そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

歌い納めは、「新宿小ガード」で。今から。

2008-12-31 19:49:32 | 路上ライブ


  2008年は、みなさん、お世話になりました。
 今年は、ジャンベという新しい楽器に出会って、
とても音楽的に楽しんだ一年でした。遊んでくれた
みなさん、どうもありがとう。

 そして、本を出す事を考えて、地方取材にも力を
入れました。来年は、2册目の路上音楽研究本を出版
します。引き続き、よろしくお願いします。

 新しい年を迎えるまで5時間を切りました。
 今年の歌い納めは、「写真の場所」にしょうかと。
 この場所の主は、今頃、高田馬場のハコでカウント
ダウンのイベントの最中、カリンバのHIROYUKIさん
は、いるかな? 1人きりか?  「思いは1つ」。混ん
でいて歌えなかったら、どうしよう。

 寒い中、楽器を抱えて、今年の最後の最後の日を迎
えようという人達に敬意を表して、今、ギルドの弦を
新しくしました。いざ(笑)。

 では、みなさん、よいお年をお迎え下さい。
 新しい年も「ギター」で遊ぼうね。ローグの奥野敦
士さんの復活も祈ります。サンキュー2008年。
ハロー2009年!!

    路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信


 

ROUGEって憶えてる? その歌い手さんが、大怪我をされたらしい。

2008-12-30 03:30:41 | 日々の泡立ち。


「ROUGE(ローグ)」というバンドを覚えてる?
そのボーカリストだった奥野敦士さんが、大怪我をされ
て入院しているという。

 世間様的には、ボーイ、バクチクと絡んで伝えられる「群
馬ビート」系のバンド。ボーイ、バクチクは、高崎のバンド、
ローグは前橋のバンド。彼らもよく、年末になると内田裕也
さんの『ニュー・イャー・ロック・フェスティバル』に出て
いた。

 かつて、そのボーカルの奥野さんと、ギターの香川誠さんが、
東京・渋谷のセンター街にあったライブハウス、『屋根裏』で
バイトしていて、ギターリストの小川銀次さんや友達のバンド
のライブを見に行く度に、彼らの姿を見た。

 彼らのバンドの音も、結構、好きで、当時、「日本一の速弾き
ギターリスト」なるものを標榜していて私に、日本語の歌、ビー
トロックというものがどういうものか教えてくれたのが、彼らと
言えるかもしれない。

 彼らの『屋根裏』でのライブも何回も見たし、今はなき、渋谷の
ライブハウス、『ライブ・イン』のアルバム発売記念ライブにも足
を運んだ。足利の先輩、セメント・ミキサーズの茂木功さんは「ま
だ、まだ」という感じで見ていたけれど、私と同級生の小沢俊彦君
は、ローグにやられてた。

 私の住んでいた栃木の足利というのは、ヤンキー濃度の濃い街で、
よく冗談で「オレ達は、高校時代、ヤンキーになるか、バンドマン
になるしか道はなくて、オレはバンドの道を選んだ」言うのだけれ
ど、そんな街で10代後半の時代を暮らした人間に、しっくりくるバ
ンドだった。

 その後、色々な音楽の快楽を覚えて、今は、ロックであるという
事だけが、音楽の価値ではない事を覚えたけれど、いまだに彼らの
事が好きだな。どっかに、彼らの事がひっかかっているのだろうね。
今、この文章を書くためにアルバムを探していたら、同じアルバム
がいくつもあった。ひどいのは、同じアルバムを3枚も持ってる。

 最近、自分が楽器をはじめた頃に聴いていたバンドのミュージシャ
ンが、どんどん他界している。年末には、ラウドネスのドラマー、樋
口宗孝さんも亡くなったらしい(ワンバスでも、高速で、しかも重い
ビートを刻んでた)。出したくても、オリジナルのメンバーで音を出
せないバンドが増えている。はやく怪我を治されて復活して欲しい。

 『LOSE ONESELF』『フェアリー・ドリーム』『WALK AWAY』
『危険信号』『OUTLAW』『MY HONEY』・・・。また、鮨詰めのラ
イブハウスで聴きてぇな。

          路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・渋谷の『ピンクカウ』の太鼓のイベント、最高に楽しめました。
誘ってくれたテンポテンツのお父さん、カリンバのHIROYUKIさん、
ありがとう。
 最近、ベテラン勢のライブばかり観に行っていたのかもしれません。
「音を出したい」「歌いたい」「何かを表現したい」という人達のエネ
ルギーが満ちあふれた空間。こういう気持ちを忘れちゃなんねぇぞと思
いました。出演した人達は、自信に満ちていて、でも、ちょこっと臆病
で(適切な表現じゃないかな。繊細で)、みんな素敵だった。みんなが
ピカピカに光って見えた。


何年ぶり? すってんコロリンと転んだっす。

2008-12-27 23:40:24 | ジャンベのお稽古。


寒くてさぁ、と思ったけれど、太鼓のお稽古。
ちょっとでも叩ける時に叩いておくと楽器との距
離が変わってくる。

歌えるフレーズも増えるし。精進精進。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・今日、転んだの。足にジャンべを挟んでいた
から、足の先に血液が行ってなくて、感覚がなく、
ただ立とうとしただけなのに、地面にコロンと転が
ったのです。久しぶりだな。こんなの。痛ぇ~。

追記2・明日、28日(日)は、こんなイベントに
行きたい。足は、大丈夫か?
『DRUMCOW 3周年Anniversaly』
@渋谷 PINKCOW
ジャンベをはじめとした太鼓叩きが集まる月例パー
カッションパーティ!
http://www.thepinkcow.com/NewHome_j.htm
【出演】 品川ジャンベポッセ/TENPOTENTS/
アニチェ/HIROYUKIと愉快な仲間たちほか多数
18時start予定 ¥フリーエントランス!


新宿の「思い出横丁」って、映画のセットみたいだ。

2008-12-27 00:56:19 | 路上ライブ


  食事の質が、段違いに上がったなんて事はないのだ
けれど、足が遠のいてた新宿・思い出横丁(恐らく、
ライブハウスの「ロフト」が、小滝橋通から歌舞伎町
に移ったからかな)。

  「さて」と思って中を突っ切ると、今時、昭和臭が
プンプン。映画のセットみたいだ。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・今日は、街で色々な人と会う日。大ガードでカ
リンバのHIROYUKIさんに会い、大久保の駅で
マンホールの久家くんに会った。

気分だけでも、メリークリスマス。って、ことで。

2008-12-23 23:52:25 | 日々の泡立ち。


今日は、私も仕事です。でも、気分だけでも、
メリークリスマス。って、ことで。

  路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・クリスマスは、仕事とわかっていたので、いく
つかのイベントに参加しました。土曜日のioraの歌の
会は、楽しかったな。サンキュー、iora!!

日本の路上音楽の最初の最初。これが確かな「原点」なんよ。

2008-12-17 20:04:54 | 路上ライブ


 日本の路上音楽の1つの「原点」が、1990年4月に出た
『奈良和雄・路上ライブ』。このアルバムを雑誌、『宝島』
が紹介する事で、「路上ライブ」という言葉が日本全国に広
がった。

 ゆずも私達も、このアルバム、彼の活動によって蒔かれた種
子を受け取って生まれたと言っていい。奈良さんは、その後に、
音楽的に色々なアプローチに挑戦しているけれど、音楽もよい。

 簡単に手に入るのは、コロムビアからリリースした『東京ラ
ブソング』。現在も音楽活動に意欲的で、「気がつくとインド
にいっている」ような生活をしているけれど、エスニックとい
うよりも、骨格のあるメロディーのあるポップな歌をたくさん
つくっている。『トースター』『翼が生えた男』『太陽のブロ
ーチ』『愛のテーマ』『ユメイロの花』『君に会いたくて』(書
籍、『路上音楽』の付録DVDで演奏してもらった曲)・・・。
みんな素晴らしい。

 レコード会社の制作担当の方は、どんどん彼にアプローチを
かけて、作品を形にして欲しいし、音楽雑誌の編集者の方々は、
訳のわからないバンドの写真を「いくらやっても格好のいい写真
がとれない。でも、仕事だかんなぁ」なんて、トホホとなって
いないで、彼を取材にして記事にするべきだと思うよ。もう、
発想自体を変えてしまった方がいい。よいものは、誰が見てもい
いし、一生懸命、工夫をしても努力不足のものは努力不足なのだ。

 私達は、彼の新しい音源、フルアルバムの到着を待っている。

         路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信




ズブズブとハマッて行きそうなアイリッシュの世界。やばい。

2008-12-15 22:03:20 | ケルト・アイリッシュの誘惑。


  ズブズブとハマッて行きそうなアイリッシュの世界。
まず、音源自体を手に入れる事さえ難しい。何か、新鮮
だよ。この歳になって、目当ての音源が手に入らなくて、
手ぶらで帰るなんて。

 間口は、狭いのに、音楽的奥行きは底なしに思えて。
面白いのだ。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信

追記・ブズーキという弦楽器がよく使われているようだ
けれど、ギターのアプローチも面白い。あの雰囲気を出
すには、やはりオープン・チューニング系かな。後、ノ
リもちょいと違うようで。写真は、solasのDVD付きの
アルバム。マーシャルとエレキギターの世界に飽きて、
アコースティックの世界に入り込み、また、新しい地平
が、ここにあらわれた。さぁ、どないしよう。

やばい。寒さで「魔法」が利かないんだ。

2008-12-14 23:51:39 | ジャンベのお稽古。


  不思議なんだ。太鼓を叩くと、最初、ヒットした時、
太鼓と手が当たる部分が痛いけど、叩いているうちに、
痛みは消えてしまう。だけど、今日はダメだ。

 外気の温度が低過ぎて「魔法」が利いてこない。
 痛てえ~。

    路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

追記・道でアイリッシュ系の音楽を演奏している淳也さん
の紹介で、solasというバンドに辿りついた。ちょっと、
やばい。アイリッシュ系の音楽にはまりそうだ。ずぶずぶ
と。