そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

行ってきました。「のえ追悼」のライブ。

2008-11-30 02:34:28 | 路上ライブ


 のえの追悼、行ってきました。主催者のみなさん、
演奏者のみなさん、素晴らしい時間をありがとう。
笹山明日香嬢の写真もよかったよ。

 冬、のえが井ノ頭公園の池に飛び込んだ話とか、
「のえの歌が絵描きから歌い手になる一つのきっ
かけになった」と語る人もいて、いい話が一杯、
聞けました。

 路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

追記2・今回の演奏は、約20年前に新宿の路上で演
奏していたミュージシャンが中心でした。

 それぞれの歌い手が、それぞれに個性的だったけ
れど、総じて、みなさんが「男の子らしい歌」を歌
っていました。
 ミナミ嬢が、ツバを吐き、小ガードの床と壁を蹴
りながら歌った「当時の新宿」を思い出しました
(彼女も、今日は大サービスで、もう10年以上前
の歌、『下劣な女』と『残像』を歌ってくれました)。

 当日の演奏で、今の私と波長がバシっとあったのは、
のえの歌をアカペラで歌った芝居をやっているという
チャーミングな女性の歌と、「花&フェノミナン」の
2人の演奏でした。

 特に、「花&フェノミナン」の2人の歌った「稲穂」
という歌は素晴らしかった。身近にある自然の豊かさ
リアルに感じることができました。結構、やられた感じ
で、別の歌も聴きたくて「もう一丁」と何度も言ってし
まいました。



タワーレコード渋谷店が、また、やってくれた!! 次は、ケルト系!!!

2008-11-26 21:30:15 | 日々の泡立ち。


 リトルファッツ、呑み快につづいて、12月11日は、
来日するケルト系のダーヴィッシュのインストア。

 何か、凄い。当然の事ながら、ビジネスを意識した
展開をしているのだろうけれど、「よい音」を見つけ
出して連れてくるセンスがある。

 サンキュー、タワー・レコード渋谷店。感謝します。

   路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

追記・書籍、『路上音楽』でお世話になった枯山水の山
田せんろさんが音源を出すという。路上音楽地獄耳。

追記2・新宿でよく演奏しているカリンバのHIROYUKIさ
ん、ドラマーの瀬間明良さんの音源も吉祥寺や池袋のディ
スクユニオンで特集扱いで売られている。めでたし。

シリーズ第3弾! ジュースの値段がおかしい!!

2008-11-24 23:53:09 | 日々の泡立ち。


 暖房、厚着の季節。こんな時は、普段、あまり
飲まないコーラなんぞを口にしたくなるのです。

 てんで、近所のスーパー、サミットへ。生憎、
お目当ての1,5リットルのスタンダード・コーラは
売り切れ。しかし、その空きスペースの横に、こい
つが。何と、こいつも、お目当ての1.5リットルの
想定値段と一緒の180円。しかも、こちらは、2リッ
トル。やっぱ、変じゃねぇ?

  路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

追記・ライブハウスのノルマ漬けが嫌で、ここ最近は、
特別な事がない限り、お店で歌う事を止めている。
 しかし、昨日、志木で大昔から歌っているタケちゃん
から、出演依頼を受けた。最近、志木に出没するスライ
ド系のジョンも一緒という。ぜひ、参加したいと思った
が、演奏日が平日。丁重にお断り申し上げた。
 場所は、タケちゃんが、最近、部屋を借りた越谷地区。
行ける人は、行ってあげて下さい。

12月19日 北越谷『ASK』 午後7時スタート。

追記2・さらに、突っ込む。コーラの容器の広めの空き
スペースの意味は何?

キング・オブ・ストリート・ブルース!! カンちゃん!!!

2008-11-24 00:40:33 | 路上ライブ


 路上のブルースと言えば、カンちゃん。「キング」と
言っていい。でも、「渋い」「かっこいい」と簡単に片
付けないで、微妙なハープのトーン、リゾネータの音、
演奏のテクニックをそこらのベンチに腰掛けて、じっくり
聴いて欲しい。

 オレ達若造が、直感ですべてを理解できる程、彼の芸
は、浅いものではない。彼に遭遇できる事ができたら、
「濃密」な彼の音楽をじっくり感じていただきたい。

    路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

追記・取材を終えたら、松島英生くんから、ライブのお誘
いのメールが届いていた。本日、家の近所の朝霞・デスぺ
ラード・ステージで歌ったという。行きたかった。

追記2・最近の東京の夜は、寒い。バイクに乗っていて、あ
まり冷えるので、頭がとれちゃうかと思った。そんなこった
ないか(笑)。

追記3・昨日、池袋・ウイロードで、13号倉庫さんとアリア
ズ・スレイブについて話した。私は、彼女については、多い
に不満なのだ。出会った頃の彼女は、「この人、狂人」とい
う位の奔放な演奏をしていた。最近は、確かに、演奏も上手
になったし、ブルースとか、色々な音楽にも興味を持ってき
ている。それは、よい事だけれど、別に、そんな事はどうで
もよいのだ。動員を考えて、お客さんを意識し過ぎた演奏
をしたり、他のミュージシャンの演奏を気にしたり、そんな
事をする度に、彼女のよさは、どんどん消えて行く。

 誰も、あの人に、そこいら辺にいる「お嬢さん」のような
演奏を求めていない。別に、上手くなる必要もないし、聴き
やすくなる必要もないのだ。「唯一無似」の存在である事で
最終的に「見たい」という人が出てくる。そういう存在の歌
い手なのだ。

 ただ、ただ、13号倉庫さんと最後に一致したのは、今でも、
もし、演奏中に、マイクスタンドのネジが弛んで、マイクが
下の方にまで落ちてきてしまった時、普通の歌い手なら、何
とか、タイミングをみるなり、助けを求めて、マイクを歌い
やすい位置に戻す所を彼女なら、床下数センチの所にあるマ
イクめがけて歌うのではないかと想像できる事だ(「。」の
少ない文章で恐縮。笑)。

 そういう一致点で話せる事に、わずかながらの光明を見い
出した。さて、彼女は、どう音楽を発展させるのやら。どう
か、レベルの低いおやじ達の声に巻き込まれないで進んで欲
しい。

すべてを犠牲にしても、やってやる!! 書くぜ、2册目。

2008-11-21 22:29:39 | 路上ライブ


実は、このサイトの他にも、ホームページと掲示板
を持っている。そっちは、もう、スパムがひどくて、
今は、ほったらかしにしてあるのだけれど、こんな書
き込みがあるのに、気がついた。



私はこの本に感謝しています。この本に出会い、路上へ立つ勇気が沸き立ち、
歌い始める事ができ、格段に毎日が楽しくなりました。
まだ技術的な面ではうんこレベルですが、精進していきたいです。
今度「路上音楽」で知った桑田健志様と松島英生様を企画に出演して頂く事になりました。
来年就職する私ですが、今の私の夢は死ぬまで路上で歌い続ける事です。
きっかけ、興奮、情熱を与えてくれたこの本、そして青柳様に感謝します。


 高校生なんだって。こういう人がいるから、すべてを犠牲にしても、
何回も何回も取材して、書こうと思うのだよね。ありがとう。

             路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

追記・ライブは1月20日、高円寺・無力無善寺かな。
 よく、雑誌のライターが使う軽薄な意味ではなく、心
から、凄い演奏会になると思うよ。
 桑田健志さん、松島英生くんと一緒のステージなんて
うらやましい。見に行かなくっちゃね。彼らは、おそら
く、東京の弾き語り系のミュージシャンの中の頂点にい
る人達だよね。




新宿の街、特に「小ガード」が発する魔法を信じるかい?

2008-11-21 01:42:23 | 路上ライブ


 せっかくだからと、今日は、キクちゃんの小ガード
での演奏につきあった。不思議なんだよね。夜から、
深夜までのわずかな時間に、彼女は、高知で知り合っ
た絵書きや宗教家に偶然の再会を果たした。

 この街、特に、新宿「小ガード」には、絵書きとか
何かを表現しようという人を引き付ける力がある。

 おそらく、こういう人達は、知り合いが、この場所
で演奏する事があるのを知っているから、新宿に行っ
たら、あえて、この場所を通るのだろう。

 今日は、キクちゃんが高知からきているので、あえ
て「おつ」を呼んだけれど、たまたま練習の帰りなの
だけれどと、カリンバのHIROYUKIさんがきた。

 マジックを感じるのだ。あなたは、小ガードの魔法を
信じるかい?

   路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

追記・実は、今日、電話でMINAMI嬢も呼んだのです。
残念ながら、彼女は、こられなかったけれど、きたら、
凄い事になった。後、亡くなったのえがいたら、この
場所で演奏していた「有名」女性路上ミュージシャン
のそろいぶみ(何それ?笑)になっていたのだ。


高知から旅してきた「キク」が、そう教えてくれる。

2008-11-19 22:56:06 | 路上ライブ


 高知のキクちゃんが、今、東京にきています。

  今日、久しぶりに、池袋で歌を聴かせてもらい
ました。色々、感じ、考えさせられる事はあるけれ
ど、痛感したのは、歌や作品に向き合う姿勢につい
てかな。

 青柳は、最近、道で出会う色々なミュージシャン
とセッションするのが面白くて、ここ2年は、そうい
う曲しかつくってきませんでした。『ギターマンズ・
ブルース』、『ダイナマイトでぶっとばせ!!』『拝啓
ジミ・へンドリックス、前略・ボブ・ディラン』とか。

 初対面、あるいは、楽器をはじめて間もない人でも
知っているコード進行で曲をつくり、構成は、多くて
二つとか。でも、キクちゃんの意識は、別の所に行っ
ていたようです。

 もう10年以上にもなるのですが、出会った頃の彼女
は、かつて「路上の詩集売り」だったという経歴らし
く、比喩的、詩的表現の多い歌を書いていました。

 ここ数年は、彼女のテーマも「わかりやすさ」にあっ
たようですが、今日、久しぶりに聴いた彼女の歌は、出
会った頃のように、詩的で、面白い表現のあるものにな
っていました。歌のテーマとする題材は、さまざまです
が、根底に、「何かを表現する」という意識を感じまし
た。

 聴いていると、「何か、いいなぁ~」と思わずには、
いられなかったのです。一番、面白かったのは、『藍の
魚』という歌。青柳さんも、セッション用の曲も大分、
増えたし、「そろそろ別の音楽の喜びを探してみようか
な」と思ったのでした。

   路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

追記・のえの追悼ライブは、11月28日、高円寺『ムーン
ストンプ』。時間は、19:00~23:00。




出すぜ、2冊目の単行本。でも・・・。

2008-11-17 23:27:12 | 出すぜ、単行本。


  2冊目の路上本の原稿がまとまってきました。
現在の所、註の原稿分量が、本文とほぼ同じ。何せ、
路上と言えば「コブクロ」「ゆず」という人達にも、
わかりやすく路上音楽の長い歴史と奥の深さを伝え
たいから。

 でも、担当となる編集者から言われるだろうな。
「青柳さん、まじっすか」って。さて、どないしよう。

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

雨が降ったり、止んだり。秘密の場所で、ジャンベのお稽古。

2008-11-16 17:23:02 | ジャンベのお稽古。


 今日も、東京は、雨が降ったり、止んだり。
 しようがないので、雨を気にしなくてもいい
秘密の練習場でジャンベのお稽古です。

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信


追記・きくちゃんが、高知から、きています。
「やっぱ、東京は、モノが多くて面白い」なん
て言っていますが、こんな天気じゃ、歌いに行
けないよね。ちょい、かわいそう。

追記2・太鼓は、「オープン」の叩き方が難しい。
 浅草の先生に、音の出し方を教えてもらって、
「要領」は、わかった。ここ最近、やっと、その
叩き方が馴染んできた。一度、身体にしみついた
基本的な叩き方を改めるのは、結構、大変なのだ。
「また、最初からやり直し」の覚悟で進む。

 しようがないのだ。楽器というものは、「トラ
イ&エラー」で、深い所へ入って行くもの。いや、
楽器だけの事でもないか。