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飛行機&モタスポ&競馬ファンのてきとーな週末

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログの続きです。
2013年以前のブログはブックマークからね。

RIAT2016・・・日曜日①(地上展示編)

2016-08-07 19:41:03 | 2016RIAT&ファーンボロー
日曜日になりました。


前線が通っていたのか4時くらいから雨音が聞こえていましたが、天気予報通り?に
6時ころは小雨になっていました。ただし、この日は雨から逃れられないようです。

前日と同じような時刻にバスターミナルに着きましたが、並んでいる人は10人くらい。
たしかチケットは日曜も売切れたはずですが、やはり日曜日は少なくなりますね。
少し遅れてれんじゃー氏がやってきて、この日は同じバスでフェアフォードに向かいました。


前日と同じような時間に着いたんですけどね(笑)。

バスは7:36に到着。
人が少なかったのか、早めにゲートを開けたのか、チェックがゆるくなったのかわかりませんが、
イエローゲートにはほとんど誰もいませんでした。ありがたいことに雨も降っていません。


あ、35Bが引っ張られてる。


無事に公開と相成りました。


せっかくなので後ろから。後方視界悪そうだよね。
ヘルメットディスプレイに後方の赤外線映像も写せるようですが、とっさのときにすぐ切り替えられるのか。


このキャノピーの開き方は違和感ありますね。
シグマの18-300は手ブレ補正の効きが弱く、テレ側だとけっこうブレます。


胴体脇の膨らみは機関砲搭載部分ですが、どうして25mmを選択したんでしょうね。


どこに降りるかわからないVTOL機にはラダーは必須ですね。A型にも同じようなパネルはありますが。


やはりこの角度ならまだいける。
ラプターと違い、胴体脇にはウエポンベイがありません。その代わり主翼下にたくさん吊れますが。


しっかりB型であることを主張しています。

どうでもいい話ですが、F-22は「ラプター」と呼ぶことが多いですが、
F-35は「さんじゅうご」と呼んじゃうんですよね。
今回のレポで初めて書きます。愛称は「ライトニングⅡ」ですよ。


インテーク内はマル秘なのかね。


知ってるから違和感ないけど、知らない人はフタに違和感あるだろうなあ。
意外にもギアはA型とあまり変わりませんね。


やはり朝一は人気で、正面からの撮影などは順番待ちが必要でした。


RAFのタイフーンはもう1機展示がありました。


マーハム基地が100周年ということなんでしょうね。
トーネードはデザートストーム25周年のスペマーがいたはずですが、やって来ず。


パキスタンのC-130は左右でカラーリングが違いました。
モーニングティーを飲みながら機内見学をしてた夫婦をあえて入れてみる。


どっかで見たことある気がするな・・・


「ブラックバーン」だそうです。初飛行は1931年らしいですが、飛ばして持ってきたんだろうか。


立派な建物にはクルークラブと書いているので、僕らは入れそうにもないですね。


各国ディスプレイチームの販売ブースはエンクロージャーの近くに固まっていました。

ポーランド16のブースでTシャツを買おうとしたらレディースサイズしかないと言われ、
しかたなく次点のデザインを購入。10£でした。

RIATグッズはいまひとつピンとくるものがなく、2£のネックストラップ以外は買いませんでした


今日は時間があるので、エンクロージャーでブランチを食べてしまうことにしましょう。


チーズバーガーとイモで8£。英国のハンバーガーやホットドックは玉ねぎ入り。
揚げたてのイモが美味しかったですが、相変わらず完食するのに苦労する量です。

日本とは違い、RIAT内の売店は基本的に同じ値段に統一されています。


以前よりもスタンド前で撮る人が増えた気がします。

スタンド最上列は立ち上がって撮れるプレミア席ですが、そのかわり後ろから風が吹き付けます。
ちなみに私のMACH1シートには一度も行きませんでしたが、列番号は最下段でした。

RIAT2016・・・土曜日⑧(地上展示編②)

2016-08-05 20:40:48 | 2016RIAT&ファーンボロー
地上展示編ってほどでもないんですけどね。
帰り道に撮った写真です。

フライトの撮影を終えて、この日はバッテリーだけ抜いて7DⅡとゴーヨンを手荷物預かりに預けました。
どうせ明日の朝来るんだし、それまでシャッターを切ることもないのなら預けてしまってもいいでしょう。
だって重いんだもん(笑)。

預かった荷物は結構礼儀正しいボランティアの若者たちがコンテナに詰め込んでいきます。
コンテナの中がどうなってるかわかりませんが、結構な人数が折りたたみ椅子や三脚なんかを預けています。

エンクロージャーを出たのは18:30頃。
シャトルバスの最終は19:30とアナウンスされていたので、間に合うように撮影しながら帰りましょう。


夕方になると晴れてくるのはヨーロッパあるあるなんですが、この日はそうでもないな。


カナダ空軍のCP-140(P-3)です。
函館空港に来ていたのが懐かしい。


スペマーのC-130が2機。手前の機体はパキスタンからです。


おお、グループCのポルシェがいるではないか。

どうも今も破られていないニュルブルクリンク北コースのレコードホルダーマシンそのもののようです。
ポルシェ956が記録したタイムは6分11秒13。ちなみに市販車ですけど現行GT-Rで7分8秒です。
あのコースでグループCのレースをやっていたことも信じられん。


ロイヤル・ネイビーはホークを何に使っているんでしょう。


イギリス空軍コーナーに置いてあったアトラス。時間があればコクピットに行ってみたかった。


RIATと言えばイギリス空軍のトーネード。そんな時代も今は昔です。

アフターバーナーが美しい戦闘機選手権第1位のトーネードですが、今年はそのバーナーを見れませんでした。
ロールデモ復活させてくれい。


イギリス国民はこのデザインどう思ってるのかな。


それにしても今回はユーロファイターがたくさん集まりました。
地上展示が7機に、予備機も含めてフライト用が9機か。
名実ともにヨーロッパを代表する戦闘機になりましたね。


ガードがゆるいと思ったら、ノズルにはしっかりカバーがされていました。

F-35はというと、予備機も兼ねていたのか、この時間帯には展示されていませんでした。
明日もいなかったら残念だなとこの時点では思いましたが、その心配は杞憂に終わりました。


また三沢にも来ないですかねえ。

シャトルバスの列には19:20に並びました。前には50人くらいいたのですが、
一度に3台ほど到着。どれでもいいから乗れと詰め込まれ、7:27に出発しました。


渋滞もなくスウィンドンに到着したのは20:05。
ホテルの近くにアウトレットモールがあるのですが、土曜の夜でもご覧のとおりなんですよね。

ディナーは持参のカップラーメンと、テスコのクロワッサンでした。
ホテルのそばにはサブウェイもあったんですけどね。
疲れたらしょっぱいものと甘いものが食べたくなるでしょ(笑)。


あらためて今回のお宿。
部屋の隣がどうも喫煙コーナーのようで、この日も遅くまでワイワイガヤガヤでした。

RIAT2016・・・土曜日⑦(フライト編⑥)

2016-08-04 21:17:07 | 2016RIAT&ファーンボロー
何度か書いたことがありますが、僕とRIATの繋がりは中学生時代にさかのぼります。
小学校高学年の時から戦闘機に興味を持ち出し、えりもでも売っていた航空ファンかなにかでIATを知りました。

そして、湾岸戦争の翌年になりますかね。
92年に中学校の修学旅行で函館~青森方面へと行ったんですが、
函館のデパートでIATのビデオを買ったんです。
当時、お小遣いの限度額はたしか1万2千円だったんですが、ビデオは2本で1万円近くしたと思います(笑)。

ちなみにその修学旅行で泊まったのが、三沢の古牧温泉です。
F-16やF-1は見えませんでしたが、バスからずっと外を見てました。

RIATへの思い入れは、そこそこあるんですよ(笑)。


時刻は17:08になりました。


イギリス海軍のヘリコプター・ディスプレイチーム”ブラック・キャッツ”。
元々リンクスを使っていましたが、機材更新となりました。


使用するワイルドキャットは3年前に配備が始まったばかりの新型で、
アグスタ・ウエストランドのAW159をベースにした哨戒ヘリコプターです。


なんでブラック・キャッツなんだろうと公式ホームページを見てみると、
”Blackcatting”が、海軍の俗語で「一歩先んじる」という意味らしい・・・


お手ふりお手ふり。


F-35の次に見たかったのは、フランス空軍から”ラメックス・デルタ”。3度目なんですけどね。


ラメックスDはミラージュ2000N2機によるタクティカル・ディスプレイチーム。
結成は2010年と新しいチームですが、本当に残念ながら今年がラストシーズン。


見せ場は最初のデディケーションパス。失敗した!!


今年は第一次大戦時のアメリカ人義勇兵による「ラファイエット飛行隊」から100周年ということで、
当時の機体に描かれたインディアンをモチーフにしたスペシャルマーキングをリーダー機に施しています。






”タクティカル・ディスプレイ”の名のとおり、フライトは対地攻撃シークエンスがメイン。
地上ではVADSのバルカン砲が・・・響き渡りません。






基本的にウイングマンはリーダーの後を付いていく場合が多いです。


ミラージュ2000のバーナーは細く伸びていきますね。


ラストは正面からのクロスブレイクになっていました。以前のように1機ずつロックウイングして欲しかった。


この増槽がまたいいんだよね。

ラメックスDのグッズ欲しかったんだけど、既に在庫一掃セール状態でした。
結局キャップもTシャツもサイズが小さかったんですが、記念にお買い上げです。
僕の心情を察してか?Tシャツは5£にまけてくれました。


まだデモがあるのかよ・・・これは本音です(笑)。


日本ではお馴染みのスーパーホーネットは、ヨーロッパではお馴染みではありません。
彼らにとってはファーンボローイヤーのお楽しみ。


アムラーム6発に9Xが2発の組み合わせは日本ではなかなか見られないでしょうね。


パイロットはボーイングのテストパイロットなのかな。水平飛行に戻るときはお馴染みのマイナスGです。


ノーマーキングのすっきりとした尾翼が残念。

尾翼と言えば、海軍の航空隊からCAG塗装機が消えてしまうそうで・・・
きっと海軍目指すパイロットが減っちゃうからやめたほうがいいぞー。


この日のトリはパトルイユ・スイスでした。


この日は4機での展示飛行。慣れない編成のためか、科目間の合間がかなり空いてしまいます。

ご存じのとおり、パトルイユ・スイスは1か月ほど前にレーワルデンでのエアショープラクティス時に
クラッシュしてしまいました。これは50年を超える歴史の中でも初めてのことです。

そもそもこのクラッシュでRIATの参加は無いだろうと思ったのですが、短期間で復活。
4機でのフライトもその影響だろうと思っていたのですが、この日はパイロットが1名体調不良だったそうです。


フライトがどうのこうのよりも、戻ってきたことに拍手ですね。


不思議な編隊です。もう1機いたとしたらどこに位置したのでしょう。

パトルイユ・スイスが降りた時には、18時を少し回っていました。
なんとか雨が降らずに終わりましたね。

RIAT2016・・・土曜日⑥(フライト編⑤)

2016-08-03 22:51:46 | 2016RIAT&ファーンボロー
今更ですが「RIAT」は「Royal International Air Tattoo」の略で、
以前僕は「タトゥー」と呼んでいましたが、最近はもっぱら「リアット」と呼んでいます。

Tattooは刺青ではなく、軍隊の行進などの意味があり、そちらを意味していると思われます。
ちなみに以前はIATだったんですが、96年にエリザベス女王からRoyalを頂戴してRIATになりました(たぶん)。


時刻は15:50になりました。


レッド・アローズもそのうちロイヤル・レッド・アローズになるんじゃないだろうか。
あ、ロイヤル・エアフォースの一員か。


50周年を機に昨年尾翼のデザインが変わりました。
でも、2014年時の50シーズン目デザインのほうがカッコいいと思うぞ。


”スワン”フォーメーションの下では、なにやら車がたくさん集まっています。


実はF-35BのVTOLデモ時にBAEの看板を吹っ飛ばしてしまい、そのお片付け中でした。
ちなみにBAEはF-35の重要なパートナー企業です。


”トーネード”は今年からの科目かな。コークスクリューのでっかいバージョンです。


”ビクセン・ロール”。もやの中に入ったか、不思議な感じになった。


頭を切っちゃいかんな・・・


”グース”。2機で突っ込むようになったのね。
嬉しいことに、レッドアローズは結構科目をいじってくるので、毎年見ても飽きないかな。


ちょっと小さいな・・・


”ロールバックス”。これは定番。


”コークスクリュー”。これも定番。


おしいな・・・
少し下目にフレーミングするとか、さすがにそこまで器用にはできません。


ホームページには出てないけど、ナレーターは”コブラ”って言ってた気がする。

レッドアローズは今年チャイナ・エアショーに来るそうですね。
KC-767のお礼に日本に来たっていいんですよ。


タイフーン・・・じゃないのか。イタリア空軍のユーロファイターはスモーク付き。


でも相当遠かったんだ。全然シャッター切りませんでした。
たしか2年前も遠かった気がするな。


尾翼にはタイフーンって書いてあるんだけどね。


続いてはタイフーンの永遠のライバル、フランス空軍からラファール・ソロ・ディスプレイ。




ラファールのフライトは見るたびに「凄い」と思いますね。

エネルギー管理が抜群に上手いので、プロシージャー・シークエンスが無くて、ずーっとデモをしてる感じ?
わかりづらいですね。まったく、このボキャブラリの無さはどうにかならんもんかね(笑)。

同じ世代のF-2に、こんな飛び方が出来るんだろうかと思ってしまいます。ええ。挑発してますよ。
ぜひ今年の三沢基地航空祭で見せていただきたい(笑)。




担当する部隊が変わったのか、今シーズンはノーマル機なのは残念です。


あ、オスプレイだ。飛んでくるまでプログラムに入ってたのに気付かなかった(笑)。


フライトも空軍型のCV-22が担当します。イギリスのミルデンホールに配備されてるんだね。


裏方さんたちにごあいさつ。今年も出番がなくてよかったです。


タイフーンのトリはイギリス空軍のディスプレイチームです。




RAFのタイフーンも今年はノーマルなんですねえ。残念。


ラメックスDが転がってきた。




ちょっとひねり出しが遅かったな。RAFは結構低いところを飛ぶんですよねえ。
遠いところを飛ぶチームはレギュレーションというよりも自主規制なんでしょうか。


今年日本に来るであろうタイフーン。
本命は千歳でしょうけど、三沢に来たっていいんだよ。

RIAT2016・・・土曜日⑤(フライト編④)

2016-08-02 21:35:04 | 2016RIAT&ファーンボロー
この日の天候は安定した曇り空。
朝のうちはレインウェアを着ていましたが、昼の間は長袖シャツで過ごしていました。

2012年には雨降り後の地面がドロドロになり、みんなヒドイ目にあっていたのですが、その後通路や
スタンド前には鉄板などが敷かれるようになり、靴やズボンが泥んこになるリスクは随分減りました。

時刻は14:50です。


ソロタークが転がってきました。

ソロタークがデビューしたのは2011シーズン。
この塗装でかれこれ6年飛んできたことになりますね。
伝統を重んじる国柄なんでしょうか。


レギュレーションの関係なのかわかりませんが、離陸後に右へと捻るケースが多いのが残念です。


マットな背中のファルコンがカッコいいんだよね。なかなか写ってくれないのですが。




ソロタークは最も破天荒な飛び方をする16デモチームでしょう。
まあいいから、とりあえずやっちまえ的な雰囲気を感じます。


ソロタークを撮る・・・




フレアをばらまいてくれると最高なんですけどね。


最後のパスは今まで見た記憶がないような、高速で頭を上下にフリフリしながらのご挨拶。
RIAT後にトルコは大変なことになりましたが、ソロタークとターキッシュ・スターズの今後も心配です。


本日の主役、第2弾の登場。


今度は海兵隊が使うSTOVLタイプのB型です。


デブだー。

F-35は斜め後ろからのスタイルが絶望的にカッコ悪いです。
キャノピーからエンジンノズルまでラインがまっすぐ伸びてしまい、くびれがないんですよね。
垂直尾翼が1枚なら、まだ印象も違うのかなあ。


タイフーンが追いかけます。


そしてレッド・アローズも。


編隊を組んでる間に失礼しますよ。ドイツ陸軍のBo-105です。


来ました。シャッター音が響き渡ります。そしてピンボケです。

将来的には各地で見ることが出来るかもしれませんが、この時期に出来るのは
RIATだからこそのスペシャルなフライパス。


F-35Bはそのままデモフライトを見せてくれました。会場正面を何度かフライパス。


ボムベイが開いてないけど開いているように見えるパス。

ダイバータレス型のインテーク、後ろへ延びる水平尾翼、F-35の特徴もわかりますが、
やっぱりカッコよくはないよねえ・・・


ミニマム・ラディアスターンと言っていた気がしますが、ゆったりな旋回です。
現在の荷重制限はわかりませんが、たしか5Gいくかいかないか位の数値じゃないでしょうか。


デディケーションパス・・・もう少しサービスしてくれい。


ノズルがななめを向いてVTOL形態に移行中ですね。
土曜日のデモはアメリカ海兵隊の訓練飛行隊VMFAT-501の機体が行いました。


いろいろドアが開きました。

冷凍庫の蓋みたいなドアの下にはリフトファンが装着されていて、真下に空気を送り揚力を生み出します。
その後ろの両開きドアは、メインエンジンへの補助インテーク。
メインインテーク下の細長いドアはボムベイですが、なんのために開いているのかはわかりません。


主脚脇には「ロールポスト」と呼ばれる姿勢制御用のノズルが付いています。


フラップや水平尾翼も自動制御なんでしょうね


お姉ちゃんもこんなシーンを見ることが出来て感動していることでしょう。

ただですね、史上最強にうるさいです。
CTOL時はそんな印象もありませんでしたが、VTOL時の音はすさまじいです。
しかも移動しないで、ずっとそこにいますからね。


うわっ、やっぱりノズルが真下を向いてる(笑)。
このノズルを考えて実現させた人は絶対バカだよな(いい意味でですよ)。


フラフラすることもなく、スルッと360度回ってしまいました。


そして去っていきました。

いやあ凄いものを見せてもらった気がします。
今回のRIATのハイライトは、間違いなくF-35Bのフライトだったと言ってよいでしょう。
それでも徳永センセによると、今回のパイロットはデモ資格を持たないため、フルデモではなかったとか。


事前に散水して準備万端にしておいた着陸パッドへ降下していきます。


間違いなく垂直着陸していることをわかっていただけましたでしょうか(笑)。

うん。はるばるイギリスまで来た甲斐がありました。

RIAT2016・・・土曜日④(フライト編③)

2016-08-01 21:27:26 | 2016RIAT&ファーンボロー
今回は最初から土日のみのつもりだったので、選んだチケットはFRIATのMACH1でした。

一応説明すると、FRIATは「Fliends of RIAT」の略で、会場中央付近に
専用エリア(エンクロージャー)が設けられて、エントランスホールとなる建物、グランドスタンド、
トイレ、飲食ブースなどがそろっています。
ただ、超望遠レンズを振り回す人は、スペースが少ないのでスタンドでの撮影は難しいでしょう。
そういう人たちはスタンド前や横のスペースから撮ることになります。

RIATは開催日の前後にもアライバルデー、リハーサルデー、ディパーチャーデーが設けられていますが、
これらを会場内から見るにはFRIATのチケットが必要になります。
土日だけのチケットがMACH1、金~月がMACH2、そして水~月がMACH3パッケージとなります。

僕的にFRIATのいちばんの利点は、雨宿りをする場所が近くに確保されているという安心感だと思います。
続いて、人口密度が低いこと、トイレが近くにあること、スピーカーが正面に無いことでしょうか。
そして今回は、手荷物預かり所も大いに役立ってくれました。
ちなみに1冊12£の公式プログラムもついてきますし、Wi-Fiも使えます。

また、クルマで会場入りする人はFRIATに一番近いゲートに専用レーンが設けられるので、
50分も並ぶ必要はありません。これはイエローゲートにも作って欲しい・・・

さかのぼると10£引きの期限だった1月31日に160£で買っていたのですが、結果的にこれは大失敗。
当時のレートはなんと177円でした。6月だと同じ金額でMACH3が買えたと思います。
ただ、MACH1は枚数が少ないので結構速くに売切れてしまうんですよ。


さて、時刻は13:30ですが、この時間帯はプロペラ機が多いので、ちょっと近くの地上展示の撮影と
デモチームのブースを回ってくることにします。


ベルギー空軍はタイガー塗装を持ってきてくれました。


レイクンヒースからはC型が2機とE型が1機飛来。テーブル広げて商売してました。


地上展示の目玉的存在になっていたギリシャ空軍のファントム。奥ではグリペンがディスプレイ中。


ワンポイントでAIASさんとやらか描かれています。ギリシャ神話かなんかでしょうか。


どちらがお好みですか?


スペイン空軍のタイフーンはおめかししてました。


ドイツ空軍は単座2機、複座2機と4機ものEF-2000を持ってきました。だけど頑なにフライトはしませんね。


こちらもはるばるオーストラリアからやってきたKC-30。


スウェーデン空軍のグリペンはいつも武装と一緒に展示しています。


エンクロージャーに戻るとポーランド空軍の”オルリク”がディスプレイ中。


やっぱスモークはあるに越したことは無いね。


オルリクはポーランド国産の練習機で「若鷲」とのこと。
そして機体の名前”オルリク”がそのままチーム名にもなっています。


ダクスフォードで同日開催していた”フライング・レジェンド”でのデモへ向けて飛び立っていきました。
胴体下のレーダーリフレクターが地味に目立つな。


ブライトリングカラーのエクストラも飛びました・・・見てました・・・

女性パイロットのオーデさんは、なんかのエアロバティックスの大会で5回チャンピオンになっていて、
さらにはエールフランスで777を飛ばしているパイロットだそうで。


ブライトリング繋がりで飛んできましたよ。”ウイング・ウォーカーズ”。
戦闘機に慣れるとやたら遅く感じます。200km/hくらいで飛んでるかな?

今ではすっかりブライトリングのイメージですが、2009年に初めて見たときは、
コスメメーカーのギノーがスポンサーしてました。


日本にもやってきたのは2年前でしたっけ?

今回は1人退職したのか3機でのフライトでした。
でも、すぐにリクルートしたのかファーンボローでは4機で飛んでいたようです。


いつもリモートでのフライトですが、あら、降りてくるなんて珍しい。お手振りしてくれます。


いい上がりを見せてくれるのは、ポーランド空軍のミグ29ソロ・ディスプレイ・チーム。


背中のインシグニアがカラーの機体もあったはずだけど、最近見たことはないですね。もう無いのかな。




ミグ29のフライトを一言で表すと「軽快」かな。


そこそこ近くも飛んでくれて、テールスライドも見せてくれて、なかなか良いですよ。


フル武装でのフライトなんかも見てみたいねえ。


これもRIATに来るたび見てる気がするな。A400Mはエアバスとしての参加です。


C-2と競い合うかのように、こちらもトラブルが続いてなかなか思うようにいっていませんね。
すっかりエアバスのお荷物状態です。輸送機だけに・・・


こんなにベイパーも出るのにねえ。
こうやって少しでもアピールして、信頼性を回復したいんでしょうか。

RIAT2016・・・土曜日③(フライト編②)

2016-07-31 17:08:48 | 2016RIAT&ファーンボロー
今年のフライトプラグラムは豪華の一言と言ってもいいでしょう。
戦闘機系のディスプレイだけでも

F-16×4
タイフーン×4
ラファール
ミラージュ2000
グリペン
スーパーホーネット
ミグ29
F-22
F-35

と揃いました。
旧東側の機体が少ないという話もありましたが、これだけそろえば十分過ぎるくらいと僕は思います。
1日のプログラムに詰め込むことが出来るのか心配しましたもん。
土曜だけのフライトとか、日曜だけのフライトとか、そういうこともありえるかなと。

時刻は11:43です。


RAFのタイフーンが飛び立っていきました。

この日はF1イギリスグランプリでもディスプレイ。
7月のイギリスは、マスターズあり、F1あり、全英オープンもありでイベント月間です。
アンディ・マレー優勝で観客大喜び。


ここ10年くらい参加率100%じゃないのか?
今年は4機編成のロイヤル・ヨルダニアン・ファルコンズ。
エンクロージャーの人たちは、つかの間の休息時間・・・


そうです。私はロイヤル・ヨルダニアン・ファルコンズを見に来たわけではありません(まだ言うか)。

ようやくF-35をとらえることが出来ました。
思えば2年前のRIATにも参加予定だったんですが、本番2週間くらい前にアメリカ本土で
エンジン火災が発生してしまい、キャンセルとなった苦い思い出があります。

悪くないんじゃないですか?この角度だと。
こちらは空軍が使用するA型。航空自衛隊が導入するタイプです。


エアボーン後しばらくしてからバーナーオン。軽く引き起こしていきました。


理由はわかりませんが、ラプターは逆ラン上がり。慣れない18-300で撮ります。


結局パッとしない写真になってしまった・・・


フライト自体もそうですけど、ラプターは最近の戦闘機の中では大きなことも迫力を増している要因かな。


ラプターのデモを僕が初めて見たのは2010年のRIAT。今回はそれ以来の参加です。


お馴染みのパカ。


FFのラプターは初めて撮るような気がします。


デモが終わり、F-35が右後方から現れたところにF-22が接近していきます。
あれ、P-51はどこにいった?


そのまま会場後方を抜けての2周目。いくらなんでも遠すぎだろう・・・
P-51はダクスフォードからのリモートだったようですが、この日は天候の関係で上がれなかったようです。

イギリスでは去年ハンターが道路に突っ込むという墜落事故がありました。
その関係もあって、観客の上を飛ばないようにこんな大回りなんでしょうか。
ラプターのデディケーションパスもこんな感じでした。


結局ヘリテイジフライトどころか、フューチャーフライトになってるな。
これはレンズ選択の失敗。18-300で撮るべきでした。


もう1パス。


大きさの違いがそこそこわかるカットになりました。特に垂直尾翼の大きさが全然違いますね。


いやあ、P-51は来なかったけど、見られただけで満足ですよ。


さすがにVIP待遇。それぞれにフォローミーカーがつきました。


RIATとロッキード・マーチンのバナーと一緒に。


続いて、こちらも地味にRIAT初登場
クロアチア空軍のアクロチーム”クリラ・オルイェ”です。


ピラタスPC-9を6機使うチームですが、スモークなし、BGM無し、ナレーターおとなしめと、
だいぶ地味な印象です。クロアチアの国民性でしょうか(適当)。


でも、このバック・トゥ・バックは凄いと思うんだ。
500だと長いかなと思って18-300にしたんだけど失敗でした。


リーダー機にだけシャークティースとワンポイントマーキングが入ってました。

RIAT2016・・・土曜日②(フライト編①)

2016-07-30 20:14:44 | 2016RIAT&ファーンボロー
再びエンクロージャーに行くと、いつものところには所沢氏とれんじゃー氏が陣取っておりました。
お二人と海外で一緒になるのは2年前のオランダ以来。

れんじゃー氏もアルバムを作っていますので、初めてのRIATだったれんじゃー氏の視点でもお楽しみください。
ディパーチャーデーにも行っていますし、解説も詳しいです(プレッシャーをかけているわけではない(笑))。

http://photozou.jp/photo/album/3042800


今回デモフライトの望遠系はすべて7DⅡ+500mmで撮っています。
陽炎と湿気での画質低下を気にして、テレコンは持ち込みませんでした。

いつものように写真は註釈がなければノートリミングのリサイズのみで、Exifも残しています。
まあ、機体の大きさにもよりますが、単純に大きければ近くを飛び、小さければ遠くを飛んでいます。
エンクロージャーから800mm換算でどんなふうに撮れるのか、感じてもらえればな思います。

フライトは10時ちょっと前に始まりました。


16デモチームの新顔、ポーランド空軍から”タイガー”デモチームです。
ロービジタイガーなので、このままミッションにも使えそう?


ギリシャに続いてコンフォーマルタンク付きの機体を使い、翼端にはスモークワインダーではなくアムラーム。

飛びっぷりはアメリカ系です。
基本的に右から左、左から右に通過しながらの演技が多いですね。


初めて見るスパニッシュのタイフーン。


シーリング制限に引っかかったようで、途中からはローパス主体のデモとなりました。


見る分には物足りないかもしれませんが、撮る分には比較的近くを通過する機会が多くなります。


時刻は10:27です。こんな時間からフレッチェ・トリコローリ。


引き続きシーリングが低く、ローショー?となりました。






お馴染みのシーン。


55周年を機に?垂直尾翼のデザインが変わりましたね。


酔っぱらい。


ナレーターはずっと変わらん気がするな。


垂直尾翼だけでもだいぶ派手になった感じがします。


な、なに、予備機だと・・・
ゼウスには2年前のオランダでもノーマル機で飛ばれた経験がありますね。


インテークに空気をまとわり付けてのテイクオフ。

離着陸のシーンは、スタンド側の邪魔にならない所で低めのセノピーに立って撮っているケースが多いです。
イスにもなるし、カメラ台にもなるし、かなり役立ちます。


遠いっす。この日のフライトはとにかく遠かった。しかもスモークワインダーも無し。
シャッターチャンス少なし。


ま、ギリシャの16なんてなかなか撮る機会はないし、貴重といえば貴重かなとも思いますよ。
翌日もこれだったらぶっ飛ばしますけどね。


影の人気者はイギリス空軍のチヌークです。


再びのタイフーンはフル武装。BAEが持っている機体の登場です。


この機体が飛ぶのはファーンボローとの共催年だからこそと言ってもいいでしょう。


やっぱりね、ロールレートなんかは遅いと思います。


それでもこんなシーンがあったりする。


積んでるのはミーティア4発、アスラーム2発、1000lbペイブウェイ2発、そしてブリムストーンを6発。
制空戦闘機のイメージが強いタイフーンですが、対地攻撃もいけます。


アパッチ・デモチームはオランダ空軍から。
飛びっぷりはいつもの感じでしたが、スペマーもフレアもないのは寂しいです。


ベルギー空軍の16ディスプレイ・チームは去年から塗装が変わりました。


昔からですが、スラットに書かれてる「BELGIAN AIRFORCE」が地味に好きなんですよ。


この塗装も嫌いじゃない。


相変わらずの3次元的な飛びっぷりで、見せ方が上手いと思いますね。


クライネ-ブローゲルにもまた行きたいです。

RIAT2016・・・土曜日①(地上展示編)

2016-07-29 23:24:11 | 2016RIAT&ファーンボロー
7月9日の本番がやって来ました。
BBCのおっさんによると雨は降らなさそうな感じ。まずはよかった。

RIATは数年前から規模は小さいながら金曜日も一般公開するようになりましたので
余裕があるなら金曜日から行った方がよいでしょうね。シャトルバスも運行するようになったし。


いつものスウィンドンバスターミナルからバスに乗っていきますよ。

いつものといっても、前回は所沢氏のレンタカーにお世話になったのでバスで行くのは4年ぶり。
始発は7時ですが、行列がどのくらい伸びるようになったのかわからないので、6時にホテルを出ました。
ターミナルまでは徒歩で6~7分ですが、待っている人は20人くらいいたでしょうか。
1台目に乗ることが出来ました。値段は往復で6£です。


30分ほどで会場に到着。昔とルートが変わったのか早くなったと思います。
ただですねえ、バスストップの位置も変わって、本当に会場東の端っこになってしまいました。


想定の範囲内でしたが・・・土曜日は混みます。

ゲートオープンは7:30で、一番バスでもゲートにはマイカー組が並んでいます。
ボディチェックも最初はしっかりやるのかなかなか進まず、ここで50分かかってしまいました。


イエローゲートから会場に入るとラプターがお出迎え。


おおお・・・しっかりF-35も地上展示されてますよ。
でも、この日は時間がないのでコンデジで1枚撮っただけ。
FRIATエンクロージャーまで普通に歩いても20分以上かかります。

この日の行動は最初から決めてまして、まずはFRIATエンクロージャーにゴーヨンを放り投げて、西側の
地上展示を撮りに向かいます。翌日は既に体力を消耗してるでしょうし、天気もどうなるかわからないので、
僕の中では西側に行くのはフライトが始まる前のこの時間帯しかありませんでした。

地上展示は70D+シグマ18-300で撮っています。
今回70-200は持っていきませんでした。


イギリスの機体からにしましょうか。ボイジャーです。
A330の空中給油タイプですね。ホースがぶら下がってます。


トーネードはドイツから。タイガーは来ませんでしたが、ワンポイント入り。


KCをかぶせてしまいましたが、ポーランド海軍の哨戒機M-28です。設計はアントノフらしいですが。


なにに使ってるのかわかりませんが、ドイツ海軍のEC-135です。なかなかシックな塗装ですね。


”ヒップ”はクロアチアからやってきました。ミル171なので比較的新しいんでしょう。


アイルランドなんてすぐ隣だけど、いままで見た記憶がないなあ。
戦闘機は保有しておらず、このCN-235は哨戒機として使っているようです。

マイナーな機体も多いので、地上展示の写真を見るにはやはりチェックリストが欠かせません。
4£で売っております。


なんとか西の端まで歩いてこれたのも、ラメックスDの尾翼が見えたからでございます。
西側にフライトする機体の列線がつくられているとは思っていなかったので、ラッキーでした。


いやあ来てよかったな。


全部16(笑)。
フライトする機体のうち、スペマーをこちらに廻してくれたのかもしれません。
RIAT事務局ならそこまで考えると思います。


ちゃんと正面に回れるようにフェンスで囲ってありました。ベルギーです。


ソロタークはもちろんトルコから。簡易塗装の予備機があるのは知っていて、
それを撮れるかなと思ったら、あら、このカラーリング2機あったのね。


ポーランドの”タイガー”デモチームはこの日の朝イチで、10時のフライト予定でした。
既にパイロットがスタンバイ。


ますます派手になったギリシャの”ゼウス”デモチーム。


ゼウスの予備機と2列目だったラファール。
コンフォーマルタンクは不思議な形状ですよね。少しでも燃料を多くと欲張ったのか、空力的なバランスなのか。
F-2にはいつになったら付くんだ(笑)。


キャノピーを閉じたのが9:25ですよ。フライト時刻が速くなったかと正直少し焦りましたね。


ミラージュ2000Nでございます。ヌケが良くない。
さてさて、そろそろエンクロージャーへ戻らなければ。


ルフトバッフェのA400とマニアな人たち。


カラーリングで、ああ、ヨルダンだなとわかるようになりました(笑)。


すっ飛ばしてる機体はたくさんあります(特に民間籍の小型機)。あしからず。


ニュージーランドからお疲れさんです。たまに日本にも来るよね。


P-8は三沢でもよく見かけるんですよ(笑)。あまり写真には撮れてないけどね。


このカラーリングは空軍のオスプレイ。CV-22といいます。


寂しいことに自転車大国オランダ空軍からの参加はチヌークだけでした。


フランス空軍のアルファジェットはノーマルカラー。
パトルイユ・ド・フランスは来年のル・マンで見れる。


今月のJウイングに空撮が載っていたイギリス空軍のタイフーン。

時刻は9:41になりました。さすがに戻らないとね。

RIAT2016・・・スウィンドンへ

2016-07-28 22:05:20 | 2016RIAT&ファーンボロー
さて、3週間遅れになりましたが、イギリス旅行の模様をお伝えしていきたいと思います。

RIATに行くのならやはりファーンボローの年がよいでしょう。
今回イギリス行きを決断したきっかけは間違いなくF-35の参加です。
日本に来る前に一度はF-35を見ておかないと。
そんな思いで航空券を買ったのは2月27日でした。


7月7日、夕方の三沢空港です。

青森に住んでいると航空券の選択肢は非常に狭まります。実質JALとカタールの2択と言っていいかもしれません。
値段だけならカタールのほうが安い場合もあったのですが、JALで128,000円ならそこそこかと思い、
素直にJALにしました。帰りがBAのコードシェアで、7月投入予定の787-9だったのもポイントです。


インターセクション上がりだったのでシェルター群は見えず。
翌日が35FW司令官の交代式だったようで、エプロンはP-3やらC-40やらで賑やかでした。
機内でJAL PontaカードをGET。


お泊りはファーストキャビン羽田。

三沢はナイトステイがないのでJALの始発が遅く、前泊しなければ午前のヨーロッパ便には間に合いません。
必要最小限のスペースで6千円は高いですが、移動がないぶん楽ではありますね。
僕が泊まったのはファーストですが、ビジネスは本当にベッドしかなく他のスペースがありませんでした。


さて翌朝、とりあえず1タミからR2-D2を撮ってみる。
個人の意見ですが、僕にはどうしてもR2-D2に見えないんですよねえ・・・
この後国際線ターミナルから出発が撮れるかなと思っていたんですが、想定とは違う便でした。


タイガース。


本当はコイツのデモフライトを撮るはずだったんだけどねえ・・・

久しぶりの羽田は、なんか飛行機が多くて感動しました。
戦闘機が好きですが、民間機もいいもんですね。


767のがんばろう日本なんていつの間に。


撮った時には「あれ、スタフラになんか描いてあるぞ。ん?シンゴジラ?」という感じでした。
この翌日だかに発表があったようです。


オリンピックも来週ですか。時差はアレですが、楽しみですよ。

このあたりで、お馴染みのれんじゃー氏に捕獲されました。
同じ便でイギリスへと旅立ちます。


ビジネス機もターミナル前にブロックイン。ビジネス専用レーンを使うVIPの方でしょうか。


さてさて、我々の搭乗する777-300ERがピットイン。
理由はよくわかりませんが10分ほど遅れてプッシュバック、2年ぶりのヨーロッパへ向けて旅立ちです。


機内食は相変わらずの洋食派。飯島さんって誰ですか?
鶏肉とパスタは日本人好み(僕好み?)の薄味で美味しかったですよ。


私はいつものように通路側なので機窓写真はありません。
スカイワイダーはたしかに広いですね。3-3-3配列で横方向も狭苦しい感じがない気がします。
でも、薄型シートはやっぱり固いかな。僕に合わないのか、けっこう身体が痛くなりました。

エンタメはさすがです。見たい映画多すぎ。
結局ワイルド・スピードスカイミッションと、大好きなボーンシリーズの復習に前2作を見ました。
4作目となるジェイソン・ボーン、とっても楽しみです。

機内の温度は暑いと感じるくらいで、ここは日本の航空会社ならではかもしれませんね。


到着前の食事はAIRモスバーガー。


説明書きを見ながら袋のバンズとハンバーグの間に、自分でトマトと玉ねぎとレタスを挟んでソースをかけます。

これまた個人の意見ですが、狭いエコノミーシートでこれをやらせることを考えた奴はバカだと思いました(笑)。
しかもめっちゃ食べずらいし、更にはこれからハンバーガーの本場に行こうというのに。
でも、すでに第6弾だそうです。僕が少数派なんでしょうね。


そんなこんなで安定の曇り空のヒースローに到着しました。
ロンドン手前でいつものように2サークル。それでも定刻から5分遅れの15:55ランディングでした。

でも、ここからが長かったんだ。
ターミナル3の一番端っこに到着したのは降りてすぐにわかりました。
そして隣のエミレーツA380からも降客中・・・嫌な予感しかしませんね。
入国審査は予想通りの大行列。2年前、ラッキーにもファストレーンカードを手にしたことが懐かしい・・・

結局入国に1時間15分もかかってしまいました。
私が聞かれたのは何日いるの?ってことと、シゴト?カンコー?だけなのに。

ヒースローでキャッシングをしましたが、結局この日が一番レートが安い日だったかもしれません。
手数料金利込みで1£134円位だったのですが、帰る日のクレジット払は既に141円位でした。


3回目のヒースロー・セントラル・バスステーション。

今回は前回ほどコーチ(長距離バス)が安くなかったので、4年前と同じルートになる
ヒースロー~レディング~スウィンドンを選択しました。
まずは18:15定刻のレールエアと呼ばれるバスでレディング駅へと向かいます。往復で28£。


恐れていた渋滞もなく、19:15にあっさり到着。バスの座席は半分くらい埋まっていたでしょうか。

渋滞が無いんだったら、スウィンドン行きのコーチでもよかったな。
ただ、前売りで買っておくと飛行機が遅れたり、入国審査で時間がかかった時に焦るかもしれませんが。

レディングで夕食をとも思っていたんですがね。
ヒースローで時間を食ってしまったので、切符を買って早々にスウィンドンに向かいます。
19:29発はスーパーオフピークの時間帯で、往復で24.5£です(復路の時間は気を付けましょう)。


またまた来てしまったスウィンドン。撮影時刻は20:04でした。

金曜の夕方ということもあるのか鉄道は混んでいますが、レディングで降りる人も多いので
場所を選ばなければ座れないことは無いでしょう。バスも鉄道も無料Wi-Fiが使えました。
今回海外パケットは全く使用せず、Wi-Fiだけで過ごしました。節約です。


メインな感じのストリートですが、人通りは少ないです。
というか、今まで賑やかなスウィンドンを見たことがないかもしれない。


今回のお宿「THE Haybarn」。駅から7~800mくらいです。

ホテルというよりは、デカい木の向こうに見えるパブがやっている宿泊施設と言った感じでしょうか。
シビックの向こう側のレンガ造り、緑色のドアが私の部屋の入り口です。

チェックイン時にパブのWi-Fiが繋がらず、予約記録の確認に手間取って30分ほど待たされました。
結局ねーちゃんがどっかに電話して確認して、クレジットカードで支払いをしたのですが、
帰ってきて確認してみると、この数日前にデポジットカードから引かれていて2重払いになってるし・・・
現在ホテルの予約サイトを通じて交渉中です。まったく(笑)。


夕食は近くのテスコで買った、テーブルの上に乗っかっているサンドイッチとバナナ。

部屋自体はそんなに悪くないです。しかもこの時期に3泊で144£ですからね。
お湯も沸かせるし、暖かいシャワーもあるし、ドライヤーもありました。

でも、問題は外にありました。パブが夜中までうるせーんだ(笑)。
連日1時過ぎまでワイワイガヤガヤ。しまいには夫婦喧嘩らしい怒鳴り声も聞こえてきたり(笑)。
まあ、どっちにしても寝られないからいいんだけどさ。

RIAT2016・・・遠征費用

2016-07-15 21:02:38 | 2016RIAT&ファーンボロー
今回の旅のおこづかい帳です。
直前に円高ポンド安になり、考えていたよりも安くなりました。
サーチャージも無かったのでタイミングとしては良かったと思います。
カードで支払って、日本円換算が済んでいるものは日本円にしてます。

航空券(三沢-ヒースロー往復:JAL)・・・127,720円

ホテル(スウィンドン3泊)・・・20,020円(144£)
ホテル(ヒースロー1泊)・・・6,948円(49£)
ホテル(羽田1泊)・・・6,300円

高速バス代(ヒースロー-レディング往復)・・・3,728円(28£)
鉄道代(レディング-スウィンドン往復)・・・24.5£
シャトルバス代(スウィンドン-フェアフォード往復)・・・12£
高速バス代(ヒースロー-ウォーキング往復)・・・2,515円(18.5£)
鉄道代(ウォーキング-ファーンボロー往復)・・・706円(5.2£)
鉄道代(成田~羽田)・・・1,598円

RIATチケット・・・28,330円(160£)
ファーンボローチケット・・・5,306円(36£)

食事、チップ他・・・約50£
他人へのお土産・・・約100£
自分へのお土産・・・約90£

日本円・・・・・・・・・・・・・203,171円
英ポンド(134円換算)・・・約37,051円

合計約240,000円となりました。
キャッシングが1£約134円だったので、それで換算してます。
カップラーメンとか少し日本から持って行ったものの費用は別に掛かっています。

ホテルを予約したのは去年の7月だったので安く済みましたね。
来年は行かないので予約してません。その代わり6月のパリは予約してます(笑)。
(ルマン本を今日買いましたが、涙なしでは見られません・・・)

移動費では2年前ほどスウィンドン行きのバスが安くなく、渋滞と車内混雑の経験から4年前と
同じルートを選択しました。ただ、次行くときはまた高速バスにするかもしれません(笑)。
でも、飛行機が遅れたり入国に時間がかかるとバスの前売りがパーになる可能性もあったりしますね。

今回特筆すべきは、自分用の土産に90ポンドも使ってしまったことでしょうか(笑)。
去年ヨーロッパには行っていない反動が出てしまいました。


どんだけネックストラップを買ったんだという(笑)。

写真に入れてませんが、既に持っていたソロタークとラメックスDのシャツを買い足してしまいました。
ただラメックスDはSサイズしか在庫が残っておらず、着ることは無いかもしれません。
でも、売ることももう無いんです。たぶん。
ストラップの値段は1~5£とバラバラでしたが、5£のところが多いかな。

各チームのパンフレットはポスター折曲タイプが流行のようで、レッドアローズもフレッチェもそうでした。
そんななかRAFタイフーンだけはスポンサーを見つけて毎回しっかりとしたブックレット仕様。

この金額を高いと感じるか安いと感じるかはそれぞれですが、僕的には十分満足の旅でした。

RIAT2016・・・速報版

2016-07-13 23:02:52 | 2016RIAT&ファーンボロー
みなさんお久しぶりでございます。
ルマンの傷心も癒え、いろいろと話題のUKに行ってまいりました。
旅行期間中EU絡みのなにかに遭遇することはまったくありませんでした。いつもと同じUKです。

2年ぶりのRIATは充実の内容でした。
天気は相変わらずでしたが、F-35が見られただけで満足です。

一方月曜のファーンボローは飛行展示の途中で大雨となってしまい、
イギリスなのでそれだけならまあしょうがないのですが、なんと会場のシステムがダウンしてしまい、
飛行展示どころかショー自体も打ち切りになってしまいました・・・
CS100は青空で見れたんですけどね。
せっかく行ったのに737MAXが飛んでいるところを見ることは出来ませんでした。
地上展示も後ろからだけ・・・

RIATが終わった時点では、来年はヨーロッパのエアショーは行かないなと思っていたのですが、
ファーンボローが終わったところでは、この無念さをどこで晴らそうかと思っています(笑)。

写真はとりあえずF-35を中心に。
今の時代3日遅れでは速報でもなんでもないですが、web関連には弱いので勘弁してください。












ヘリテイジフライトは土曜はP-51が来ずにヘリテイジにならず、
日曜はF-22がソロデモ早々にアボート。まあ両方とも35が絡んだだけいいですが。


Gがかかり過ぎたんだろか。










B型は土曜は海兵隊の機体が、日曜は英空軍の機体が飛びました。金曜は両方だったのかな?


ラメックスDはとても残念ながら今回が最後の展示飛行だったようです。
違う形で再びミラージュのデモを見ることが出来るとよいのですが。


こちらは新たに生まれたポーランドのタイガーデモチーム。














地上展示はルフトバッフェ様様でした。


間際に追加されたベルギーの16は望みどおりの31TIGERS。


デモ機たちの列線。
遠かった・・・この時に使った体力が後々響くことになりましたが、行って後悔はない。




ファーンボローです。無念さがMAX。




一足お先にファーンボローに登場してしまったE190-E2。MRJ・・・


CS100が飛んでいるところを撮ることが出来ました。
前日に報道陣を乗せて飛び、スイスに帰る前にローパス。


カーボンでした。

この日は朝のシャトルバスが渋滞で着かず途中から歩き、
帰りの高速バスが駅に40分現れずと踏んだり蹴ったりでした(笑)。


ヒースローです。


完全にガス欠。
障害物が入ったり、切れたりしてる写真を量産してしまいました。

70DのAF性能に疑問を感じている今日この頃・・・
80D買うとしても、来年までは我慢するぞ。来年まで・・・