徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

映画「空白」「由宇子の天秤」 他 映画情報

2021-10-17 | 映画
筆者「名作映画は、悪い人を
    キッチリ描いています!」
★★★
映画「マスカレード・ナイト」
(東野圭吾原作・鈴木雅之監督)
木村拓哉と長澤まさみ 共演の
「マスカレード・ホテル」続編。

(映画.comより添付)

ホテルで開催される500人参加の
仮装パーティーで、主役二人が
犯人を探偵するミステリー作品。

なお、同じ原作者の東野圭吾の
名作「容疑者Xの献身」と違い

犯人の殺人動機やホテルで
殺人する理由などが簡略構成で
・・残念な作品です。

しかし映画はエンタメ  幕の内弁当的 
映画で・・料金回収 作品カナ。
(映画ランキング上位作品)
☆☆☆
前記の映画鑑賞後に 

篠田正浩監督「映画館で 普通の人間を
見たいですか?」の言葉を借りて

「口直しに」・・普通じゃない人
アクの強い 強烈な作品を見たくて
★★★
キャッチコピー「日本社会が抱える
格差の実態を浮き彫り映画」
の言葉に 引き寄せられて

映画「護られなかった者たちへ」
(瀬々敬久監督)に行きました。

(映画.comより添付)

2011年の東日本大震災と生活保護問題と
殺人事件・・それに演技派の役者陣。

物語の背景や役者陣を見て、
期待したが

「悪人とされた 殺された人が、
悪い人に思えなかった」うえに

犯人の殺人動機に同情出来なかった
作品です。

東日本大震災と殺人事件を無理やり
結びつけた映画と思いました。

なお役者の演技は、全員 最高!
また、東日本大震災 現地の町などを
作成した美術スタッフ 最高です!

筆者評価・・制作者頑張った作品です。
(泣ける映画ランキング1位 10/7~13)
★★★
前記以上の「重い映画を追いかけて」
地元・埼玉じゃ上映していない

作品を求めて東京日比谷・有楽町に
行きました。
☆☆☆
映画「由宇子の天秤」(日比谷シャンテ)

(映画.comより添付)

(以下・映画広報を添付)
あらすじ
“正しさ”とは何なのか?
ドキュメンタリーディレクターの
由宇⼦は究極の選択を迫られる――
三年前に起きた⼥⼦⾼⽣いじめ
⾃殺事件を追うドキュメンタリー
ディレクターの由宇⼦は、

テレビ局の⽅針と対⽴を繰返しながらも
事件の真相に迫りつつあった。そんな時、
学習塾を経営する⽗から思いもよらぬ
“衝撃的な事実”を聞かされる。
⼤切なものを守りたい、
しかしそれは同時に⾃分の「正義」を
揺るがすことになる――。

☆(以下 筆者 記)
主人公 由宇子の「心の天秤」が 
そのまま 観ているこちらの
「天秤棒(てんびんぼう)」も揺れる
問いかけてくる作品でした。

そして宣伝コピー
「息もつけないほどの緊迫と衝撃」は
的確なコピーで、お薦め作品です。

筆者評価・・80点
★★★
前記の日比谷シャンテの映画 
終了とともに 急ぎ 当日
「角川シネマ有楽町」で鑑賞

映画「空白」(吉田恵輔 監督)

(映画.comより添付)
 
万引き⁇を目撃され 
逃走中に交通事故で死亡した
少女の父親(古田新太)と

その少女を追いかけ 死に追いやった
スーパーマーケット
店長(桃坂桃季)と周りの人たちの
人間模様を描いた作品。

娘を交通事故で失って 怒り狂う
モンスター父親や登場人物の姿が

ドキュメンタリーTV的に描かれ

一分一秒 息を抜けない(=緊張感)
映画に 飲み込まれた作品でした。

そして、シーンごと、
細かく作ってある作品ゆえに、数年後 
三回ぐらい見たくなる映画でした!

役者 全員 最高
筆者 映画評価・・85点。
日本アカデミー賞に一票です(笑顔)

★★★
以上、素人(筆者)が付けた採点を
無視して、ご自分で「映画館に足を
運ばれることを お勧めします」

以下の写真は、映画鑑賞した10月11日
日比谷 有楽町を撮影 点描紹介

(日比谷シャンテ)

(日比谷近辺 JRガード)



(空白・上映館 角川シネマ有楽町)

(早朝 必ず聞くラジオ番組
「あさぼらけ」ニッポン放送を
今回、ちょこっとPHキャッチ!)

筆者
「映画 太陽がいっぱい
 容疑者Xの献身 など

名作は悪い人とされる人物をキッチリ
(美しく けなげに)描いています」
・・ちなみに映画「空白」に
  悪人は登場しません。

水野晴朗「映画って本当にいいもんですね」
当ブログ立ち寄りに感謝です。

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