そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

ギルドD-55さんと15Mさんのツーショット。クレイジー!!

2009-04-30 22:02:21 | お茶の水博士と歩く楽器街


「クレイジー」と言われるのを承知で撮った。
D-55さんとD-15Mさんのツー・ショット。この
写真を見ながら、一つ考えた事がある。

 70年代のギルドといわゆる銀行家に買収された
後のスマートな「スネーク・ヘッド」時代の音の
違いについて。私のマーチンギターの音の大雑把
な評価は、低音から高音まで全方位的、ステレオ
的なフラットな音のギター。ギブソンは、ドンシ
ャリという感じのつまった音。そして、ギルドは
部分突出型の音。その音の要因の一つは、ヘッド
にあるのではないか。当然の事ながら、70年代以
降のギルドの音を決定づける要素としてグローバー
などの重いぺグの要素がある(音に刺すイメージが
出る)。
 そして、もう一つはぺグの位置。スネーク・ヘッ
ドは弦が無理に曲らない(一直線上)にぺグがある。
70年代のギルドは、角度がついた(開いた位置)位
置にぺグがある。この付加が、あの一点突破型の音
を生むのではないか。いわゆる「ギルドらしさ」の
秘密の一つは、そこなのか? 今度、ビンテージ・
ショップの店員さんか、リペアの人に「正解」をき
いてみよう。

   路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

やっと手に入れた! 都心部のギター 屋で「怪物」と絶賛されたギター!!

2009-04-30 21:29:33 | お茶の水博士と歩く楽器街


  ずっと都心部の楽器屋さんが絶賛する音のギターが欲しかった。
1週間に一度、何らかの形で神田の楽器街を歩くから、半年に一度
位、「青柳さん、こいつは、どんでもないですよ」とか「化け物で
すよ。いいから弾いてみて下さい」というギターを進められる。
 63年製のエピフォン・テキサン、70年製のメープルボディの
ギルド、ボロだけどバカ鳴りした70年代のFー30、60年代中期
のスクウェア・ショルダーのギブソン・カントリー・ウエスタン・・。
物は、オールドだけではない。鳴りは大きいのに繊細さのあったリ
シュウーのギブソンJー200。鳴りが大きくビンテージのような
透明感のある音のしたギブソン・ブルース・キング・・。

 こうした「化け物」と呼んでもいいギターを「ナチュラルでなく
サンバーストであってくれたら」とか、「相場より高過ぎる」とか、
「今、まったく金がない」という理由で「買ったらギター人生が変
わるかも」とよだれをダラダラたらしながらも買い逃してきた。

 いつかは、1日に何本ものギターを売る都心部の楽器屋さんから、
彼らにとっての機種やブランドや値段という要素を越えて、「とん
でもない」と絶賛するギターを手に入れたいと思ってきた。今度の
ギルドD-15Mさんは、はじめての「化け物」。

 他の店員さんと試奏を始めようとしたら、奥の方にいた店長がと
ろけそうな顔で、「これはいいですよ~」とわざわざ言いにきたギ
ター。確かに、音に魔法がかかっている。魔法の意味は、「理由が
わからない」という事。パリーン、カリーンと音が抜けていて、自
分でも「マホボディでこの音。異常だよね」という言葉を連発した。
何度も、前にも書いた極めてスタンダードな音のするギターにしよ
うとした。魔法の意味がわからなくて、恐かったのだ(後、こうい
うカリーンとし過ぎた音は飽きるのかとも考えた)。でも、閉店セ
ールでプライスも安く異常に鳴るこのギターを選んだ。

 弾いて数日経過した印象は、変わらない。マホ・ボディの下位機
種なのに、音がでかくて透明感がある(耳が慣れてくるとマホのウ
ォームさが耳につくのではないかと思ったが)。そして、指やピッ
クの当て方一つで、音色がびっくりする程変わる。価格は、メイン
のD55の2分の1以下。D55のようなあからさまに上質感のあ
る音ではないけれど、太くて繊細でよい音がする。もうメロメロ。

 とはいえ、ギルドD-55さんも、関東圏の店頭にあるギルドD-55
の中で一番、よい音のを選んだから凄まじい。「当たりのギター」
が2本。プロの弾き手に比べれば、弾く機会も少ない。さて、どうこ
の音を維持して行くか、あまりにひねりのない感想なのだが、嬉し
い悲鳴なのだ。最高!! サンキュー神様!! GOOD GOD!!

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

ただ天気がよいというだけで。

2009-04-30 00:03:58 | ジャンベのお稽古。


 ゴールデンウイーク突入。と言っても1日休んだら、
2日仕事なのでゆっくり過ごす。午後2時に起きて、
柳瀬川の秘密の練習場で太鼓のお稽古(やっと速いき
ざみの「クク2」のリズムが身体に馴染んできた)。
 バイクで、成増、戸田、浦和、大宮と流して、夜か
ら志木でギルドさん(今日は、マホのD-15M)とお歌。
何という事のない1日だったけれど、天気がよいという
だけで、ゆっくりとした気持ちになれた。まんざらで
もないぜ。

  路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・テンポテンツのおとうさんには、「ジャンベ」
の先生がDVDと言うと笑われてしまうのだけれど、今
は、この内容を一通りマスターしようと思っている。
楽器は、やはり友達から教えてもらうのが上達がはや
いのだけれど、「アフリカのり」の友達がほとんどい
ないのよ。マリ族とかバンバラ族なんて言ったって、
何の事やら。「ブルース系」「パンク系」「ロック系」
の友達ならいるのだけどね。

追記2・土曜日からの休みには、栃木の宇都宮辺りにバ
イクで行ってみようかな。ご当地の方、セッションしま
しょうぜ。

追記3・昨日、「1人だろうな」と書いたけれど、そんな
事はなかった。ファットマンさんがウッドベースの友達を
連れてきてくれた。すぐに、星さんに動員をかけて演奏を
楽しんだっす。「合奏」は楽し。志木の夜もいい感じで狂
ってきているのだ。

「裏御茶」の山の上ホテル。ええねぇ~。

2009-04-28 21:55:11 | 日々の泡立ち。


  山の上ホテルは、小さいギター工房のようだ。
図体が大きくなる程、物事の質は落ちて行く。少
ないメンバーで理想を掲げて、心を合わせて進む
から、素晴らしい結果を生み出す事ができる。
「裏御茶」の山の上ホテルには、そんな気概を感
じる。好きだな。もし、原稿執筆のために缶詰に
なるなら、ここだな。仕事に飽きたら、楽器街は、
すぐそこだしね。まぁ、そんな事もなかなかない
だろうけどね(笑)。

 路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・もうゴールデン・ウィークなんだよね。明日
は休み。これからギルドさんの弦を張り替えて歌い
にいくよ。今日こそ、一人だろうな。

中国の青年に、アチキの歌は届いた!?

2009-04-28 00:35:12 | 路上ライブ


昨日の仕上げは、ギルドD55さんとホーム志木
での演奏。ずっと聴いていたくれたのは中国からやっ
てきたという青年。日本語は、ほんのわずかしかしゃ
べる事ができない。でも、ずっと聴いてくれたのよ。
何かの足しになってくれていたかのぉ。

  路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信


去年の「夏の空」のようで。

2009-04-27 00:07:38 | 日々の泡立ち。


 西へ向かったのです。どこまでも、まっつぐ。
空は去年の「夏の空」のようで。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・川越のペアモールの真ん中にある楽器屋さん
が、店を閉めるらしい。もう、何度も、そんな機会
に立ち会ってきたけれど、さびしいね。もうあの場
所に「音楽の鳥たち」が集わなくなるのだ。

追記2・今日、みんなの話題になる「ギターの奴隷」
さんが川越駅前で歌っていましたよ。すべてを投入
してバンドに打ち込むって。やっぱり他人様と一緒
にやっているからだろうね。リズムが格段によくな
ってた。彼女の歌に最初に合わせようとした時は、
どう合わせてよいのかさっぱりわからず、一定のス
ケールの中の音を感覚的にぶちまけるしかなかった
けれど、今は、違う。
 「ここで、こんなリズムが欲しい」のだろうなと
か聴いて見えてくるようになった。かと言って、往
年の「勢い」がなくなったわけではないし。「大化
け」するかもよ。

晴れた!! 気の遠くなる程、遠くの街へ行ってやる!!

2009-04-26 14:43:42 | 路上ライブ


晴れた!! この街には何もない。気が遠くなるくらい
遠くの街に行ってやる。

    路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・写真は、昨日の夜、新宿の伊勢丹付近で撮った。
ええ感じでしょう。主役的な存在は、実は、ホーリー
というよくハードオフで数千円で売られているもの。で
も、それでいい。楽器マニアなら、マーチン、ギルド、
ギブソン・ブランドじゃないと格好がつさないと思った
りするのだが、でも、こういう衣料系の人や絵描きさん、
イラストレーターの持つ楽器への視線、私達が楽器をは
じめた「素人のような視点」を忘れると楽器の楽しみ方
は、どんどん小さいものになってしまう。

  だって、絵描きさんの描く楽器なんて、「あり得な
い」というデザインや形状をしていたりするけど、幻想
的でよかったりするよね。では。


ブルースに濃厚に、深く、そしてイヤらしく接近したいのなら、これ! 1.2.3!!

2009-04-26 00:22:11 | 路上ライブ


  新宿に行ってきた。大久保の中古楽器屋、黒澤の本店、
新宿の黒澤(もうあそこも、閉店だってよ。あの店員さん
達が狭い階段に泣かされた古いビル)、ディスクユニオン
を2、3軒・・・。だけど、時間があまってしまうのよ。
歌いてぇ~~。しようがないので家に帰って、部屋のおか
たずけ。

 こんな本が出てきた。これは、よい本よ。最近、リット
ー・ミュージックさんのがんばりもあって、ブルースと呼
ばれる音楽のCDを聴いた事がなくても、AやEのキーでブ
ギをまわせる人が増えてきた。サンキュー!!『ギター・マガ
ジン』。だけど、「青柳さん、本格的にブルースに接近す
るのにはどうしたらいいのですか?」って、よく若い衆から
きかれるのだ。あちきだって、彼女の真ん中をいつもイイ
所からつっつけているわけではないけれど「この本なら!」
とすすめたい。

 真ん中にある本がそう。『ブルースの世界-オフィシャル
・ガイド』。ブルース・インターアクションズ刊。値段は、
1890円。ジュンク堂とか大きな本屋さんなら必ずあるよ。
ブルースを『東京スポーツ』や『日刊ゲンダイ』みたいな
感覚で切っている。写真も多いし、とても楽しめる。入口
には最高だぜ(そうか。これからはこの本を紹介しよう)。

  路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・写真、よくない? リトル・ウォルター、サニー・
ボーイ、ロバート・ジョンソン、ビック・ビル・ブルンジ
ィー・・・。ええねぇ~~。


近所の子供達が駆け抜ける「新緑の道」。

2009-04-25 13:10:47 | 日々の泡立ち。


 青柳さん家の所の「新緑の道」(柳瀬川のメイ
ンストリート)。この道をうちのまわりのチビ達も
自転車をとばして遊びに行くのかなぁ。バイク旅に
行けず、ジャンベのお稽古も、この雨では。でも、
いいぞ。「新緑の道」。

  路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信