スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

チャーリー西村のサイエンスコンサート

2020-03-05 06:59:35 | イベント

浦和東ロータリークラブ創立50周年記念事業の一つとして

埼玉会館大ホールにおいて市内の小学生とその父兄を無料でご招待して

今、人気沸騰中のサイエンス実験と音楽コンサートのコラボを行った。

サイエンスエンターテイナーのチャーリー西村氏は

米村でんじろう先生の一番弟子。

でんじろう先生と共に世界で初めてのサイエンスショーを作り上げる。

海外での公演も非常に多く、これまでの公演実績は国内で1000回以上、

海外8か国18都市で100回以上にのぼる。

爽快なトークと鮮やかな実験・演出で、

幼児からお年寄りまで人気を博している。

こちらは女性3人組のミュージックユニット「デュアリスミュージック」。

豪華客船での世界クルーズや様々なコンサート、楽曲提供など

幅広い分野で大活躍している音楽事務所。

見た目の華やかさ、演奏の実力を兼ね備えたメンバーが揃う。

ここ埼玉会館は当時日本の建築界を先導していた

前川國男の作品で昭和41年に完成した。

老朽化に伴い4年前から1年半をかけて大規模改修工事を行い、

現在は客席は新築したばかりのような綺麗さだ。

当館はDOKOMOMO JAPAN選定、日本における

モダン・ムーブメントの建築216選、

優良オール100選に選出されている。

いよいよ第一部サイエンスショーのスタート。

軽快なチャリー西村のトークで盛り上がりながら

わかりやすくダンボールの箱による空気砲の実演実験。

こんな小さな箱で遠くまで風が届くとは会場から「フォー」のため息が。

続いて巨大ダンボール製空気砲。

箱の中に煙を入れて箱の横を叩くと丸い大きな煙の輪が

客席に向かってどこまでも飛んでいく。

これは実験の域を超えてマジックにさえ見えてしまう。

今度は逆にかわいらしいミニ空気砲。

煙の輪もかわいらしく会場から思わず笑いが出てしまう。

前後の大小のメリハリがショーをずっと盛り上げる。

続いて丼ぶりを使った小さな振動実験。

それをカメラで大スクリーンに映す。

小さな紙のお相撲さん。

羽のようなものがまるで生きているような動きをする。

チャーリーのわかりやすい説明が子供達を科学の世界へ楽しく誘ってくれる。

次にストローを使った笛の楽器の演奏実験。

お化けの音、小鳥の鳴き声など、いろいろな曲を吹けるパンパイプ。

もうこの頃、大人も含めて大興奮状態だ。

学校の授業もこんなに楽しくできたら、

日本からもっと多くのノーベル賞受賞者が出るかもしれない。

真剣にそう思った。

さぁー、次は3人の美しい女性奏者によるコンサートだ。

バイオリンとピアノシンセサイザーとドラムのような打楽器。

第一部でもサイエンスショーで

バックグラウンドミュージック的に盛り上げていたが、

これから本格的なコンサートの始まりだ。

途中からは会場の袖から男女4人の歌手が登場。

楽器とオペラ、あるいはミュージカル的に歌いながら

子供達にわかりやすく説明もする。

第一部のサイエンス実験の余韻と相まって

通常のコンサートとは全く空気の違う音楽会だ。

このバイオリンの女性は美しく真面目そうだったが

赤いドレスのパーカッション担当女性はとてもコミカルで

第三部のコラボでは会場を盛り上げてウケていた。

最後の第三部はミュージシャンを巻き込んだサイエンスコラボレーション。

次の実験は大きなビニール袋にヘリウムを入れ、

人の声、楽器の音色にどう影響を与えるかの実験。

人の声は読者の方もわかると思うが、楽器の方はどうでしょう。

バイオリンの音は影響ナシ。

一つ一つやりながらチャーリーがわかりやすい理由の説明が、

科学の世界へ引き込んでいく。

これは本当に独創的なサイエンスコンサートだ。

この実験に会場の大人・子供の参加者を募った時は、

ご覧のように大多数の子供が是非指名してほしいとの熱い挙手。

大の大人までもが「私を指してー!」と

大きな声で訴えていたのには驚いた。

この大人の男性と男女2人の子供が舞台に上がり、実験に参加。

3人ともすでにテンションが上がり、

素人なのに大いに会場を沸かせるタレントに成っていた。

今度はバイオリンとリコーダーの実験。

本当に見せますネー。聞かせますネー。

チャーリー西村さんの話術に皆サイエンスワールドに浸りきっていた。

コンサートも終盤に入って、今ヒット中の特に小さな子供たちの中で

大ヒット中の米津玄師の「パプリカ」のダンスと歌の合唱。

会場の中を見るとほとんどの子供が一緒に踊り出していた。

最後はこの大きな風船ボールがどんなパワー、威力があるかの実験。

想像以上の迫力に会場全体がビックリ。

そしてフィナーレは壇上にディスプレーされてあった

数十個の風船ボールを会場に飛ばしてそのパワーを体験するコーナー。

皆キャーキャー、ワーワー、会場は大変な興奮状態で

約1時間半のサイエンスコンサートは終わった。

会場のホワイエでは本日限りのサイエンスグッズが販売されていたが、

ショー開始前は閑散としていたのが、ショーが終わると長蛇の列で

「チャリーセット 1,000円」「かんたん手作り楽器 1,500円」

「サイエンスブック 1,500円」を買い求めていたのが印象的だった。

 

 


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