くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

おんたけスカイマラソン参戦記

2006-06-28 18:52:14 | クライマソン

6月24日(晴れ)~25日 (曇り)

ついにスカイランナーワールドシリーズ第4戦 第1回OSJおんたけスカイレースが開催となった。「スカイランナーへの道」を小さな声で公言する私も、この記念すべき国内第1回大会に参加した。以下24日~25日の情況を「おじさんスカイランナー」としてこのブログで報告したい。写真も色々撮ったのでブログのフォトアルバムに掲載します。

24日土曜日 朝から天気は良好。午前中はいつもの陸上クラブの練習会。これに半分参加して10時半に三島市を旅立つ。車で御殿場~大月~塩尻ICを降り国道19号線を走り大滝村に3時過ぎに到着。走行距離は270kmを越えていた。山々が迫る谷間、(私の田舎ののようで)何処となく懐かしく心が落ち着く風情の村だ。今日は晴天で山の緑もとにかく美しい。大滝村公民館前はキナバルで見た懐かしいBUFFののぼりが2本立って、ここが受け付けだよ~ン!と教えてくれていた。Imgp5293 この「のぼり」がなかったら車は通り過ぎていたと思う。

駐車場に車をとめて受け付けに向かう。ランナーと思われる数名とすれ違うとき、「こんにちは」との声。嬉しいじゃないか!明日は「くるたのしい境地」をともにする仲間たちだ。長く一人で車を運転してきた今の私にはこの挨拶が一番のカンフル剤。この挨拶のマナーは山屋さんならではだなあ!と思う。普段の海の仲間も良いけど山の方々もまたいいもんだ!!ウンウン!

受付は大会スポンサー「パワーバー」の独特のオレンジ色のテントの中。Imgp5284_1 ここでも挨拶!ノーティスボードにはコース変更の案内。この情報は既に知っていたが「距離が短くなる」って、気弱な参加者としては気持ちの面ではかなり楽になる!

受付を事に済ませて公民館横の観光案内所を表敬訪問。早速山の情況や明日の天気予想を尋ねる。「山は雪が残って大変!」みたいなことを話してくれた。御岳山の登山ガイド(パンフ)をもらって、しばし説明を受けるが地名がよくわからず結局話が上手く理解できなかった。(ごめんなさい)

宿は大又のスタート場所近くの民宿せおと。こじんまりして一人旅には静かでよかった。

宿ではキナバルクライマソンに一緒に行った方と合流。ほぼ10ヶ月ぶりだ!HPでは彼の活躍をいつも確認済なのだが、ご対面ということで、まあなんと懐かしいことか・・・!!Imgp5300 Imgp5302 Imgp5303_1

2人で早々にスタートの場所のチェック。スタート付近は既に意外とこじんまりした鉄パイプの特設ゲートがあり、その先林道入り口には横断幕でそれとわかる。数名がジョグ、コースのチェックで走っていた。またまた挨拶! コースはスタートから数百メートルの舗装道後林道へ。私はナイキカタナ4で走ろうと思っていたが、コースはガレ場が多いとの情報があって、シューズの選択で悩み始める。8割の人は流行りのトレイルラン用シューズなんだと思う。重いシューズが嫌いという理由、未だに履いたことないシューズへの不安もあって、私はどの山もナイキカタナ。これでいつもOKなので今回も多分なんの問題はないとは思うのだが、ランニングシューズで5時間以上のガレ場のノンストップランで足裏への突き上げストレスはいささか心配になってきた。宿に帰った後、手持ちの幾つかの中敷を組み合わせて走ってナイキカタナの中敷2枚入りと最終決定。シューズは新品なので足裏のチップの状態もよくグリップもOK。しかしレース本番で判ったが中敷は1枚でOKだった。中敷2枚では、結局かかとの浮き(遊び)ができて、コース前半のスキー場の草原を登るときにサンダルで坂を登るような感覚で、これが脹脛に余分な緊張をかけてしまい足の痙攣発生という事態になった。その他の装備:ヘッドランプはLED小3灯+大1灯のもの。水1Lは走りながら給水できるハイドレーションタイプに、ゲータレード1Lを入れる。その他パワージェル5つ(3つ食べました)、パワーバー(チョコ味)1つ、ウメ味飴5つ。ウエアーはニシスポーツの陸上競技用Tシャツ。ナイキのロングタイツ。キナバルで最高のパフフォーマンスだった「ひざかんたん」と、今回捻挫防止のための「あしくびかんたん」も装着。Imgp5307_1 キャップはかぶらず、お気に入りのキナバルクライマソンでもらった参加賞のバンダナみたいなものをかぶった。腰には小さなウエストポーチにいつものデジカメ。完全防水のペンタックスWP。

宿の食事はボリューム満点でGood。その後皆で6:30にウエルカムパーティー会場へGO。

会場の公民館は多くのスカイランナーが既に終結。キナバルでお見かけした各国のスカイランナー、昨年の女子ワールドチャンピョンもいた!Imgp5322_1 Imgp5346_1 Imgp5347_1 Imgp5317_1 Imgp5318_1 大滝村住人は1000名。しかし今回選手関係者で300名以上が集い、この村にとって世界大会開催がまさに一大イベントのようだ。大滝村の皆さんのボランティアも沢山いて、地域を上げての大会運営には暖かい歓迎の気持ちを感じた。会場には日本人スカイランナーのパイオニアの鏑木さんもいた。私には全く雲の上の人だけど、シャイだけど気さくな方で、鏑木さんともキナバル以来に会えて色々話せて懐かしくもあった。ここではコースは別の意味でキナバルよりキツく厳しいので覚悟しようというアドバイスも頂いたが、その意味は明日まさに身に染みて知ることとなる。

6月25日 曇り

夜中に大きな地震が発生したけど、十分に睡眠はとれ、緊張とともに朝を迎えた。

いよいよ「おんたけスカイマラソン」スタート。装備チェックを早々に済ませて、スタートゲートに1番のり。Imgp5355_1 ウルトラマラソンのように長丁場のレースの常として、スタート時はポジション取りなどの緊張感はなく意外と和やか。10分前には招待選手が最前列に入る。レースの成功とランナーの安全を祈願してお払いも受ける。Imgp5356 この神主さんの祝詞は外人プレスらには相当珍しいようで取材のカメラ&ビデオカメラが大集合。

7時、大滝村村長さんのフォーン1発で一斉にスタート!(転倒者などなし)

林道の入り口からトップのスカイランナーは軽快にガンガンと飛ばす。林道の斜度は意外とあるのだが、トップは軽快に駆け上る。入りのペースは4分/kmほどのペースか。私ではオーバーペースなので苦しくなる前にズルズルと後退。丁寧に熊笹を払った獣道を駆け上るあたり、この時点で2kmの表示。時計を確認、9分/km程度のスピードで駆け上ることとなる。その後おんたけスキー場に出てひたすらゲレンデの苔むした芝生を一直線に駆け上るというかもう歩く。Imgp5369 これが予想以上につらい。スキー場ってこんなに斜度があったの?踝まで埋まる草原を走ることって、蹴る力が草に吸収されて、全く私のタータントラック仕立ての今のランニングフォームは全く不向きなことが判る。これがロードと違うトレイルランの難しさの一片なのだろう。スキー場の半ばからこれから挑む御嶽山が見えた。御嶽山との初めての対面だ!左右の裾野も綺麗に臨め、雪渓を何本も纏った姿は雄大で綺麗だ。富士山のように頂上を見上げるほどでない高さを目測して勝手に一安心。Imgp5374 (しかしそんな半端な山じゃなかったことを、山頂を過ぎて身にしみるほどに思い知らされることとなる!)

ゲレンデ中腹、登山道入り口前など十分な間隔でしっかりエイドステーションがある。コップ2杯約180mLづつの給水を受ける。レースを振り返ると、天候は曇り、山頂は暑くなく給水ポイントでしっかり水を取れば給水OK。結局背負った水の1Lはほとんど手着かずに残した。

登山口からは以外と整備されていない丸太階段からガレ場石の登りとなる。地元伊豆城山の登りをしっかり練習したのでガレ場の登りは得意のはずだったが、先のスキーゲレンデ走りからのダメージで腿の表が吊り始めた。シューズの中敷2枚入りの選択がシューズ踵のホールド性を損なったことをこの時悔やむ。この時点でキナバル仲間にもやっぱり抜かれていく。Imgp5384_1 (「あんなに練習したのにどうしたの?」っていう心遣いの言葉が結構重く感じた。そう、あんなに練習したのに・・・)セガールもどきの外人選手にも抜かれた。頂上過ぎからこのセガールさんとの抜きつ抜かれつのレース展開となる。Imgp5391_1

山頂を抜けると視界がグワーンと開けて雄大な山頂の景色を堪能できる。ほぼ360度、雪を被った南アルプスの山々を見ることができた。走りやすい場所で猛スピードのトップランナー2名とすれ違う。Imgp5405_1 2時間40分ほど。先日のパーティーで一緒に写真を撮った女性ランナーにもすれ違った。驚くべきはここから先のコースだった。まさにスカイマラソンの名に恥じない極限コースが展開されていくのだ。Imgp5421_1 Imgp5422 Imgp5440 Imgp5445 拙い私の文章では上手くコースを表現できないが、兎に角これがレースで、前方に人が走り、後ろから追われる情況じゃない限りこんなところを走ろうなんて思えないところだ。お鉢周りの頂きは足場が30cmの幅もない両側が崖が雪渓の尾根の岩の背をピョンピヨンとびながら走ったり、崖の斜面をサルのように駆け下りたりするのだから・・・。コースの(安全な所で)写真を撮ってるのでフォトアルバムを展開してコースを見てもらいたい。コース設定には危険個所やガスが出たりした場合に絶対に迷わないよう矢印看板やサロモンのテープを千切ってコース上に配置してある。高山で酸素が薄く通常の思考能力の数分の1以下のボンヤリとした頭の中では、このテープ印がなかったらコースアウト、滑落もありえると思う。まさにヤバイほどの「くるたのしい」境地だ。Imgp5452Imgp5456  長いお鉢周りを半分ほど走破して、後半ガガガガガッツと火口中の池に下りていくダイナミックさ!雪と青い火口池、不思議なコントラストの辺の奇怪な景色を見上げて走る。そこを超えると40度以上の斜度の雪渓をロープ伝いに80M以上をほぼ垂直に登るコースは兎に角圧巻だった。「ふざけんなよ!冗談じゃないぜ・・・っ!」思わず誰もが口から言葉にするほどの究極のコース。腿はつるけど、そんなミミッチイことには構っていられないコースだ。Imgp5467_1 当に命がけの場面、緊張感と爽快感、恐怖と開放感の繰り返しは壮大なジェットコースターって感じだった。長いお鉢周りを回って山頂に着くとき、これからコースを回ろうとする方々とすれ違う。全くお互い様の情況なのだけど、今までのコースの厳しさを知ってしまったので思わず「頑張ってくださいネ」とか「気をつけてね!」なんて声をかけてしまう。Imgp5480 Imgp5481 Imgp5487

山頂からまたガレ場の下り。ここから転倒が危ないので写真撮影は止めて、給水&パワーバーでエネルギー補給して、集中力を高めて一気に下る。Imgp5492Imgp5494  今までのコースでの恐怖心が吹っ飛んでること、城山や沼津アルプスを攻めて走ってきたので下りの恐怖心はない。一人、一人と視界に捕らえて抜いていった。登山道後半はキナバル山のイメージ。兎に角狂ったように叫び声を上げて駆け下りる。意外と苦しかったのはスキー場の下り。直滑降で駆け下りる。腿や腰にはもう粘りが無くなってるので、一気にスピードが上がる。「うわわわわあア~ッ!」て感じで一直線。全く止まらない。止まれない。(とそのとき・・・)爪先がくぼみに嵌って一瞬体が宙に浮いて、飛び込み前転で草の斜面の宙を回った。漫画のように数メートル飛んだ感じ。飛んだ体は柔道受身のように肩口から入ってゴロゴロごろごろ・・・。なんとか止まった!飛んだ瞬間脹脛は痙攣したが怪我はしていなかった。体は動く。背中のハイドレーションタンクを背負っていたので背中を強打することもなかった。ビックリした。そこからは8分(=80%)のスピードをコントロールしてとにかく足元だけを見て一気に下った。草の中には穴や大きな石もあって走るスピードとあいまってかなり危険だ。それでもガンガンと数人すつ抜いていった。ナイキのカタナの選択はここで本領発揮。靴裏全体のスリップ感と爪先部分の強烈なグリップ感はこの下りにはよかった。スキー場だけでも8名は抜いた。

やっとゴール手前。ゴールか?っと思った所から丸太の階段を20Mほど上ったところがなんとゴール。最後までこれか!とあきれさせるほどのコース設定。この階段は辛かった。ゴール手前はポーチに潜めていた日本国国旗を頭にかざして(TVでマルコがゴールを切ったように)ゴールを切った。これはキナバルでもやって受けたけど、日本でもまあ受けた!手元時計で5時間54分。タイムは気にするものじゃないけど、最後に捲くってガンガン走って、なんとか6時間を切った自分に満足だった。Imgp5496 Imgp5495

当然だけど、キナバルクライマソン仲間も同じ宿の方々も、セガールさんもゴールしていた。第1回のスカイマラソン無事完走!無事故怪我なしでよかった。来年は・・・まだ体がきつくて考える余裕はない。本当に「くるたのしい」スカイマラソンだった。


ついにスカイマラソンだ!

2006-06-23 22:17:16 | クライマソン

6月23日  曇り 

日本サッカーの玉砕・・・!「ウ~ン、夢からさめた」って感じでしとしと雨の朝を迎えた。こんなものだったか?!と思いつつ、もっといけたのではないか?とも思いつつの朝。

雨の中3人でいつものジョグ。いつのも犬にあって、いつものおばさんも散歩している。サッカーが負けても、世間は全く変わらない朝を迎えているのだなあ・・・、あたりまえだけど考えて走る。

日曜日は記念すべき「第1回おんたけスカイマラソン」。天気はどうだろうか?200名強のエントリーらしい。これだけか?とも思えるしこんなにもたくさん・・・とも思える。「あまり大騒ぎしないのだなあ!」ということだけは判る。とにかく明日は無事に会場受付を済ませて、キナバルに行った方々に会えるように・・・。大会の天気だけは少し心配だ。

昼は軽くいつものとおり田中山をジョグ。雨なのでクワガタは見つからなかった。

今回の大会は当初自分の中では「頑張ろう!」って張り切っていたが、6月の人事異動で仕事の内容がすっかり変わって、なれない仕事に追われる日々で、レースへの期待とか気持ちの高まりがあまりない。こんなことじゃレースが楽しめないとも思うが、仕事だけは仕方がない。怪我はしない、無理はしない、手は抜かない・・・。こんな目標で走りぬこうと思う。参加のみなさん、頑張ろう。プチハウスせおとの方々、宿泊のサービスよろしくお願いします!


天国で君にあえたら・・・読んでね!

2006-06-21 21:56:55 | ウインドサーフィン

6月21日   うす曇・・・昼は梅雨の中休みのドカーンと晴れ~ッ!

今日は夏至だそうだ。やっぱり夕方が長い気がしていた・・・。紫外線が強烈な時期となった。私の感覚では今のこの時期が一番紫外線が激しいような気がする。別に日焼けを気にするものではないが生理学を嗜むものとして紫外線でのダメージや活性酸素のヤバさはよくわかる。ウインドサーフィンを始めたころ、ウインドサーファーの四天王と呼ばれた中にマッドシュバイツァーがいた。ウインドサーフィンで「波に乗る」という今では当たり前のことを初めて成し遂げたパイオニアの1人だ。その神様の1人が当時皮膚がんで死んだ。ガンとなった原因は日焼けだそうだ。皮膚の肌の白い欧米人は紫外線は天敵だ!学生のころ、マッドが死んだ・・・ってのは結構ショックだったなあ!ウインドをやってる仲間はみんなどす黒いまでに黒かったから。特にヨロン島、奄美などで乗りまくった夏場はすごい色だった・・・。俺たちもいつか死んじゃうのかなんて話したものだ。

ウインドサーフィンレースをやっていたとき、(心の)ライバルに飯島夏樹さんがいた。あちらはウインドサーフィンプロとしてワールドカップに8年連続出場。世界ランキングも11位ぐらいいったと思う。まあ桁外れな体格の身長は185cmの巨漢だった。あんな風に世界で戦いたいなあ!なんて憧れをもってハイウインドを読み耽ったものだ。そんな彼だったが一昨年に特別なガンでなくなってしまった。ウインド仲間のうわさで「夏樹がガンになったらしいぞ」、それから「小説書いて治療費を稼いでいるらしいからみんなで本買ってやろうぜ」なんて話がきた。当時は「ふーん」て感じでいた。が、あるときTVの番組で彼のすさまじいまでの闘病記録がドキュメントでやっていたのを偶然見た。驚いた・・・ってのが最初の感情。でもそんな単純でない、どおにもならないやるせない気持ちでTVを見てずっと涙が止まらなかった・・・。ショックだった。ガンという病気のむごいこと、病気と正面から向かってひたむきに頑張る彼と家族。彼の3男のタマキくんの笑顔なんて、無邪気なだけにたまらなくなってしまう。あのときから私の心の中に「生きる」意味みたいなことを探る旅にでたような気がした。毎日を「もっと頑張れるんじゃないか!」とか「今しかできないのだから頑張らなくっちゃ!」なんてことを、心に中に刻み付けることが多くなった。生活の中で、一番深く考えるときがジョギングをしていたとき。だからますますキツイ練習や、今までやってこなかったこと、チャレンジしていなかったことに貪欲に挑戦するようにもなった気がする。その延長に富士登山競争があったりキナバル山クライマソンがあったりもしたのだ。最近のマスターズ陸上も同じ路線。「今できることは何でもやっておこう」みたいな、夏樹が最後までもがいて苦しんで頑張った生き方からすごく強いパワーと勇気をもらった気がしているのだ。もうひとつ、子供との向き合い方や家族との向き合い方にも彼の「家族愛」のパワーを注入された気がしている。

紫外線から全く変な話となってしまって、全く今日はまとまりのつかない文となった。まあこんな日もあるか!って思ってください。梅雨の中休み・・・ってことだろう。

このブログを読んでいる方、「うんうん、飯島夏樹って作家がいる」こととりあえず知ってください。彼の処女作は「天国で君にあえたら」です。新潮社です。気になったら本屋で探して買ってね!


体脂肪が8.3% 新記録だ!

2006-06-20 23:43:58 | スカイランナー

6月19日  晴れ

昨日とはうって変わって晴れた!梅雨の中休み・・・。そんな恵みの日だった。3時には起床。大事な会議資料を作っておかねば・・・と、夏休み最後の小学生のようにPCに向かって仕事をした。昨日は大会後、サッカーを見ようとスタンバッテ、結局キックオフ前には(大会からの疲れもあって)そのまま気を失って寝てしまったのだ・・・。残念!

朝は長男を起こして少しジョグ。こんな日こそ走らなくちゃっとも思う。でもキツイ!

昼間に会社裏の通称「田中山」をジョグした。目的は、そろそろクワガタが活動始める時期なので目ぼしい木をチェックするため。いつもの木でコクワガタのオスメス2匹をゲット!40分のジョグ!

仕事もキリがついたので、体のケアとして「温泉&サウナ」に行くことに決めた。ジョグで1時間。今日はさすがに暑い。サウナも体力が消耗しているので6分が限度。冷水→ジャグジー→給水→サウナを5セット。その間にも大腰筋トレーニング。結構堪えた!約2時間のサウナ&温泉でリフレッシュ。本来はこのメニューの後、全身&ふくらはぎマッサージをするけど、今日は止める。(どうせまたジョグするから・・・)

風呂を出て、またまたジョグ1時間で帰宅。

家で体重計に乗ると63.2kg、体脂肪8.3%、内臓脂肪測定不能・・・!自己ベストを記録だッ!!マラソンランナーからすればまだまだ・・・ってところでしょうがウインドサーフィンで板を抑えるには適当に体重がないとボードを乗り込めないので、まあこんなものか!

今週のおんたけスカイマラソンまでにしっかり体の体調を整えようと思う。まだまだ体の疲れが抜け切れていないゾ!サウナは気持ちがよくてうまく入ると疲れが抜けるが、一歩間違えると疲れ倍増になってしまう。頑張ってベストコンディションとなるようにしていこう。


日清小学生陸上競技交流大会県大会に行った!

2006-06-20 00:03:55 | 陸上競技

6月18日  一日中雨、時々止んだけどやっぱり雨・雨・雨・・・

今日は日清小学生陸上競技交流大会県大会の日。実は昨日富士山を走った疲れで7時には寝て、11時に起きて仕事をやってる間に3時過ぎ・・・。横になったら絶対う寝坊でOUTだと思って、そのまま朝を迎えてしまったのだ。すごく体調が悪い!おまけに雨か・・・。天気予報では雨が予想されているが早朝は降ってない。

大会のときは兎に角ハイになる私だけど、今日だけは体はキツイ。自業自得だけど、大会に向けて子供たちの前ではとにかく頑張って、最高のコンディションでレースに挑めるように最高のアップをしてあげようと思う。以前コーチでいらした方に学んだ、子供たちを勝利に導くための最高のアップの方法を・・・あれをしてあげようと思う。モチベーションを飛行機が離陸するように徐々に加速して、グ~ンと上昇!頑張らせてベストを出させてあげようと思う。

大会は色々なドラマがあった。子供たちはみんな頑張った。実力を十分発揮したけど実力以上のミラクルを得られなかった点が残念だ。気持ちで他の選手やチームの頑張りに押された部分があったかもしれない。選手から奇跡を引き出すのはたぶんコーチの使命だと思う。そんな部分を思うと残念だ。

負けた子供たちもがっかりしたろう。4位で東海大会。でも結果は5位。昨年までのチームだったら、この結果で親も子もオイオイワンワンと泣いていたと思うが、・・・・。どうだっただろうか?8年連続東海大会出場の伝統が自分の代で途絶えたことをなんと思うのだろうか???

子供たちの前でコーチ陣や親が、持ちタイムで「たぶんお前たちは何位だろう」とかの相場師みたいな結果の「読み」はタブーではないかと私は思う。思っても子供の前では口にしたりしないことが良し!と私は思っている。その予想が当たったからといって、「おれの読みはすごいだろう!」くらいのもんだ。奇跡は起きない。子供たちには自信と夢と希望を持たせて、ミラクルを起こさせるようなことを私は目指したい!(といってもそれが簡単にできればまあ苦労はしないのだろうけど・・・。)

逆に、大会が終わって、監督から何秒だったら優勝か?何秒だったら東海か?の質問があったが答えられる子供がいなかった。具体的な目標を子供たちが知っていなかったことに実は大変驚いた。リレーで大切なのは「目標タイム」の設定で、これを超えるようにチームで頑張ろう!と燃え上がることが絶対大切なはずなのに・・・。今回チケットを逃した要因はこんな「タイムへのこだわり」の欠如なのかもしれない。いまクラブに欠けているのはこの「目標タイム」を明確にすること・・・それに挑戦する心なのか?とも帰りのバスの中で眠くて朦朧とした頭の中で勝手に思って反省した。師と仰ぐK氏はこんな部分が実は本当に上手かったのかなあ?!なんて思う。技術の部分のみに気をとられ過ぎてチーム作りをなおざりにした面が私(たち)の中にあったのか?しばし反省しようと思う。

大会の結果は静岡陸協HP参照。

クラブの子供たち、ご父兄、またブログを愛読頂く皆様に大会の写真をフォトアルバムに掲載します。左側のフォトアルバムにカーソルを持っていってクリックください。小さな写真は写真をクリックすると展開します。雨で暗いのでデジカメ望遠は写り最悪です。大会の雰囲気だけでも楽しんでください。クラブのご父兄でお子さんが写っていてまともなデータで写真が欲しいとご希望の方は申し出てください。写真が多すぎるので掲載は適当な期間まで。また別のフォトフレンドには少し見やすくして近日中に公開です。


今期2回目富士山を走った!

2006-06-18 02:21:30 | 山岳マラソン

6月17日 土曜日の午後 晴れから曇り・・・そして雨。

午後に富士山を走った!先々週以来で2回目の登頂となる。午前中に御園グラウンドから富士山がよく見えていたので、行きたくなって午後にいってみた。来週がおんたけスカイマラソンなので、(問題はないとおもうのだが)高地に順応するために、まあ「出きることは何でもやっておこう!」が私の主義なのでちょっとムリして行ってみた。

富士宮口到着は午後の2時過ぎ。はやり早朝と違って時間がかかった。天気は曇り。

観光客はちらほら。今日もムリしないように、歩き上るようにピッチを上げていくような走りかたを心がけた。肉離れや浮石での捻挫はこの時期いやなので慎重に走る。

6合目の雪はほぼ溶けていた。先々週の コンディションとは大違い。Imgp4998( 今日もデジカメ持って走ったので富士山の状況のレポートとしたい。)でも富士山のコンディションはこの先刻々と変わっていく。詳細はこのブログのフォトアルバムに掲載するので、これが同じ日の富士山か・・・、標高が変わるとこうも天候も変化するのか・・・、っていう驚きも感じてもらいたいです。

途中登山道に氷原ががあって走れない個所があったけど、まあ来週には問題なくなるだろう。9合目からはガスが流れてきた。こんなときは数分で天気が激変するのだ。Imgp4999 初めて午後に富士山に上った。まあこれから天気が崩れて雨となるのでしかたないけど、登山する方(下山する人も)ほとんどいなかった。2つのパーティーとすれ違い、1つのパーティーを抜いていった。まだシーズンインじゃないのでしょうねえ!9合目の鳥居と下界の景色も(まだ)よく見える。前回はここで断念したのだけど、今日はもう少し上ってみる。Imgp5013 

でも9合5尺ほどでガスが立ち込め、雨が降る。今日も先々週と同様に5メートルほどの強い南西の風も吹いていて寒い。写真のとおり、登山道も雪原で走れる状況でなくなった。先週わかったのだが、この雪原って上ることができても、「下ることが兎に角怖い!」ってことがわかった。傾斜もきつくって滑ったらヤバイって感じだ。ということで、あと本当に少しで山頂だけど、危険を冒して山頂に立つ意味はないので素直に下山。登頂は1時間45分だった。

雨がひどくなってきた。時計を見ると5時も過ぎて、・・・家内に「走ってくる」と家を出て、富士山に行くとは言ってなかったことを思い出して、急いで下山する。怒られるだろうか?たぶん口もきいてくれないような気がする。いつも勝手なことばかりしてすまないと思うがこれだけは直らない。(ゴメンナサイ)

今回の富士山の写真はフォトアルバムに掲載します。楽しんでください。


新しく入団した子供たち

2006-06-18 01:34:11 | 陸上競技

6月17日  曇りのち晴れ、午後は曇りから雨へ・・・

今日は土曜日。午前中は三島陸上ジュニアクラブの練習日。昨日の大雨も上がって明日の県大会を前にして、いい調整ができるラッキーデーとなった。

グラウンドのクローバーの花が満開で気持ちがいい。ここを思いっきり走ることができる子供たちは幸せものだ! Imgp4945_1

今朝のグラウンドと富士山を撮ってみた。この芝生に白く小さく見える1つ1つがクローバーです。これが一面に広がってます。まったく素敵なグラウンドだと思います。前方にかすかにもやってるけど富士山も見えます。もう雪が解けてるのがわかります。この富士山を見ると闘志が湧いてきます。(注意:このブログに掲載の写真が小さくて見えないゾというコメントを以前にいただいてました。このブログの写真は写真にカーソルを持っていって、ダブルクリックすると大きな写真に展開するはずです。掲載容量の関係で小さな写真に格納してます。読者の方々よろしくお願いします。)

今回新規の団員が入ってきた。色々な理由や思いで入団してきたとも思うけど、まずは走ることを楽しむように気楽に頑張ってもらいたい。足の速い子、遅い子は関係はないけど入団してもらったからには、誠心誠意陸上の基本だけは手ほどきをしてあげたい。兎に角続けていこうじゃないか!Imgp4954 

全13名がめでたく入団(一人欠席)。この写真って「初めての」三島陸上での写真としては後でみると、ああ懐かしいねえ!っていう写真になるだろう。(ご父兄の方、ダウンロードして写真を保存してみよう!こんな低い画素数じゃって方はまた他の写真は無いのか?って思われる方、直接申し出てくださいナ。)


高濃度酸素カプセル体験

2006-06-18 00:54:03 | 山岳マラソン

6月15日  曇りから午後雨

サプリメント&機能性食品とアンチエイジングに関してのフォーラムがあって遥々と池袋まで行った。(当然平日なので出張として・・・。)専門外の分野であったがアスリートの端くれとしてサプリメントの利用方法は日ごろから気になるところ。京都府立医科大学の吉川先生のお話は興味深かった。現在のサプリメントは利用者の自主的な判断で(全くの自己責任のもと)摂取している。予防医療の視点に立ったときサプリメントは医師やドッグでの処方や摂取計画のもと個人のレシピを持って処方されていく。ここで個人がどんなサプリメントが必要か?は診断マーカーにて分析して、そのデータで処方される。そこで絶対必要になるのは診断マーカーであり、もっとこの分野の研究を活発にしていこう!という主張であった。この分野の研究は今後実に面白い展開ができるのでは?と研究者の端くれとして思った。

さて今日のトピックスは、このフォーラムに「O2カプセル」の展示があった。早速体験予約をして約20分間の高濃度酸素を体験した。これは先般のランナーズにも登場して大変気にしていたものだった。今まで小林カンドウ先生のカンドー君アニマー君、マリノ君などや低酸素室でのトレッドミルの体験をしていたが、こんなところで高濃度酸素を体験できるなんてラッキーだ!さて内部に入って見ると、意外と広い!ジッパーを閉められて「シューシュー」っていう空気が弁を通して入ってくる。初めは高圧状態に持っていくようだ。ほぼ5分程度かかる。高圧になると耳が痛くなる。耳抜きをしていくが意外と痛いと感じる。その後高濃度酸素を投入される。「シュー」という音が変化したようだ。これで1時間の処置を受けるのだが、今回は体験ということで15分の処置。下のマットが柔らかくて気持ちよく、意外と暇で眠気が訪れる。カプセル内部は圧迫感はなく、居心地は良好だった。約束の時間が経過して、減圧される。外に出されたとき、「オオッツ!」て感じ。目がよく見える。黒白のコントラストがはっきりとしていい感じ。頭もスッキリ!これは病みつきになるか?って思った。不思議な体験ができてラッキーだった。このカプセルは380万円だそうだ。一般家庭には手が出ない装置だ・・・。地元のどこかでこの高濃度カプセル処置を(安く)利用できないだろうか?と思う。

でも私は、基本的には低酸素の山を走るので、これがどんな効果となるのか?は疑問だ。やってみないとわからない。たぶん練習の疲れをうまくとるプログラムはきめるだろうなあ。サウナ&冷水の入り方との併用で「筋肉の疲れをとる」意味では効果があるだろうなあ。いいなあ!


みんなで「かけっこ」を楽しもう!

2006-06-13 20:13:15 | 陸上競技

6月13日  曇り(厚い雲・・・降りそうで降らない、まさに梅雨空だった)

今朝は15分のジョグ。出だしが遅かったので慌しく基本(フォームを正して)のジョグをした。1年生がら教えている長男が全く上手くならない!走るフォームも綺麗でないし、タイムなんか全く伸びないのだ。朝からフォームの注意に声を荒げてしまう。これじゃ彼も萎縮してしまう・・・とも思うが、ついつい(息子なので)厳しく言ってしまう。

今日はいつも書いている陸上クラブの話をしたい。何故かって言うと、明日は年に3回開催する「コーチ会議」の日だからだ。ボランティア陸上コーチを行っていて、コーチ各人が考えるところ、問題点やこれからの指導方針などの確認を行うけっこう大切な会議だ。

私のスタンスは「かけっこを楽しもう!」です。この「かけっこを楽しもう」と言っても、何を楽しいと感じるか?は人によって千差万別で違うものだ。だからクラブの子供達には(ご父兄も含めて)色々な楽しさを感じてほしいし、それが得られるクラブでありたいといつも思っている。(全く個人的には)かけっこを楽しむことを目的としたいと考えているのだ。(ここで、「目標」としなかったのは後で述べるささやかな意味があります。)

全学年の小学生を対象とした三島陸上ジュニアクラブの練習はその内容では実に「厳しい」と思う。高学年では半端な中学生の陸上部以上の内容の練習メニューだったりする。低学年でも(真剣さ)という面では他の厳しいスポーツ少年団や陸上クラブに引けをとらない内容だとまあ自負している。だけど子供達はほとんど辞めない練習についてくる。(今のこの梅雨から夏場なんて必ず2~3人/日はゲロゲロやっちゃたりもするのに!)

陸上競技は(幸いなことに)個人の技量で戦う個人種目がほとんど。子供達の(厳しい)練習の先には、必ず全ての子供に具体的な『目標』を示します。この『目標』ってすごく大事で、目標タイムを示す場合、また子供達には「何位以内」とかを具体的にはっきりと示してあげます。すると、どんな子供でもこの目標を達成するには「これをしなくっちゃ!」とか「○○チャンに負けないように走ろう!」とか、負けないように走るのは・・・「腕はこんなふうに振ろう!」なんて、具体的に取り組むことを考えて、それができるように頑張ってくれます。また(走るのが)速くなくても、遅い子でも、監督やコーチに声をかけてもらうことが嬉しいと思うし、そんな「がんばる」過程を楽しんでくれるのです。クラブの子供達は行うメニューの「できる」「できない」と大枠の学年ぐらいでその練習ごとにグルーピングしていきます。低学年は「(正しく)動くこと」を,それから走ること(=かけっこを楽しいと思えるように)を心がけていきます。 このクラブに属して6年生で卒団するときには、子供達みんな、自分の目標に向かって頑張る(私の好きな言葉の)『くるたのしい・・・』を体得して一回りも二まわりも「心が強い」子供となってくれるのです。

クラブのコーチ陣も色々な価値観をもって取り組まれている。クラブが最近特に「強い」優秀な陸上クラブとなってるので、「勝とう!」ていう意識が強い方もいて、足が遅かったり、飲み込みが遅かったりする子を、少しだけないがしろにする風潮もなくはない。そんな時には、「かけっこを楽しむ!」という私の価値観を問うていきたいものだとも思う。私の感じではどうも上位(全国大会、東海大会)を狙う親には歯がゆいコーチと写るようだが、まあ私も親の子で、なんたって自分の子供が「どん尻」をいつも走るので・・・これだけは致し方ない。

(子供がどん尻なので)「あのコーチに教えてもらうと遅くなる!」なんて言われることも影ではあるようだけど、そんなことにはめげないでいこうとも思う。「私にはかけっこを楽しむ子供達がついているのだから!」

私には別に「山を走る!」とかウインドサーフィンとかの自己表現の場がしっかりあるので、何を言われても気にしない。

だけど「息子よ・・・もう少しだけ、速く走るように、もう少しだけ綺麗に走るようになろうではないか!」ともに頑張ろう!


今期初めて・・・富士山を走った!

2006-06-11 21:08:43 | スカイランナー

6月11日 雨

今日は「昨日から行く!」と決めていた富士山に行った。3時45分起床。雨はちらほら降っていたけど、空も明るくなる感じだったし、昨夜の天気予報は曇りって言ってたのでとりあえずは車を走らせて富士宮口5合目に行った。大粒の雨が結構降ってる。駐車場には車が15台ほどとまっていた。車のインジケーターで外気温は8度。ジョグのいでたちにスキー場で買ったポンチョを被って6時前にGO!今日は一生懸命「走る」ことはせず、この酸素の薄さや走ったときの「けだるさ」を感じながら体を慣らすことを目標に時間をかけて上った。

・・・なつかしいゼ~ッ!それと「や~っと来れたア!」そんな哀愁に似た感じがこみ上げる。何でだろうなあ?またこれから「くるたのしい」練習の日々が始まる!ワクワクする!

雨が少し小降りになる。ガスも切れてきた。すると、右手上(前方)に氷が白く帯状で見えてきた。まだ6合目あたりだ。今年は雪が解けるのが遅い!この先どうなるか・・・。

7合目手前に登山道を大きく塞いで氷原が現れる。ガスの中、人の足跡をたどって氷原も超えた。8合目を過ぎるとドカーンとまたまた氷原。ガスと雨は真横からの横殴り。鳥居が霧の中で見える。鳥居を過ぎると・・・もう足元は氷。登山道の砂の下も実は氷。気がつくと体がすっかり冷え切っている!寒くて寒くて・・・。あと30~40分走ればもう山頂だけど、もう満足。万が一埋もれている氷で滑って怪我してもシャレにもならない状況下なので下山とする。

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下りは雨が降って砂地はしまって走りやすい。雨は横殴りだったが、7合目を過ぎると小雨に変わる。数人のパーティーとすれ違う。スキー板を抱えた学生っぽい感じ。すごい大きな荷物を背負うものだなあと感心感心!  

私の服装は、シューズはナイキカタナ4、ナイキのロングタイツ。長袖Tシャツ。ジャージの上を羽織って、ウインドブレーカー上下。ランニングキャップ。スキー場で買ったポンチョ。スポーツドリンク500mL1本。ウエストポーチにデジカメ。以上です。まあ身軽。あまりに寒くてドリンクは1口も飲まなかった。

8時に下山。家に着いたら9時6分だった。・・・あっけない感じ。また富士山に通う日々か続く。体のキツさからいったら、沼津アルプス縦走往復のほうが堪えるなあ。8合目過ぎまで行ったけど高山病っぽくも全くならなかった。もう少し富士山も人と時々すれ違うほどににぎやかになれば楽しいのだけど、まだ冬山だった。今日のコンディションは・・・ちょっと寒かった。

この富士山の状況はこのブログのフォトアルバムに載せてみました。見てください。評判がよかったらブログの容量を変更したので多くの写真を掲載できるのです!評価のほどよろしくお願いします。


すてきな裾野陸上競技場

2006-06-11 11:15:40 | 陸上競技

6月10日  曇り時々けっこう晴れる!

来週はいよいよ全国大会&東海大会予選の日清陸上競技交流県大会。ということで、今日の土曜日の陸上クラブの練習は裾野陸上競技場で各種目ごとに分かれて練習実施。バトンの渡しはまあまあ問題なさそうだった。走り高飛びの選手の練習は今日が最後。高飛びなんて競技場での練習はなかなか大変。大人が4人で運ばないとマットを出すこともできない。今日の練習をしっかり生かして頑張ってもらいたいものだ。女子100m、男子ハードルで全国大会の切符がとれるか?男女混合のリレーで東海大会に行けるか?が今の団の主コーチ陣のメイン目標だけども、まあ(個人的には)入賞するとかしないとかより自己ベスト更新、全力を出しきることを子供たち全員、兎に角目指してもらいたい。

裾野陸上競技場は全国でも珍しい青色のタータントラックと富士山がドカンと見えるロケーションが最高!多くの方々にこのすばらしい競技場を利用してもらいたいものだなあ!写真を撮ってみた。富士山も山頂だけ見える。

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今日は我がクラブとライバルの裾野陸上、それと県でも実力派の富士見高校陸上部が練習だ。富士見高校は(たぶん)あの「エースをねらえ!」の舞台となった高校のようで多方面で有名だ。小学生のとき教えていた子供たちも立派な高校生となって、今日は堂々と練習していた。立派に成長し実に頼もしくなったものだ。彼らの頑張る練習風景を見ると、小学生たちへの指導にも身が入る。

今日は天気も持ちそうで、富士山頂上もよく見える。裾野での練習後、「今日こそ富士山を走る!」 って決めていた。が、子供がプールに行く約束をしてしまって、断念。

あと2週間後のスカイマラソンは3000Mの山頂を走る。まだ高地に体がまったく慣れていないので、心配だ。早く1回か2回は富士山を上っておきたい。1回でも山頂に上ると体がかなり高地に慣れる。明日こそ・・・って思って、仕方なく富士山に背を向けて帰った。


LSDとサウナのあわせ技!

2006-06-09 18:17:46 | 山岳マラソン

6月7日  晴れ( とにかく一日いい天気だった!)

朝のジョグ。いつもの小道のワイルドフラワーが「とってもワイルドになってる」と子供が驚いていた。確かにそうだ。一日で草丈が高くなってるようだ。今元気な花は黄色のコスモスかキクっぽいものからもっとエレガントな花に変わってきている。朝露に光ってきれいだ。

昼休み、昨日に続き城山山頂まで走ってしまった。今日は天気も良いが風もなくキツイ。上りにかかった時間はまあ昨日と同じ・・・。走りのポテンシャルの進歩はないが、後退もないって感じか?一人だと自分に甘くなる。こんなで良いのか?っても思う。

帰りは通勤ラン。1時間ほど走り、途中には”ユートピア函南”っていう公共温泉に寄る。ここでしっかりサウナに入って汗を出す。これがいい。しかし、このLSDの途中にサウナによって・・・その後また1時間走る!これが効くし堪える。こんなことするランナーはまあいないと思う。体に良いのか悪いのか?まあたぶんかなり体に悪いけど・・・それもまたいい。


昼休み、城山を走った!

2006-06-06 20:09:39 | 山岳マラソン

6月6日 晴れ(ちょっとうす曇!)

今朝は6時に起床して、子供を起こしてジョグのはず。長男が下痢のようで一番下を連れて20分間、腕振りとモモ(膝)を上げるきれいなフォームを目指して走る。

最近気がついたことがある。腕(ひじ)の角度は90度と指導書には書いてある。しかし90度を保っているつもりでも、意外なことに、腕振りでは引き手のとき90度以上にひじが伸びてしまう。90度でなくもっと「心して」ひじを曲げないとどうやら肘の角度は90度程度にならない!ここを気をつけてジョグをする。すると鳩尾にグッツと力が入ってあごが引けてきれいな前傾もキープできたのだ。100M走の最後の20M以上は、この手の角度を意識して鳩尾に力をためて、ピッチを上げれば、体が伸びてしまうことも、腰が引けてしまうこともなくなる!ということに気が付いた。腰が引ける子、体が反り返ってしまう子は一度これを試してみるとイイ。

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今日の昼休みは城山山頂に挑んだ。人事異動があってから、久しぶりの山だ。正門を出るとき同僚に「城山走るのか!」って声かけられた。人に知れると、昼休みになにやってるのか!とか、怪我したらどうするのか?なんて直ぐに言われてしまう。もう黙って見送ってほしい。今日は風が少しあって、まあ走りやすい。足元もウエットでなくいい感じだった。登山口まで12分、山頂(ただし山頂手前の尾根まで)11分、下りは10分だった。登り10分程度じゃどれほど練習になるのか判らないが、まあ適当に体は登り下りに慣れてくれるのではないか?と思っている。

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Imgp4498 なんとか早く高地に慣れないと「おんたけ」では酷い目に会いそうだ。今週末は陸上クラブ。午後に富士山に行きたいけど、子供&家内から「人体何とか展」に横浜まで行きたいとせがまれている。自由にならない身だ。日曜は中学生の県大会予選。あまり期待していないけど、応援には行かなくては・・・と思っている。今週末も富士山には登れそうにない。富士山に走りにいける方々・・・羨ましいゼ!

今日は通勤ラン。また自宅まで17kmをポチポチと走る。


スポーツテスト・・・もの申す!

2006-06-06 00:17:24 | スポーツ

6月4日 午後  スポーツテストへの参加

三島市スポーツ少年団(不名誉ながらあえて市の名前を公表す!)が主催したスポーツテストに我が陸上クラブの子供たちを参加させた。

子供たちは毎年のこのイベントには並々ならぬ意欲をもって取り組んできている。1年間もの間この日の腹筋や腕立てのために頑張ってる子も多くいる。子供たちとその親にとって(我がクラブの中では)いつもの大会とは別の意味で大切な行事だ。今日はこの一大イベントにコーチ不足とあいまって声を荒げて頑張ってしまった。私も子供たちの真剣な取り組み方をまじかにに見るのが大好きだ。

我がクラブは毎年半分弱が1級を獲得する。県でもトップクラスの彼等の潜在能力と、それに加えて日ごろからの体力づくりを思えば当然だ!(と私は思う。)しかし、これを疑う会の主催者がいる。たとえば「小学生が腕立て50回なんて・・・ありえない。インチキしたのだろう!」などと平気で言ってくる。(できる子はたぶん50回も60回も、70回でもやる。それは毎日20~30はこなしている子には可能なことなのだ。)毎年のことだが、このスポーツテストを開催する方の品位のなさと、傲慢さにはあきれてしまう。子供たちは1年間も努力している結果を・・・信じようとしない。子供の前向きさをそぎ落とすような発言や運営には腹が立つ。

今年も相変わらず「今年は厳しく判定していきます」・・・と開口一番。何が厳しくか?しっかりと計測してもらえばいいのだ。 私はこの審査員のための(指導者としての)教育を少しは受けたのでよくわかるが、子供たちの能力をしっかり判定するためには判定員の能力というか、技量が問われるのだ。体育の授業のように何度も何度も子供たちに練習をさせて実施するわけでなく、やらせるほうもどうやるのかまったく知らない父兄が(ましてうちのクラブの父兄のように色々な補助をやった経験もない父兄が)わけもわからず説明をやるので、はじめてやる子供、特に低学年はどうやっていいのか?まったく要領を得ない。見ていて不憫でかわいそうだ。

今年は立ち幅跳びのところがひどかった。空手か何かの父兄か?まったくひどい計測を、練習もなく飛び方の指導もしないままにさせていた。幅跳びで県でトップクラスの子が7点だなんてありえないだろう。あの間抜けな父兄たちのおかげで1級が取れた子が2級に落ちていった。こんな計測をさせたわけのわかっていない父兄、それを任せたスポーツ少年団の指導者。お前たちは最低だ!そう思う。(だから批判の気持ちをこめて市の名前を書いた)

スポーツテストのあとしょんぼりしているみんなを見るのは辛かった。あの時もっと引率者として抗議をしておくべきだった・・・と改めて私は反省している。テストでうまく飛べなかった子、実力をしっかり出し切れなかった子、みんなごめんよ!

毎年、毎年、こんな状況で誰かが喧嘩して、「こんなテストを受ける意義なし!」として参加しなくなる。でもこの日のため、3年連続1級の栄誉を勝ち取るため子供たちは努力しているので・・・来年こそ、まともなスポーツテストをやってあげたい。本当に悔しい日だった。


久しぶり、沼津アルプス縦走往復!

2006-06-05 22:33:25 | スカイランナー

6月4日  晴れ(朝方北は霞がかかった)

昨日から、早起きできたら早朝に富士山を登ろうと決めていた。まあ早く起きてみたが北東の風が強い。昨日の海の情況と多分同じ風の吹き方。となると10M/sは吹きそう。こんな日に富士山に行くと、まあ冷凍庫の中で扇風機に当たっているようでかなりヤバイ。弱気な私はそう思い返してまた寝てしまった。2度寝後、6時半起床。

家内たちは子供会の球技大会があって早々と出動。私も午前中は心置きなくランができる(午後はスポーツ少年団主催のスポーツテストに子供達を引率のため別行動)。

最近桜が終わってから走ってない沼津アルプスを走ることと決めた。富士山に行く気だったので、お気に入りのナイキのタイツとニシスポーツの派手な青のTシャツで決めて?沼津温水プール駐車場に行く。アップを終えて、入山は8時丁度。もうこの時間では恐怖の巨大イノシシはいないと思うが、最近100円ショップで買ったクマよけ鈴を腰に付けてスタートした。

近頃雨が降っていないせいか足元は固まって安全。今日は天気がいいのでデジカメを携帯して走る。いつかブログ読者に沼津アルプストレイル写真マップを提供しようと考えている。そのために写真をせっせと撮りだめておこうと考えている。

沼津アルプスを香貫山下から入り鷲頭山までの縦走往復コースが私のルート。山は小さいがアップダウンが半端でないので、途中数箇所も鎖場、岩場もあって結構ヤバイ。一気に走ると結構なトレーニングになるのでは?と勝手に思っている。(でも山のガイドには入門の山らしいヨ~。)

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Imgp4752 Imgp4757 昨日のウインドサーフィンでの練習で、上半身と脹脛がパンパンに張っている。特に腕~肩、肋骨横(わきの下)が張る。デビルマンのように脇の筋肉が盛り上がってしまってる。筋肉が張った時、無理して怪我も怖いので、けっこうマイペースで走る。鷲頭山まで1時間8分。いつもより10分余分にかかった。帰りは1時間4分。給水も水250mLで済んでしまった。・・・こんなで練習になったかな?

久しぶりに山を走った・・・。でももうじき「おんたけスカイマラソン」。参加の皆さんはもうガンガンとトレイルを走って山に慣れているのだろう。鷲頭山から富士山が見えた。なんともう雪もかなり解けている・・・。今日富士山を走っている方がいるのだろうなあ?と思うと結構あせるが、こればっかりは仕方が無い。今日行っても冷凍庫の中で強で扇風機に当たっているようなコンディションだったはずだ!そうも思い返して納得。

午後はスポーツテストの引率だー!