徒然なるまま 写遊記

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東京/東池袋・新文芸座(映画・にっぽん泥棒日記)2018.8.

2018-08-19 | 映画
(添付写真は東池袋)
前回ブログ(8/7)「西池袋」ロサ会館
映画「カメラを止めるな!」鑑賞から

9日後の 8月16日の「東池袋」
名作映画館・新文芸座 レポート。


正面に西武デパートがある東池袋駅前
グリーン大通り


根元がセメントで固められた
(可哀相な)木々が多くある
サンシャイン通り交差点


昔ながらの猥雑な町並の
新文芸座近くの東池袋裏道


帰路に撮影した池袋・地下道入口
近くのビル一階にある
「ニコニコ本社・スタジオ」


名作映画館「新文芸座」

当映画館の8月は、吉永小百合・北村総一朗・
渡辺美佐子・山田洋次監督のトークショー
などが企画された終戦記念日の映画月間
(敬称略)。

そして8/16は、映画「にっぽん泥棒日記」
と「松川事件」の山本薩夫監督作品二本立て。

「にっぽん泥棒日記」は、泥棒の主人公
(三國連太郎)が、列車転覆の犯人を
目撃することで起こる人間ドラマ。

泥棒・三國連太郎を、証言しないように
脅す刑事・伊藤雄之助・・
二人の希代の怪優が熱演する作品だが

実際にあった松川事件に、題材をとり
娯楽性と社会性を融合した傑作。

ちなみに三國は、撮影が始まる前に、
モデルとなった現場に20日ほど住んで

現場の雰囲気を吸収して、役作りした
作品だが、53年過ぎても、色あせない
見ごたえある秀作でした(キネ旬4位)。



「映画・松川事件」・・・・
戦後の国鉄3大ミステリー事件と
言われている下山事件・三鷹事件と
共に語られる被告20人の松川事件。

その松川事件の判決が出ていない冤罪時に、
山本薩夫監督が膨大な資料と 

徹底した取材を元に警察・検察・裁判所
に挑んだ執念の作品。(参考までに
松川事件発生・・・・・・・1949年。
映画・松川事件・・・ 公開1961年。
「全員無罪の判決」・・・・1963年。
映画にっぽん泥棒日記 公開1965年)


新文芸座フロアーに展示されていた色紙


映画終了後は、20年来の飲み仲間
おじさん2人を誘い、映画館前の
居酒屋で 映画の話を!(笑顔)





そして映画制作者達の情熱が、
53年後の今でも、熱く伝わる
「映画って、本当にイイですね!」

当ブログ立ち寄りに感謝です。
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