社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

教育の成果 その2

2007-03-12 13:07:37 | 社会常識と教育
 昨日の「教育の成果」について、知人からメールがありましたので紹介します。

「大卒の方には理解できないでしょうが、現在の若者は『そんなものよ』。大学がレジャーランド化したと言われて久しいけれど、高校で進学に関係ない学校はレジャーランド化してしまっています。また、小学校での基礎的なことも身につかないまま高校まで来て先が見えない状況になっています。しかし、無意味な『平等論』に洗脳されて学校側も手出しができなかったようです。『ダメやものはダメ』と教える先生や居残りさせて九九を覚えさせる先生を社会が排除してきた結果です。家庭で本来躾けすべきことまで学校に押してつけてきたことを容認した結果です。これらのことができる子供は進学校と呼ばれる高校へ進学します。もちろん例外もありますが、例外を基に議論しても全体の話は前に進みません。しかし、例外事項を基に揚げ足を取る人間が多すぎて物事の本質が見えなくなってきているのです。」

 なかなか興味深いメールをいただきました。確かに分数の足し算引き算ができない大学生も多数います。また%が理解できない方も多いようです。そういえば偏差値が理解できないで「ふつう」を公共の電波で連呼していた番組はA級戦犯の一人ではないでしょうか。そのような方がマスコミが報道する「市場調査」の何を理解できるのでしょうか。民主主義の基礎が揺れている感じがします。衆愚化の足音が聞こえてくるようです。
<病棟ロビーにて>
コメント
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