これまで、青柳さんが手にしたギルドは、これで4本。現在のメインはタコマ工場の最後期に出たアイスティーバーストのD-55。でも、一番、音がよいと思うのは、フェンダー傘下入り直後に作られたベッドの裏に金色の筆記体ロゴの入ったD-55。しかし、青柳さんはサンバーストかレア・カラーのギターでしか燃えないので、縁遠い存在になってしまった。同じD-55でも、最高に好みなのだ。ふくよかさと、甘さと硬さをそなえた音。特に、高音は、素晴らしく、キーンという高音が響いて、それがコーラス・エフェクトをかけた波のようにまわって聴こえる。今回の、F-50Rにも同じ音が聴こえる。ベッド裏にマークのついた時代は、みんなあの音がするのだろうか。ヤバい。音な、酔っぱらった(笑)。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信
早速、成田駅前で演奏。かつて、このブログでギルドのドレッドノートとFを比べて「丸いギターは、丸い音」と書いたけれど、やはり、その通り。D-55が低音も高音もグイグイ食い込んでくる攻撃的な音だとするのであれば、F-50は、しっかりとした低音の優しい音。ただこれだけの豊かの音であるのに、ボケっと緩い音にならないのは、指板が硬いエボニー材だからなのだろう。路上音楽情報紙ダダ・青柳
千葉県成田の島村店のあだちさんという素敵な女性にお世話してもらいました。新しいギルドさん、F-50R。あくまでメインは、いつものD-55だと思うけれど、大切にしつつもガンガン鳴らしていきます。あだちさん、素敵なお友達を紹介してくれてありがとう。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信
もう5年位、ギルドのF-50Rを探しいる。F-50の多くは、ラウンドバックのメープルボディ。弾き語りのギターとして使う青柳さんには、レンジが狭く音も硬く感じられてならない。たまに、ナチュラル仕上げのものはあるものの、青柳さんは、サンバースト ボディでなければ燃えないので、ほとんど玉がない。3日前、千葉の奥地にあるという情報を仕入れた。今、車幅の狭い、いかにもローカルな電車で現地に向かっている。後は、音とコンディションだけ。最高の音を響かせるものならば、無理してでも連れて帰らねばなるまい。それにしても、遠い。さらに、最寄り駅からバスだという。嗚呼、ギター・クレイジー・ブルース(笑)。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信