越前大野に行ってきた。行きは勝山(国道416号)経由、帰りは大野街道(国道158号)経由である。中部縦貫自動車道が部分的に開通しているが、永平寺の少し先でいったん旧道に出なければならない。ただし、いつのまにかまっすぐ上志比インターにつながる道が開通している(一般道路だけど)。道路標識は勝山方面は左折となっており、まだ通ってほしくないのだろうか。
中部縦貫道は快適な道路であり、しかも(現時点では)無料というのがいい。上志比・大野間はいまさらながら初通行である。しかし、ほとんど車は通っておらず、寂しい限りだ。制限時速は70キロ。勝山の市街地を眼下に見ながら山あいを走っていく。
越前大野は、小雨模様だったが朝市はいくつか出ていた。七間通りでおなじみの伊藤順和堂のいもきんつばを賞味する。焼き立てがその場で食べられるのだ。お茶などセットにすればかなり高額の料金を取れるのに商売っ気のないことだ。夏場は販売しておらず、福井に秋が来たことを実感する食べ物である。個人的には全国区の浅草満願堂の「芋きん」よりおいしいと思っている。
もう一つ、近くに日古里(にっこり)というおいしい鯖寿司の店がある。もう何十年もやっているらしく、店頭のディスプレイは色あせているが、年配の夫婦が店をやっている。こちらもなかなかおいしく、京都の「いずう」や「いず重」を超えるとは言わないが、それらの半額以下(あちらは4000円以上、こちらは1680円)でおいしい鯖寿司が食べられる。
帰りは国道158号をまっすぐ福井に向かう。こちらも美山付近でいつのまにか新道ができている。福井までは40分ぐらいだろうか。福井は道路整備が遅れていると思っていたが、それは嶺南だけのことだったのか。嶺北では着々と進んでいることを実感できたのである。(道路の写真はネット上から拝借しました。)
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