そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

「地方都市」で音楽活動をする時代だ!!

2008-06-29 22:50:44 | インポート


  地方で知り合ったいいミュージシャンが「いざ、勝負
と東京にやってくる」。彼らの本当の実力を知っている私
としては、「サクセスするのでは」と期待するのだけれど、
多くの場合、東京での生活に疲弊して帰って行くことにな
る(確かに、九州の博多から「勝負たい」と東京にやって
きたルースターズや鮎川誠さん達のストーリーも素敵なの
だが)。

 地方に比べれば、家賃も食費も高い東京圏で、生活を維
持し音楽活動をするのは、大変な事なのだ。多くの人が、
音楽ではなく、生活の面で挫折して帰って行く。

 でも、現在、地方在住のミュージシャンの話を聞いてい
ると、むしろ地方都市で音楽活動をした方が楽しそうだ。

 例えば、「東京のように有名ミュージシャンのライブが
ないから、一般の人々も自分達の音楽活動に関心を持って
くれる」「ライブハウスでノルマがない店が多い」「のみ
屋で知り合った音楽マニアが協力してくれたので、ただ
でよい音のレコーディングができる」「地元のラジオ局が
よく番組に呼んでくれる」なんて、何かいい感じではない
か。

 東京圏に住む私のまわりは、地方都市から東京に出てきた
ミュージシャンがほとんど。ただ、唯一、1人、東京圏から
音楽活動を考えて地方に移ったミュージシャンがいる。

  名前は、キク。現在は、四国の高知市内で活動をして
いる。これからは、彼女のようなアクションが増えてもよい
のではないか。私も、出版の仕事で生業を得る状況でなけれ
ば、地方都市で音楽活動がしたくてしようがない。

 彼女の言葉が、心にグサッときた。
「東京の野菜は死んでいると思うよ」

      路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信


所詮、無理よ。たくさんのギターを所有するのは。

2008-06-29 03:34:03 | インポート


 考えてみれば、色々なものに手を出してきた。流行のギター、
その時に憧れたミュージシャンの持っていた楽器。数え上げれ
ば、一度に、50本以上のギターを持っていた事もある。

 でも、気がついた。所詮、無理よ。素人が複数のギターを所有
するのは。大事に、保管しているつもりでも、たまに出してみる
と、ケースがカビだらけになっていたりして(肯定的に見れば、
そういう経験があるから、楽器に関するマニアな原稿が書けるよ
うになったのだけれど)。

 そこが曲がり角。神経質に扱わないとコンディションの保てない
ビンテージものも信頼のできる人に託した(コレクターの方なら、
そういう配慮も含めて楽しいのでしょうが、一応、プレイヤーなも
ので)。

 現在は、ストレス少なく歌に集中できる上の3人の娘たちがメイン
(左から、ギブソンJ185、ギルドD55、ギブソン・チェット・アト
キンス)。その他、チャンドラーのリップステイック・ピックアップ
のついたストラトとか数本。当然の事ながら、その時々の「遊び友達」
はできるだろうけれど、もう一度に10本以上は持たないだろうな。

 そう誓います。神様。
         路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

まぼろしの電車が、走る

2008-06-24 03:07:22 | インポート


まぼろしの電車が、行く。

 今まで、最高に埼玉マナーな大都会、池袋で
止まっていた電車が、新宿、そして、渋谷まで。

 よいことなのか。悪いことなのか。

 ただし、今は亡き渋谷センター街にあったキャバレーの
上の「屋根裏」というライブハウスと、黒の70年代のフェ
ンダー・ムスタングをアーム・ダウンさせたチャーを人垣
をかき分けて見た当時としては、結構な大きさの舞台のあ
った「ライブ・イン」という音楽の店のあった「あの街」と
直結したのは、確かなようだ。

 さて、よいことなのか。悪いことなのか。

     路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

梅雨。こんな日は、ブルース系女性ミュージシャンの映像で・・・。

2008-06-23 00:28:40 | インポート


 ブルース系女性ミュージシャンで、恋人にしたいのは、
メンフィス・ミニー。日本のミュージシャンの中で、素
敵なのは、マダム・ギター、長見順。
 という事ではあるのだけれど、今日は、渋谷の黒澤楽
器に行った帰りにタワー・レコードで手に入れたボニー
・レイットの1977年のモントルーのライブ映像を見る。

 頼むぜ、神様。雨の日は、やる事がないんだ。

雨降りさんを心配しながら、道端で歌う。

2008-06-22 01:41:44 | インポート


 天気が悪くなるのを覚悟の上で、池袋の
メッカ、ウイ・ロードに歌いに行きました。

 今日のセッションのメンツは、路上音楽の
本にも出てもらったアリアズ・スレイブ、ブ
ルースの菊池さん、そして、千葉からきたと
いう初お手合わせのサダオさん・・。そして、
前半戦は、久しぶりに音を合わせたセッショ
ン・バンド、まっつぐのみなさん。
 さらに、私のホーム・グランドの同僚、た
けちゃん(突然、引き止めたのに、オリジナ
ルを歌ってくれて、ありがとう。みんな、も
う1回、聴きたいと言ってたよ)。

 みんな、よい演奏、楽しい時間をありがとう。
 また、ギターで遊んで下さい。

  路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信


追記・アリアズ・スレイブのブログによく名前のある
「13号倉庫」という人が、いつも演奏を聴いてくれる
石井明夫さんとか、日本の中にもいる御機嫌なミュー
ジシャンにくわしい「あの人」である事がわかったの
も、一つのニュースかな。いつも、ありがとう。今日
は、本当に楽しかったよ。

「路上ライブ」という言葉をつくった愛すべき人。

2008-06-20 23:56:35 | インポート


日本の路上音楽の歴史は、ここからはじまった、
という言い方をしても決して、いい過ぎではない
かもしれない。
 1990年4月、左下のCD、『路上ライブ』という
CDを当時、東京・渋谷の路上で演奏していた奈良
和雄さんがリリースし、それを雑誌、『宝島』が紹
介する形で、「路上で演奏する文化」と「路上ライ
ブ」という言葉が、日本全国に広がった。
 私も、そんな情報に触れる形で、路上での演奏を
開始した。今、音源を聴いてみると、「渋谷の街と
格闘しているような音源」。私の今の気分は、彼が、
第2次路上音楽ブームの時に、コロムビア社から出し
た『東京ラブソング』(右側の音源)の方がしっくり
くるけれど、間違いなく、このアルバムは、20年近く
前に、私の心に火をつけたのだ。

   路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信

西アフリカの人達は、リズムに名前をつける。ジャンベ

2008-06-19 23:18:48 | インポート


お天気の都合でバイク旅に出られない週末は、
近所の河原で太鼓を叩く。西アフリカに起源を
持つ太鼓、ジャンベ。

 かの地の人達が面白いのは、リズムに名前を
つける事。
 調べてみると、
 ククは、母性のリズム。
 マンジェニは、幼いこども達に捧げるリズム。
 とあった。

 8ビート、8・6系、16ビートという呼び方に
慣れた耳には、とても新鮮なのです。

 ギターやハーモニカだけでなく、太鼓もはやく
他人様の前で演奏できるようになりたい。
 こちらの方も、そろそろ、そろそろという歩み
になってしまっているのだけれど。
 路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信


日本で最初の「路上演奏のノウハウを集めた本」がつくりたい。

2008-06-18 23:50:18 | インポート


 マガジン・ファイブというユニークな版元
との出会いでできた本、路上音楽。

 次は、日本で最初の路上演奏のノウハウを
集めた本がつくりたいのです。

 そして、また新しい出会いを探すのです。
そろそろ。

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信