スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

料亭旅館 小嵐亭

2022-11-10 06:16:37 | ホテル・旅館

熱海の各旅館・小嵐亭は熱海駅からタクシーで約10分、来宮駅から約5分。

熱海のサンビーチからは約1kmの川沿いの商店や飲食店が立ち並ぶ。

しかも海が見える風光明媚なところにある。

http://www.koarashitei.com

当館の前身は明治29年に始まる。

皇太子の教育主任、東宮太夫・曽我祐準子子爵が、

ここ熱海市小嵐町に別荘「小嵐亭」を建立したことに始まる。

よく整備された日本庭園の中に情緒を醸す数寄屋造の贅。

伝統工芸の匠の技が随所に見られる貴賓室と離れが

明治から続く静謐な佇まいが迎えてくれる。

8階建ての本館は1899年4月に新築され、2020年4月に改修された。

総部屋数は25室。

SRC造でも客室や宴会場は木材を生かした数寄屋造と

こだわりの調度品をしつらえて和風建築の趣きを大切にしている。

和の意匠を凝らした玄関を入ると2階まで吹き抜けになった

迫力ある空間が客を迎えてくれる。

大きくてモダンなシャンデリアが素敵だ。

ここには大人の空気が流れている。

広々したロビーのメインスペースには浮床になった

大きな活け花のしつらえが金屏風の前で鎮座していた。

こちらはフロントデスク。

ロビーの角度を変えて撮った1枚だが、

吹き抜けの素晴らしい空間が伝わってくる。

よく見るとフロアーのじゅうたんも手が込んでいて、

さりげなく植物の絵柄が織り込まれて

上品さの中にお洒落さを訴えてくるようだ。

ロビーの一番奥には大きな赤い番傘の下でくつろげる

和洋折衷のコーナーがある。

ここではお茶のもてなしもするようだ。

そのコーナーの隣り奥にはゆったりとできるラウンジが設けられている。

奥には夜になると一層大人の雰囲気が出そうなカウンターバーもあった。

さらにラウンジの隣りには温泉旅館には付き物のおみやげ売場があった。

ここからは和食レストラン、日本料理「行庵」の入口玄関になる。

今回の一泊温泉のくつろぎ旅は業界仲間と3人で日頃の疲れを癒しに来た。

スミダマン達がお世話になった本館和室。

近代建築とは思えない意匠が穏やかな時を育む。

和のやすらぎを謳い、私達をやさしく包み込む。

他の旅館ではあまり見ない

スリッパに各自の名前をサインする用紙が用意されていた。

これは潔癖症のお客にはとても良いおもてなしだ。

おもてなしの和菓子。

これは試食用みたいなもので気に入れば売店にだいたい売っている。

これをおみやげに買うことが多い。

お風呂場フロアーの一角にセットされた休憩コーナー。

鶴が飛んだ白い屏風がモダンでお洒落だ。

こちらは夜男子用になっていた「こあらしの湯」。

黒御影石の湯殿、ひばの湯口、木目調の内装で

清潔感のある落ち着いた雰囲気の温泉大浴場だ。

こちらが朝チェンジされたメインの大浴場「阿多美の湯」。

熱海の高台に位置する当館ならではの展望風呂だ。

まろやかな泉質がしみじみと沁みて心も体も解き放ってくれる。

阿多美の湯からは熱海市街の向こうに青海波のような相模湾が見渡せる。

まさに絶景で是非夜に入って熱海の夜景を堪能したいものだ。

大浴場の隣りにはラムネやうまい棒、静岡県産の地酒が楽しめる湯上り処、

ビューラウンジ「UKISHIRO」という休憩室がある。

 

さあ、これから楽しみな小嵐亭の夕食、京風の雅な味わい、

山海の旬を盛る日本料理の時間が「行庵」で始まる。

こちらは個人客向きの割烹カウンター。

それでは長月の会席をご紹介しましょう。

前菜

鰆南蛮漬け(玉葱、パプリカ)、焼無花果(赤玉味噌)、

栗密煮、新銀杏素揚げ、冬瓜香住蟹餡かけ(生姜、枝豆)、

ちーず豆腐(黄身醤油、生ハム、ペリーラ)

お椀

鯛素麺(白瓜、木の葉人参、梅肉、青柚子)

お造り

いさき薄造り、天然本鮪、あおり烏賊

(浅葱、紅葉卸し、ぽん酢、妻、芽物、山葵)

酢の物

菊花霙酢かけ、才巻海老、京しろ菜、丹波占地茸、ラディッシュ

焼物代わり

穴子柔らか煮炙り(山葵、酢取り茗荷)、

賀茂茄子揚げ浸し(煎り胡麻、生姜)

煮物

黒毛和牛ロース九条葱餡かけ、石川芋、揚巻湯葉、紅葉麩、黒胡椒

ちりめん山椒、釜揚げしらす

留椀

赤出汁(栗麩、葱)

水菓子

マスクメロン、巨峰

以上。

日が変わりまして、こちらは和朝食。

焼物(紅鮭塩焼き、はじかみ)、

煮物(鶏肉治部煮、季節野菜含ませ煮)、

サラダ(ブロッコリー、レタス、ミニトマト、玉葱、紅芯大根、ドレッシング)、

玉子料理(出汁巻玉子、染おろし)、

小鉢五種(博多明太子、あごおとし、利休揚げ、

含ませ煮、三色豆、紀州南高梅、子持ちきくらげ)、

食事、香の物、留椀(田舎味噌汁)、水菓子

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (ra9gaki_do)
2022-11-10 17:21:26
こんばんは(^-^)
札幌絵手紙 楽描堂と申します。
当方のブログをフォロー頂き
ありがとうございます。
早速、当方からもフォローさせて
頂きました(^-^)
札幌から〜どうぞ宜しくお願い致します。
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