「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

桁違い

2010年10月21日 |   誤・迷答!
中1社会(地理)で地形図を読む復習をしました。
2万5千分の1の地図では、どのくらいの高さ間隔で等高線が引かれているか
という問題だったのですが
ある生徒に指名して出た答えが 「2センチ。
こまかっ。
それだと特別高い山でなくとも地図が真っ黒になっちゃいますが。

正解は10メートル。
単位からして違うし、どうしてそう思ったんだろう…?

言いたい放題

2010年10月20日 |   中2 
中2クラスは、思春期真っ盛り・箸が転んでもおかしいお年頃で
ちょっと油断すると悪ノリする生徒がたくさんいてたいへんです。

今日は授業をはじめようとしたら
「センセー、AKB48のオーディション行ったってホントー?
ときかれました。行くかー。

「テレビに出てるの見ましたよー!」
とも言われました。テキトーなこと言うなー。

続けざまに
「AKBってかバカって意味なんでしょー!
ときかれました。知るかー。
私がその仲間だって言いたいことだけはよ~くわかった。

放っておくと次々とくだらない質問がとんできます。
よくもまあ思いつくもんだ。


教壇の方へ行こうとして、ある生徒のわきを通り過ぎたら
「なんかおいしそうなにおいがした!と言われました。
いつもお腹をすかせている年頃でもあるし、嗅覚が鋭くなっているのかもしれないなあ。
何のにおいか知りませんが、私は食えないぞ。

ゆとり返上ならず

2010年10月19日 |   中1 
中1社会で、「今学校で何習ってるー?」と聞いたら
「北海道地方!」「中部地方!
 
おお~?その言い方だと、10年前みたいな学習内容になったのか?

「ゆとり教育」では、都道府県の中から数県ピックアップして調べ学習という流れで
日本各地域の全体像が身についているとは思えないからなあ…

「で、どんなことやった?」と聞いたら
「シチューの材料調べた!」「お茶飲んだ!
まあね~、とっかかりとしてはわからなくはないけど。

しかし、「他には?」ときいたら、「それだけ!
何回聞いても「それだけ」。
注意力散漫な彼らのことだから、ホントに「それだけ」かは怪しいが
「それだけ」しか覚えていないことは確実。
おまけに、次は「関東地方」を学習するらしい。

日本地理の学習、これでいいのか…?

イマドキの生徒

2010年10月18日 |   誤・迷答!
生徒たちと接していると、毎日いろんな発見があります。

心も体も頭もいちばん成長する時期なので
単純にその成長っぷりに感心することもあるし
大人には思いつかないような着眼点や思考回路に驚くことも。
いちばん多い驚きは「うっかりミス」のうっかり度合いですけどね。

たとえば小6クラスでは…
「帳」の部首の名前を書きなさい。
生徒の答え → はばだれ
たれてませんけど。

太字の読み方を書きなさい。な意見」
生徒の答え → ぬしな意見
昔からそこにいる感じ?それとも「おヌシ、なかなかやるな!」的な?


あまりにヒドイので「ミスをしないように見直しをしなさい!」と言ったら
「めんどくさいからムリー。と悪びれることなく即答。
その発言にビックリしたわ。
「見直しをしてもミスしてしまう」んじゃなくて
「見直しする気はない」というのが増えているようです…。

障子張り

2010年10月17日 | 今日の出来事 
今日は、この部屋へ越してきて初めて障子の張り替えをしました。
年末は忙しくてとてもやっていられないし、今なら季節もいいかなあと思って。

障子は全部で5組(うち3つはハーフサイズ)。
前住んでいたところは1組だったから、格段に手間がかかったけれど
だんだん慣れてきて思ったほど時間はかかりませんでした。
終わってみると、部屋が明るくなったし、気持ちもリセットされたみたいで気分が良いです。

それから、障子を外したら思った以上に部屋に陽が差し込んできてカンドーでした。
本格的に寒くなるまで、障子を取って生活するのもいいかもしれないなあ

還暦

2010年10月16日 |   中3 
中3英語ではスティービーワンダーの単元に入りました。
本文中に Stevie was born in 1950. とあったので
「今60才ってことか~。塾長より年上だね。」と言ったら
それまで静かだった教室が騒然となりました。
そんなに驚くところ?

確かにボスの頭はしらがで真っ白ですが、ご子息は私よりずっと若いし
還暦までまだ時間があります。

まあ、教科書挿絵は若い頃のものだし
本人の今の映像を見ても、サングラスかけて髪を編み込んでいて
60才とは思えないくらいパワフルに歌っているから
ボスの方が年上に見えちゃうかもなー。
でもそれは、決してボスが老けているからではなく、スティービーが若いんだと思う。

「塾長って孫がいるんじゃないの?」と
コソコソとささやかれていたことはナイショにしておこう…。

小さいイ

2010年10月15日 |   中1 
学校の授業が再開し、中1英語では早いクラスでハロウィーンの単元に入りました。

Halloweenを「ハロウィーン」と訳すか「ハロウィン」と訳すかでもめている生徒がいる中で
「センセー、『ハロウィーン』て、カタカナでどう書くの?」という質問が。

「カタカナで?英語じゃなくて?」と2回くらい聞き返しちゃいましたが
どうやら「ウィ」が書けなかったらしい。
「何回書いてもハロウォーンになっちゃう」そうです。

「小さいを使って!」とアドバイスしたら「書けた!」と感動していました。
感動するほどのこともないけど。

外来語によくでてくる拗音(ゃゅょなどの小さい字)は、確かに書くのも読むのも難しい。
よく考えないと発音と表記が違ってしまう。
昔、世界史の人名・地名で苦労させられたなあ…。

一方で、最近メールやネット上で小さいぁぃぅぇぉを使う若者が増えている気がします。
マンガのセリフなんかでも。拗音以外にも「あ」に濁点とか。
なんとなく雰囲気はわかるけど、読めない文字は勘弁してほしいです。

予防

2010年10月14日 | 今日のお仕事 
風邪ひきが急激に増えています。
体調不良で休塾する生徒が昨日の2倍以上でした。
授業の途中で帰る生徒もいたし、咳き込んでいる生徒もいたし
授業が終わったらゴミ箱がティッシュの山だったし。
週末にインフルエンザの予防接種を受ける生徒もいるようです。
去年の今頃はたいへんだったもんなあ。

いつも元気で私語の多い最前列の生徒も風邪をひいたらしく
授業中、突然「風邪薬ください!」と言って私を困らせました。
薬は家で寝る前に飲んでください。

風邪の菌は間違いなく私のところまで飛んできたと思います。
私も薬を飲んで寝ようかな…。

出席停止

2010年10月13日 |   中2 
中学校の秋休みが終わり、生徒たちはなんだか忙しそうです。
そんな中、体調を崩して咳が止まらないなんて生徒もいて心配。
気をつけて欲しいなあ。

さて、今日は中2英語でdon't have to~=「~しなくてよい」を学習しました。
練習問題の中で
You don't have to go to school today.
を和訳する問題があったのですが
できあがった答えを見て、ある生徒が「この子かわいそう…」。
すると、別の生徒が
「きっと学校でタバコ吸ったんじゃね?と解釈しておりました。
停学ですか。
穏やかじゃないなあ。キミたちはそんな理由で停学になったりしないでね。

健康診断

2010年10月12日 | 今日の出来事 
今日は市の健康診断に行ってきました。

去年はコレステロール値が高くて再検査になってしまったので
食生活に気をつけよう!と思っていたのですが
ここ2日は暴食気味。見事に体重は+1kg…。
しかし、身長は昨年に続きちょっと伸びてた(誤差の範囲内
このぶんだと、数年後には平均身長に到達できるかも!?

気分は高揚したものの、血圧が予想以上に低く(上103下58)
採血で間違いなくブッ倒れる自信があったので
あらかじめ横になって採血してもらいました。

おかげさまで、具合は悪くなりましたが倒れるまでの大事には至らず
ご迷惑も最小限ですんだのではないかと思います。
去年今年と採血にチャレンジして
自分の体質(血管迷走神経反射)に合わせたコツをちょっとつかめた感じがして嬉しい


↑頑張った痕跡


これで心おきなくワインが飲める~
と、脳貧血でちょっと頭がぼんやりしながらも上機嫌で食材の買い出しにでかけたら
私の前を走っていた車3台が玉突き事故。
赤信号から青信号になった瞬間の事故で
ブレーキを踏みっぱなしだった私は巻き込まれずにすみました。

いつもより動作が鈍かったのが、かえって幸いしたのかも。
けが人は出なかったようですが、車がへこむ「グシャ」という鈍い音は忘れられません。
ぼんやりとした世界から急に呼び戻されたみたいな感じで背筋がピンとなりました。
今回は運が良かったけれど、気をつけないとなあ…。