オール・イズ・ロスト

2014-04-14 20:59:31 | Movie
ロバート・レッドフォード一人だけが出演し、嵐でヨットが遭難し、大海原で一人サバイバルをするという、ゼログラビティの海版のような映画だが、いかんせんつまらない。
出だしの嵐のシーンが長い割に緊迫感がなく、その後も淡々と時間が過ぎていくため、ひたすら退屈で、主人公にも共感しないため、上映時間が2時間弱とは思えないほど、長く感じた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

2014-04-14 20:35:29 | Movie
宝くじ当選詐欺を信じている父親と、騙されていることを知りつつも老い先短い父親を見守る息子が、宝くじの当選金をもらうためネブラスカへと旅をする。途中で、父親が昔住んでいた街に立ち寄ると、宝くじの当選金にたかろうとすると親戚や昔の友人達が集まってくる。
いかにもミニシアター系の作品で、見る人が見たら面白いのだろうが、自分にはいまいち合わなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊と刀

2014-04-14 20:12:08 | Book
日本人論の先駆けとなったルース・ベネディクトの著名な古典である。
第二次大戦当時に書かれた本のため、ルース・ベネディクトの分析がどこまで正しいか不明だが、この本が書かれてから70年で、日本の文化や日本人の気質が劇的に変わったと感じた。
国民の気質は習慣に密接に関係しているため、日本人の生活環境が劇的に変わったということだろう。
本音を簡単に出さない二面性や、恥の文化等、変わっていない部分もあるが、家父長制度に基づく集団への忠誠心については今では劇的に減っており、個人主義に大きく振れていることは間違いない。
仮に今後再軍備が行われ戦争が起きたとしても、戦前のような人命軽視の施策をとろうとしたら、黙って従うことはないだろう。
なんだかんだ行って、今の日本人の価値観は、戦前の日本人よりも、今のアメリカ人に近いのではないか。

菊と刀 (講談社学術文庫)
菊と刀 (講談社学術文庫)ルース・ベネディクト 長谷川 松治

講談社 2005-05-11
売り上げランキング : 1485


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンダーのゲーム

2014-04-10 11:44:58 | Book
先に映画を観てしまい、遅ればせながら、原作本を読んだ。
原作ではエンダーが10才にみたない少年というよりも幼児であるが、映画版では年齢を若干上げている以外は特に大きな違いがなく、原作をうまく活かしながら丁寧かつリアルに映像化されていたことを確認した。
原作では映画では削られていた、エンダーの兄と姉の物語が世界観全体をうまく支えており、早熟の天才達のある意味犠牲の上に人類の平和を築きあげることの、必然性と切なさが巧みに絡まっている。

エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)オースン・スコット・カード 田中一江

早川書房 2013-11-08
売り上げランキング : 14177


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウォルト・ディズニーの約束

2014-04-01 21:39:17 | Movie
メリー・ポピンズ制作秘話とでもいうような、原作者パメラ・トラバースとウォルト・ディズニー及び映画製作者たちとのバトルが描かれている。
かなりデフォルメはされているのだろうが、エンドロールを見ると、原作者のこだわりはすごく、現場はかなり大変だったのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローン・サバイバー

2014-04-01 21:24:47 | Movie
中盤までは淡々と話しが進み眠くなるが、アフガニスタンに取り残された4人の海兵隊が、タリバンに包囲されて逃げ惑うところから、一気に目が覚める。
完全にタリバン悪で、海兵隊マンセーの視点なのだが、とにかく生き残りたければ、相手を殺そうが崖から飛び降りようが、できることは全部やるしかない。ここまで、痛さを感じさせる戦争映画は今までになく、戦場にだけは絶対に行きたくないと心の底から思わせる、ある意味最良の反戦映画である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラゴン・コップス-微笑(ほほえみ)捜査線-

2014-04-01 21:05:50 | Movie
そのうち午後のロードショーでやるであろう、ジェット・リー主演の典型的B級映画。
オープニングを観た瞬間にB級感が漂い、すかすかなストーリーと滑るギャグが満載だが、無駄にアクションシーンだけ力が入っているところは、さすがに香港映画。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする