社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

零戦が戦後日本の空を飛んだ!!

2016-02-01 00:00:12 | 社会常識と教育

 明治維新以後日本の工業力は長らく2流であった。その工業力が1流である事を見せつけた製品が、三菱の零式艦上戦闘機「零戦」である。正式採用年の1940年皇紀2600年の末尾「0」を取り「零戦:レイセン」であるが、戦時中も英語の影響力のせいで「ゼロセン」と呼ぶ方がいた。戦後は勿論「ゼロセン」が一般的呼称となる。

 ともかく1940年から43年まで脅威の強さであった。米軍には「単機でゼロとの空戦禁止」との内規さえできた。それほど欧米人を驚嘆させた工業製品が「零戦」である。

トップガンのエリート・パイロットたちが今でもドッグ・ファイト(空戦)をやりたくないと言うのが「ゼロに乗ったベテランパイロット」と言わしめる。彼らが零戦との空戦など知るよしもないのだが、それ程の「伝説」となっている。

 陸軍の「隼」「鍾馗」「飛燕」「疾風」等の戦闘機は零戦のせいで影で薄くなっているが、優秀な航空機であった。特に「疾風」は戦後米国でテストされ、米軍の燃料で時速640km/hとの記録を出した(戦時中日本軍内では600km/hを超えたこは殆どない)。如何に日本が粗末な燃料で戦っていたのか米軍当局者を驚愕させた。

 因み当時の航空燃料(ガソリン)のオクタンカは米国の燃料95~98、日本の燃料80~85と言う状況である。日本の燃料では米軍機はエンストを起こす。

 2016/01/20()零式艦上戦闘機(零戦)が今月27日、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)の上空を飛ぶ。機体を所有するニュージーランド在住の日本人と、防衛省などの調整が終わったことが20日、わかった。日本の空を零戦が舞うのは、戦後初めてで、関係者は「日本の繁栄を築いた先人の勤勉さと技術革新に、思いをはせるきっかけにしてほしい」と語った。

 http://www.sankei.com/west/news/160120/wst1601200101-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/160120/wst1601200101-n2.html
http://www.sankei.com/west/news/160120/wst1601200101-n3.html
http://www.sankei.com/west/news/160120/wst1601200101-n4.html
 この零戦の恐怖で長らく日本は航空機、特に戦闘機の製造を米国に制限されてきた。これは独国も同様で大戦中のメッサーシュミットやフォッケウルフの活躍に戦後の航空機産業への足枷を付けられた。独国はそれでも現存し飛行できるメッサーシュミットやフォッケウルフを所有している。

 日本は飛行できる当時の戦闘機は存在しない。飛べない展示品の零戦は数機ある。靖国神社に展示されている。

 戦後長らく日米のために活躍された、故坂井三郎中尉、氏は64機撃墜した生き残った日本の撃墜王であり、氏の著書「大空のサムライ」は世界中でベストセラーとなった。

 氏が米国で講演して懇親会の時、「私の父は貴方に撃墜された、貴方に会えて良かった、握手してください」と何度と無く言われたそうだ。祖国の存亡を賭け命がけで戦った者のみが理解できる心情であろう。

 戦場を逃げ回っていた中国共産党の人民解放軍や朝鮮民族には、真剣勝負を行ったことのない者には理解できない心情である。

 その卑怯者とさえいえる中韓に食い込まれたマスコミの論調など如何ほどの意味があるのか?人類史の中で「平和な時代とは次の戦いまでの休息時間」との考え方が証明されるほど人類史は戦争の歴史である。その中で先進国と言われる国の国民は「スバラシイ」何かを見出してきた。この価値が理解でない者は卑怯者として扱われてきた歴史もある。中国が「日本の軍国主義の復活」とか喚いていることでも解る。

 零戦の飛行は日本人が忘れていた何かを呼び起こしてくれるかもしれない。

 

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移民受け入れの圧力をメルケルにかけた独国民

2016-02-01 00:00:08 | 外交と防衛

ドイツ
難民政策、世論厳しく メルケル首相、苦境
 ドイツ西部ケルンで昨年12月31日に起きた集団暴行事件を受け、難民に寛容な政策を取ってきたメルケル首相が苦しい立場に追い込まれている。
容疑者に難民申請者が多かったためだ。難民受け入れ上限の設定などを求める世論の高まりは、与党の支持率にも影響を及ぼす事態になっている。【ケルンで中西啓介】
続き 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160126/ddm/002/030/159000c

 

 ソースが毎日新聞と言うところが気がかりであるが、難民受容れをメルケル首相に圧力をかけたのは独国民ではなかったのか?難民の子供の遺体の記事で、惻隠の情で捨て猫に対する子供じみた心理で働きかけたのではなかったか?最後まで責任が持てない以上「わー可愛そう」だけで命の弄ぶのは控えた方が良いという事例だ。

  独国民とはこれほどお花畑だったのか?このお花畑を煽った独メディアの責任も大きいのではないか?

 なぜメルケルだけのせいになるんだ?メルケルは「無制限に受け入れるわけにいかない」って難民少女泣かせる程度には慎重だったんじゃなかったっけ?との書き込みもあった。ヒットラーの例と同じなのかな?ナチスに全ての責任を押し付け自分たちは知らん顔か?

 そんな独国で、ヒットラーの「我が闘争」が再販され売り切れが続いている。これはナチスの復活に繋がるのではないか?

 ナチス時代の文物を禁止していた独国、ナチス時代の歴史を独国民は殆ど知らない。なぜナチスが政権を取ったのか?「ヒットラーに騙された」としている。当時の社会背景を知らない。歴史が途切れ、歴史の教訓が生かせないようだ。独国民がなぜナチスを支持したのか?独国民がなぜ難民受け入れにメルケルに圧力をかけたのか?根本は同じ様に思える。

 日本も在日韓国人と言う不法移民の扱いに大変苦労している。1959年の朝日新聞(この当時韓国は米国の傀儡とし朝鮮半島の正式な国は北朝鮮としていた)が報じた強制徴用の人数は245人である。それが現在在日の人数は約64万人、帰化人約60万人で約120万人もの朝鮮移民が日本に巣食う。更にマスゴミに食い込んで日本人にマイナス情報を報じない。仏の国営放送が特番で報じた。http://www.youtube.com/watch?v=s8N5L-kMFSQ

 日本は移民を受容れない。在日だけでも大変な情況であるためだ。国際的に非難も高かったが最近「日本を見習え」と発言するEU諸国民の声が大きくなってきた。困ったなマスゴミ。

 しかし日本は韓国の要請により犯罪者を韓国に引き渡す、日韓犯罪者引渡協定を締結している。懲役1年以上の犯罪者が対象である、韓国は昨年末に徴兵避棄者は懲役5年に法改正した。マイナンバーで住所を確定された在日、これは逃げられない。更に韓国経済の埋蔵金たる在日の資産。現在の韓国は喉から手が出るほど欲しい。これらも完全に日本政府に把握されつつある。

 マスゴミへメスが入るのも時間の問題である。暴力団も資金源も解体されればマスゴミへの介入も容易になる。

 日本政府は長年粛々とこの計画を進めてきた。しかし独国はこの「長年」が出来るであろうか?長年時間をかけることで社会の急激な変化を回避してきたため、混乱も小さく済んでいる。しかしそれが理解できる、長い目で物事を見ることが出来る国民性が独国国民にあるか?

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