スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

鬼怒川温泉 山楽 PARTⅡ

2019-07-17 08:22:52 | ホテル・旅館

https://sanraku.premierhotel-group.com/kinugawa/

以前、簡単に当旅館を紹介しましたが、

今回もっと詳細にアップしてみましょう。

(2014-3-10付ブログ参照)。

当旅館は鬼怒川温泉駅から車で約2分、

鬼怒川に面してふれあい橋の手前にある。

2013年大和リゾート(大和ハウス系列)が

ケンコーポレーションに売却した。

ケンコーポレーションは他に那須温泉の山楽、

プレミアムホテルシリーズなども経営している。

凛とした気品が漂う玄関、エントランスロビー。

和の心でやさしく包む優雅な佇まい

それが「山楽」さんだ。

この名は「山河有情 夢幻有楽」からきているらしい。

フロントデスクも和を基調と贅を尽くした家具調度を見ても

山楽ならではのさりげないこだわりが息づいている。

雅やかな風情が薫り立つロビーラウンジでは

お客さまお一人おひとりをおもてなしの真心と

香り豊かな抹茶でお出迎えしてくれる。

お土産処の苑楽。

ここで会社へのお土産に買ったセンベイ。

程良い塩気と薄く焼かれて歯ざわりを

感じながらも柔らかく、

味が後を引いて旨かったナー。

彩り処、麗楽。

ここには女性限定の浴衣無料レンタルコーナがあり、

お好みの浴衣やはんてん、草履が借りられ、

より楽しく豊かな一時を過ごすことができる。

最近このシステムをやっている旅館が

増えているような気がする。

お食事処前、エレベーター前、廊下にも雅な飾り物が。

当館には和の優雅な空気が全体に流れている。

正に贅を極めて粋を愛でる館だ。

通された和室はゆとりの3部屋。

全ての部屋から鬼怒の流れが眼下に広がっていて

素晴らしい景観を楽しむことができる。

ここは鬼怒川沿いに面したお食事処「桜薫楽」。

1階にある大浴場「夫楽湯」と「婦楽湯」。

山楽の施設にはみな「楽」の文字が付けられている。

鬼怒川温泉の泉質は単純温泉の

弱アルカリ性でお肌にやさしい。

滑らかな手ざわりのお湯は無色透明で無味無臭。

効能は火傷に効くと言われ、

他にも皮膚病・胃腸病・神経痛・リウマチなどの

神経系への効果もあるという。

湯上りに、ここ喜楽(お休み処)は最髙。

冷やした飲み物が用意されている。

ビール・ウーロン茶・柚子ジュースの中から

ワンドリンクサービスとはうれしいですネ。

今回は業界の一泊総会旅行で来た為、

これから宴会が始まる。

ここは188畳の大広間「越天楽」。

確かにここも「楽」が付いた部屋だ。

この日の宴会料理は「皐月の料理」コース。

・旬の美味色々(甲箱蟹、しら菜浸し、日光湯葉、

昆布麺 美味酢、烏賊糀漬)

・枕崎の鰹節 利尻昆布桜海老のハーモニー(桜海老土瓶蒸し)

・季節の海鮮もどうぞ(本鮪、天鮃、甘海老 他)

・栃木のブランド和牛(とちぎ和牛陶板焼)

・温かい煮物を二種(ふかひれ白菜、焼蓮根豆腐)

・変わり焼物(鮟鱇甲州黄金焼)

・ぷりぷりの河豚をどうぞ(河豚の唐揚、芋の唐揚)

・湯津上産コシヒカリと自家製合わせ味噌(白飯、赤出汁、香物)

・旬の果実と甘未(デコポン、リンゴ、抹茶わらび餅)

旬をとらえる技の極み、温かいのもを温かく、

目にも麗しい、創作料理が並ぶ。

これが楽しみだった朝食。

特別、奇をてらうようなものはなく、

極オーソドックスなラインアップだった。

この器の花籠は前にアップした「和つき」

さんのものとそっくりだ。

これが部屋から見た鬼怒川の風景。

遠く下流の方には鬼怒川ライン下りの

乗り場がかすかに見える。

全ての部屋からは桜、青葉、紅葉、白雪と

四季折々の山の表情が見ることができる。

チェックアウト後、裏の鬼怒川ふれあい橋辺りを散歩。

かなりの段数の階段を下りていくと

山楽の建物の全容が見える。

階段の壁面には大正浪漫の香りを感じさせるレリーフが。

そして橋から振り返ると階段全体に鬼怒太という鬼の絵が。

踊り場にいる人と比較すると絵の大きさがわかる。

ステンレスの手すりが光っているのが何か神がかりに見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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