飛行機&モタスポ&競馬ファンのてきとーな週末

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログの続きです。
2013年以前のブログはブックマークからね。

ル・マン&パリエアショー2017・・・青森へ帰ろう

2017-07-21 21:59:04 | 2017ル・マン&パリエアショー
残すは日本への帰り道だけとなりました。
基本的に来たルートを戻るだけなので、いつもにも増して面白い話はありません(笑)。


5日間滞在したホテルともお別れです。Wi-Fiはラウンジでしか使えませんでした。

この日チェックアウト後に荷物を預けようとしたら、ラウンジの置き場に置いて行ってねと言われてしまいました。
ホテルの人の目が届かないところに置くのはイヤだなあと思いつつ、しょうがないので旅行カバンを置いていきましたが、
戻ってくると、ほかの人の荷物もたくさん置いてありました。気にしすぎでしたかね(笑)。


北駅とのあいだに、ジャポネレストラン”hokkaido”がありました。
ちらりと窓のメニューを見たら焼き鳥系が多かったような。

テレビでは、この日の最高気温37℃と言ってましたよ。


パリ北駅。


空港行きも長い編成の列車です。今回も空港まで直通でした。


お客さんは少なかったですが、今回初めて検札がありました。


急行だった分早くなりまして、13時頃ターミナル1に到着。

ターミナル1は上空から見るとドーナツ型に円を描いておりまして、カウンターも円形に配置されています。
さすがに出発3時間前だと、A380でもカウンターに並んでいるお客さんは少なくて、
チェックインもあっという間に終わりました。

チェックイン前に利用できるようなお土産屋さんは、メゾン・ド・ショコラのブースしか見かけませんでした。
メゾン・ド・ショコラは一度上司が買ってきてくれたのを食べたことがありまして、とても美味しかったので、
チラっと見てみたらメチャクチャ高かった。庶民がおいそれと買えるチョコレートではないです(笑)。


ターミナル1は不思議なデザインでして、到着の時も出発の時もドーナツの中心にあるチューブ式の
エスカレーターに乗るようになってるんですよ。これがまたビニールハウス状態で暑いんだ(笑)。

出国審査もよくわからんところにあるし、出国なのに25分も並んだし、あんまりよい印象はないですね。


免税店も当然ドーナツ型に円を描いて配置されています。
それほど大きなターミナルではないので、お店の数自体もそんなに多くはないですね。


ターミナル1ビル自体にはPBBがなく、飛行機は6つのサテライトに接続されます。
サテライトとは地下通路で結ばれていて、手荷物検査はそのサテライト入口で行う方式になっています。
その先に待合室と、規模は大きくないですが免税店がありました。


念願のオランジーナ(笑)。

パン・オ・ショコラの1.6€はまあしょうがないとして、オランジーナは3.7€もしたぞ。
ネタ写真にしては高すぎた(笑)。


待合室は下の方がすりガラスになっていて、ソファに腰かけて優雅にスポッティングは出来ません。


16:05出発の40分ほど前にボーディング。あら、よく見ると奥にコンコルドが見えるな。

実は去年の8月にチケットを買った時にはCDG22:40発を予約していました。
A350がアサインされている便で、羽田行きへの乗継時間も1時間ほど。
ところがカタール断交問題がきっかけなのか、出発1週間くらい前に羽田行きの出発時間が30分早まり、
A350だとドーハで羽田行きに乗り継げなくなってしまいました。

いろいろ調べてもらって、A350に乗ってドーハ・香港経由で戻ってくるなんて案も出てきたのですが、
青森着が遅くなり仕事の影響が大きくなってしまうので、結局1便早めて帰ることにしたのでした。

A350に乗れなかったのは残念なのですが、カタール航空も気を遣ってくれたのか、
変更したチケットの運賃種別がYになっていて、元々はJALマイル積算ゼロのはずでしたが、
帰りの分はマイルを100%付けることが出来ました。8,000マイルは地味にデカい。


コバルトエアはキプロスの航空会社だそうで。


エアリンガスのアイルランドラグビーチーム塗装らしい。

そんな写真を撮っている間に、隣のおじさんがパスポートを失くしたと騒ぎ出してしまいまして、
座席からカバンから探しまくっているので、私も一緒に探しまくったのですが、なかなか見つかりません。
客室のトップも来て、いろいろ手続きの話も始めたりしたのですが、結局斜め後ろの座席から見つかりました。
荷物をしまったりするときに、一時的にそこに座ったようです。良かった良かった。


おそらくパスポート事件の影響で、12分ほど遅れての出発でした。

この日はアッパーデッキからの眺めです。
どうやらカタールでは種別Yの乗客はアッパー最後列のエコノミーシートがあてがわれるようで、
メインデッキの座席は選ぶことが出来ませんでした。
ただ、窓側座席には脇に収納ボックスがあったり、席数が少ないのでサービスが早かったりメリットも多いです。


夕食はビーフシチュー。これは美味しかった。
真紫の物体はいったいなんなんだ?と、恐る恐る食べてみたらキャベツでしたわ。

やっぱり機体後部になるとA380もうるさいですね。高度を上げる時は尚更です。
はっきり言って、乗り心地はメインデッキ前部のほうが全然良いです。


ドーハ市街地を回り込んで、空港には南側からアプローチ。
イラン上空では、たくさんの油田と思われる炎が見えました。


23:41にブロックインして、この後0:14に乗継検査を通過。
たしかに乗り継ぎ時間40分では足りないか・・・

ドーハは夜中なのに36℃だって。こっちも負けてないな(笑)。


ハブ空港は24時間眠りませんね。免税店もまだまだ繁盛していました。
乗り継ぎ時間は免税店を少し冷やかしたくらいで、あとは待合室でしばし待機。


日本へのフライトも6:30発の羽田行きから、2:35発の成田行きに変更しました。

2年前にもドーハで7時間待ったことがありますが、まあ寒くて全然寝れなかったんです。
その悲劇はあまり繰り返したくないので、国内での移動は若干めんどくさくなりますが成田便に変更しました。

ということで、機材はあまり乗る機会のない777-200LRでした。
エコノミーは777にしては珍しく3-3-3配列で、シートポケットも787とは違う位置にあって、
縦方向にも余裕がある、よいシートだったと思います。


パスタのアラビアータソース掛けでございます。辛かった。

元々窓側を予約していたのですが、どーせシェード閉めるんだろうなと、搭乗口で通路側に変更してもらいました。
目測搭乗率95%でしたが、隣がいないシートをアサインしてもらって、とてもラッキー。


フライトデータが計器風に表示されたり。


HUD風に表示されたり。

カタール航空の機内はだいたい寒いイメージがあるのですが、今回の旅ではそうでもありませんでした。
この便も最初はエアコンガンガンだったんですが、途中からは過ごしやすい温度になりましたよ。


ほぼ定刻の18:42に2ビルのサテライトにブロックイン。
日本のほうが気温は低いですが、湿気の高さで帳消しかも・・・

ちなみに今日の三沢最高気温は36.4℃までいきました。観測史上2位の快記録です。
珍しく外仕事の時間帯があったんですが、マジでひどかった。

19:26発の京成に乗り、夜は羽田近くの平和島温泉に泊まりました。
カタール航空都合での便変更ということで「お帰りなさいキャンペーン」にて無料で宿泊。


翌朝の青森行き。
レッドブル・エアレースの名残がありますね。こう見ると、ものすごく幅が狭い滑走路に見えますが。


ラストは久々の富士山で。キレイな写真ではないけどね。
送迎タクシーの設定が午前中は無かったので、青森からはバスと鉄道で三沢へ帰り、午後から出勤でございました。


今回も進むにつれて内容が薄くなってしまいましたが、
ル・マンへの行き方と、サルト・サーキットの様子はある程度伝えられたかなと思っています。
来年以降ル・マンへ行く人にとって、少しでも参考になればいいんですけどね。

僕の人生の中でも、思い出深い旅のひとつになりました。
でも、この旅はまだ第一章のつもりです。いつか必ず車検日から行きたいな。

さて、なんとか明日からのスーパーGTの前に終わったぞ。
でも、天気予報は雨なんだよなあ・・・
フランスの青空を少し分けて欲しいよ。

ル・マン&パリエアショー2017・・・モンマルトルへ行こう

2017-07-20 22:10:37 | 2017ル・マン&パリエアショー
いまMAKSのストリーミング見てますが、Suー30SMマジ最強だな。
三沢の航空祭に来ないかな(笑)。


さて、6月20日の火曜日です。

飛行機は16:05発なので、午前中は観光できますね。
心から行きたいっ!!ていうよりは、もう義務感と言ってもいいくらいかもしれませんが(笑)、
やはり前回のパリ訪問時には行っていない、モンマルトルの丘へ行ってみたいと思います。


時刻は8:23。今日も快晴ですよ。さすがに中華料理屋さんは閉まってますね。


メトロを乗り継いで・・・と言っても、歩いても2km無いくらいだと思いますが、
バルベス-ロシュシュアール駅に到着。

フランスのメトロ駅はどこも簡素な感じでお金がかかっていませんよね。


スタンケルク通りというお土産屋さん通りですが、まだ開いてないな。


その通りの先に現れるのがサクレ・クール寺院です。


階段で行くか、ケーブルカーで行くか・・・カルネ1枚で乗れるケーブルカーにするか。

距離にして100mくらいですかね。
カルネが余ってなきゃ、そりゃあこのくらい歩きますよ(笑)。


モンマルトルの丘に建つサクレ・クール寺院が出来たのは、意外と新しく1914年です。
実はエッフェル塔よりも新しい建造物なんですね。

「1870年の普仏戦争と、その翌年のパリコミューンの犠牲者の鎮魂のため計画されたといわれる」ですって。


丘の上からの景色はこんな感じ。あれ、ここからだとエッフェル塔見えないんだな。


DOMEはこっちだよと書かれてまして、意味もよくわからずに、中に入るのに6€かかるんだな、
せっかくだから入ろうかなと進んでいったんですよ。

そしたら、長い長い螺旋階段がありまして、登りながら、ただ中に入るだけじゃなかったのかと気付きました(笑)。
写真をよく見たら、案内表示に「ヴィジット・パノラミック・ドーム」って書いてますね。

狭くて細い螺旋階段で、たまに鳥が羽ばたいていく音が階段内に響くんですよ。
なんだか映画のワンシーンのようでドキドキしますね(笑)。

通路は一方通行ですが、幅は狭くて結構な段数があるので、お年を召した方にはちょっときついかもしれません。
正直、さっきケーブルカーに乗っておいてよかったとも思いました(笑)。


ちょっと休みつつ、5分くらい階段を上がったでしょうか。

中央ドーム屋根のすぐ下が展望室になっていました。
始めから展望室として作られていたんでしょうかね。
ここに至る階段も含めて当時からそう設計されているとしたら、設計士に拍手を送りたい。


おお、眼下に360度パリのパノラマが広がります。

この旅で初めてエッフェル塔を見ました。
左手に見えるのはモンパルナスタワーです。


凱旋門も見えます。その先の森にはロンシャン競馬場があるはず。


こちらは裏昼景。
これは登る価値がある展望台だと思いますよ。まさにパリの街が一望できます。

この後、寺院の中に入りましたが、撮影禁止でした。普通に入るだけなら入場料はかかりません。
中にはキリスト様をはじめとする像がたくさんあり、像前の蝋燭台に、購入した蝋燭を捧げるようになっています。
そうか、キリスト教の皆さんはこういう風に祈りを捧げるんだなと勉強になりました。

祭壇、天井画、ステンドグラス、どれも素晴らしかったですね。イスに腰掛けて、しばらく眺めていました。
またパリに来ることがあったとしたら、再訪したいとも思えるくらいですし、他の教会や聖堂にも入ってみたいと
思わせてくれましたね。


お散歩を続けましょう。西の方へ歩くとお土産屋さんが並んでいます。


道なりに進むとすぐにテルトル広場という所に出ます。

別名「画家広場」と呼ばれているようで、かつてピカソやルノワールも住んだこともある芸術村だったんですね。
いまでも芸術家の卵の人たちや、商売画家のみなさまがご健在で、いろいろな絵を売っていました。
正直欲しいなと思わせるようなものもありましたが、値段を聞く勇気は無かった。


そばのサン・ピエール教会前には、ごらんのとおり似顔絵屋さんもたくさんいましたよ。




ipodを聴きながら、華麗にスマートを縦列駐車させるお姉さま。マジで神業(笑)。


メトロ駅の入口はだいたい赤ベースに白字でメトロと書いてあるもんですが、
こんな感じでメトロポリタンと書いてあるのも多いんだな。
アベス広場内にあるアベス駅でした。


最後のカルネを使ってパリ東駅に戻ってきました。計算通り(笑)。
市内で何度も「PAUL」というパン屋を見かけまして、最後はここのパンを食べようと決めてました。

ていうか、日本にもあったんですね。
ヴィ・ド・フランスしか知りませんでした(笑)。


チキンサンドは4.9€でした。

パンは固すぎずにしっかりしていて食べ応えがあり、マスタードがいい塩梅で美味しいです。
コーヒーマシンがメンテナンス中で、本場のカフェ・クレームは飲めず。残念(笑)。

ル・マン&パリエアショー2017・・・ル・ブルージェ航空宇宙博物館

2017-07-19 22:45:32 | 2017ル・マン&パリエアショー
フライトが終わり、もう疲労困憊もいいところだったので、
航空宇宙博物館はちらっとだけ見てきました。


アリアンロケットが博物館の目印。わかり易すぎる。

ロケットの事は全くわからないので、詳しくはgvb39さんのブログをご覧いただくか(笑)、yahooでググってください。
2本立っているのですが、写真はアリアン5というタイプで、改良が重ねられ現役バリバリに打ち上がっているようです。

下にオフィシャルグッズショップが写ってましたが、結構いろいろ売ってました。
私はエアショーのキーリングとエールフランス787のネックストラップをお買い上げ。


エアショー会場に一番近い建物に入ったらWWⅡホールでした。フォッケウルフFw190ですね。


おおお、V-1。


このエンブレム見たことあるぞー。P-47に描かれていました。
ラメックス・デルタのあの機体、既に退役していて、どっかの基地のゲートガードになるんですね。


お隣がコンコルドホールだったのですが、パリエアラボとかいうイベント会場になっておりまして・・・


それでも機内見学は出来るようになっていて、お尻のステアが入口でしたが入場料10€でした。
しかもチケットは離れた場所で売ってるとのことで、今回は見送り。次回はあるのか?


大丈夫、きっとgvb39さんが機内も見せてくれるはず(笑)。


あら、またジャギュア。


そしてエタンダール。

本当ミグ23なんかも置いてあるはずですが、エアショー期間中ということで
近くには見当たりませんでした。


プロトタイプホールです。


奇想天外な飛行機がいっぱい。


マニアの人はどんぶり3杯行けると思います。


フランス空軍ホール。
ミラージュ2000の初号機なのかな。


宇宙ホール。ロシアでもこんなの見た記憶がある。

まだまだまだ見どころはたくさんあると思いますが、疲れて歩くのもイヤな気分です(笑)。
エアショーチケットを持っていると、ある程度見ることが出来ますが、
ただ、エアショー期間中はオープンしていないホールもあると思います。
航空グッズの売店もありましたが、ここでは見送り。


正面玄関ではマジステールがお出迎え。
航空宇宙博物館自体がエアショーの東ゲートになっているので、ここから入ることも出来ます。


シャトルバスが無いゲートから出てしまったので、路線バスで帰りましょう。
バスレーンがあるとはいえ、この渋滞っぷりは気になりますが・・・


バス停の正面に「TOKYO YAKI」っていう店があったぞ(笑)。

博物館そばのバス停は、近くの地下鉄駅行きと、パリ東駅行きの系統が通るので、どっちでもいいから
次に来た方に乗ろうと思っていたら、やってきたのはCDG発パリ東駅行きの350系統でした。

パリ市内のバスは地下鉄と共通券なので、東駅までだとカルネ2枚で乗れることは事前に調べてありました。
当然座れるわけもなく、エアコン効かない車内で、手摺にしがみついて、渋滞の中揺られること45分。
博物館で買った最後の水も無くなり、マジで倒れるかと思った(笑)。

路線バスに乗ると街の様子も結構わかったりしますが、移民(難民)の方のテントが街のあちらこちらにあって、
渋滞していると道路の真ん中で物乞いしてるんです。

なんていうか、日本にいると気付かないですが、
EUやアメリカが難民政策で紛糾しているのはこういうことなんだなあって、とても実感しました。

ただ、温暖化対策も待ったなしだなということも、車内で同時に実感しましたよ・・・


夕食はホテル隣にあった中華料理屋さんのテイクアウトにしました。

チャーハンと八宝菜と牛肉煮で7€、カルフールで買ったミニトマトは0.99€です。
この旅で食べた食事の中では、間違いなく最高に美味しかったです(笑)。
中国系のおばさまも、とても親切に対応してくれました。
これだけ汗をかくと塩分を摂りたくなりますが、サンドイッチやバーガーでは実感がないんですよね。
かといって、ビストロでゆっくりのんびり食べる気にもならないし・・・

テレビをつけるとアナウンサーがシェンゼリゼ、シャンゼリゼ言っています。
この日もテロが起こってしまい、警察車両に車が突っ込んだんですね・・・
さすがに不安になってしまいますが、でも、みんなこの中で生活してるんですよ。
翌日も特に変わらず行動することにしましょう。

ル・マン&パリエアショー2017・・・パリエアショー④

2017-07-19 21:16:53 | 2017ル・マン&パリエアショー
時刻は15時です。
フライト・ディスプレイの続きから。


撮影はこんな感じの所から。


ランウェイ上を飛んでいるのはA400Mです。


A400Mはますます動きが派手になった気がする。


当然ながらA380も飛びますよ。


ラダー踏み込みまくり。


あれ、ウイングレットが普通だな(笑)。


午前中に飛んでくれればいいのに・・・


クーガーは飛んでっただけだったかな。


なんかタクシーウェイ上で10分位ウダウダしていたので、嫌な予感がしたんですが無事に上がってくれました。


いやあ、ホントに陽が当たらないのがもったいない。


この日一番の後悔ショット。
ロックウイングしたんですが、切れてますた・・・


やっぱり小さいね。


こちらも静かなエンジン音でした。A321neoと同じLEAP-1系だから当然だけど。


くちばしのようにも見えますね。
MAXが定期便として日本にやってくるのはいつのことになるでしょう。楽しみです。


F-35が上がりましたが、まったく写真になりません。


F-35A初のデモフライトということで注目を集めましたが、
やっぱり飛びっぷりはたいして面白くないですね。

中盤にフラットスピン的な機動がありましたが、見せ場はそのくらいだったと思います。
あとはファントムと変わらないんじゃないですかね(笑)。
音はかなりうるさいです。737MAXの後だったからかもしれませんが。

ところで日本製のF-35はいつアメリカに行くんですかね。
その前に三沢に寄らないかなあ。


戻ってきた。35はこのあとトーイングされて後ろの誘導路へ隠れちゃった。


A380plusの日陰に集まる人々(笑)。

僕もF-35が飛んだあとは、この影の下で撮影してました。
というか、最初からここで良かった気もする。気温が半分に感じるよ。


エンブラエルからはE195-E2がエアショーデビュー。

去年のファーンボローに来ていたのは、基本型のE190-E2です。
こっちはもう派生型もフライト・ディスプレイですよ。


イーグルフェイスはカバーかと思ってたんですが、ペイントだったんですか。


かなり細長ボディですが、それもそのはず、130席クラスなんですね。
737-700と同じってことですが、こちらは2-2配置ですし。


既存機ベースとはいえ、誰がどう見てもMRJはブチ抜かれましたよね。

MRJはEジェットに対して機体性能で本当にアドバンテージがあるのかがこれからの注目ですね。
価格やアフターサービスで勝ち目はないでしょうし。


エンブラエルからはKC-390もフライト。


KCと名はついていますが、ブラジル以外で空中給油機能を本気で欲しがる国はどのくらいあるのかな。


アントノフ132も飛びましたが、機体サイズ的に厳しいな。
って、もうレンズを18-300に変えて地上展示を見ながらのお帰りモードでした。


シュパンダーレムの16も来ていましたが、三沢市民としてAARGMに注目しないわけにはいかないですね。
三沢にも配備されてるのかな?


出来上がったばかりのC-130J民間型ですね。


エンブラエルはERJもまだ売る気あるのかな。


ボンバルディアからはCS300が登場です。
CS100はスイスでしたが、こっちはラトビアのエア・バルチックがローンチカスタマーなんですね。


小型機もたくさん展示してありましたが、ばっさり割愛。


ヘリコプターもたくさん展示してありましたが・・・


無人機もたくさん展示してありましたが・・・


MRJの回りにいたスタッフは、みんなオドオドした感じでエアショー慣れしていないように見えました。
初日だったから余計そう見えた部分もあるでしょうけどね。

もっと背筋を伸ばして堂々と対応してほしいなあ・・・なんて勝手に思ってしまいましたが、
外国の人たちからはどういう目で見られていたんでしょうか。

ル・マン&パリエアショー2017・・・パリエアショー③

2017-07-18 22:02:29 | 2017ル・マン&パリエアショー
時刻は11:30を回ったところです。

紙媒体のフライトプログラムは見つからず、時代はアプリでチェックですね。
とにかく暑いので、涼みがてら少しホールの中を歩いてみます。


すでにお疲れモードだったので、適当に歩いただけと言った感じです・・・




今回パスに付いてきたネックストラップのスポンサーメーカーがここでした。
”STELIA AEROSPACE”はエアバスグループのパーツサプライヤーのようですね。


今話題の”VR”でラファール体験が出来るらしい・・・


僕が実物のJ-31を見ることはあるんでしょうか。
ま、チャイナにはそのうち・・・


Su-35が来るという噂もあったんですけどね。
T-50は”PMF(Perspective Multi-role Fighter )”という名での展示です。

日本のメーカー系ブースは遠いホールだったのであきらめました。
なんか東京都のホールはゲート近くにあったな。


”SUSHI&SASHIMI”ブースがありました(笑)。
この暑いのに大丈夫なのか心配になります。

右側に小さな字で書いてあるのはこんな感じ。
”chirashi saumon”
”soupe miso”
”california maki”
”wakame goma”


私は寿司は買わず、売店でサンドイッチとクロワッサンと水を購入。
このサンドイッチ7€でしたが、なかなか美味しかったです。水は2.5€でした。


飛行展示を撮るために再びA380plusまで歩いていきます。Eジェットが引っ張られてるな。


エールフランスのA380がCDGへアプローチしていきました。


アメリカ軍からはP-8、C-130、オスプレイも地上展示に参加。
カタールの777は新ビジネスクラスの発表を兼ねての展示だったようです。


わあ、こんな飛行機があったんですね。

シーラスというメーカーは聞いたことある気がしますが、このビジョンSF50は
昨年からデリバリーが始まった新型機だそうです。

ちょっと写真ではわかりづらいですが、なんといってもエンジン配置が特徴的ですね。
基本的にはビジネス機というよりも、自家用機という位置づけのようです。


こちらはビジネス機でお馴染みガルフストリーム。

後ろにちらっと写っているのが航空宇宙博物館なのですが、
その日陰で737MAX9が引っ張られるのをじっと待っておりました。


13:47、飛行展示が始まり、737の前にもトーイングカーがやって来ました。


上空にはティーガーが。


フェンスが無くなり撮りやすくなりました。


イメージカット。




ドルニエ328。小さすぎる。レンズも18-300なんだけど。


よくこの狭い中を引っ張っていくもんだ。手を伸ばせばATウイングレットに届きそうです。

正面(真後ろ)から見るとATウイングレットの角度がよくわかります。
これまでのものとはだいぶ違いますよね。


ファルコン8Xです。

737が引っ張られていき、撮影場所を変えました。
地上展示エリアの端で、なるべくランウェイに近いところと思い、
シャレーの裏手、通路わきに人が集まっていたので、そこから撮ります。


ラファールのテイクオフシーンですが、西方向は既に光が回りません。


パンフレットによると、今シーズンのパイロットはマルティネス大尉。TACネーム”マーティ”。


A321neoもいつの間にか引っ張られていて、フライト・ディスプレイに参加です。


エンジンは太くなっているようですが、正直空港で見てもceoと見分けがつかないだろうな。


エンジン音はとても静かに感じました。


cauに見えてしまう・・・


続いてA350-1000です。


前に書いた通り、光線状態は午前中のほうが絶対に良いです。


奥に写るA380はCDGからのディパーチャーかねえ。


さすがに空気ももやってシャープに写らん。


本当は帰りにA350に乗るはずだったんだけどなあ・・・またのお楽しみです。

ル・マン&パリエアショー2017・・・パリエアショー②

2017-07-17 19:55:33 | 2017ル・マン&パリエアショー
時刻は10:12です。
なんの前兆もなくオープニングフライバイがありました。


いやあ、わかっていたら、せめてA380と絡めようとしたと思うんだけどね。
どうにもなりませんでした。

パトルイユ・ド・フランスもHPで飛ばないことになっていたんですよ。
なので、オープニングは無いもんだと思っていたんです。


スモーク切っちゃった。
アメリカ遠征仕様のカラーリングがわかるように撮りたかったけどね。


僕にとってパリエアショー最大の衝撃はこれでした(笑)。

現状の売れっぷりで実現するとは思えないんですが、このままでは終わらせたくない・・・
という願望を込めたコンセプトの発表だったでしょうか。


あら、偶然ですが地上展示エリアの端っこ、滑走路に近いところにいる時に
フライト・ディスプレイのリハーサルが始まりました。
リハーサルをやることも全く知らなかったので、本当に偶然です。


飛んでるのは先日日本にもやってきたファルコン8Xですね。

JALとプライベートジェットサービスの提携をするとかなんとか。
ベースとなるのはここル・ブルージェで、CDGとはリムジンで結ぶらしいですが、
こういう飛行機に乗ろうとする人はわざわざJALに乗らず、日本から直接乗る気もするけどねえ。


ラファールも上がったぞ。
ここからは100-400×1.4テレコンで撮っています。
ル・マンの写真も含めてすべてノートリミングですので、参考になればと思います。


残念ながらノーマルか。

ル・ブルージェは3本の滑走路を持っていて、ディスプレイに使う滑走路は03-21となっています。
会場はランウェイの南東側なので、この時間帯がガチ順光なんですね。


テレ端でこれなので、やはりフライトを撮るショーではないと思います。

パブリックデーはもっとランウェイに近づけるはずですが、
それでも今年のラインナップはちょっと寂しかったよね。


ランウェイ上でこんな感じ。

ランウェイに沿ってメーカーのシャレーが並んでいるので、これはわずかなすき間から撮っています。
トレードデーは会場から離着陸シーンを撮るのは、関係者以外難しいでしょう。


CDGにエミレーツのスペマーっぽいのが降りて行った。


地上展示エリアにいなかったので、もしやと待ち構えていたら予想通り上がってくれました。

エアバンドレシーバーは持っていってないし、アナウンスがあるわけでもないので
とりあえず待つしかないのですが、早い段階で上がってくれてよかったです。


A350-1000の初飛行は去年の11月。このカーボンカラーは2号機です。


午後は逆光気味で条件がいまひとつなので、たくさん貼ります。






あまり大きさを感じないスマートな機体だと思うのですが、競合機は777-300、そして777-8ですよね。


うん、けっこう満足したぞ。


まあ、A400Mはいつもの感じということで(笑)。


RIATで飛んだA400Mには翼上になんかメッセージが書いてましたよね。


お、アヴァンティじゃね?展示機以外は初めて見た。
たぶんサブランウェイからどっかに飛んでいくんでしょう。


最後にヘリが飛んできた。


ティーガーはたぶん初めて見るな。
午後にはフライト・ディスプレイがありましたが、まだ作ってるのか?


リハーサルは終わったようなので、あらためて地上展示を撮りましょう。


実はA380マイナスを作ったほうがよかったりして(笑)。


A321neoはちょっと撮りづらい位置に。


なぜかぜんぜん人気がありませんでしたが、F-35Aもいたんですよ。

逆光側の展示だったので、後で撮り直そうと思ってたんですが、まさかこの機体がフライトするとは思いませんでした。
わかっていたら、暑い中無理してトーイングされるところを狙ったのに・・・


黒服の人たちがいっぱい現れて、お前ら、ちょっとあっち行ってろ的な感じだったんですよ。

遠くには人だかりができていて、明らかに偉い人が視察しているようで、
アラブの石油王でも来たかと思ってたんですが、マクロンさんだったんですね。


A400Mです。


このカットもド逆光だったので撮りなおそうと考えていたんですが、すっかり忘れちゃった。


民間機らしからぬ挑戦的な表情だな。
Eジェットは順調に開発が進んでいるようでなにより・・・


同じくエンブラエルが作っているKC-390も隣に展示。


暑くて死にそうになってきたので、ホールで涼もうと戻ってきました。

一応日本製(ではないけど・・・)ということで、2機並べたんでしょうかね。
P-1がすごい人だかりで、人気あるなあオイと思っていたら、マクロンさんだったんですね。
「素晴らしい機体だ」という一言は、本音でしょうか、お世辞でしょうか。


今日はWWが上がり始めたのが15時過ぎ。
ちょうどレッドブル・エアレースを見てたし、結局撮りに行きませんでした。
こうしてますます身体が鈍っていく・・・

ル・マン&パリエアショー2017・・・パリエアショー①

2017-07-17 09:14:33 | 2017ル・マン&パリエアショー
6月19日の月曜日です。
せっかくフランスに来たので、ついでにパリエアショーにも行ってみましょうか(笑)。

それは冗談として、だいたいル・マン24時間レースとパリエアショーの開催は繋がるんですよね。
ということで、エキストラの月曜日は、まあエアショーに行くだろうなとホテルを予約した時から考えてました。


朝7:50でございます。
トレードデーなので飛行展示も遅い時間からだしということで、余裕の出発。


さすがに平日ということでみんな仕事に行くんでしょうか。駅の中は人も多く、みんな歩くのも速いです。

東駅はそんなことなかったのですが、北駅は入場時に荷物チェックがありました。
空港行きが出ているからなんですかね。

エアショー会場は「ル・ブルージェ空港」というとことで、最寄駅の名前もル・ブルージェ。
シャルル・ド・ゴール空港行きと同じRERのBラインで、北駅から3駅目なので、すぐ近くです。

切符はメトロと同じ自動販売機で買えます。
最初に「イル・ド・フランス(日本で言うと「関東」みたいなもん)」を選択して、
アルファベット検索かなんかしたら駅名が出てきました。片道2.75€です。


15分ほどでル・ブルージェに到着。
今日もご覧の青空ですよ。既に暑い暑い。

人の流れに乗り、すぐに無料シャトルバスに乗れたのですがこのバスが最悪でした。
渋滞につかまりエアコンなしで30分。上着来てるビジネスマンはかわいそうです。
で、会場に着いたと思ってみんな降りたら、違うゲートで下されたようで、たらいまわし。


暑い中15分歩かされて、やっと徒歩ゲートに到着です。

手荷物検査も時間かかりそうだな~と思ったら、以外にもボディチェックが無く、
バッグも開ける程度の軽い検査だったので、20分ほどで検査とパス手続きが終わりました。


HPにはビジネスオンリーだぜと結構強く書いてあったので、入れるのか多少の不安はあったんですが、
ファーンボローと同じで、お金さえ払えば全然誰でも入れますね。普通の航空ファンがたくさんいます。

トレードデーのチケットは45€で、やはり自宅でプリントしたバーコードを機械にかざすと、
すんなりプラスチックパスが発行されました。


ホールは素通りして、とりあえずあまり暑くならないうちに地上展示を見ることにしましょう。


フランス空軍コーナーっぽい。


こちらは海軍型のラファールMですね。


ダッソー繋がり。


こちらもフランス製品だな。


あら、日本製。

アプリのフライトプラグラムを見ると、当初飛ぶ予定だったP-1の名前が無くなっていて、
ちょっと偉そうだった人に「今日飛ばないんですか?」って聞いてみたら、
苦虫を噛み潰したような感じで「飛びません」と言われたんですよ。

こりゃなんかあったなと思いながら帰ってくると、やっぱりトラブルで1機しか辿り着けなかったんですね。
飛んでいるP-1は、いまだに見たことがありません(笑)。


地上展示エリアは広々としていて、ごちゃごちゃしているファーンボローに比べるとだいぶ見やすいです。


アントノフはまた新型機を作ったのか。買ってくれる国はあるのかな。


フレッチェはいつからM345になるんだ???


こりゃあ見るからに年代ものですね。”モラーヌ・ソルニエ”っていうフランスのメーカー製らしいけど、
その会社自体50年以上前に買収されて無くなったようです。


初めてまともに撮るMRJはANAカラーになってしまったか。
パリエアショーでデビューのカラーリングですが、個人的にはハウスカラーのほうが良かったんだけどな。

カッコいい機体ではあるよね。


主翼は細いんだな。

MRJに関してはみんな好き放題言っていると思うし、ここまで来ると、好き放題言う権利もあると思いますが、
ホント止めるに止められないとはこのことなんじゃないでしょうか・・・
開発費のペイなんて夢のまた夢のような気がしますが・・・


さて、この写真に写っている機体はなんでしょうか。


右側はスホーイSSJでした。左側のウイングレットはなにかわかるよね。


主役級の飛行機が近づいてきました。


さすがに”-10”ともなると随分とスマートに見えますね。


ボーイングのハウスカラーはカッコいいと思うので飛ばしてほしかったなあ。


ユーロファイターはイタリア空軍の機体を持ってきました。
パリでは頑なに飛ばさないねえ・・・


ガルフストリーム以外は隣接する「ル・ブルージェ航空宇宙博物館」の展示物です。

ル・マン&パリエアショー2017・・・ル・マン24時間⑦

2017-07-16 22:23:38 | 2017ル・マン&パリエアショー
この日もTGVは最終なので時間はたっぷりとあるんですが、
ファンタも無くなってしまったのでゲートに向かうことにしましょうか。


ゴールして1時間以上たちましたが、表彰式は続いていました。
こちらはGTEアマクラス。

ここに温度計があったんだな。29℃か。
今年からル・マンはルール改正になって、気温が32℃以上になるとエアコンがないマシンの場合
連続走行時間が1人80分に制限されるそうですが、ギリギリ32℃まではいかなかったそうです。


えっ、ピットも歩けるの?これは予想外。


あわよくばパドックも・・・?と思ったけど、さすがに甘くなかった(笑)。


あらためてシャッターが下りたトヨタのピットを・・・って、この時間はどこもほとんど閉まってるけど。


片付けはあっという間に進んでいきます。クリアウォーターレーシングのピット。


フォード。


ベルンハルトとバンバーは2度目、ハートレーは初めてのル・マン勝利となりました。


陽気な音楽がかかって、お祭り騒ぎでした。


ジャッキー・チェンDCレーシングはみんなでシャンパン飲んでました。
撮った時には気付かなかったんですが、トロフィーが置いてあったんだな。失敗した。


ピットビル上にもスタンドがあるんですが、ピット作業が見えないからか、正面スタンドよりは安いんですよね。
でも、ここって、どうやって行くんだろう。パドックパス持っている人専用なのかな。


60台分のピットがあるので、ピットレーンも長いです。


車検場はピット出口の近くにあった。


1コーナーからホームストレートを望む。
1時間前まではマシンが走っていたコース上です。最もル・マンに来たことを実感した瞬間でした。


振り返ってダンロップシケイン方向を望む。

ここは意外なほど路面がきれいですね。タイヤセット数が規制されていることもあって、
スーパーGTなんかに比べるとタイヤカスは出にくいのでしょうか。


いったいどこまで行けるんでしょう。わたくしはここで止めておきました。


ビレッジも片付けの真っ最中。16:50段階でオープンしてるブースはもうほとんどありませんでしたが、
水はまだ売っていました。1本3€です。


アルピーヌ復活の新型A110は、本国だけあって人気高かったですよ。ようやく撮影。


17:25にトラムに乗りましたが、もうみんな座れるくらいでした。6分間隔の運転です。
パリに戻る人は、18時位のTGVを予約しておけば余裕で乗れると思いますよ。


ル・マン駅とサーキットの間に大きなカルフールがあって、そこにフードコートでもあるかなと
思っていたのですが、日曜はお休みのようでスーパー自体やってませんでした。

で、隣駅にマクドナルドがあったので、そこで食べることにしました。地味に日本より美味しいです。
注文は奥に写っているタッチパネルで行う方式で、これも地味に便利かもしれないと思いましたよ。
カウンターであたふたせずにゆっくり決められますからね。支払はその場でクレジットカードです。
そのうち日本にも導入されるかもしれないな。


TGVに乗るまでは、まだまだ時間があります。

TGVのチケットは何種類かありますが、僕が持っていたのは予約変更に15€の手数料がかかり、
さらに新しいチケットとの差額を支払う必要があるタイプのもの。
代理店のHPにはフレキシーと書いていたので、なんだか少しだまされた気分。


そこで少しル・マンの街中を歩いてみることにしました。
実はそんなこともあるだろうかと、この日のトラムは1日券を買っていました。4.1€です。


旧市街と呼ばれているところなのかな。


さすがに街中にはレース関連のロゴがあふれています。


リパブリック広場にはまだ車検場の跡が残っていました。


次に私がル・マンを訪れるのは5年後か、10年後か・・・


広場の回りにはホテルやレストランが並んでいて、結構な数の人がディナーを食べています。

ここにもマクドナルドがあったんだな。
隣にはスーパーのモノプリも。やっぱり日曜は閉まってるようだけど。


トラムって絵になりますよね。
先週の函館では1枚も撮りませんでしたけど(笑)。


駅に戻ると結構な人がTGVを待っていました。

こちらはTERと呼ばれる地方鉄道の車両です。
当初はパリとル・マンの中間にあるシャルトルという街に泊まることも考えていて、
そこに泊まっていたら、これに乗ることもあったかもしれません。


パリ・モンパルナス行きの最終は20:51発。
前日もそうでしたが、パリ-ル・マン間は1時間ほどかかりますがノンストップでした。


レース関係者も多いようで、さすがに2等車は満席でした。

このTGVは4本目にして初めて遅れまして、7分遅れでやってきて、11分遅れで到着。
ちなみにどのTGVも駅では3~4分ほど停車時間を取るようで、旅行者には優しいなと思います。


時刻は22:36、パリ東駅からです。まだうっすら明るさが残っていますね。
夜遊びはせずに、まっすぐホテルに戻りました。

ル・マン&パリエアショー2017・・・ル・マン24時間⑥

2017-07-16 09:03:02 | 2017ル・マン&パリエアショー
ゴール編になります。

屋根のあるスタンドでじっくり見ていましたが、ゴールの15時まであと30分程というところで
席を立ち、ゴールライン、表彰台近くに移動しました。
さすがに混雑していてコース上はほとんど見えませんが、表彰式はこの目で見たかったんです。

持ち込んだ水がなくなったので、ファンタオレンジを途中で買いましたが4€でした。
フランスなのに、なぜオランジーナじゃなくてファンタなんだ。

ちなみにビールのコップはル・マン専用デザインで、1つ欲しかったんだけど、
持って帰ってくるときに壊れそうで、止めてしまいました。
ビールも1杯8ユーロと高いんだけど、周りの皆さんはガブガブ飲んでましたよ。


GTEプロクラスのトップ争いはラスト1時間ずっとテールtoノーズで、
ついにファイナルラップに2番手だったアストンマーチンがコルベットをかわしました。

コルベットはこの後タイヤバーストまで起きてしまい、なんとか3位でゴール。
大きな拍手が送られました。


そしてポルシェ2号車がゴール。
ラスト1時間でジャッキー・チェン38号車をかわしての総合トップでした。

ちなみに、腕をいっぱいに伸ばして、ライブビューがない7DⅡで必死に連写した写真です。


表彰式前、すでにコース上に観客があふれました。


ポルシェから返還されたトロフィーは、再びポルシェへ。

プレゼンターが去年引退したマーク・ウェバーでした。今はポルシェ・アンバサダーと、
レース時などのインタビュアーとして大活躍。

去年のプレゼンターがアレックス・ブルツだっただけに、ちょっと悔しさを感じた瞬間でした。


暫定3位でシャンパンファイトをしているレベリオン13号車は、この後車検で失格になってしまいました。
規定違反なので仕方ないですが、ル・マンの総合表彰台からの失格はつらいだろうねえ・・・


さて、どこからコースに入れるんだと思ったら、すぐ近くに入口が出来ていました。
手前の壁を乗り越えて、門をくぐります。


そしてコースサイドの壁には階段がありました。
フォードシケインには壁やフェンスもなくコースに入れる入口もありました。


だいたい日本のTVでは総合表彰式で中継が終わってしまいますが、
クラスごとの表彰式もあるんですね。


ということで、LMP1クラスの表彰式にはモリゾウ社長も登壇。
8号車のドライバー3人にも笑顔が見えました。


舗装の照り返しもあり、メチャクチャ暑いですが、せっかくなので
フォードシケインのほうへ行ってみましょう。表彰台の裏側が見える。


おお、パルクフェルメがここにあるのか。
ここはフォードシケインイン側のスペースで、空撮時には「LE MANS」のロゴが見える場所。








各マシンに24時間の戦いの跡がはっきりと。


ますます高くなったというお話のフォードシケインの縁石を見てみましょう。


おお、凄い。タイヤのゴムがべっとりと着いています。
縁石もボルトでがっちりと固定されています。そりゃあズレたら困るもんね。


ポルシェのエクスペリエンスセンターがあるんですね。
そしてル・マン24時間名物の観覧車は結構遠くて、行くのはムリでした。


こちらはフォードシケイン1つ目の縁石。コース幅も実際見ると狭いです。






どっかのVIPさまがお帰りになった。


日本人ドライバーが乗ったクリアウォーターレーシングの2台。








あらためてオレカとリジェのマシンは造りがだいぶ違うねえ。

ちなみにLMP2クラスのエンジンは去年までほぼニッサンの独占市場でしたが、
今年からイギリスメーカーのワンメイク制になりました。


オレカはカナード処理も凝ってるねえ。


残念ながら各クラストップ3のマシンは車検場行きなので、パルクフェルメには無いのでした。

ル・マン&パリエアショー2017・・・ル・マン24時間⑤

2017-07-15 19:20:01 | 2017ル・マン&パリエアショー
日曜日のル・マンです。

朝9時時点ではポルシェ1号車がブッチギリのリード。
2番手以下にはLMP2クラスのマシンが続いている状況でした。
この時点で焦点は1号車が壊れるかどうかだけだなと思っていたのですが・・・



朝は流れでダンロップシケインのイン側から見ることにします。

東ゲートから入って、2~300m進むと右手にトンネルがあります。
トンネルを何本か通りながら真っ直ぐに進むとダンロップブリッジに突き当たりますので、
ブリッジを渡らずに、ビレッジ・ピット方向へ歩いていくことにしました。


まともに順光なだけあって、フェンスが反射して写りこみまくりでした。
太陽の角度によって、写りこみは少なくなるでしょう。




唯一の希望・・・ではないな。唯一の生き残り・・・か。






この時点でLMP2クラストップ、総合2番手がジャッキー・チェンDCレーシングの38号車。
全てが香港・中国というわけではなくて、運営母体はイギリスのチームです。






1号車を撮った最後のカットとなりました。


”ヒューマンカラー”だそうです。昨日買ったル・マン本に書いてあった。
チームのル・マン参戦24年記念カラーだったんですね。


ビレッジにはアウディとル・マンの特別な関係をあらわすようにモニュメントがありました。
現地では気付きませんでしたが、よく見ると根元の所に手形があるんだな。


なぜかホンダのブースもあったんですよ。


おお、前日には気付きませんたが、フランス空軍のコーナーとジャギュアまで。これは常設でしょうね。

で、ここでフランス空軍アクロ・デモチームのパンフレットを貰ってしまいました。
これが114ページもある立派なもので、クトーデルタも載っている最新版。
今までパトルイユ・ド・フランスのパンフレットを見たことが無かったので、
まさかル・マンで貰えるとはと、ちょっと感動しました。帰るまで持ち歩くのは重かったけど。


海兵隊もいたよ。


11:00、僕のスタンドに戻ってきました。

ご覧のとおり、基本スタートとゴール以外の時間帯は余裕があります。
ただ、一席あたりのスペースは狭いので、そのスタート時などは荷物の置き場にちょっと困りますね。

前のおっさんはイヤマフ兼ラジオレシーバーを被ってますが、GTEマシンのエンジンサウンドはもの凄く響きます。
特にポルシェとコルベットが連なると凄かった。


昼飯はアメリカンステーキサンド。9.5€。イモに隠れて肉が見えない・・・
写真の撮り方がヘタクソでしたが、これ、とても一人で食える量じゃありません。

しかもイモに塩をかけるのをすっかり忘れてしまいまして、まったく美味しくなかったです(笑)。
ていうか、塩が無かったような気もするんですよ。ケチャップはたくさんあったんですが。
ちなみに昨日買ったスニッカーズはこの時点でデロンデロンに溶けまくり。結局日本に持ち帰りました。

で、イモと格闘していると、実況アナウンサーの大きな声がスタンドに響きました。
カメラの先にはスローダウンするポルシェ1号車が・・・
結局ドライブしていたロッテラー様は戻ってくることが出来ませんでした。

なんかですね、止まったのはポルシェなんですけど、涙が出てきましたよ。
ゴールまではあと4時間。
トヨタがいなくなり、ラップタイムを10秒近く落としての安全走行だったのですが、それでも壊れてしまう。
やっぱりル・マンは過酷なんだなあ、そして残酷なんだなあ・・・と心から思いましたね。


一休みしたので、少し散策。
トヨタピット前では日の丸が降られていました。


すでにシャッターが下りている7号車と9号車のピット・・・


フォードシケインの立ち上がりです。


逆光で時間帯が悪いですが、ちょっとだけ撮ってみましょうか。




このカメラマン用のすき間から狙っています。


さらに引くとこんな感じです。
400mmあればそこそこ抜けるんじゃないかな。


総合ではまだ表彰台圏外だったはずですが、LMP1クラスではトップいうことで
赤いLEDライトが1つ灯っています。


この後63号車コルベットはゴール直前、2017年の悲劇の主役となります。




あとはせめてゴールしてくれ・・・8号車に心の声援を送るわたくし。

結局この日、走行中のマシンを撮ったのはこれだけです。
あとは基本スタンドで見ていました。

ル・マン&パリエアショー2017・・・アンジェで1泊

2017-07-14 21:34:51 | 2017ル・マン&パリエアショー
ル・マンの旅に戻ります。

時刻は18時を回ったくらいですが、トラムがどのくらい混んでいるかわからないし、
身体も相当お疲れなのでル・マン駅に向かうことにしました。

若い人は大丈夫でしょうが、出来ることなら木曜に現地入りして、金曜日は身体を慣らすことをお勧めしますよ。
まあ、カタール経由なんてことはせずに、直行便だとまた違うでしょうけどね(笑)。


MMアリーナ駅と東ゲートの間にシャトルバス停があります。


ここからミュルサンヌと南ゲートへ向かうバスが出ていました。
ミュルサンヌ行きは24時間運航しているようで、昼間は40分おき、夕方~朝までは1時間おきのようです。

南ゲートからはポルシェコーナー行きのバスが出ていて、ポルシェコーナーからはアルナージュ行き、
そしてアルナージュからミュルサンヌへのバスが出ているので、コースを1周できますね。
今度ル・マンに来たときには挑戦してみよう。


MMアリーナ駅に路線図が貼ってあった。赤色のT1ラインに乗ってください。


駅はまったく混んでませんでした。たぶん土曜日はずっとこんな感じなんでしょう。
この時間帯は9分おきの出発でした。


ということでル・マン駅まで戻ってきた。
ル・マンのホテルは取れず(取らず)、TGVで今夜の宿へと向かうのですが、
実は出発までまだ2時間近くあります(笑)。でもトラム駅からサーキットに戻る気は無かったな。


駅横のファーストフード屋さんでチキンバーガーを食べました。
写真で見るよりもデカくて、水と合わせて6€。


さっきの水はすぐに飲んでしまったので、駅のキオスクで追加の水と翌日分のスニッカーズを買い、
エアコンの効いたみどりの窓口でTGVを待ちます。トヨタのマシンが飾られることはあるのかな。

駅では何人か日本人を見かけましたが、この日サーキットでは10名位の団体以外まったく見ませんでした。


20:25、最終のTGVがやって来ました。


奮発して1等車。3人くらいしか乗ってなかったぞ。


パリからル・マンにかけてもそうでしたが、基本はずっと農村地帯ですね。
フランスは農業国なんだなあと、あらためて感じた車窓からの眺めでした。


21:10、到着したのはル・マンから南へ約100kmのアンジェという街です。


駅正面には立派そうなホテルがありましたが・・・


私はちょっと離れたホテル・ド・シャンパーニュが今夜のお宿。

実は元々150€位でル・マン市内のホテルを予約したのですが、
ほどなくしてオーバーブッキングで泊まれませんとの連絡がありました。

その代わり提案されたのが同じ系列のアンジェのホテルで、費用は出すから自分でタクシー捕まえて乗ってくれと。
そんなこと言われてもフランス語なんてわからんのに、夜中にタクシー捕まらなかったらどうすんだよと
交渉したら、50€までならTGV料金を出すということになって、提案されたホテルも駅から遠かったので
自分で予約しなおして選んだのが、このホテルです。

TGVもそんなことがあっての1等車だったのですが、往復で50.6€だったので持ち出しは0.6€です。
領収書送ったりなんだりして、50€も先週無事に振り込まれました。

時間をだいぶ失うことにはなったんですが、ル・マン市内よりはだいぶ安く済むし、
違う街に泊まるのもまあいいかと、自分としては納得して決断したつもりです。
あわよくばアンジェの街を散歩しようと思っていたんだけど、そんなエネルギーは残ってなかったですね。
ただ、夜の走行を見ずに帰ってくるのは、かなりもったいなかったとは思います。


こちらは1泊59€でしたが、パリのホテルよりはだいぶ良かったですよ。


そういえばル・マンやってるんじゃね?とシャワー浴びた後に気付きました。

TVをつけたら、すぐに8号車がトラブルでピットイン。優勝争いから脱落していきました・・・
で、テレビをつけたまま寝たのですが、2時ころに足がつって目が覚めました(笑)。
やっぱりもっと水分取らなきゃダメだなあと思ったら、なんと9号車が1コーナーでラピッてしまいました。

「ラピッた」は、”ラピエールがやらかした”という意味で、トヨタファンにはおなじみの単語。
ラピエールは2013年と14年にもル・マンでラピってしまい、一度トヨタをクビになっています。
今年トヨタが3台目を投入するということで、だれがドライバーを務めるのか注目を集めましたが、
まさかラピエールが戻ってくるとは夢にも思っていませんでした。
ホント、ラピった瞬間は笑ってしまいましたよ・・・

たぶん実況が叫んだところで目が覚めたんでしょうね。
9号車はコースサイドにマシンを止め、リードしていた7号車はどうなんだとタブレットで
ライブタイミングアプリを開いたら、既に7号車もストップしていました。
トヨタの勝利が無くなったと認識した瞬間でした・・・


夜が明けました。トヨタは止まっても、時計の針は進んでいきます。


時刻は7時をまわったところです。この日も超いい天気だわ。

チェックアウトの時、レストランからものすごくパンのいい香りがしていましたが、
駅でなんか食べようと思っていたので我慢しました。
そしたらキオスクもカフェもまだやってねーの。そうか。日曜日か・・・
結局、ドアの奥に写っている自動販売機でまたもワッフルを買いました。


この位置は何号車ですというのは、こんな感じの表示板でわかります。


お、今朝は2階建てか。
ル・マン駅もアンジェ駅もプリントした乗車券のバーコードリーダーは見当たらず、車内でも検札は来ませんでした。


7:43発でル・マンに向かいます。

前日よりは1等車も混んでいましたが、それはパリ行きの始発でもあるからでしょう。
日本でもグリーン車に乗ったことがないんですが、ちょっと贅沢な時間を過ごした気分になりました。
でも、1等車もあまり綺麗ではありません。TGVは車内清掃ってやってるんだろうか。


8:23に到着です。

日曜もパリ始発のル・マン到着は約30分後なので、土曜にホテルに泊まることを考えてる人は、
アンジェも選択肢になると思いますよ。ホテル代もTGV代も安く済むと思いますしね。


ただ、トラムの切符売り場がまだ開いていませんでした。

仕方ないので右側に写っている自動販売機で買いましたよ。
円形のノブをグルグル回して切符を選択して、コインを入れます。
英語に切り替わるのかよくわからず、フランス語でしたが、切符の値段で判断して購入しました。

この時間は駅前も静かで、マシンのエンジンサウンドが駅まで聞こえてきます。


昨日と同じおじさんの手荷物検査を受けて、9:04にサルト・サーキットに戻ってきました。
トラムは6時~9時までは20分おき、9時~11時までは9分おきのダイヤでした。

東ゲート脇にはキャンピングカーやテントがずらっと並んでいます。
プログラムを見ると、ここは35平米で68€のエリアとのこと。
各国の国旗が掲げられているのが、なかなかいいですね。

ル・マン&パリエアショー2017・・・ル・マン24時間④

2017-07-07 22:03:57 | 2017ル・マン&パリエアショー
今回はSIMカードをアマゾンで購入して、タブレットに差して持って行ったんですが、
スタンドで見ている時にはそれが大活躍でした。

僕の視力では正面モニターの文字情報までは読めなかったんですね。
そこで、時折タブレットを取り出して、ライブタイミングアプリでタイム差などをチェックしていました。
ピットレーン出口にあるタワーにも順位とタイム差が表示されるのですが、なんせ60台分の
順位情報が1台ずつ表示されていくので、知りたいマシンを見逃してばっかりなんですよ。

SIMは安いのを選んだので3G通信でしたが、旅を通じてそれで十分でした。
有効期間が30日間、1GBの容量で1,900円です。
SIMフリー機にしか使えないので、端末を選んでしまうようですけどね。

レースが落ち着いてきたところで、スタンドを離れることにしました。
ダンロップブリッジまでの間で写真を撮れるところを探してみます。


1コーナーを後ろから。被写体ブレは気にしない。




ダンロップシケインの入り口あたりです。

時刻は17時に差し掛かるところですが、最高気温が記録されるのはだいたいこの時間くらい。
裸になっている人もいるように、暑かったですよ。それでもこのあと2日間に比べるとマシだったのですが。


一番前に行きフェンス沿いで撮ってみます。


真横ですが、100-400だったらけっこうまともに撮れそうですね。


WECレギュラーではないマシンを中心に貼っていこうと思います。

LMP2クラスは今シーズンから4メーカーのシャシーで戦うことになりましたが、
このマシンは唯一のライリー製シャシー。アメリカ産です。


結果的に7号車はこの日しか見ることが出来ませんでした。


ポルシェは去年ワークス参戦を休止して、このニューマシンを開発してきました。
伝統のRRレイアウトをやめて、勝つためにMRとなった911です。




順光でフェンスがギラついているので、ちょっと角度を変えると写りこみが大きくなってしまいます。


特にLMP1マシンはいろんな角度で撮りたかったけどね。
もちろんレンズを持って行かない自分のせいだけど。


結果的に9号車はこの日しか・・・


ル・マンのオフィシャルは毎年同じ人が同じポジションについていると言いますよね。


ダンロップシケインの出口で。


ここも100-400なら結構いけると思う。


加藤寛規サンが乗り込んだ60号車のフェラーリ。
ギンギラギンなのはアジア系(シンガポール)のチームだからでしょう。


リジェのマシンです。ノーズのへこみが面白い。


WECには参戦していませんが、コルベットは毎年ル・マンにワークス参戦してきます。
スポンサーのステッカーがほとんどなくて、ストイックな感じに見えるね。


今シーズンはLMP2クラスに移行して、ミシェル・ヴァイヨンとコラボしたレベリオン・レーシング。

ミシェル・ヴァイヨンは実写映画化もされたフランスのマンガ・アニメです。
明るい色使いで、今回一番カッコいいと思ったカラーリング。


ジャンボっていうのはなんなんでしょう。

このダラーラ製のマシンには、F1最多出走を誇るルーベンス・バリチェロが乗り込みました。
チームメイトのル・マンウィナー、ヤン・ラマースはもう61歳なんですね。




今年の919は随分ヘッドライトが大きくなった印象です。


9号車は去年のスーパーフォーミュラ王者、国本クンがドライバーを務めています。

もちろん頑張って欲しかったけど、ラップタイム的には苦戦していたようですね。
この経験が来年以降に活かせられるといいのですが。


ジャッキー・チェンDCレーシングはオレカ製のシャシー。
WECレギュラー組は過去の実績からか、全チームがオレカをチョイスしてしまいました。




22号車のGドライブには平川亮クンが乗りこみました。

トヨタとしては昨年段階では9号車に平川クンを乗せるつもりだったんだろうけどね。
オーディションを経て、国本クンが選ばれたと。




TS050はフロントフェンダーとノーズ間の処理が随分と高くなりましたが、
黒い塗装は写真に写りづらいんだよね。

7号車は可夢偉がドライブしてのブッチ切りポールポジションから、
順調にレースをリードしていたんですが・・・


ダンロップブリッジはこんな風に渡れるんだな。橋の中からはコースは全く見えません。
近くにはコンサートステージがありました。


ブリッジのそばですが、ここはフェンスと距離があってどうにもなりませんでした。

61号車は今年からWECにフル参戦していますが、日本人ドライバーの澤サンが乗りこんでいます。


流して無理やりごまかしてみる。18-300では歩留まり悪すぎだ。


この日の撮影はこれで切り上げて、ダンロップブリッジを渡ってゲートに向かうことにしました。

いま考えると、もう少し北まで行ってどんなふうに撮れるか確認すべきだったんだけど、
暑くてお疲れでしたね。


週末は不在なので、更新は来週です。

ル・マン&パリエアショー2017・・・ル・マン24時間③

2017-07-04 22:34:14 | 2017ル・マン&パリエアショー
時刻は12:50になりました。

少し早いとは思いましたが、スタート前進行のスケジュールが全然わからないので、
購入していたスタンドへ行くことにしました。

僕が買ったスタンドは「14 BARNATO」というところ。
ピット作業は全く見えないのですが、ピットアウトしたマシンが見やすいところを選びました。
買ったのは11月20日なのですが、この時点でピット正面のスタンド席が残っていたかどうかは覚えていません。

この時点でスタンド席を買った目的はただ一つと言っていいかもしれませんね。
そう、雨宿りでした。


自席から1コーナー方向を望む。
いやあ、日陰となるスタンドに座ると風もあたって、ちょうどいいくらいの気温に感じます。

チケットは入場料とは別に75€で、ピット正面になると、たしか100€を超えます。
代理店ではなく、ACO(主催者)のHPで直接購入しました。
座席はすべて指定席で、その時点で空いている座席を選んで買うことが出来ます。


これはヴィレッジから僕のスタンドを撮った写真です。ダンロップスタンドの左側ね。
ご覧のとおり後ろと横に壁は無いので、あまりにも端のほうだと雨に当たる可能性は高くなり、
通路は狭いので、込み合っているときには、席へ移動するのも大変です。

スタンド入口は裏側なのですが、しっかり2名の係員が配置されていて、
チケットのチェックがあります。やはり家で印刷したチケットを持っていけばOK。


時刻は13時です。スタート2時間前にコースインなんですね。
思っていたよりも早い時間でびっくりしました。

この写真は自席から撮ったものです。


自席からだとフェンスが引っ掛かってしまいました。

スタート2時間前だとまだお客さんも少ないので、スタンドの一番上で、立ち上がって撮っています。
それでもピットレーンから出てくるマシンで、ようやくフェンスをかわせるくらいで、
コース上のマシンをフェンスを入れずに撮影することは不可能です。
あわよくば自席から座って撮れればと思っていましたが、まったくムリでした。


アートカーと言っていいのかな。ラルブルのコルベット。






全台貼るようなまねはしません。そもそも全台撮れてないしね。


初めて見る2017年モデルのTS050ハイブリッド。


そしてポルシェ919ハイブリッド。

18-300での撮影です。画質は気にしないでください。
ホント今回はル・マンに行っただけで満足なんだ。


スタンド裏を望む。


さらにアップ。

サーキットのすぐ裏に空港がありました。
チーム関係者やVIPなんでしょうが、1時間に1回くらいビジネス機の離発着があるんですよ。

そしてTV中継用のヘリコプターも頻繁に離発着します。
レース中は常時3~4機がサーキット上空を飛んでいる感じでした。


残念ながらグリッドウォークの様子は見えません。
その間、6€で買ったプログラムを見たりして、スタート進行が進んでいくのを待っています。

ピットレーンからレクサスLFAとポルシェがかっ飛んでいきましたが、
レポートを読むと、あれにはモリゾウ社長が乗ってたんだな。


優勝トロフィーがポルシェと乗ってやってきました。ということは返還式なのかな。


14:36、ラ・マルセイエーズが流れます。
その前には各国の国歌が流れる演出もありましたが、ご起立はフランス国歌だけね。


NH90からフラッグを持った隊員が降りてきました・・・が、フォードシケインなので肉眼では全く見えず。
NH90はメインストレートをローパス後離脱・・・のところを無理やり撮ったシーン。


スタンド席に構えた時点でパトルイユ・ド・フランスはあきらめていました。
この瞬間のために1コーナーで待ち構えようか・・・とちょっとだけ思いましたけどね。


14:49、セーフティカーの先導でフォーメーションラップが始まります。いや、始まってしまいます。
なんだかもったいなくて、まだまだ始まって欲しくない(笑)。


そして14:58、トヨタ7号車を先頭に2017年のル・マン24時間レースがスタートしました。

マシンがポルシェカーブを抜け、フォーメーションを整えて最終コーナーに差し掛かる手前、
映画”2001年宇宙の旅”のメインテーマ、”ツァラトゥストラはかく語りき”が会場内に響きます。
毎年お馴染みの演出なのですが、さすがに上がりますよ。しかも現地でこの瞬間を見ているんですから。
もちろんスタンドは総立ちです。


マジかー、トヨタの9号車いきなりバイコレス(ストレートだけは速い下のクラス)に抜かれてるじゃん。

そして、会場ではわからなかったのですが、この後すぐにバイコレスから外れたパーツが
9号車に当たってダメージがあったんですね。まったくラピエールは・・・


その後は写真なんて無理なので、2度目のピットインが終わるまでずっと見ていました。

サルトサーキットは全長が約13.6kmあり、そのほとんどが公道区間になります。
レースの時だけガードレールや縁石が設置されるんですね。
そこをLMP1マシンは3分20秒ほどで周回します。GTEマシンだと4分ほどになりますかね。

スタートするとその後3分はマシンが来ないので、先頭車両が最終コーナーに差し掛かると立ち上がり、
全車通過すると座るということを繰り返していましたが、5周くらいでみんな座ったまま見るようになりました。

写真のとおり、小さいですが正面にモニターがあり、レースの模様はなんとなくわかりました。
実況も結構聞こえるのですが、もちろんフランス語ですので、大声が聞こえたときには
すぐにモニターへ視線が行く、といったと感じでしょうか。
ピット正面、特に南側だと、モニターが見えないスタンドもありますのでご注意を。

ル・マン&パリエアショー2017・・・ル・マン24時間②

2017-07-03 22:43:22 | 2017ル・マン&パリエアショー
では、グランドスタンド側に移動してみましょう。


ヴィレッジの北側に、正面ゲートと結ぶ地下トンネルがあります。


トンネルを抜けると右側、正面ゲートから入ると左側にル・マン自動車博物館があります。
レースチケットを持っていると無料で見学することが出来ますよ。


ル・マンに特化した博物館かと思っていたんですが、そうではないんですね。


企画コーナーでは往年のF1マシンを集めた展示を行っていました。


360度全部ミニカー。


こちらはル・マンの歴史に名を残す人たちのコーナー。


そしてル・マン24時間レースを彩ってきた名車が並びます。








本当にド素人な感想ですが、これで24時間走り続けたというのが信じられないですね。


私も知っているマシンが多くなってきました。






始めに貼ったマシンのほうが貴重なんでしょうが、僕ら世代にはこの辺りのマシンはまさに伝説。




前回フランスに行った2006年、たまたま凱旋門賞ウィークにパリサロンをやっていて、
たまたまホテルが会場の近くで、全然予定に無かったんですが、せっかくなので見に行ったんです。

その時がプジョー908のお披露目で、写真に撮ったのを覚えています。
特に13.8秒差だった2011年のアウディとの戦いは、強く印象に残っています。


懐かしいな。何年か前に走っていたOAKレーシングのアートカーだ。

その奥には去年ガレージ56枠で参戦したマシンで、両手・両足を失ったフレデリック・ソーセさんが
操ったマシンが並べられていました。


ああ・・・わずか2年前の出来事ですが、ある意味伝説・・・


これを一番前に並べていいんですかね(笑)。ル・マンは懐が深い。

このあと館内のオフィシャルショップでお買いもの。
ショップは会場内あちこちにありますが、一番品揃えが良かったのはここでした。
欲しいものはたくさんありましたけどね。キャップとネックストラップだけ買いました。


博物館を出ると、サポートレースとして行われている”ロード・トゥ・ル・マン”の真っ最中。
LMP3車両とGT3車両のレースで、今年は日本のミスター・ル・マン寺田陽二郎さんも参戦しました。

これがこの旅初めての7DⅡでの撮影です。


グランドスタンド方面に歩いていきましょう。
正面ゲートから入ると正面に、今度は日本語でも「ようこそ」の文字が。


ゲート近くでは国旗が売っていました。
もしもトヨタが優勝しそうになった時でも買う気は無かった(笑)。


スタンド前のエリアは自由席になっていて、間近でマシンを見ることが出来ます。


熱心なファンは朝から場所取りでしょうね。
ただし、屋根は無いので、強い日差しと突然の雨には要注意。


フォードシケインまで来てみましたが、やっぱり2重フェンスかー。


グランドスタンド裏にも飲食ブースとグッズショップがたくさん並んでいます。

ただ、僕の目では公式グッズなのかパチ物なのか見分けがつきません。
型落ち品を安く仕入れて売ってるような気はするんですけどね。