に打った私も、昨日打った夫もまだ安全というわけではありません。



写真はうちの母子ネコです。
別々に撮った丸くなって寝るリヴィーと、息子ティブ、同時にあごからお腹をつけて同じ姿勢で寝る母子の姿をとらえました。
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カフェで飲んだコーヒーと、セルフサービスのカフェで飲食の後テーブルを片付けるか否か、日英の文化背景論、他

2021年06月10日 05時57分50秒 | 気になる出来事、社会情勢
昨日、ストックポートのタウンセンターにあるカフェに行きました。


夫がオプティシャン(メガネ屋)にメガネを取りに行っている間の時間つぶしです。
ロックダウン解除の段階を経て、店内飲食ができるようになったカフェでエスプレッソ・マシーンで淹れたアメリカーノを飲むのはちょっぴりワクワクしました。

本当は恐ろしい感染拡大ぶりのデルタ・ヴァリアント(インド型変異株)が蔓延しているストックポートなんかに出てくるべきではないのですが。
週末に2回目の接種を受けた私も抗体ができるまでに最低10日かかるそうですし、感染したら重症化しやすいという疾患のある夫がまだ2回目を受けていないのです。
(夫は今週末に予約が入っています。体調が悪かったため何度も予約をキャンセルしたため遅れているのです)

ショッピングセンターは心配になるぐらいたくさんの人出でした。

そうやってビクビク出てきたのに行かなくてもいい、カフェなんかに行く私....

カウンターはアクリル板のスクリーンで遮断されています。

テーブルの数もいくらか減らされていました。
夫の行きつけのオプティシャンがある、けっこうにぎわっていた大手チェーン薬局よりは人が少なく安全そうでした。


各テーブルにおなじみの QR コードが貼り付けてあります。


私は去年の夏に始まったこの感染者追跡システム、Track and Trace のアップ(アプリケーション)をスマートフォンに入れていません。

同席の1人が登録してくれたらそれですみますし、連れの誰も入れていなくても1人が電話番号を残せば問題なし。
それでいいのか!?

客に感染者が出れば追跡調査で同じ時間にカフェにいたことがわかった他の客にも連絡が来るようです。
当然 感染検査を受けるように言われるでしょうし、結果によっては自主隔離....とめんどくさいことになりそうです。

アップを入れなくても入店を断られたことはありませんし、追跡されるのがイヤな人はいいかげんな電話番号を残すでしょう。
パンデミック初期に韓国で導入して成功したシステムのマネらしいのですが韓国のように徹底してやらなければ意味がありません!

とにかくQRコードをどうしようもない私は、無視しました。
電話番号を残せとも何とも言われません。
第一、勝手に座れるテーブルに貼ってあるのなら完全に客の自主性任せ...。

ロンドンで入ったうどん屋さんではこのコードを通さなくてはメニューが見られないぐらいでしたのに...
紙のメニューを撤廃した飲食店が多いようです。
コピーした使い捨てメニューを使っている店も多いと聞いています。

テーブルいくつかに、飲み終わった後のカップやお皿が載ったままです。



なんだかばばっちい感じ。

QRコードがプリントされたスティッカーには「私たちがきちんと殺菌消毒できるように片付いていないテーブルはご利用にならないでください。(意訳)」と書かれています。


勝手にどけて座ったりしてはいけないようです。
店のスタッフによる殺菌消毒済みの席しか使えないってことですね。

じゃあ、すぐに片付けて殺菌でも消毒でもすればいいのに。

客が一定数以上入ってこないようにすぐに片付けないのかもしれません。

以前にも書きましたが、イギリスではファーストフード・レストランやセルフサービスのカフェなどでは飲食が終わったら片付けずに席を立つのが普通です。
まあ、「普通」というのは断言しすぎかもしれません。
ファーストフード・レストランではゴミ箱やトレイを戻す台も用意されていて自主的に片付ける人がいることも期待されているようですから。

でも、そのまま残しておいてもかまわないはずです。
片付け専門のスタッフがいることが多いですから。
知的障害者などが一生懸命その仕事をやっていることも多く、仕事の機会を奪ってはいけないという気持ちもあります。

片付け専門のスタッフはパンデミック以前から客が立ち去ればテーブルを片付けて消毒液を吹きかけて拭いてまわるのが仕事です。
テーブルが汚れているからです。
イギリスでは、日本のセルフサービスのレストランのように買った食べ物を持ってくるために使ったトレイの上で食べる人はほとんどいません。
夫に言わせれば、運ぶのに使ったトレーの上で食べるのはあまりいいマナーではないらしいのです。
(トレイはあいたテーブルや床の上においておけば片付け専門のスタッフが持って行ってくれます)

コーヴィッド(コロナウィルスによる感染症)のパンデミック以来、どこでも他人が触れたものに敏感になっています。
プロの流儀で殺菌消毒してもらうために散らかしたテーブルは散らかしたまま、片付けが必要なことをアッピールしておいておく方が時勢にかなっています。

....というより、疫病のパンデミックであってもなくても、(原則的に)客が立ち去った後必ずテーブルを拭くイギリスのシステムのほうが絶対に衛生的でいいと思えるのですが。

よりどりみどりの焼き立てパンやドーナツを買って席にもって行って食べられる日本独自の楽しいシステムのカフェなどでは、トレーの上に載せたまま食べるのが普通なので、テーブルは汚れませんよね。
実は、(客が食べ終わったあと戻したトレーはもちろん洗われたり拭かれたりしてまたもどってくるのでしょうが)散らからないテーブルをめったに拭かない日本のカフェのシステムを「汚いな」と思ってしまったことがあるのです。
(パンデミックが始まったばかりの去年の2月に日本を訪ねた夫と私の素朴な感想です....パンデミック渦中の現在は事情が変わっているのでしょうか)

とにかく、店のスタッフのへりくだり方とていねい度が尋常でない「お客様は神様」であるらしい日本でお客様があと片付けをすることを期待している矛盾、いや、日本のあの値段の安さでこれ以上のサービスを期待するのは理不尽だ、とかいろいろ考えさせられる件です。

上から3番目の写真にちょこっと写っている女性スタッフが物々しい液剤ボトルが何本か入ったプラスチックの箱を持ち歩いて、カウンターのまわりを熱心に拭いて回っていました。
でもなぜか、その作業がおわったあと見苦しいテーブルの上の食器を片付けることなく、使い捨ての手袋を外してカウンター内でエスプレッソ・マシーンでコーヒーを淹れる作業をはじめました。

うーん、やっぱり置きっぱなしの食器は テーブルに人が座って「密」になるのを避ける手段なのでしょうか。




メガネを受け取った夫と合流して私が店を出るころには急に混雑し始めた店内です。
と言っても、上の写真のバギー(ベビーカー)を押したお母さんたち3人はお友達のようです。

たぶん、テーブルひとつぐらいはきれいに片付けて消毒して使えるようにしたはずです。
それでも充分スペースに余裕のある店内でした。

「感染者がさわった表面にはウィルスが含まれた飛沫が残っていることがある」というのはもちろん本当のことらしいのですが、それを触った手を口元や鼻にもっていくとほぼ確実に感染するといわれていたのはかなり大げさだったことが今わかっています。
そうやって感染が広まる確率は実はかなり低いらしいですね。

パンデミック初期の頃はやたらに手を洗いましたし、公共の場所の手すりやドアノブに触れるのが怖かった記憶があります。
今ではあまり気にしなくてもいいことだ、と言われています。

店などの感染防止対策は「気合」を入れていることを誇示する形骸的なパフォーマンスみたいに見えなくもないような...(いえ、効き目がないわけではないでしょう...と歯切れが悪くなりましたが、実はよくわかりませんね)

それよりも確実に有効なのはやっぱりソーシャルディスタンシング!









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副反応、目を剥いて寝るネコ、庭仕事、ワクチン接種事情とハチの集合する生垣....他とりとめのない初夏の1日の記録

2021年06月09日 06時08分55秒 | 気になる出来事、社会情勢
2度目のワクチン接種から3日目の朝、目を覚ました時にベッドの中で左肩が重く感じられました。



写真は庭でおなかに陽の光を浴びてひなたぼっこを楽しんだあと、涼しい台所のソファーでくつろぐうちのネコたちです。
減量に成功した母ネコリヴィーは、それでも短足短躯でどっしりした安定感のある肢体で毛づくろい、息子ティブはのびのび熟睡です。

母子がそろって一緒のソファーの上で過ごすのはひさしぶりです。

私の肩ですが...
五十肩の再来か、と思ったのですがどうやら接種の副反応だったみたいです。
(三日もたって?)

注射をしてもらった腕の上あたりから肩にかけてのだるさ重さは、起きてしばらくするとおさまりました。
それ以後支障はありません。

昨日も素晴らしい天気でした。


二回洗濯しました。
台所に置いている茶色のソファーにかけていた青いベッドスプレッドも洗ったのですが、はがしたとたんネコに上で寝られてしまいました。
抜け毛の量は相当なものです。




ティブが薄目を開けて寝ていました。


いや、寝ていないだろうって?
寝ていたと思います。
写真を撮る前はもっと白目(白くはありません、緑がかった琥珀色です)を剥いていて怖かったのです。

カメラを向けてそばに寄ったらくるんと黒目が真ん中に戻ってきました。

さて、ワクチン接種の話題です。
一昨日から、30歳以下(25歳~29歳)の人たちの予約が始まりました。

まだ、30代、40代の人たちの一回目、地域によっては2回目の接種としばらくは並行して行われるはずです。

60代で特定の疾患のある優先度の高いうちの夫が今週の土曜日に接種を受けます。
体調が悪く、予約を何度もキャンセルし続けているものですから、こんなに遅れてしまっています。


6月21日にすべてのロックダウン規制の撤廃(マスクなし、人数制限なしの集会、キスやハグが解禁になる)は無理そうですね..
それまでの全成人の接種完了はちょっと無理そうですから。

感染力がとても強力なデルタ・ヴァリアント(インド変異株)がイギリスでの主流株にとって代わったいま、18歳以上のすべての成人に接種を完了しなければ収束はあり得ないようなのです。


通りがかりの花盛りのシャクナゲの生垣です。


ミツバチの密度がとても高かったのです。50匹ぐらいはいたでしょうか(数えていませんが)。
生垣沿いに歩いていた間、横でジジジジジジジジ....という地鳴りのような音が響いていました。



ボロボロの15年物のクルマを車検に出した後、ガレージ(車の修理工場)から歩いて帰りました。

前庭のドライブのいつもクルマがとめてある真ん中部分の敷石が色がわりもせず、きれいです。


敷石と敷石のあいだにたまった土をほじくりだしてきれいにしました。
花壇からタネが飛んで発芽したかわいらしい花が咲く一年草や多年草、それに雑草がところどころ生えていました。
田舎のコテージ風の風情が気に入っていたのですが、成長しすぎると敷石を押し上げて地面がガタガタになることもあるらしいのです。
残念ですが少なくとも花壇から離れたあたりのものはていねいに抜き取りました。


強い日光に当たると私の皮膚は全身、蕁麻疹のような赤いボツボツができ、ひどいときには赤く腫れます。
この症状が出始めたのはイギリスに来てからです。

25度前後の湿度も上がらずさわやかで過ごしやすいイギリスの夏ですが、肌にはよくなさそうです。
乾燥しがちです。
日焼け止めを忘れずにこまめに塗ればほとんどの場合ボツボツは防げますが、昨日、一昨日と油断しました。
....かゆいです。












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ワクチン接種の翌日、期待した副反応なし(ラッキー!)夏の楽しみ、花から花へブンブン飛び回るフワフワのミツバチ

2021年06月07日 06時25分06秒 | 気になる出来事、社会情勢
2回目のワクチン接種の翌日、昨日は意外と好調でした。



接種した当日の午後と夕方はじんわりとした疲労感がありました。
「うーん、効いてる効いてる、ワクチンの効果が身体に滲みわたっている」という実感があったのですが、1日暑かったために体がだるかっただけかもしれません。

1回目、3月に接種した時は翌日がイギリスの「母の日」、副作用で熱が出て終日ベッドで過ごしたものですが。
その次の日も注射してもらった方の腕が何となくだるくて重かったのでした。
今回はそれもありません。
たしかに昨日は日中少し眠かったので1時間ほど昼寝をしました。

副反応かどうかはわかりません。



写真は庭の花から花へ忙しく飛び回るミツバチ bumble bee です。

イギリスの郊外でハチの数が激減していると言われて久しいのですが、うちの庭にはけっこうたくさん来るようです。

長いこと咲いているセンチューリアの青い花とピンクのポンポン、チャイブの花がとりわけ大人気です。
もうすぐ、二年草のフォックスグローブ(ホタルブクロ)の花が咲きます。
釣り鐘型の花の中を出たり入ったりするミツバチを見るのは2年に一度の楽しみです。
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ワクチン接種完了!夏の気候とパンデミック収束の予感に浮かれるイギリスをジワジワむしばむインドから来た変異株

2021年06月06日 06時57分34秒 | 気になる出来事、社会情勢
晴天の昨日、うちの庭から見た青空です。


こちらは、私が2回目の接種を受けに行ったマンチェスター・ラグビークラブの中のクリケット場の青空です。


私は無事にコロナウィルスのワクチン接種を完了しました。
最初の接種からほぼ3カ月後です。
抗体ができるのは少なくとも10日は先ですが。


私と一緒に来てくれた夫にとっては1か月半ぶりの外出でした。
体調はよくなってきています。
接種後30分間はクルマの運転も控えなければならないので、運転してくれる連れがいたのは好都合でした。

驚いたことに、よく空いていました。




前回の私が最初に接種した時の記事のリンクです。☟

ついに私も受けた、コロナウィルスのワクチン接種!予約のバカバカしい不手際は別にして、いよいよ進む国民皆接種計画

何台かの車といっしょに入り口を入ったら、黄色い安全ベストを着た係の女性に「注射ですか、クリケットですか」と聞かれました。
「注射です」と言ったら、「じゃあ奥に駐車してください」といつものラグビー場のクラブハウスの駐車場に誘導されました。
(夫の1回目、私の1回目、それに今回で3回目のラグビークラブ、いずれも土曜日です)

この日の午後、接種会場に使用しているラグビー・クラブに併設のクリケット場でクリケットの試合があったようです。




前回と違って外に並んでいる人はいません。すぐに中に入れました。
付き添い禁止ですが、運転してきた夫もいっしょに入りました。

夫は来週に予約がすでに入っているのですが、こんなに空いているのならキャンセルが出て余ったワクチンを接種してもらえるチャンスもあるかとためしにきいてみたのです。
驚いたことに駐車場の誘導の女性も受付で体温を計っている女性も会場であいた接種テーブルに誘導している女性も「そういうことなら、どうぞどうぞ。接種担当の人に話してみてください」と愛想よく通してくれました。



夫は、優先順位第8段階の私よりずっと優先度が高い第4段階です。
年齢は1段階上ですが、感染したら重症化しやすい特定の既往症があるためです。
最近まで細菌感染で足首が腫れて抗生物質ほか、薬を通常より多く服用していたので免疫力が低下していたのと接種による副反応を避けるために、3回も予約をキャンセルしたのです。
最初の接種からもう4カ月です。

ワクチン接種は 本来3週間の間をおいて2回するはずだったのですが、イギリスではできるだけ多くの人により迅速に1回目の接種を受けさせるため、年末から3カ月の間隔をおくことに変更になったのでした。

3カ月おいても充分効果は期待できることが臨床試験で証明されています。
ただ、3カ月を過ぎて長いことたってしまうと1回目の効果も消滅する可能性もあるらしいのです。

ようやく回復しつつある今、医者の勧めで2度目の接種をようやく予約しました。
大事を取って来週に予約をしたのですが、1回目との間隔があくことのみならずインド変異株の急速な感染拡大が心配です。
受けられるものならついでに今、やっちゃってもらいたいという気になったのです。

1日の終わりに余ったワクチンは廃棄することが絶対にないように、優先順位にこだわらず手近にいる人にどんどん接種しているはずなのですから。


私に接種してくれた「セント・ジョンズ(Saint John's Ambualance という救命措置を教えるボランティア団体に接種の研修を受けた資格のないボランティアの接種担当者)」の制服を着た年配の男性は「それは残念ながらダメ」と言いました。

予約遵守だそうです。
納得です。
予約の入っていない人が我も我も、とおしかけてきたら収集のつかないことになりますものね。
確保しているワクチンは基本的には予約している人の数プラスアルファ(念のため)だそうなので、万が一にも足りなくなったら大変です。

私の予約時間の正午前、というのは余りが出る可能性を期待するにはちょっと早すぎたかもしれません。

ボランティアの制服を着ていましたが、その人はセント・ジョンズの責任ある立場の人のようです。
会場の入り口で誘導してくれる係の人は、「飛び入りで受けたい」という夫と予約してきた私のペアがこの接種担当の人にあたるよう誘導してくれました。
事情を話した夫の予約が来週で、たったの7日先だということで緊急度も低いと判断したようです。

ストックポートのインド変異株の感染状況が悪化しているとわかった今、夫が接種するまで必要以上の外出は私も控えるつもりです。




接種が終わってクラブハウスの反対側にでたら、クリケット場で試合の準備が進んでいました。



昨日も書きましたが、接種計画が順調に進むイギリスですが、事実上は接種計画の猛スピードの加速とインド変異株の感染拡大の短距離レースなのです。
政府や多くの国民は今月21日のロックダウンの最終解除に多大な望みを抱いています。

死者や重症者は激減しているため、「パンデミック収束」の気分に浮かれている人が非常に多いらしいのですが、今月中にソーシャルディスタンシングとマスク着用を撤廃!して、ハグもキスも解禁!!パーティやクラビング、国内旅行大奨励に移行するのは無理があるのは誰の目にも明らかです。

そうそう、夏のこの上天気!
先週末はまだ規制が残るロックダウン中だったにもかかわらず、どこの海岸も体を焙る海水浴客で砂浜は足の踏み場もないほどの混雑ぶりでした。
今週の「海岸や景勝地に繰り出す人の群れ」の画像はまだ目にしていませんが、似たり寄ったりのことが国中で繰り広げられているはずです。


接種計画の成功にもかかわらず、新規感染者数はまたまた増え続けています。
まだ接種を完了していない人が多い50代以下が主な感染者ですが、接種が完了した人も感染して感染源になりうるのです。

接種が完了している人は感染しても症状が出ないはずなので、感染ばら撒き源になる可能性が高いのです。
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私も今日で接種を完了するつもり、猛威を振るうインド変異株がいよいよストックポートでも感染拡大!

2021年06月05日 06時26分37秒 | 気になる出来事、社会情勢
今日、(土曜日)午前中にコロナウィルスのワクチンの2度目の接種を受けに行きます。
私もこれでやっと接種が完了!



(写真はおなじみ、ネコ自慢と庭の花壇自慢です)

私の知っている50代の人はすべて5月中に2回目の接種を終えています。



ワクチン接種計画が功を奏してロックダウンの規制解除が着々と進んでいるイギリスです。

そのイギリスでは現在、感染力がケント・ヴァリアント(イギリス変異株)より強いと言われているインディア・ヴァリアント(インド変異株)の感染拡大が急速に広がっています。
すでに主流株はケント株からインド株に移行しています。

感染爆発地、ボルトンを擁するここグレーター・マンチェスターの感染拡大ぶりは目を見張るものがあります。

そして、ストックポート!先週から今週にかけての感染率は278%上昇です!

天気がよかった昨日、作り直してもらったメガネを取りにストックポートのタウンセンターに行きました。
すっごい人出でした。
思わず浮かれて歩き回りたくなったのですが、私は半分(一回目)しか接種が終わっていません。

もっと重大なことは、接種優先順位が第4段階の、指定疾患があり重症化しやすい夫がまだ2回目の接種を受けていないのです!!
足の腫れのために抗生物質をのんでいたことと、関連する体の不調と接種後の副反応(がある可能性)が重なるとマズいらしいと医者が判断したためにもう3回も予約をキャンセルしました。

優先順位第8段階の私の予約より2週間遅れの再来週に予約を入れました。



...まあ、せっかく出てきたのですから、手短に必要なものの買い物は済ませてました。
それと、実は別にいく必要もないチャリティショップに寄ってセカンドハンドの服を物色してしまいました...

「先週から今週にかけての感染率は278%上昇」は帰宅して夜のニュースで知りました。

ショック!反省することしきりです。
夫の接種が完了するまで、現在仕事もしていない私は本当は家も出ない方が良いのでしょう。

おとなしく庭仕事をして過ごすことに決めました。



このまま、6月21日に予定されているロックダウン最後の段階に踏み切ってもよいのか国中で大きな議論になっています。

コロナウィルスの感染による重症者や死者はものすごく少ないのです。
病院に搬送される人数は3月以来減り続けている、ということです。
接種計画が順調に進んでいるためです。

感染者の多くは接種を受けていない、若い人たち(50歳以下)です。
昨日までに全成人(18歳以上)の76%が少なくとも1回は接種を受けています。



50.9%が2回受けて接種を完了しています。

それでも昨日の新規感染者は6、238人!
おそろしや、インド変異株!

ちなみに、昨日1日の感染検査数は80万6千272人です。



6月中にすべての接種対象者(成人)に接種を完了することがロックダウン解除を実現するために必要だと言われています。
6月21日のロックダウン解除にジョンソン内閣の政治生命がかかっているらしいのです。

「夏にものすごく暑く紫外線が強烈に強い国の海岸で顔を陽に焙るホリデーに出かけなければ生きていけない(比喩)」というイギリス人の悲願は政治的決断を大きく左右します。

ただ、....もう「予定どうりのロックダウン解除は無理だ」という話も出ていますが。

感染者の数が増え続けているのはすごい数の検査を続けているために見えている事実です。
検査で感染者が次々と判明しても、実際症状が出る人が非常に少ないのはワクチンの接種が完了している大人の数が大半を占め始めているからです。

私の接種がだいぶ遅れているのはどうやら、私が患者登録している近所の診療所が1週間に1度だけ独自に開いている近所の接種センターで受けることにこだわっているから、みたいです。
国の患者データから順番に連絡が来るシステムに応じていれば、遠くて不自由な場所でもっと早く受けられていたはずです。



私のスマートフォンには2日にいちどは「50代のあなたは今2度目の接種をする必要があります!早く予約をして下さい!」という政府からの自動メールが入ります。
フェイスブックの対象者(50代40代で接種完了していない人)のニュースフィードにはNHS(国家保健省)からの「接種、接種!」という催促ポストが入ってきます。
イギリスでは国民の健康保健データが国家に握られているのでした!!


私はもう診療所経由の別ルートで予約を入れているので無視していますが...


大急ぎの国民皆接種計画の進行とインド変異株の急速な感染拡大の競争です。



一昨日あたりからニュースではインド変異株のことを「デルタ株 Delta variant」と WHO が新たに指定したらしい通名で呼んでいます。
「イギリス変異株 Kent variant」は「アルファ株 Alpha variant」というそうです。

病気の名前を存在が確認された地名からつける昔ながらの慣習は近頃、偏見につながるため改めた方が良いということらしいですね。
おぼえるのがめんどくさいのですが...

インド政府ははっきりと「インド変異株」という呼び名を嫌がっているようです。
ケント出身のうちの夫は「ケント変異株」という呼び名を別に嫌がっていません。

日本脳炎や台湾ハゲ、他にもヨーロッパには各国、各都市の名前がついた感冒の名前がけっこうたくさんあるそうです。
あ、台湾ハゲは病気の名前ではなかったかもしれません。

竹の棒にさしたガラスのびんは、細い棒で目を突いたり服に引っかかったりするのを防ぐためです。


色が違うガラスのびんはステンドグラスのように陽の光を通してきれいですし、風で揺れるとふれあう時のかすかな音も涼し気です。

ウンチをしにネコのティブが花壇に入ってこられないように竹の棒をたくさん花壇の土にさしています。
ウンチそのものより、ウンチの後の地面掘り返しが困りものです。
一年草の芽を掘り起こして枯らせてしまうのです。






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感染力が強いらしい!インド変異株がすごい勢いで感染拡大を続けるイギリス北西部、対策はどうやら実行しているらしい。日本では?

2021年05月21日 07時00分00秒 | 気になる出来事、社会情勢
ここ1週間ほど、グレーター・マンチェスター、近隣のランカシャーのいくつかの地域で、インド変異株 India / Indian variant の感染拡大が大問題になっています。


写真は無関係の、晴れた日の庭とおなじみネコ自慢です。

感染確認が最初に確認されたのはグレーター・マンチェスター北部の古い街、ボルトン Bolton。

夫がチェスの試合に出場するたびに便乗して街見物、郊外の古い建築物探訪などしてきた記事をストックポート日報にたびたび載せています。
ストックポートからは、シティ・オブ・マンチェスターをまんなかに挟んでけっこう距離があります。




たちまち感染集中エリアは広がって、昨日までに6つの町が徹底検査とワクチン接種重点地域に指定されました。
昨日、木曜日に確認されたイギリス全土のインド変異種の感染者は3,424人。

17日には2,323人だったのですから、すっごい増え方です!
そのうちボルトンでは483人だったということです。

インドに親戚のいる、移民の多い地域です。

今では地域ごとの個別の人数はメインのニュースでは発表されません。
それどころではない感染拡大ぶりだからだと思います。

ロンドンでも感染拡大がすすんでいます。

インド変異株の感染力は英国株を一説には50%も上回ると言われています。
(諸説あり、確認はとれていないようです)



インドの大変な状況を見ているととても心配ですが、イギリスではインドと違ってすでに70%の成人がワクチン接種を受けています。
あんな悲しいことにはならないはずです。
ワクチンの接種をまだ受けていない若い人たちの感染が大多数で重症者は極端に少なく、死亡者は17日までにはたったの4人でした。

どうやら一昨日の首相の発表では、ワクチンはインド変異株にも有効らしいことが確認されてホッとしています。
(接種を受けていても感染する可能性はありますし、重症化しない100%の保証はないようですが)

日本でいう、「水際対策」というのが甘かったんですね。
今でも多数の航空便が毎日インドとイギリスを行き来しています。
4月23日以来、今ではインドからの入国者は(イギリス国籍か居住権を有する人のみ入国可能)政府指定のホテルで10日の強制隔離が義務付けられていますが、それまでじゃぶじゃぶ入国させていたらしいのです。

呆れたことです。
と言っても30分ぐらいで結果が出る検査で陰性確認されてからの入国のはずなのですが!
判定間違いや漏れがあったみたいですね。

まあ、とにかく今週に入って、ボルトンでは1日に33,000回の検査と18歳以上の予約なしのワクチン接種が始まりました。
1日6,200人の接種目標を連日達成しています。



昨日からは他に6地域で、surge testing & jabs と言われる無差別検査、予約なしの集中接種が始まりました。

感染大爆発が起こった秋(大学の新学期)と年末年始にやったように、動員された軍隊とボランティアが市の職員とともに家々のドアをノックしてまわり、検査キットを一軒一軒配り歩いたり教会やスポーツ施設に特設検査会場を設けて激増地の全住人検査を敢行しています。

私の周りの、50代の人たちはほとんど2回目の接種を終えています。
私は6月5日に予約を取りました。
ちょっと遅いですねぇ。



優先順位が「第8段階(55歳以上60歳未満)」の私が、「第4段階(70歳以上75歳未満か、特定疾患のある危険指定)」の夫より先に受けてしまうことになるかもしれません。

足の腫れが続き、抗生物質を服用している夫は2回目の接種の予約をもうすでに2回キャンセルしています。
次回の予約の連絡はまだ来ません。
抗生物質の投与が続く間は、接種はできないようです。

イギリスでは、こんな状況でも夏に浜辺に寝そべるための「南国ホリデー」に行けるかどうかが世間の最大の関心事のようです。
紫外線をたっぷり浴びて色素沈着をおこすチャンスを逃すのが本当にイヤなんですね。



さて、日本です。
間違っていたら、ごめんなさい(指摘をお待ちしています)。
日本では一斉検査をまったくやっていませんよね。

感染拡大....っていうわりには感染者数が少ないと国民は思わないのでしょうか。
英国変異株が主流になっていた本家本元のイギリスでは年末年始に1日軽く5万人の感染者を出していました。

ドアの外に迷彩色の軍服を着た兵士や黄色い安全ベストのボランティアが立っていて検査キットを否応なく押し付けていく surge testing (いっせい検査)をやったからこその数字です。

日本でやらないのはどうせやっても感染拡大をとめられない、とかいう理由だそうですが。
症状が出た人に任意で検査をして、陽性ならば職場や立ち回り先でクラスター検査をするだけだと聞いています。

もしかして本当は職場や地域で陽性判定者がドカドカでたら地域閉鎖や職場閉鎖になることをおそれているからとか?
あるいはオリンピックがやりにくくなるからとか?



一斉検査をやらないかぎり、現状把握がムリ、感染拡大措置のための対策がたてられないではありませんかっ?

オリンピック、やるんでしょう??

世界中で注目していますよ。



昨日までに3、800万人が少なくとも1回の接種を終えている日本よりずっと人口の少ないイギリスでもインドインドで大さわぎなのにオリンピックで9万人が入国したらどうするつもりなんですかっ?!

今の時点で一回目の接種を終えた人は3%、でしたっけ?

入国時に検査したって、ここイギリスみたいに判定間違いがありますよ。






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パンデミック開始以来、初めて行ったマンチェスター、久しぶりのショッピング体験を満喫、それでもいろいろ変化があったのはたしか...

2021年05月19日 06時39分27秒 | 気になる出来事、社会情勢
1年と4カ月ぶりに行った、マンチェスターのシティセンターです。




夫のパジャマを作るためのへんてこりんな生地探しのために、ノーザン・クオーター Northern Quarter にある生地/洋裁材料店に行きました。



この生地店は大きな端切れを重さで売ってくれるユニークな店です。
....店舗の外側のメインテナンスが必要なみすぼらしさに唖然としました。

まだ、パンデミックのさなかです。

それでも、この月曜日は規制緩和の第3段階が開始の日でした。
飲食店の屋内での飲食(と1年ぶりに映画館や劇場などの屋内娯楽施設)が解禁になった日です。

街中どこも、見た目がきれいになっています。
他の街と同様、ロックダウンのあいだ、ひとの行き来がとまった時期に改修工事や道路の舗装など抜かりなく終わらせていたようですね。

店の営業が開始された緩和第2段階(4月12日)から一か月ちょっと...。
まだ外観の修理工事中の建物もちらほら....




従業員に政府からの休業補償金でお給料を払って店を閉めていたあいだは事業の維持がやっとで、閉まっている間のメインテナンスをする資金がなかったんだろうなぁ、と思われるような小規模な店舗がけっこうありました。

親切な若い店員に手伝ってもらって大量にたたんで積んである端切れの中から十分な長さのある好みの柄を探すのはとても楽しかったです。
30年来のお気に入りの店です。
がんばって営業を続けてくれていたことに感謝します。

オシャレなカフェやレストラン、バーや個性的なセレクトショップの並ぶノーザン・クオーターの多くのカフェはシャッターを下ろしていました。


もしかして、ロックダウンの犠牲になって倒産、閉店?
それともスタッフが集まらなくて開店が間に合わなかったとか??
....マンチェスターには月曜日が定休日の飲食店が多いらしい、というのを後になってこの話を友人にした時に知りました。

ウェッブサイトで確認してみたら火曜日からちゃんと営業を開始したようです。
(表に表示をすればよいのに!と思いました)

私の数年来の行きつけのカフェが去年の最初のロックダウン中に閉店したことは通知があったので知っていました(残念です)

外で飲食するスペースを居心地よく工夫しているバーやカフェをいくつか見かけました。




月曜が定休日だったとしても、解禁のこの日に特別営業する価値は充分ありそうです。
夕方からはきっと賑わったはずです。


屋内飲食が許されるようになった今でも、感染拡大の危険を少しでも抑えるために、できるだけ屋外席の利用をすすめるように政府はガイドラインに明記しています。
たいていの飲食店は屋外席での営業が解禁になって以来の屋外飲食スペースをちゃんと確保しています。


4月に屋外席のみの営業が許された当初はけっこう寒かったにもかかわらず、国中どこも外席営業のカフェやパブが連日大盛況だとニュースで大きく取り上げられていました。
リーズだったと思いますが、店で貸し出してくれる「スペース・ブランケット(災害、サバイバル用のアルミのブランケット)」を体にまきつけて「楽しい、うれしい」とはしゃいでいる客がうつされていました。
(バカみたいでした。そんなにまでしてパブで飲みたいか?飲みたいんでしょうね、仲間と飲むのが重要なのはわかる気がします)

この日の前日の日曜日にはスタッフが集合して翌日の開店準備に大はりきりのパブやレストランの映像がニュースで繰り返し放送されていました。



マンチェスター名物の、プロのアーティストによる、次々と塗り替えられるミューラル(壁画)も健在でした。







メインのショッピングエリアにも行ってみました。

マンチェスターに行くたびに必ず立ち寄るお気に入りの店のいくつかが.....


閉店していたのにはショックでした。

チェーン店も個人経営のセレクトショップもオンライン展開は継続中のようです。
行って、見て、買う...のとオンラインでポチっとクリックして買うのはまた全く違う体験です。

ああ.....。


ここ数年、苦戦し続けるデパートの中でも「中間マーケット(高級でも廉価でもない)」をリードしていたらしいデべナムス Debenhams が前日の日曜日に永久閉店してしまいました。


デべナムスは、オンラインファッション衣料メーカーにビジネス権を買い取られ、と言ってもブランド名は消失、スタッフは解雇、国内に数十点残る店舗はすべて閉鎖で、200年近くの歴史を閉じました。

とても残念なのですが....そう言えば、中を見てまわったことは何回かあったものの、ここ10年ぐらい何も買っていなかったような気がします。

オンラインで買い物をすることがあまりなさそうなおばあさんたちに常連客が多い、エメネス M&S (マークス&スペンサー)はかろうじてマンチェスターでも営業を続けています。

ひとつ屋根の下で何でも売られているデパートの中を見てまわるのって、たとえ何も買わなかったとしてもいつでも楽しくてワクワクするものですが、この1年間、ロックダウンで店事態が閉まっていたり、外出自粛やリモートワークで着て出る服も必要なくなり、デパートなんて別にいかなくてもいいや...ってことになって来てるんですよね。

ホントに何か欲しかったらオンラインで買えばいいのだし。

このパンデミックで人々の消費に関する価値観がガラッと変わったように思えるのは世界中、同じでしょう。

「行って買う」意義がある衝動買いできる値段の安売り店にはじゅうぶんな需要があるようです。

平日だったこともあり、人出が少なかったのは意外でした。

数年前にオープンしたユニークロは健在でした。


日本に行ったら、たいてい「ユニクロ」で何か買っちゃいます。
安くて、「安いからつい買っちゃったけどこんなもの実はいらなかった」というようなハズレ品がないような気がする優秀なブランドです!
...ただ、日本ではあまりに出回っていて、いつの製品で値段はいくら、なんてことまで知れ渡っているので買ったものを日本で着るのは少し気がひけますが。

イギリスでは、ユニークロはとてもおしゃれなこだわりの衣料ブランドとされています。
衝動買いできる値段ではありません。

パンデミック前のマンチェスター店にはいつ行っても中国人でいっぱいでした。
中国人の店員まで常駐しています。

マンチェスター・シティセンターの主要駅、マンチェスター・ピカディリー駅には....


マスク各種(布製、使い捨て、黒、白、ブルー、ピンク)とサニタイザー(消毒剤)、消毒ティッシュなど防疫グッズの自動販売機がありました。



値段の表示がありません!
欲しい物の番号を押せば、表示が出るようになっているみたいです。

電車に乗るのにはマスクが必須です。
公共交通でのマスク着用が法令化された今から1年前は、多くの大きな駅で無料の使い捨てマスクを配っていたようです。
ニュースで映し出されていました。








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1年と4カ月ぶりのマンチェスター!!感無量!行けずにいたパンデミックのさなかに人知れず取りこわされていた「壁」

2021年05月18日 06時39分27秒 | 気になる出来事、社会情勢

昨日、マンチェスターに買い物に行きました!!


コロナウィルスのパンデミックが始まる少し前、2020年の1月末以来、じつに1年と4カ月ぶりです!

感慨無量、大した用事もないのにフラッとマンチェスターに電車で行ってしまえるほどにはパンデミックが終息に近づいているのです。


ロックダウン明けの第二段階(映画、演劇などのエンターテイメントが1年ぶりに再会、飲食店の屋内飲食が可能に!)の、それでもパンデミックが終わってはいないマンチェスターのようすと、気がかりなインド変異株 India variant の、特にここ北西部における感染拡大に関しては次回以降、記事にします。

今回の話題は....お待たせしました。「壁 The Wall 」。



ストックポート日報では私が創刊当初からしつこくしつこく追い続けた、ピカディリー・ガーデンズ Picadilly Gardens を囲むように点在していた、コンクリートの打ちっぱなしの「壁」です。

設計は現代日本を代表する建築家、安藤忠雄。

電車でマンチェスター・ピカディリー駅に着くと雨がザーザー降っていたので、街の中心まではトラム(市電)に乗っていきました。
たったの一駅です。

下りてすぐ目に入ったのは...


プラットフォームと並ぶ湾曲した「壁」の一番大きい部分です。

あら!



「壁」はロックダウン中に人知れず取りこわされたと聞いていたのですが...
大きな「壁」の中を通って、ピカディリー・ガーデンズの中に入りました。

ボールを蹴っていたらしい若者たちが雨宿りをしていました。
大きな「壁」の内側はカフェになっています。

お!


おおおおお…!! いくつかに分かれて公園を囲っていたフリー・スタンディングの壁が取り払われています!



スッキリ!
解放感!!

(上の写真の街灯の向こうの打ちっぱなし壁の一部は大きな壁の端の部分です)



安藤忠雄デザインのコンクリート打ちっぱなしの壁群と、壁に囲われた公園部分は2002年に完成しました。

モダンな噴水と広い芝生の部分は市民の憩いの場として、以来親しまれています。

私がマンチェスターに留学していた30年ぐらい前のピカディリー・ガーデンズは、左右対称に手入れが全くされていない花壇がずらーっと並ぶ、流行おくれのショボい公園( gardens )でした。
真ん中にはいつもおしっこの匂いがしていた古代ローマ風(?)の、モザイクタイルが剥がれかかったみすぼらしい小さい丸い噴水盤がありました。

街の中心の景観の汚点といった感じでした。


現在の、モダンな噴水と緑の芝生のオープンスペースはとても気が利いているのですが、いかんせん打ちっぱなしのコンクリート壁は市民にそれはそれは評判が悪かったのです。

コンペティションで入賞した安藤の案は検討の段階から専門家の間でも論議が分かれていたそうなのですが、どういう経緯でだか着工されてしまったようです。

以来、建築の専門家ではないマンチェスター市民の憎悪の的、取り壊し要請が20年近くも絶えることがなかったそうなのです。
威圧感、閉塞感が、市民の憩いの場にはふさわしくなかったようですね。

都市のオアシスを市電や高層商業ビルなどから遮蔽する意図で建てられた「壁」なのですが、一般の人たちは「囲い込まれた」という気分になったようです。



分断の象徴、悪評高い「ベルリンの壁 Berlin Wall」にそっくり、ということで長い間「マンチェスターの壁 Mancester Wall」と呼ばれてきました。

以前にも書きましたが、私は、壁そのものはそれほど悪くないと思っていました。
簡素で力強く、手入れさえ行き届いていればむしろ美しくさえあるとも。

イギリス人は打ちっぱなしのコンクリート壁を蛇蝎のごとく嫌います。
「ベルリンの壁」や戦争中に海岸線を防御するために設置されたコンクリートの要塞壁などをイメージするのでしょうね。

要するに全く場違いのデザインだったわけなのです。

.....明らかに、ない方がいいということが取り払われた後でわかりました!




壁の所有権が市の公園管理課からプライベートな業者に移行するなど実に様々ないきさつがありましたが、ロックダウン中の去年、ついに取り壊しが決まりました。

去年の11月23日にひっそりと取り壊されていたことを、オンライン新聞記事で突き止めました。


「壁」が緑のオアシスを遮蔽している時の写真を多数載せた、「壁」に関する過去の主な記事のリンクです☟
ぜひぜひ、あけて読んでみてください。



電車のプラットフォームに新しく取り付けられたガラスの壁です。


(市の紋章に使われているハチはマンチェスターのマスコットでもあります。
多くの若い人たちが犠牲になった2017年のテロ事件以来、暴力に屈しない市民の連帯の象徴として街中いろいろな場所で見かけます)

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ワクチンの効果が目に見えて収束に向かいつつある?パンデミック...油断は禁物!規制が緩めば感染者数もやっぱり増える

2021年05月11日 06時15分22秒 | 気になる出来事、社会情勢
5月10日月曜日までに(前日、9日までの集計)イギリスでは3千547万2千295人が少なくとも1回コロナウィルスのワクチン接種を受けました。
全成人(18歳以上)の67.3%にあたります。
2回目も受けてワクチン接種が完了した人は1785万6千550人、全成人の33.9%です。



写真は、全く無関係の、木々とうちのネコ!です。

夫のコロナウィルス感染疑惑は晴れたものの、発熱の後の足の腫れにまだ悩んでいます。
コロナウィルスとは無関係の、細菌感染だそうです。



それはともかく、コロナウィルスに感染した際に重症化しやすい危険度(=優先度)の4番目に属するらしい夫の2回目の接種が遅れています。
と言っても、今月の初めに予約の連絡がきたのですが、指定の日は病院の予約と重なったのでキャンセルせざるを得ず、来週末に再予約が入りました。

4番目というのは70歳以上と同等の危険度です。
その上には、;ケアホームの入居者と職員(年齢問わず)
;80歳以上と医療従事者
;75歳以上のグループがあります。



ちなみに、55歳以上60歳以下、(特に健康に問題なし)の私は8番目です。

もう、40歳から49歳までの10番目のグループの第1回目の接種が始まっています。

私の2回目はまだなかなか...のような気がします。


夫も私も、とりあえずは1回目を受けたので一安心。
感染したとしても重症化する確率は大幅に低くなりますし、死ぬこともないと言われています。

感染すれば接種後の副作用(おもに発熱、夫は腹痛と吐き気もありました)と同じぐらいの症状は覚悟しています。
2回目を受けて接種が完了すれば、症状もほぼ抑えられると聞いているので、できるなら早めに、と言っても急がずにそれでものんびりと待っているところです。

接種計画開始直後に日本で英国変異株とよばれている「ケント・ヴァリアント」の蔓延がはじまったイギリスでは、優先順位の高い人たちに2度の接種を急ぐ計画を急遽変更しました。
1回目の接種の2週間後に2回目を接種する予定を破棄し、3カ月後に変更。
1回目の接種をできるだけ早くより多くの人に受けさせるためです。



日本では高齢者の2回の接種を急ぐ計画だと聞いています。
それはあまり理にかなった計画だとは私には思えません。
ただでさえ、遅れているのですから。(しかもオリンピックをやるつもり!)
それよりも、できるだけ多くの人にできるだけ早く少なくとも1回は接種を受けさせた方がいいのではありませんか。
国全体の免疫力と安全性が高まると思います。

お年寄りもとりあえず1回目の接種が終われば死亡する危険はほぼ回避できますし、家から出ないで気をつけていれば感染の危険もそもそも避けられます。
それより、外で働かなければならない若い人たちのほうが心配です!



私はとりあえず1回打ってもらったので、とりあえず安心です。
仕事をしているもっと若い人たちすべてに1回目がいきわたるまで2回目を待て、と言われたら喜んで待つつもりです。


ずば抜けて接種計画がすすんでいるイギリスと違って、同じヨーロッパの経済先進国であるフランス、ドイツは大きく後れを取っていると聞きます。

それなのに、パリに住んでいる夫の年の離れた妹(40代の外交官)はもう1回目の接種を受けたといいます!
フランスでは現在接種が進行中の高齢者に接種拒否が続出だとか?
もうそんな人はほとんどいなくなった、と聞いていたのですがそれでも1日の終わりに接種会場の外で待っていると早い者勝ちでその日に余ったワクチンを使って接種してもらえるのだそうです。
そんなに余る!なんてびっくり、予定していた人数が集まらないのはよくあることなのだそうです。




ドイツに住む、息子のインターネットゲーム仲間の21歳の大学生と、彼の40代と思われる両親も地元でワクチンが余ったら飛び入り接種してもらえるリストに登録したそうです。
この夏は何としても暖かい国にホリデーに行きたいそうなので。

以前にも書きましたが、イギリスではあまりそうなら優先順位の高い家族に付き添いで来た人や、接種会場の近所に住んでいてすぐに飛んでこられそうな接種スタッフの友人知人に連絡して飛び入り接種を受けさせているようです(余ったワクチンを廃棄するなんてもったいないですから!)。
でも迅速に接種計画がすすんでいるので、余ることを前提にした飛び入り接種の待機制度なんてありません!




イギリスでは接種を完了した人に発行される「ワクチン・パスポート」(接種認定書)なるものの是非について長いこと議論されていました。
接種が終わった人だけが一定の国にホリデーに行ける、コンサート会場や映画館やレストランに入れるなどなど、イスラエルその他の国々で安全なロックダウン解除のための決め手になっているとのことなのですが....イギリスでは難しそうです。

ニセ・パスの横行、パブやレストランのオーナーの協力が得難い、社会に不公平感が蔓延するなどうまくいかなそうな要素が大ありです。
信条や特定の疾患のため接種が受けられない人、接種をおそれる文化背景のある人たちを社会活動から除外するという批判もあります。

とりあえず「ワクチン・パスポート」の発行などしなくても、来週からいよいよ飲食店での屋内飲食、映画館などの屋内娯楽施設の再開が予定されています。

「ハグとキス」も公認になります!!

紫外線をたっぷり浴びるための国外旅行が許されるか否かがこの夏多くのイギリス人にとって非常に重要な関心事です。
「ワクチン・パスポート」の是非がまたまた大議論の的になるはずです。

規制が変更になって旅行中止が余儀なくされれば払い戻しされる保証のついた海外ホリデーの予約が現在殺到しているそうです。
早く決めてくれないと予定が立たなくて困る!という人が大勢いそうです。

ワクチンの効果で死者や重症者数は激減しても油断すれば感染者数がまた上がる....接種が完了しても感染はするらしいのです!
本当に大丈夫なのか、イギリス?



ここ数日、降ったりやんだりの雨で並木のピンクの花はほとんど散ってしまいました。
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検査結果が陰性だった夫のその後、かえって心配だったナゾの腫れ....どうやら薬でなおるらしい(写真は花木)

2021年05月08日 06時37分02秒 | 気になる出来事、社会情勢
パンデミックで行動範囲が本当に限られている私の生活です。
自宅の周りの花木を見て歩くのが他のしみなこの頃です。




花盛り時期はだいぶ過ぎたものの、まだまだ花が散りきるまでの間がある新緑まじりの花の写真を撮って歩きました。

歩道沿いに種類の違う樹木がどこまで歩いても途切れることなく続く景観に恵まれた住宅街に住んでいることがこんなに幸運だとは今まであまり考えたことがなかったのです。
遠出が禁止になるまでは。



1930年代に宅地造成開発が始まったバス通りに出れば樹齢90年以上の貫禄ある、やはり種類の違う樹木の並木が続きます。
(今回写したのは、バス通りに出るまでのうちから歩いて3分以内の本当の近所の、あまり見栄えのしないハンパにモダンな住宅が並ぶ1970年代の造成地の写真です)



そうそう、パンデミック下の外出と言えば...
自家用車で週に一度行くスーパーマーケットと頻繁に行く近所のコンビニエンスストア、たまに散歩がてら15分歩いていく住宅街の中の商店街ぐらいです。
去年の夏は渓谷の遊歩道まで足を運んだこともありました。
やっとストックポートのタウンセンターの店が開き、スーパーマーケットの駐車場に車をとめてちょこちょこのぞいてみるのが楽しくなりました。



コロナウィルスに感染すれば重症化しやすい危険カテゴリーに属する夫がとりあえず最初のワクチンを接種して以来、街に出るのがあまり怖くなくなりました。
油断禁物!
夫の感染が懸念されたここ数日、気のゆるみを反省することしきりです。



とりあえず、検査の結果は陰性。
私たち全員が家にこもって10日間自主隔離する必要がないとわかり、一安心です。

コービッド19(コロナウィルスによる感染症)ではない、とわかったら却って心配なのが夫の足首の腫れです。
歩行も困難になってきていました。



昨日8時に、私たち一家が登録している近所の診療所に電話をして、12時以降 夫のスマートフォンにその日の担当医師が電話してビデオ診察をしてもらう予約を取り付けました。

私がスーパーマーケットで買い物をしている間に医師のビデオ診察をうけ、総合病院の救急医療科(A&E)に行くように指示されたそうです。

前日の夜、足首の色がピンク、赤、赤紫と牡丹の花のような華やかな色合いになったのを見て私がA&Eに行くように懇願したにもかかわらず絶対にイヤだと激しく拒絶した夫ですが、医師の指示には従うしかありません。

A&Eはいつ行っても(そうそう行く用事はありませんが)気の滅入るところです。



夫が行きたがらないのもうなずけます。
搬送された時点で死にそうな人から優先的に治療が受けられるのはもちろんですが最終的に専門医に診てもらえるまで、「予診」というのか、看護師やら、見習い医師やらの診たてで、それほど重篤でない人たちの症状の緊急度を判定してもらうのに時間がかかります。
緊急度が高いと判定すれば待ち時間を短縮してもらえるのですが、そうでなければ痛み止めだけもらって長いことほっておかれるのが常なのです。

夫は待合室にかかっているポップミュージック(ラジオ放送)の好みが合わないと細かいことまでケチをつけます。

今は人のいっぱいいる場所はできれば避けたいですし、コービッドにかかっているのを知らずに骨折など別の理由で来院した人から感染したなんて話も去年はありました。



(コービッドにかかって治療が必要な人がA&Eなど、病院にやってくることはふつうありません。コービッド患者は全く別の隔離病棟に搬送されるため他の患者との接触はないことになっています)

スーパーマーケット、セインズベリーから帰ってすぐ、買い物を台所に運び込むのは息子に任せてまたセインズベリーの向かいの大総合病院、ステッピングヒル・ホスピタルまで夫を送って行きました。




ビデオ診察をした医師はよっぽど怖い病気の可能性も考えたのでしょう。
病院との連携もバッチリで比較的すぐに専門医に診てもらえたそうです。
それでも4時間も滞在して、血液検査やX検査をしてもらい、「どうやら」細菌による感染らしいことが分り大量の抗生物質を渡されて、帰宅を許されました。
(私が車で迎えに行きました)



抗生物質を3日服用して改善しなければもう一度来院するように言われたそうです。

実は私もグーグル検索などして、もっと怖い病気を想像していたので、一安心です。
ご心配をおかけしました。
(細菌感染は充分怖いのですが!)

待合室にいた人は少なく、「予診」制度は改善されたらしく待ち時間は安全で以前より快適だったそうです。



パンデミック前の通常のA&Eは(特に金曜と土曜日の)深夜になると酔っぱらってケンカをしたり転んだりしてケガをした人たちであふれかえるそれはそれは物騒なところなのです。
イギリスの酔っ払いの医療スタッフへの暴言、暴力は「国家の恥辱」レベルで社会問題になっています。

アルコールがらみでA&Eに治療を受けに行く人には全員見せしめのために一律60ポンドを徴収しようではないかという案が国会で討議されたことがあります。

イギリスの医療行為はすべて無料です。

ずいぶん前の記事ですが☟、イギリスの医療制度とステッピングヒル・ホスピタルについて詳しく書いた記事のリンクです。

イギリスの医療制度...日本と違い選択肢がほぼ皆無、すべての人が恩恵にあずかれる世界に誇る無料医療制度




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コロナウィルスの感染疑いが晴れるまでの一家そろってのミニ自主隔離、ここ一週間の近況報告

2021年05月07日 06時06分41秒 | 気になる出来事、社会情勢
先週の土曜日に、夫が高熱で寝込みました。
吐き気と腹痛、頭痛もありました。



(無関係の、うちの庭と掘り返したとなりの庭、春の陽気に浮かれるうちのネコ....花の盛りが少し過ぎたリンゴの木の写真を載せました)



それ以来、寝たり起きたりが数日続き、今はほぼ回復しています。
昨日は初投票の息子と地方選挙の投票に行きました。(私はイギリス国籍がないので投票権もありません)

私も息子も何の症状もなく元気です。
夫はまず高熱が下がってから、コロナウィルスの感染を疑いました。

高熱はコービッド19(コロナウィルスによる感染症)の典型的な症状のひとつですが、咳と呼吸困難、味覚と臭覚の減退はありませんでした
たしかに、全く症状のない人もいれば咳と呼吸困難、味覚と臭覚の減退のどれも発症しない人もいるらしいので判断が難しいのです。
腹痛と吐き気も訴える人は相当数いるようです。

そして、今もかゆみと痛みが続いている足首周辺の腫れ....あまり知られていませんがこれもコービッドの症例のひとつとして認められているそうなのです。




検査にそれほど乗り気でなかった夫に変わり、私がオンラインで政府の公報サイトにアクセスして、コービッド19のホーム・テストキットを郵送してもらいました。
昼過ぎに長い質問に答えて注文したら翌朝郵便で届きました。

去年の夏ごろから出回っている自分でできる無料のPCR検査キットです。

はじめて見ました!



のどの奥と鼻の中深くに突っ込んで粘液をそおっと採取したスワッブ(軸の長い検査用綿棒)をプラスチックの細い試験管に入れて平たい箱に入れて送り返します。

送料は無料、郵便局の外の郵便ポストに特設された検査キット専用の特急受け口に3時までに投函したら48時間以内に検査結果がテキスト(電話回線のメール)で送られてくる仕組みです。

翌日の深夜、申し込んだ私のスマートフォンに検査結果が送られてきました。陰性

ホッとしました。

コロナウィルスではない何かのウィルスの感染症だったのかもしれません。

たとえコービッド19だったとしても、一回目の接種を済ませている夫の症状がこれ以上悪くなるとも思われず、それほど心配はしていなかったのですが、家族の一人に感染の疑いがある以上、一家3人自主隔離状態でかなり難渋していました。

本当にコービッドかどうか、判定してもらわなければ一家3人動きが取れなかったのです。

スーパーマーケットにも近所のコンビニエンスストアにも買い物に行けない! 夫と息子が投票に行けない! 
パンデミック以来あまり外出しない息子は「若い失業者のための就職試験突破講座」(無料)の模擬面接を欠席しました。



それに何よりビクビクものだったのが、夫が高熱を発した日に私はストックポートのタウンセンターにあるけっこう人の多かったスーパーマーケットで買い物をしたのです。(家を出た時には夫はちょっと疲れ気味だった程度で発熱はしていませんでした)

行く必要がぜんぜんないチャリティショップとファッション衣料店、クラフト材料店にまで足を運んで大勢の人に行き会ってしまったのです。
(チャリティショップとクラフト材料店では店員と短い会話までして買い物もしました)

症状の全くでない感染者であったかもしれないのに!です。

どの店も入場者数制限をしていましたし、出入り口付近では客同士が向き合わないよう一方通行の順路を指定するなど感染拡大防止措置に熱心に取り組んでいる様子をアッピールしていました。
それでもいったん中に入ったら、だーれも客の歩く方向をコントロールすることができず人の流れはめちゃくちゃで....ニアミスもけっこうあったように思います。

ワクチン接種計画が多大な効果をあげ、重症者が激減、ここ2週間ほどコロナ・ウィルスの感染症による死者数はほぼ一桁を維持しているイギリスで、特にここイングランド北西部でまたまた感染者数がジワジワと増加している理由が今さらながら分かった気がします。

ロックダウンの緩和にともなって、人がどんどん外出しています。
感染しているという自覚がなければ、感染者だって外出しちゃいますよね。
もちろん自覚があれば良識ある人は絶対に出たりしません。



外出して人のいっぱいいる場所でしなくてもいいショッピングをした後で夫が陽性判定されて、私もほぼ確実に陽性だろうということがわかったら後悔してもしきれません。
夫が陽性なら私も要検査で、接触者の追跡調査があったことでしょう。

まあ、私から感染した人がいたとしても亡くなる人はいないだろうというのが救いです。
感染したら死ぬ確率の高い人たちはほぼ全員接種を終えているのですから。



死なない、重症化しないからと感染拡大を許していたらパンデミックが終わりませんっ!
接種が完了した人も感染するし感染拡大源になるのです!

今ではイギリスでも、軍隊やボランティアを動員して検査キットを家々に配って回ったり、激増地のサッカー場に町中の住民を集めて検査するようなしらみつぶし検査大作戦はやっていないようです。
症状の出た人や検査の必要な人のみが自主的に申し込んで検査キットを受け取る方式が主流のようです。

症状がなく感染した自覚のない感染者がけっこうウジャウジャいそうです。



息子の初投票に際し夫がレクチャーしていました。
「カレッジの2年間、バス代を無料にしてくれたマンチャスター知事は誰だ?アンディ・バーナム(労働党)だ。
国民の健康に貢献する医師や看護師に正当な賃金を払おうとしているのも、経済的な余裕のない家庭の子供が無料で学校給食を食べられるようにしたのも労働党だ」とこんこんと左翼思想を吹き込んでいました。



コービッド19ではないとしたら、夫の足の腫れは何が原因なのか気になるところです。
診療所の予約を取ってオンライン診断を申し込むつもりです。



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海外はまだまだパンデミックのさなかの今年の夏は家にいて庭仕事!裏庭にパワーショベルの椿事!

2021年05月04日 06時14分41秒 | 気になる出来事、社会情勢
お隣がミニサイズのパワー・ショベルを雇って庭の大改装に踏み切りました。


日本では「ショベルカー」って言うんでしたっけ?(不確かです)

パワー・ショベルの作業は見ていて飽きません。

子供のころから工事現場が好きでした。

「5軒並んだ棟割り長屋」(3階建てのこのスタイルはタウン・ハウス town house と言います)ですから、裏庭とおもての公道を結ぶ通路のような抜け道はありません。

だから、パワー・ショベルのような大きな機械を裏庭に入れるのはふつう無理です。
玄関から入れて家の中を通す(狭い廊下、台所の戸口は絶対通りません)わけにいきません。

幸い、お隣は長屋の一番はしの家です。
隣接する線路と家屋の間になんとかパワー・ショベルが通れるぐらいの通路がもともとあったはずなのですが....

いえ、それもやっぱり無理!
お隣はその隙間も収納のための建て増しで埋めてしまっていました。



モスグリーンのシャツを着て座って見物するお隣のご主人の後ろに見えるのがたてまし部分です。

で、どうしたかというと....


上の写真ではわかりにくいかもしれませんが、裏庭どうしが背中合わせにくっついている向かいの家の庭を通させてもらって入れたようです!
間の板塀のパネルが一枚外されています。

段差を取り払ってパティオの部分を拡張し.....


私の家の庭との境にずらっと植えられていたシルバー・ビーチ silver beech (ブナの一種)の生垣を取りのぞく作業を午後の4時間で済ませてしまいました。

4月の初めに撮ったシルバー・ビーチの生垣のある庭の風景です。


しっかりとした板塀を設置するそうです。

夏の緑から晩秋の黄色、冬から春に散るまでの茶色....と葉の色が変わるシルバー・ビーチをけっこう気に入っていたのですが。

と言っても、実は特に反対意見もありません。
庭の奥にそびえる大木を半分に伐ってから日当たりが抜群に向上したうちの裏庭での園芸が楽しみになってきたところです。

花壇に沿って植えられた生垣が養分と水分をとっちゃうんですよね....。
取り払ってくれたら、今では好都合なのです。

となりではガーガー音のするパワー・ショベルがガッツンガッツンとコンクリートの段差を砕いているところです。


「パノラマ撮影」を試みました。
こんな狭い庭でのパノラマ撮影、意味ないですね....
実際にはありえない曲面が発生しています。

決して庭には出て来ないネコのティブが、それでも好奇心いっぱいで戸口で耳だけすませていました。


小さくてよく見えませんね、上のパノラマ写真にも写っているのですが....


母ネコ、リヴィーはとなりの庭での作業中、2階から下りてくることなくずっと寝ていました。

スッキリ!


私の注文通り、うちの花壇をできるだけ壊さないように上手に作業をしてくれました。
塀のコンクリート土台をたてる邪魔にならないように根を切り取って切り株をていねいに掘り起こして取り除いたようです。
地中に広く張った根っこは残して、花壇を掘り起こさないよう気をつけて作業してくれたことに感謝しています。

うちのネコ2匹にとっては自宅の庭(=縄張り)が倍増したような快感でしょう。

隣接する庭どうしに関する民法によれば生垣の生えていた側の塀は(ディッガーを雇った)「左」のお隣が所有することになります。
費用も(基本的には)全額「左」のお隣が負担することが法律で明記されているそうです。
もちろん、塀の裏側がうちの庭に面しているわけですし、特に塀の種類などに注文があったりすれば半額、あるいは何割か負担したってよかったわけですが特に言い分もなかったので、負担0で好きなようにやってもらいました。

となりの家が選んだ生垣や塀が気に入らず、境界線の内側に自己負担で塀をもうける家もけっこうあると聞きました。

シルバー・ビーチの生垣もとなりの所有です。


反対側のお隣(右側)との境の、うちの所有の板塀です。



今年の夏、南欧の海岸にホリデーに行けるかどうかが一般的なイギリス人の最も大きな関心事のようです。

ワクチン接種計画が順調に進むイギリスではパンデミックはほぼ終息しつつある、とみなされていますが、国外旅行はまだ早い!

お隣は、今年の海外ホリデーはあきらめて広くしたパティオで夏中バーベキューと、グッチャグチャに掘り起こされた庭の修復をしてすごすつもりだと言っていました。

イギリスからのホリデー客を歓迎する意向を示している南の国々に、(もしロックダウンの緩和に伴ない海外旅行が許可されたら、の話ですが)大量のイギリス人が殺到しそうです。
今年こそはイギリス人ホリデー客を受け入れなければやっていけない国々がいくつもあります。

日本人は、海外旅行に行った先にいるのが日本人ばかりだとかなり興ざめしますよね?
どうやらイギリス人のかなり多くのある種の人たちは、肌の色を濃くする紫外線と熱波を浴びに行く南国ホリデーにはそんなことはぜんぜんイヤじゃないらしいのです。
英語が通じて、イギリスのビールが飲めて、フィッシュ&チップスが食べられて、イギリス人の異性と出会えるホリデーをわざわざ希望する人が多いらしいのです。

夫は「僕は違うぞっ」と激しく抗議します。
この件に関して、まだまだ書くことがありそうです。










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用事はキャンセル、それでも行ったパンデミック下のロンドンは中国人にかぎらず観光客のいない私の知らない別世界

2021年04月25日 04時49分34秒 | 気になる出来事、社会情勢

木曜日、このパンデミックのさなか、ロンドンに1人で行ってきました!!


去年の2月以来マンチェスターにすら行っていない、行動範囲は近所の散歩とスーパーマーケット、それに繁華街と言えばせいぜいストックポートのタウンセンターぐらいしか行っていないこの私が、首都ロンドンに物見遊山に!日帰りで行きました。


正確には物見遊山ではなく大事な用事があったのですがポシャり、ロンドン通勤圏に住む日本人の友人にわざわざ出てきてもらっていっしょに数時間過ごせました。

ロンドンにある日本大使館に申請するべき重要な用件があって日帰りの上京を計画していたのですが、格安の電車の切符を予約購入したのち、大使館での申請には予約が必須だということを知りました。
(なんといううかつなことでしょう!)

日本政府が定める水際感染拡大阻止政策の一環だとかで大使館では申請その他で入館させる人数を極端に制限しているのです。
予約がかなうらしい、3カ月ほど先に電車の予約を変更することも可能でしたが、おそらくロックダウンの行動制限が緩和される時期だからでしょうか、電車の切符の値段が上がり、けっこうな差額を払うことになります。

そして申請の予約がまだできていません。
日本大使館の「感染拡大防止対策」でこうむった不都合については毎日投稿して1か月連載できるほど書きたいことがあるのですが...割愛。

要するに予約して支払い済みの電車の切符を使って大した用もないのにロンドンに出て行ってしまいました。
ひさしぶりに日本人の友人と日本語でつもる話ができて、違う景色も見られて大満足です!

厳密には、州を超えた移動はまだギリギリ禁止だったかもしれませんが、日帰りです。見逃してもらえたでしょう。
夫も私もワクチン接種を一回終えた今、大都市に出るのはそれほど不安ではありません。

同行の友人以外の人とは常に距離をとって過ごしました。

パンデミック下の連合王国の首都、ロンドン!
大観光都市です。

写真は友人と待ち合わせをした、ロンドンの中心地ピカディリー・サーカスです。



エロス像の周りの段々は普段ならぎっしりの人で埋もれているはずなのです。

やはりロンドンでも観光客のいないパンデミックのあいだにそこらじゅうで工事がすすんでいました。



それでも、友人に連れられて寄った日本食料品店を目指してレスター・スクエアあたりのショッピング街をちょっと歩けばかなりの数の買い物客を見かけました。
ロックダウンの緩和で店が再開した今、おそらくは浮かれて出てきた、ロンドンやその周辺に住む人たちだと思われます。

中華街もあるレスター・スクエアには住人らしい中国系の人をかなり見かけました.....
が、なんともふしぎに感じたのは中国人の観光客を一切見なかったことです。
もちろん、私がイギリスに来たばかりの頃からロンドンで見かけないことなど決してあり得なかった日本人らしき人たちも見かけませんでした。

中国人と日本人のいないイギリスの観光地の風景など全く想像もできないことです!

30年ぶりぐらいに足を踏み入れたコベントガーデンの、持ち帰りバーガーショップで昼食をたべました。


現在、外での席のみで飲食ができるコベントガーデンのパブや、カフェ、レストランはどこも地元の人らしい客でかなりの賑わいでした。
天気がよい日だったのも幸いでした。



やはり1年ぶりにロンドンに出てきたという同行の友人も、「日本人と中国人をまったく見かけないコベントガーデン」に驚いていました。

大産業ビジネス都市でもあるロンドンでは「右も左も日本人と中国人の観光客ばかり」ということはあり得ませんが、5年前に行ったバースのような観光地では行きかう人々のほとんどすべてが(ちょっと大げさですね、もちろん時期やエリアにもよります)中国人観光客だったのです。
20年前に行ったコッツウォルズや30年前、留学中に行った湖水地方のヒルトップ・コテージにいたのは100%日本人観光客のみでした(そのころは中国大陸から来た中国人を見かけることは皆無でした)

今がイギリスらしいイギリスを実感できる国内旅行をゆったり楽しめる、絶好の機会なのかもしれません。
決して日本人や中国人がたくさんいる観光地はイヤだと言っているわけではありません。人がいっぱいいるのがイヤなのです。
イギリス人がいっぱいいるのもイヤです(!)が、日本人や中国人が特に多い、イギリスらしいイギリスの観光地ではあまりイギリス人を見かけないものなのです。


地下鉄(愛称チューブ tube=管)の駅のロンドンらしい光景です。

地下に長い「管」を突っ込んだアーチ型の構造が特徴のロンドンの地下鉄の駅のようすです。


長いエスカレーターの両側や....


特に乗り換えの時に長々と歩かされる長いモグラのトンネルのような通路の両側には.....


例年ならながめて楽しい美しいデザインの大型ポスターがずらっと貼られています。
田舎者の私はお芝居や映画、美術館、博物館などのロンドンらしい催し物のポスターに夢中になるのですが、今回はロンドン交通局の安全啓蒙標語(有名なMIND THE GAP=電車とホームのすき間にご注意など)やコロナウィルスの感染拡大防止のための注意喚起ポスターに完全にとってかわられていました。





注意喚起ポスターでもなかなか気の利いたデザインです。



去年の3月以来映画館は閉鎖、演劇もコンサートもとにかく興行娯楽関係のイベントはすべて中止になっているのです。
博物館、美術館の類は入場制限をもうけたり予約制にしたり、地域によってロックダウンあけに短期間通常開館していたところもあるようでしたが。

デパートやブランドもの衣料などの華やかな広告も今回全く見かけませんでした。
オンラインショッピング専門のブランド衣料のポスターはありましたが。

寂しい、悲しい。

内部も丸っこく筒っぽいロンドンの地下鉄です。





路線によって違いはあるのかもしれませんが、リモートワークが根付いているらしいロンドンの、退社時刻後に乗った地下鉄はガラガラでした。
観光客がいないせいもあるでしょう。

ON MEANS ON (マスクをしろと言ったら本当にしろ!)」と書かれたマスクのイラストポスターを車内でいくつも見かけました。
「NO MEANS NO (ダメと言ったら本当にダメ)」というおなじみの性暴力根絶標語のもじりです。

バス、電車など公共交通機関内ではマスクの着用が義務づけられています。
暖かい日なのに窓がしまったままで通気は悪かったです。
それは、2時間30分のマンチェスター・ロンドン間のインターシティ列車(私が乗降したのは終点/始発駅マンチェスターのとなりのストックポート駅です)も同様でした。

2度目に通った時には人が増えていたエロス像の下....


やはり中国人と日本人はどこにもいません。

観光みやげ物屋はガラガラでした。
冷やかしで入ったら英語の怪しいアラブ系の店員に付きっ切りで接客されました。

友人と入ったロンドンの日本食料品店は品ぞろえが豊富で見ごたえがありましたが値段が衝撃でした。
マンチェスターの大型中国食料品店の日本食コーナーで買える同じ品物の値段がすべて3割~4割増しでした。
ロンドンの中心では家賃も人件費もマンチェスターとは比較にならないほど高額だからという理由もたしかにあるかもしれません。
それよりも、日本食に興味のある中国系の客がターゲットのマンチェスターの店と違い、ロンドンの日本食料品店は商社などの日本人駐在員の家族をメインな客層に想定して値をつけているから、なはずです。
せっかく行ったので息子の好きなメロンパンをお土産に買いました。














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