そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

誰も語らない「足利花火大会のスリル」。

2011-06-30 22:19:28 | 足利! I Love You!!


 今日は、「足利な日」。駅で、「こんな所に足利
の観光案内がある」と思ったら、足利のフリーマ
ガジンを制作しているという方から連絡が入った。

 足利も、そろそろ花火の季節。足利の花火の再
発見から、今年で3年。足利在住の人にあえて言
っているのだけれど、足利の花火は凄いのだ。

 花火を評価する尺度は、通常、打ち上げ本数や
時間。そういう数値からすると、足利なんかより規
模の大きい花火大会は全国にいくらでもある。

 足利の花火大会のよい所は、爆心のすぐ近くで
見る事ができる事。東京の隅田川の花火大会では
凄くはやい時間に狙いをつけて行かないと最初か
ら最後までビルのガラスにうつる花火をずーと見続
けるなんて事もある。

 爆心の近くで見るスリル。これを言う人は、どこに
もいない。シュル~と上空に進む花火の音、バァと
花火が凄い音で破裂して、その音が盆地となってい
る市内に響きわたる。辺りは、むせかえるような火
薬の臭い。そして、メラメラと燃えながら、落下してく
る花火の燃えカス。

 こんな臨場感が味わえる花火は足利だけなのだ。

 青柳さんも、3年前は、「もう子供の頃から何度も見
た」と知っているつもりだった。足利出身の人々は、知
ったつもりになっているから、当日に開かれる音楽の
イベントなどに夢中になったり、ビールをあおって世間
話。お母さん達は、子供のめんどうで大忙し。
 
 でも、「楽しむ気」になってみると凄いのだ。それを多
くの足利市民は知らないのだ。あ~、もったいない。

 今年もくるぞ、くるぞと緊張しているのは、施設に損害
を受けかねない足利自動車教習所の職員さん達と花火
を上げる職人さんだけかもしれない。足利花火大会の
スリルをもっとみんなに知ってもらいたい。もちろん、駅に
置いてあったパンフレットには、そんなスリルは一言も記
述されていないのだ。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
        http://pub.ne.jp/solo_solo/



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」

http://www.stickam.jp/video/179719778

追記・今日、連絡があった足利発のエリアマガジンの関連
ホームページは以下のアドレス。エリアマガジンは、編集者
の腕の見せ所なのだ。発想もなくやってしまうとヒジュアル
で多少、当事者の生コメントのある地方自治体の広報誌に
仕上がる。

 何をやる、何をやらないとはっきり情報を区別して、情報提
供者の言う事ばかりを聞かないようにする。そういうピリッと
した編集センスがないとあってもなくてもよい媒体になってし
まうのだ。お手並み拝見。でも、青柳さんを見つけ出す位だか
ら力のある人がつくられているのかもしれないね(笑)。

http://www.howdys.co.jp/


野暮用で埼玉県狭山市へ。やはり、茶所。こんなものが。

2011-06-29 23:42:06 | 日々の泡立ち。


 野暮用で埼玉県狭山市へ。やはり、茶所。狭山茶
のペットボトルが。まぁ、当たり前と言えば、当たり前
ですかね(笑)。

 暑かったので、こんなものまで新鮮に見えた。蜃気
楼のオアシスまでは見えなかったのだが。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
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青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
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昨日はあじさいの日。今日はひまわりの日。

2011-06-28 22:38:17 | 日々の泡立ち。


  今日は、ひまわりの日。暑かった。
  でも、明日はまだ水曜日。またがんばりま
しょう。明日は、何の日?

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青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
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「池袋ブラウンギターズのコラム」が面白い。

2011-06-27 01:42:27 | お茶の水博士と歩く楽器街
 楽器店のwebページのメニューの中に、たまに
店員さんの楽器紹介のコラムのコーナーがある。
多くが、スペックの説明に終始して「気にいられた
ら買ってくださいな」的なもので、ちょっと覗いて他
のメニューに飛んでいくのだけれど、文章にその
店員さんらしい視点や発想、あるいは日記的な情
報まで書かれていると読んでみたくなる。

 青柳さんが最近、おもしろいなぁと思ったのは、
池袋ブラウンギターズさんのコラム。お客さんへの
商売をこえたやさしい配慮の文章があってほほえ
ましい。こういうのは、なかなかプロの書き手では
できないのだ。プロは、すぐ、「70年代のギルドが
いまだに人気を集める中で・・」とか単刀直入に内
容に入ってしまう。

 そして、どの記事を見ても、店員さんの経験をベー
スとする独自の視点が1つは盛り込まれている。

 ちなみに、近年もののギルドさんについての記載
は、以下のようになっていた。

http://www.ikebe-gakki.com/brown-g/column/1102.html

 みなさん、営業上の数値ノルマもあられるだろうし、
お客様の日々の対応にもご苦労が予想される。でも
こういうコラムは、ぜひ、読みたい。文章の上手下手
ではなく、楽器への思いの入った文章は誰が書いた
ものでもいいものなのだ。

 これと同じ意味で、店頭のプライスカードに書かれ
た楽器説明も読んでしまう。いいなぁと思うのは、
イシバシの池袋さんのアコギフロアかな。

 後、ウッドマンさんや昔の黒澤アコースティックデザ
インさんがやっていたアメリカの買付ルポも面白い。

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追記・楽器の事は、ちょっと店頭で試奏した位では何
もわからない。やはり所有者の声が一番、聞きたい。
でも、なかなかそういう機会ってないんだよねぇ。


昔、佐野にモノクロームワールドというバンドがあった。

2011-06-26 19:03:00 | インポート
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 この人の歌と向き合うのは何年ぶりだろう。
昔、佐野にナゴムレコードから音源を出して
いたモノクロームワールドというバンドがあっ
て、友達がドラムだったから渋谷の屋根裏に
見に行った。

 この映像は、そのボーカルの田澤智さんの
もの。ええです。この方には、ちょっとおいつ
けそうにない。

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気持ちわかるなぁ~。オリンパスの動画撮影機能付レコーダー。

2011-06-26 17:27:05 | 日々の泡立ち。


 東京ギター・ショーには、オリンパスの動画撮影機
能付レコーダーLS-20Mをアピールするブースもあった。
ZOOMのQ3という動画カメラを使っているのだけれど、
いくつかの改善して欲しい点もあるので気になって担当
者と話をした。

 ミュージシャンに知名度のあるQ3を意識して、様々な
改良を加えているらしい。ただ、問題に思ったのは販路。
まだ、楽器店で買うより、家電量販店の方が手に入りや
すいという。だって、ブランドがオリンパスだから。

 何か、親近感を覚えるのだ。青柳さんの2冊の路上
本も、どちらかと言えば本屋さんの音楽書籍のコーナ
ーに置いてもらうより、楽器屋さんに置いてもらった方
が反応がいいのだ(路上に興味があるというお客さん
に「こんな本あるんです」と話すと「知らなかった」って
買ってもらえるのだそうな。「知らなかった」というのも
つらいのだが。苦笑)。同じ本でも書店と楽器店では
流通経路が違うので一筋縄ではいかないのだ。

 制作する会社は、いつもの売り方、売り場にこだわる。
販売する店舗は、「ちょっと異質なもの」と受け止める。
「欲しい」と思っているお客さんは確かにいるのだけれど
・・・。

 オリンパスの制作者様、販売担当者様、おさっしいた
しまする。いいモノをつくれば売れる、という単純発想で
は事は進まない。「売る力」、販売という部分にもパワー
が必要なのですね。がんばれ! がんばれ!!

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青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」

http://www.stickam.jp/video/179719778

日比谷のビジネス街に放たれた歌。TWO PUNKS

2011-06-26 01:59:34 | 日々の泡立ち。


 その後、ゆりかもめで都心部へ。新橋で
下りて街を流す。ちょうど日比谷公園に出
た所で、轟音が聴こえてきた。耳を澄ます
とモッズの「TWO PUNKS」。

 今日は、彼らの野音らしい(やはり天気
は今一歩。笑)

 高くそびえるオフィスビルをゆさぶるように
響く歌。森山達也兄さんに、「青柳さん、も
っとムチ入れて行こうぜ」って言われている
気がした。

 ありがとう。兄さん。

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追記・写真が暗くてわからない?(笑)。正面が、会場入口
によく設置されるテント。右が、会場前屋台のひさしッす。

老舗料理店の味も時代とともに、微妙に変わるのだから。コネチカットGUILD。

2011-06-26 01:20:35 | ギルド、ギルド、I Love You!!


 東京ギターショーへ。楽器の新製品情報は、
神田の楽器街を定期的に歩いているから、そ
うは必要ない。それより、メーカーや音楽出版
社の知り合いの方の近況を知るためと、メーカ
ーの人に新製品やモデルチェンジのねらいを
直で聞く事ができるので行かねばならぬなの
だ。

 ここのブログに集まる人の関心は、ギルドさ
んの事らしいので一応、書いておくと、カーマン
ギルド(最近は「CT」と言うらしい。米国コネチカ
ット州 ハートフォード工場生産。モデル名の後に
「CT」がつく)は、1度目のマイナーチェンジを実
施したらしい。目印は、左肩ついていたあの悪名
高きストラップピンがない事。

 弾いた感想は、前回の楽器フェアの時と大き
な違いはない。いわゆる「即戦力路線」をさらに
推し進めて、買ったその日、試奏したその日か
ら「素直に気持ちよく鳴るギターですね」と感じ
させるものをつくろうとしている。

 いわゆるギルドの音とはこういうものだ、とイメ
ージを持っている人は、「?」なのだけれど、単純
にある程度のプライスのよい楽器が欲しいという
人には、こういうものが今は求められているのか
もしれない。

  歴史のあるモデルは、時代と寄り添うように、音
や姿を変える。ギブソンのJ-45もそう。青柳さんは、
J-45であるなら1960年代前期の音が好き。D-55
も、そういう時代に入ったのかもしれません。

 老舗の料理店の味も、時代に合わせて、実は
微妙に味を変えている。そういうものかもしれない。

「ギルドのあのヘッドにはグローバーペグなのさ」とい
う人は多いけれど、ウェバリータイプをつけるのは、さ
わやかで抜けのよい音にするための帰結と見た。そ
こまで考えるとしようがあるまじか。

追記・最後に裏情報を2つ。「ギルド書体」と言ってき
たのだが、70年代のギルドやタコマ・ギルドの独特の
モデル名の肉筆記載は普通の文字になっていました。
しかも筆跡が違うので、複数名が書いた可能性(笑)。

追記2・今回のショーにあるF50のサンバーストは、今、
ギルドが進める即戦力路線の申し子のようなギター。
これを弾かせてもらうと改革の方向性がはっきりとわか
ります。

このモデルのすべてが、こんな音なのか、この個体が
当たっているのかわからないが、魔法がかかっているよ
うに思ったのです。

 ギルドによくあるメープルのアーチのかかったバックの
ギターなのだが素直に鳴る。隣にあるD-55より、レスポ
ンスがいい(丸いギターは丸みのある音と思うのだが・・)。

 ギルドのメープルのモデルは、まだ、数える程しか、「い
いぞ」と思える個体に出会えていないのです(あんだけ頑
丈につくってんだからねぇ、みんな言うのだけれど)。あの
娘は、マジック! いるんですね。こういう娘が。

追記3・ケースは相変わらず重いが、コネチカットGUILDさ
んは、軽い!!

追記4・ちなみに写真は、グローバー・ペグのタコマギルド
さん。

誰に見せても恥ずかしくない仕事をしましょうぞ。10穴ハーモニカ。

2011-06-24 23:49:01 | お茶の水博士と歩く楽器街


 青柳さんのメインの10穴ハーモニカは、スズキの
ハモンド。しかし、色々な音色を手に入れるために、
その他の機種のものも買い揃えてある。

 そんな中、最近、困るのは「リー・オスカー」という
ハーモニカの交換リードプレートのビスの質が救い
ようのない位に落ちている事。いざ、プレートを交換
してビスをドライバーでしめるのだけれど、きつくしま
る前に、ビスの穴がつぶれてしまらない。しようがな
いので、古い、同機種についていたビスをはずしてと
めている。

 あらゆる部分にコスト削減の目を注ぎたいのだろ
うけれど、これでは商品自体が成り立たない。本質
は、何なのか? 

 今回の大震災が教えてくれたのは、1つ1つの仕
事を色々な事を想定しながら、想定外などという言
葉に逃げずに、手を抜かずにやっていく事。雑誌ジ
ャーナリズムが広告主をよいしょするために連呼す
る「日本のものづくりの素晴らしさ」なんてどれ程の
ものだろう? コスト・パフォーマンスに優れた商品
をどこよりも上手につくってきただけではないか? 

 しかし、ごくごく一握り、己のプライドにかけて良質
なものを提供してきた方達は確実にいらっしゃった。
そういう方達のソウルを受け継ぎたい。

 社長が命令するから、上司が言うから、コスト削減
の時代だから、お客様にはわからないから・・・。そん
な仕事なら辞めてしまわれればいい。誰に見せても
恥ずかしくない仕事を1つ1つやっていきましょうぞ。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
        http://pub.ne.jp/solo_solo/



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」

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