渋谷の大型レコード店で内田勘太郎さんのアルバムを見た。近くのアルバムの宣伝には、「壮絶」の文字。素人が訳知り顔で音楽を語る時代。せめて売り手は、少しくらい音楽を勉強してくれんと、と思うのだ。作り手は売り手を選べないのだ。あわれ。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信
買い逃していた雑誌をゲット!ジャグバンドを真っ正面から取り上げた特集なんてよいよね。つくずく思う。今、力のある出版人は、専門誌とフリーペーパーの編集部に集う。老舗と呼ばれる会社や単行本系の出版社の日常は吐き気がするほどに退屈なのだ。そのような場所に、才能が留まる訳がないのだ。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信
バイクで、川越を目指した。向かうは、イシバシ楽器。所沢で秋ものの上着を買い込み。埼玉にはいくつもない「楽器の園」 を目指した。ご当地に着くと「17年間ありがとうございました」の看板が。どうやら、閉店に向けた秒読みが始まっているらしい。東武東上線はサラリーマンのご子息ばかりが居住する刺激の少ないエリア。川越は、観光で栄え唯一の期待が持てる街であった。しかし、今後、ちゃんとした楽器屋の一つもないようでは、なかなか「これは」という発想を持った若者はでてこなくなるだろう。「街が将来を考えて楽器屋を残す」くらいの発想がなければだめなのだ。イシバシ楽器も、来月中旬で幕をおろす。もう行かなくなるだろな。嗚呼、川越。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信
と、言うものの1週間に1度は行くのだが、お茶の水の楽器街に行く意味がなくなってきている。久しぶりに、「来て良かった」と思ったのは、先週の土曜日。写真に写った弦の合計金額は、ちょうど1000円。やっぱ、お茶の水だな(笑)。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信
青柳さんは、「志木や朝霞台で歌っている帽子の人」と呼ばれているそうな。でも、「帽子の人」って違う気がしてならない。確かに、いつも帽子を被ってギターは弾いてはいるが、本当に欲しいのはスナフキンと同じ帽子。売ってないんだよね。これが(笑)。今日、都心部を歩いていたら、ムーミンの○○100周年らしく、関連グッズがてんこ盛り。でも、ないんだよね。スナフキンの帽子。あんな帽子を被って、彼をイメージして作った歌、「世界の果てを見に行く」を歌いたい。そんで、「帽子の人」なんて言ってもらえたら、最高なんだけれど~。トホホ(笑)。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信