東日本大震災で50日間不通になっていた東北新幹線がついに全線復旧した。これで新青森から鹿児島中央までが新幹線で初めてつながることになった。前にも書いたが、つながる予定の1日前に地震が起き、つながらなかったのだ。
東北地方に行く機会があり、仙台から朝早く帰ることになったので、仙台早朝発の「はやぶさ」に乗ってみた。いまどきなぜ東北に行ったかはもちろん東日本大震災がらみではあるのだが、そのことはわけあって次回以降に書こうと思う。
はやぶさは、3月5日デビューだったので、地震までわずか6日間しか走っていない。再開後3日目だったのでまだ9日目のピカピカの新車である。臨時ダイヤで300キロ運転はせず、仙台・東京で2時間ちょっとかかるが、東北復興のシンボルとして期待は大きい。
はやぶさの座席は枕の位置が調節できるなど快適な座り心地で、車内誌もあって飛行機のようである。専用のコスチュームのアテンダントが回ってくる車内販売では特製のコーヒーを飲むことができるが、このコーヒーはなかなかおいしい。
震災の影響なのか、仙台発の上り列車は1両に10人程度のガラガラで、仙台では早朝ということもあってひっそりしていたが、折り返し新青森行きとなる東京では乗客もかなり多く、先頭車は写真を撮ろうとする人たちで大混雑していた。東京駅の東北新幹線のホームは連休ということもあって東北地方へ出かける客で結構混雑しており、喜ばしいことである。
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