画家・藤田嗣治を想うと、哀しくなります。
フランスで名声を博した藤田が
(戦争の為に)帰国した後、
国から依頼されて「戦争画」を描くが
戦後、戦争協力者として日本社会から
非難されてしまいます。
「国のために戦う一兵卒と同じ
心境で描いたのに、何故
非難されなければならないのか?」
「私が日本を捨てたのではない、日本に
捨てられた!」の言葉を残し、二度と
母国に帰国することなく旅立ちました。
その藤田の戦争作品の本物を見たくて
竹橋近くの 国立近代美術館に
6月9日足を運びました。
そして当日、藤田の「戦争画」の色使いに、
彼の悲痛な熱(心情)が表れていると、
鑑賞しました。
「サイパン島同胞巨節を全うす」
(昭和20年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/08/36366d50dea024afeb98660641c16884.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ae/0d105464a3d42797ff1d10cc95118f52.jpg)
(展示説明文を 一部複写)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f9/17bbf2388c4509dcc65afd55e0728276.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/dc/8a5a6d676a04418730af693ad9d728f5.jpg)
戦後70年の今、作品と説明文を目にして
どの様にとらえるかは 人それぞれだが、
絵の内容と作者の思い ともども「空しく
哀しく」 心が痛い作品と感じました。
なお同館では、藤田の他作品も展示されて
いたことを報告。
「五人の裸婦」(大正12年)
藤田の 有名な白(乳白色の肌)は
現物絵画か 作品集を見てください?
(撮影未熟者の自分に 色の再現は無理)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/43/925f516bc7e4a6bf2559b6b20d951e80.jpg)
藤田の他展示作品「自画像」
「少女」「動物宴」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/16/0bbb3f061cadb2dd4a3cf6c4077d64a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/78/b92c2ad1a1e2724e3d40d564f689339b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/19/4e5bbf371b10b93782a801e15c45569c.jpg)
★★★
戦争話の続きで、当日見た戦争映画を紹介
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c9/639ed03c636acbc5c46b05a6fae29ba6.jpg)
☆☆☆
「ヒトラーの忘れもの」
(監・マーチン・サンフリーク)
デンマークの海岸に、
ナチス・ドイツが埋めた「200万個」の
地雷を、ドイツの少年兵が撤去する
実話映画。
ほとんど知られていなかった
史実の再現映画は 残虐な人の
一面が描かれた重厚な作品で
戦争は「人間の善悪」の心底が
明確に表れると思った恐ろしい
映画でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/2c/e470010b6ce784bb57413f7a9f6ce4f4.jpg)
(竹橋近くの 国立近代美術館)
☆☆☆
「アイ・イン・ザ・スカイ
世界一安全な戦場」
(監・ギャヴィン・フッド
主演・ヘレン・ミレン)
自爆テロの準備をするテロリストを、
遠く離れた会議室で盗撮映像を
見ながら、攻撃指令を討論する物語です。
作品は観客の自分も 会議室に参加して
いる様な判断を迫られる 緊迫感ある
リアルティー編集の映画で、
今、世界で起こっている
自爆テロの現実とオーバーラップして
ドキドキしながら観賞しました。
☆☆☆
以上は お奨めの二本の戦争映画ですが、
当ブログは「散策」ゆえ本題の街報告を!
皇居の竹橋近くにある「国立近代美術館」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8c/b56957eff978ab5ce0902862696ea552.jpg)
「国立近代美術館」の
「眺めのよい部屋」と名付けられた
4階から竹橋と 遠くの平川橋を!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8f/0b28209d39a4dcd57a69f45b6fa1388c.jpg)
美術館「眺めのよい部屋」から
北桔橋門を望む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/1e/be95f824b57a0ab8659913562a77ac0f.jpg)
美術館前の道路から北桔橋門を撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e5/b33cc6f9147bc60fdde0798af6c1ba5c.jpg)
梅雨の晴れ間の 緑が濃い 竹橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/85/819bec5aebf630cff00d0fa6ac8f4843.jpg)
参考資料(ウィキペディアより)
デンマークの200万個地雷撤去を強要された
ドイツ兵2,000人うち「約半数」以上が
命を落としたり、手足を失ったとされる。
当ブログ・チェツクに感謝です。
では、また・・・(笑顔)
フランスで名声を博した藤田が
(戦争の為に)帰国した後、
国から依頼されて「戦争画」を描くが
戦後、戦争協力者として日本社会から
非難されてしまいます。
「国のために戦う一兵卒と同じ
心境で描いたのに、何故
非難されなければならないのか?」
「私が日本を捨てたのではない、日本に
捨てられた!」の言葉を残し、二度と
母国に帰国することなく旅立ちました。
その藤田の戦争作品の本物を見たくて
竹橋近くの 国立近代美術館に
6月9日足を運びました。
そして当日、藤田の「戦争画」の色使いに、
彼の悲痛な熱(心情)が表れていると、
鑑賞しました。
「サイパン島同胞巨節を全うす」
(昭和20年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/08/36366d50dea024afeb98660641c16884.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ae/0d105464a3d42797ff1d10cc95118f52.jpg)
(展示説明文を 一部複写)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f9/17bbf2388c4509dcc65afd55e0728276.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/dc/8a5a6d676a04418730af693ad9d728f5.jpg)
戦後70年の今、作品と説明文を目にして
どの様にとらえるかは 人それぞれだが、
絵の内容と作者の思い ともども「空しく
哀しく」 心が痛い作品と感じました。
なお同館では、藤田の他作品も展示されて
いたことを報告。
「五人の裸婦」(大正12年)
藤田の 有名な白(乳白色の肌)は
現物絵画か 作品集を見てください?
(撮影未熟者の自分に 色の再現は無理)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/43/925f516bc7e4a6bf2559b6b20d951e80.jpg)
藤田の他展示作品「自画像」
「少女」「動物宴」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/16/0bbb3f061cadb2dd4a3cf6c4077d64a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/78/b92c2ad1a1e2724e3d40d564f689339b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/19/4e5bbf371b10b93782a801e15c45569c.jpg)
★★★
戦争話の続きで、当日見た戦争映画を紹介
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c9/639ed03c636acbc5c46b05a6fae29ba6.jpg)
☆☆☆
「ヒトラーの忘れもの」
(監・マーチン・サンフリーク)
デンマークの海岸に、
ナチス・ドイツが埋めた「200万個」の
地雷を、ドイツの少年兵が撤去する
実話映画。
ほとんど知られていなかった
史実の再現映画は 残虐な人の
一面が描かれた重厚な作品で
戦争は「人間の善悪」の心底が
明確に表れると思った恐ろしい
映画でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/2c/e470010b6ce784bb57413f7a9f6ce4f4.jpg)
(竹橋近くの 国立近代美術館)
☆☆☆
「アイ・イン・ザ・スカイ
世界一安全な戦場」
(監・ギャヴィン・フッド
主演・ヘレン・ミレン)
自爆テロの準備をするテロリストを、
遠く離れた会議室で盗撮映像を
見ながら、攻撃指令を討論する物語です。
作品は観客の自分も 会議室に参加して
いる様な判断を迫られる 緊迫感ある
リアルティー編集の映画で、
今、世界で起こっている
自爆テロの現実とオーバーラップして
ドキドキしながら観賞しました。
☆☆☆
以上は お奨めの二本の戦争映画ですが、
当ブログは「散策」ゆえ本題の街報告を!
皇居の竹橋近くにある「国立近代美術館」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8c/b56957eff978ab5ce0902862696ea552.jpg)
「国立近代美術館」の
「眺めのよい部屋」と名付けられた
4階から竹橋と 遠くの平川橋を!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8f/0b28209d39a4dcd57a69f45b6fa1388c.jpg)
美術館「眺めのよい部屋」から
北桔橋門を望む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/1e/be95f824b57a0ab8659913562a77ac0f.jpg)
美術館前の道路から北桔橋門を撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e5/b33cc6f9147bc60fdde0798af6c1ba5c.jpg)
梅雨の晴れ間の 緑が濃い 竹橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/85/819bec5aebf630cff00d0fa6ac8f4843.jpg)
参考資料(ウィキペディアより)
デンマークの200万個地雷撤去を強要された
ドイツ兵2,000人うち「約半数」以上が
命を落としたり、手足を失ったとされる。
当ブログ・チェツクに感謝です。
では、また・・・(笑顔)
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