スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

ソサナビル堂々完成

2017-03-09 07:14:42 | お仕事

浦和エリアには無いデザイン性の高い商業ビルが、当社施工により

堂々完成した。場所は旨い店シリーズで幾度も出て来る裏門通りの、

一番賑わいのある交差点の角地だ。向かい側には浦和レッズ

サポーターの溜り場、酒蔵「力」がある。浦和に新たなに

シンボルビルが誕生したという感じだ。

構造はRC造、地下1階地上5階のコンクリート打放し。建物の顔の

正面2面は杉板板目模様の斜目貼。しかも3次元的に立体になっている。

設計は地元でデザインを命にしているREP研究所。(㈱地域環境

総合計画研究所)が担当した。所長は現在某工科大学の副学長を務めていて

浦和の街づくり、景観づくりに大変拘っている方だ。

当ビルのパースを始めて拝見した時は、これは腹を決めて

取り組まねばと思ったことを昨日の様に思い出す。

この通りは人通りが大変多い。着工してみて分かったことだが、

午前中は飲食関係の搬入トラックが引っ切り無しに通る。

しかも道路に時間規制が有り、安全管理、工程管理には

細心の注意が必要な現場であった。

そういうことで工事が進んで行くと「一体どんな建物ができるんですか?」

「何のビルなんですか?」数数えられない人に聞かれた。

仮囲いに完成後のパースが掲示されたのもそんな声に成ったのだろう。

お陰様でプレッシャーがかかった代わりに大変な宣伝効果もあった。

1階での引渡風景。1階2階には某銀行が入居予定だ。

これから内装工事が入り、5月中旬にオープン予定と聞いている。

ご覧の様に4階はセットバックしている。斜目の柱、壁は杉板模様の

打放して、目に優しいが、迫力のある空間と成っている。

ぐるり木のベランダが囲い、テナントによっては種々な活かした方があるのでは。

建築のディテールとしても大変興味深いものがある。

特に上の写真の柱は圧巻だ。現場監理者にとっては大変な仕事であったと思うが、

物造りをしている会社としては会社冥利に尽きる作品だ。

向かい側の赤い提灯の建物が酒蔵「力」。浦和レッズが

勝利すると路上まで出て、勝利の美酒に浸っている光景は

浦和の風物詩となっている。ソサナビルが打放しコンクリートの

圧倒的な存在感の為設計の先生は、周囲との調和を図る為、

壁面緑化に大変拘り、相当なコストをかけて、緑化施設を設置した。

3階は既にテナント内装工事が始まっていた。聞く所によると

浦和では最高級の日本料理店ができるらしい。

総料理長も都内の某有名店の料理職人を迎え入れたとか。

4月にはオープンする予定とのことで、今から本当に楽しみだ。

又、後日浦和エリア旨い店シリーズで紹介したいと思うので乞うご期待を。

1階から3階まではほとんど使われたことのない高価な

木製サッシュを採用している。この素材で空間に優しさを演出している。

一見の価値ありの建具だ。

これが度々書いたソサナビルの命、コンクリート打放し杉板板目の

型枠を焼いて打設したコンクリートのアップ。

焼いた為、やや黄ばんだ色がオーナーにとても気に入られた。

担当した型枠大工の親方が又、職人気質で、今回は気合が入ったと

言ってオーナーにすっかり気に入られた。オーナー様からは

「スミダさんにお願いして本当に良かった」と言っていただき、

この一言が聞きたい為に日々努力しているとも言って良く、

本当にうれしかった。当社の経営目標の1つ「お客様に満足を頂き

感謝を得よう!」を体現でき、これからもさらに精進したいと肝に銘じました。

現場の担当監理者の皆さん、協力会社の皆さんご苦労様でした。

当社もソサナビルでワンステップ実力がアップしたと確信します。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
完成おめでとうございます! (GORI)
2017-03-10 07:44:38
先日、当家にもその某銀行から移転のお知らせが届いておりました。こんな素敵なビルなんですね。日本食レストランも楽しみです。力の今井店長にばれないようにいかないと・笑
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