残すは日本への帰り道だけとなりました。
基本的に来たルートを戻るだけなので、いつもにも増して面白い話はありません(笑)。
5日間滞在したホテルともお別れです。Wi-Fiはラウンジでしか使えませんでした。
この日チェックアウト後に荷物を預けようとしたら、ラウンジの置き場に置いて行ってねと言われてしまいました。
ホテルの人の目が届かないところに置くのはイヤだなあと思いつつ、しょうがないので旅行カバンを置いていきましたが、
戻ってくると、ほかの人の荷物もたくさん置いてありました。気にしすぎでしたかね(笑)。
北駅とのあいだに、ジャポネレストラン”hokkaido”がありました。
ちらりと窓のメニューを見たら焼き鳥系が多かったような。
テレビでは、この日の最高気温37℃と言ってましたよ。
パリ北駅。
空港行きも長い編成の列車です。今回も空港まで直通でした。
お客さんは少なかったですが、今回初めて検札がありました。
急行だった分早くなりまして、13時頃ターミナル1に到着。
ターミナル1は上空から見るとドーナツ型に円を描いておりまして、カウンターも円形に配置されています。
さすがに出発3時間前だと、A380でもカウンターに並んでいるお客さんは少なくて、
チェックインもあっという間に終わりました。
チェックイン前に利用できるようなお土産屋さんは、メゾン・ド・ショコラのブースしか見かけませんでした。
メゾン・ド・ショコラは一度上司が買ってきてくれたのを食べたことがありまして、とても美味しかったので、
チラっと見てみたらメチャクチャ高かった。庶民がおいそれと買えるチョコレートではないです(笑)。
ターミナル1は不思議なデザインでして、到着の時も出発の時もドーナツの中心にあるチューブ式の
エスカレーターに乗るようになってるんですよ。これがまたビニールハウス状態で暑いんだ(笑)。
出国審査もよくわからんところにあるし、出国なのに25分も並んだし、あんまりよい印象はないですね。
免税店も当然ドーナツ型に円を描いて配置されています。
それほど大きなターミナルではないので、お店の数自体もそんなに多くはないですね。
ターミナル1ビル自体にはPBBがなく、飛行機は6つのサテライトに接続されます。
サテライトとは地下通路で結ばれていて、手荷物検査はそのサテライト入口で行う方式になっています。
その先に待合室と、規模は大きくないですが免税店がありました。
念願のオランジーナ(笑)。
パン・オ・ショコラの1.6€はまあしょうがないとして、オランジーナは3.7€もしたぞ。
ネタ写真にしては高すぎた(笑)。
待合室は下の方がすりガラスになっていて、ソファに腰かけて優雅にスポッティングは出来ません。
16:05出発の40分ほど前にボーディング。あら、よく見ると奥にコンコルドが見えるな。
実は去年の8月にチケットを買った時にはCDG22:40発を予約していました。
A350がアサインされている便で、羽田行きへの乗継時間も1時間ほど。
ところがカタール断交問題がきっかけなのか、出発1週間くらい前に羽田行きの出発時間が30分早まり、
A350だとドーハで羽田行きに乗り継げなくなってしまいました。
いろいろ調べてもらって、A350に乗ってドーハ・香港経由で戻ってくるなんて案も出てきたのですが、
青森着が遅くなり仕事の影響が大きくなってしまうので、結局1便早めて帰ることにしたのでした。
A350に乗れなかったのは残念なのですが、カタール航空も気を遣ってくれたのか、
変更したチケットの運賃種別がYになっていて、元々はJALマイル積算ゼロのはずでしたが、
帰りの分はマイルを100%付けることが出来ました。8,000マイルは地味にデカい。
コバルトエアはキプロスの航空会社だそうで。
エアリンガスのアイルランドラグビーチーム塗装らしい。
そんな写真を撮っている間に、隣のおじさんがパスポートを失くしたと騒ぎ出してしまいまして、
座席からカバンから探しまくっているので、私も一緒に探しまくったのですが、なかなか見つかりません。
客室のトップも来て、いろいろ手続きの話も始めたりしたのですが、結局斜め後ろの座席から見つかりました。
荷物をしまったりするときに、一時的にそこに座ったようです。良かった良かった。
おそらくパスポート事件の影響で、12分ほど遅れての出発でした。
この日はアッパーデッキからの眺めです。
どうやらカタールでは種別Yの乗客はアッパー最後列のエコノミーシートがあてがわれるようで、
メインデッキの座席は選ぶことが出来ませんでした。
ただ、窓側座席には脇に収納ボックスがあったり、席数が少ないのでサービスが早かったりメリットも多いです。
夕食はビーフシチュー。これは美味しかった。
真紫の物体はいったいなんなんだ?と、恐る恐る食べてみたらキャベツでしたわ。
やっぱり機体後部になるとA380もうるさいですね。高度を上げる時は尚更です。
はっきり言って、乗り心地はメインデッキ前部のほうが全然良いです。
ドーハ市街地を回り込んで、空港には南側からアプローチ。
イラン上空では、たくさんの油田と思われる炎が見えました。
23:41にブロックインして、この後0:14に乗継検査を通過。
たしかに乗り継ぎ時間40分では足りないか・・・
ドーハは夜中なのに36℃だって。こっちも負けてないな(笑)。
ハブ空港は24時間眠りませんね。免税店もまだまだ繁盛していました。
乗り継ぎ時間は免税店を少し冷やかしたくらいで、あとは待合室でしばし待機。
日本へのフライトも6:30発の羽田行きから、2:35発の成田行きに変更しました。
2年前にもドーハで7時間待ったことがありますが、まあ寒くて全然寝れなかったんです。
その悲劇はあまり繰り返したくないので、国内での移動は若干めんどくさくなりますが成田便に変更しました。
ということで、機材はあまり乗る機会のない777-200LRでした。
エコノミーは777にしては珍しく3-3-3配列で、シートポケットも787とは違う位置にあって、
縦方向にも余裕がある、よいシートだったと思います。
パスタのアラビアータソース掛けでございます。辛かった。
元々窓側を予約していたのですが、どーせシェード閉めるんだろうなと、搭乗口で通路側に変更してもらいました。
目測搭乗率95%でしたが、隣がいないシートをアサインしてもらって、とてもラッキー。
フライトデータが計器風に表示されたり。
HUD風に表示されたり。
カタール航空の機内はだいたい寒いイメージがあるのですが、今回の旅ではそうでもありませんでした。
この便も最初はエアコンガンガンだったんですが、途中からは過ごしやすい温度になりましたよ。
ほぼ定刻の18:42に2ビルのサテライトにブロックイン。
日本のほうが気温は低いですが、湿気の高さで帳消しかも・・・
ちなみに今日の三沢最高気温は36.4℃までいきました。観測史上2位の快記録です。
珍しく外仕事の時間帯があったんですが、マジでひどかった。
19:26発の京成に乗り、夜は羽田近くの平和島温泉に泊まりました。
カタール航空都合での便変更ということで「お帰りなさいキャンペーン」にて無料で宿泊。
翌朝の青森行き。
レッドブル・エアレースの名残がありますね。こう見ると、ものすごく幅が狭い滑走路に見えますが。
ラストは久々の富士山で。キレイな写真ではないけどね。
送迎タクシーの設定が午前中は無かったので、青森からはバスと鉄道で三沢へ帰り、午後から出勤でございました。
今回も進むにつれて内容が薄くなってしまいましたが、
ル・マンへの行き方と、サルト・サーキットの様子はある程度伝えられたかなと思っています。
来年以降ル・マンへ行く人にとって、少しでも参考になればいいんですけどね。
僕の人生の中でも、思い出深い旅のひとつになりました。
でも、この旅はまだ第一章のつもりです。いつか必ず車検日から行きたいな。
さて、なんとか明日からのスーパーGTの前に終わったぞ。
でも、天気予報は雨なんだよなあ・・・
フランスの青空を少し分けて欲しいよ。