くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

三島陸上JC_日清全国小学生陸上競技交流大会で全国出場を決めた!

2008-06-18 08:01:31 | 陸上競技

6月15日 うす曇・・・絶好の陸上競技日和となった!

第24回日清全国小学生陸上競技交流大会(兼第25回東海小学生陸上競技大会県予選)が静岡県草薙陸上競技場で行われた。Imgp5539Imgp5538

2008_633  三島陸上JCはこの大会に出場し、静岡県のチャンピョンとなり全国大会(=国立競技場での決勝で走ること!)を目指すことを活動の目標としている。この大会のため、冬季練習からほぼ半年間の練習を重ねてきた。実際に全国大会の為に入団以来、この大会出場&入賞を夢見て頑張ってきた6年生を思えば、1年生から入団した子供は、この大会に向けて5年半の努力を続けてきたことになる。そう思うと、コーチの私もこの日ばかりはググッと力が入るしコーチの責任の重さも感じる!

大会コンディションはうす曇で極めて良好。朝方は弱い追風で更によし!朝一番の種目は80mハードル。この種目は三島陸上監督の十八番。彼の厳しい指導で、今回2名の男子がエントリー。約半年に及ぶハードルの特訓の成果?がこの予選1本に凝縮される。緊張の中、号砲一発・・・。結果はあっさりと決勝進出決定だった。_2008_600 この結果のロケットダッシュの『気』が、サブグランドでアップをしていた他の子供達のハートに火をつけた!コーチ陣と子供たち・・・、「SやU、やったぜ!」と盛り上がる気持ちのなんだかわからないけどの一体感を感じるウォーミングアップが今日は格別に楽しい。彼らのかなり緊張しているエネルギーを「はやく走りたい!」っていう抑えきれない感覚に集約してみなのベクトルを同じにすると、思いがけない成果を生み出すのだ!今日のサブグランドはそんな「イケイケ」ムード満点だった。他のクラブチームから見れば、「三島陸上はやけに朝から元気がいい・・・!」と思われたと思う。明るく楽しくムードに乗らせるこの手法(戦法)は長年のコーチ業で獲得したもの。この朝のムードに乗り切れた子はベストの結果を残せる(はず)。

さて、大会結果・・・。

なんと、男子80mハードル・・・優勝⇒全国大会出場

男子走り高跳・・・優勝⇒全国大会出場

男子100m走・・・優勝⇒全国大会出場

またまたリレーでは

5年生以下男女混合400mリレー・・・三位⇒東海大会出場

6年男子400mリレー・・・三位⇒東海大会出場_2008_630

凄い結果を残せました!このほか、女子走り高跳は準優勝など、入賞を決めた子も多く、久々の三島陸上フィーバーの結果となった。100mの決勝にオレンジ色のユニフォームが戻ってきた!・・・って感じかな!!!昨年以来3年間、実力はあったけど、バトンミスなどで全国大会、東海大会を落としていることを思えば今年は快挙。今までの子供たちやらコーチ陣やらのミスの上に立った見事な結果だった。_2008_585_2008_527

今年の監督は子供たちを上手い具合に追い込んで、かつ力を抜くところを心得た・・・、そんな丸みを持った感じて頼もしい。(まあ、結果オーライだけど・・・) 私のスタイルは、危機感でやる気にさせるというよりも、「夢でワクワクさせること!」これで苦しいことにも耐える強い心を持ちえるというやり方。どっちがいいっていうわけじゃなく、双方噛み合っているのがいい。N先生も今年は子供たちのしつけには厳しく声を出してくれることも、監督や私にない面をフォローしていて、この絶妙の間合いがいいんじゃない・・・って思う。

今シーズン犯してきたバトンのミスの数々も完璧じゃないけどみんな修正できて合格点。バトンも他のチームに比べて見劣りしないほどの出来でまあ満足。バトンパスは(100m走に比べ)1.5秒から2秒近く短縮した走りに仕上がり上々。兎に角先週までの日大での(雨の中の)ギリギリの調整が効を奏したと思う。監督の粘り勝ち、子供たちの根性と辛抱の賜物だろう!2008_520_2 _2008_521_3 _2008_522_2

2008_515  2008_510 今年の夏は忙しくなりそうだ!

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バトンパスの完成度も上がった。春先の春季記録会の写真と比べてもかなり進歩している。バトンパスは一朝一夕には出来ず、コツコツと地道な努力と根気の指導で成る。まずは正確なバトンの受け渡し。掛け声かけてのバトンパス。全力で走り、振り向かずにバトンを受ける。このワザに子供達それぞれの正確や癖を加味してギリギリのポジションでバトンを渡すことを目指す。その面で、今回の子供たちのバトンは全国出場並みの妙技だったと思う!


大舞台の前の決心・・・!

2008-06-18 00:11:29 | 陸上競技

6月14日 (土曜日)  雨が上がって初夏の陽気だ!

梅雨の晴れ間の週末はまさに恵の日。日清全国小学生陸上競技大会県選考会を明日に控え、今日は子供たちの最終調整日としては最高のコンディションとなった。

厳しく気合を入れても曇りや雨の日じゃ、ブルーになる。晴れてこそ最終調整の「かつッ!」もググッと心と体に効いてくる!2008_496

今日の練習ミーティングの〆は壮行会っぽく仕上がった。選手それぞれ、今までの練習の努力と大会への思いを胸に刻んで頑張る決心をしたと思う!

明日は天気も上々!誠意一杯、頑張ろうじゃないか!


三島体育協会から表彰されました!

2008-06-13 22:57:42 | 陸上競技

6月8日 (日曜日) 朝は土砂降り雨、11時頃雨が上がる!

三島市体育協会が開催するスポーツ祭の開会式?に参加した。いつも市町村駅伝でお世話になっているYさんから体育協会の催しで、体操のインストラクター役を前々から頼まれた。一昨年県が主催の大腰筋体操&コアストレッチウォーキング&スプリントトレーニングマシンインストラクターに、実は県の費用で参加しなんとかという資格まで頂いていた。今回は初めてこの「恩返し」という面もあって、春の頃にしぶしぶ引き受けた行事だ。昨年はプロのスポーツインストラクターを遥々東京から呼んで教室のお願いしていた。今年は素人の自分となると、私は素人で初体験なので、日頃の小学生相手とはかなり勝手が違って荷が思い・・・。

Yさんの「適当に15分ぐらいやってくれればいいよ!」という言葉どおり、15分程度の立ち方やストレッチのポイントのレクチャーをした。多くは過去に高野さんに聞いたり、スポレクで心の師匠のHさんやSさんのアドバイスを自分なりにアレンジしてみた。

陸上やらその周辺に興味がある方は「目からウロコ」の秘伝を伝授したけど・・・、一般のご老人や小学生、中学生にはピンと来なかったかもしれない。(その後、自分の耳には評判など、全く聞こえてこなかった・・・) やはり、Yさんリクエストのコアストレッチウォーキングを指導したほうが、受けがよかったのだろうか??? 少しだけ反省している。

Imgp5375 さて、この催しで、私にはもう一つイベントがあった。三島体育協会は年内で全国大会3位以上となった会員は「三島体育協会から表彰される」ということで、昨年のスポレク全国マスターズ陸上での私が走った『スエーデンリレーで3位』がその対象となっていた。今回は体育館での多くの方々より立派な表彰状と副賞(5000円図書券)を頂いた。学生時代~、ウインドサーフィンの大会やらでは多くの受賞や高額な副賞を貰った経験はあったけど、額に入った大きな賞状を受け取ったのは今回が初めて!この表彰状の価値はよく判らないけど、その大きさと重さはちょっと嬉しかった!

この授賞式が終って、早々に日大グラウンドに駆けつけた。6月15日の日清全国小学生陸上競技交流大会の県予選の最終仕上げのため、バトンパスの最終チェックを実施していたため。子供たちは土砂降り雨の中、校舎の軒先で雨を避けてアップののち、タータントラックでのバトンパス練習。今年は私の手ごたえでは「例年通りの仕上がり」。ここまで怪我人ゼロ人が実に頼もしい。小学生にどこまで練習で追い込むか?ケガをさせないギリギリの境界線がクラブの中で培われてきて今年は監督采配が的を得ているようだ。大きなミスの原因を見つけることが出来た。これはコーチとして収穫!毎年三島陸上は予選が抜群。決勝でバトンを落としたり、失格になったり・・・、ギリギリ勝負で苦渋を舐めている。この練習で今までの失敗の原因の芽を摘むことができたことは良かった!Iimgp5354_2


スポレク静岡県選考マスターズ陸上大会に参加した

2008-06-01 00:58:00 | 陸上競技

5月25日(日曜日)  朝は土砂降り・・・。その後晴れた!

全国スポレクマスターズ陸上の静岡県県選考会スポレクマスターズ陸上競技大会に参加した。

三島陸上の子供たちはエコパの大会参加。このバスを朝の5時過ぎに見送り、その足で草薙陸上競技場に向かった。6時半過ぎに草薙に到着。早朝から土砂降り雨で車中で仮眠。8時前に起きたけど、雨は相変わらず強く寒い。かなりブルーな気分で体調は優れない感じだ・・・。

今回の種目は東海マスターズ同様の100m、200m、400mだ。私の年齢は今は44歳。マスターズ陸上は5歳刻みに年齢をクラス分けして競う。私はM40クラスの最年長。大会の入賞などの記録を狙うには全く不利な年。スポレクは1位のみ賞状なので、この「1位」の壁もきびしいものだ。だから今回は無欲で楽しく苦しく走ることを良しとしてみた。特に400mについては先週に長泉記録会で1本走ってみて少しは「走り方」を考えてもみた。400m用の新しく購入したスパイクにも自信を得て、今日のメインイベントは自分オ中では400mレース。

結果は60秒02。これが速いか遅いかは判らないけど、前回よりも1秒はタイムを縮めることができた。ライバルの浜松のFさんは55秒台で走る。・・・ってことは、あと5秒は縮めないと駄目なわけで400mの壁は高いもんだ。これからが楽しみ!!  


東海マスターズに参加した!

2008-06-01 00:25:49 | 陸上競技

5月17日(土曜日)   初夏のような暑い日となった!

Imgp4894 東海マスターズ陸上競技大会が愛知県瑞穂陸上競技場で行われて、(懲りずに・・・)遥々と愛知県までトラックを走りに行って来た。

朝は5時半過ぎのJRに乗り、静岡で新幹線ひかり号に乗り換えての「遠征」となった。マスターズ陸上では既に「おなじみ」になってお話しができるようになった諸先輩方々のお供として、昨年のスポレク青森以来の陸上大会の遠出だ!

Imgp4923 Imgp4926 今回の種目は、100m、200m、400mにエントリー。400mの競技は生まれて初めてだ。自分が何秒で400mを走りきれるのか???皆目判らないし、だいたい400mをどう走ればいいのかもよく判らない。それで東海大会に出るなよ!と言われそうだけど、経験がないので仕方がない。

Imgp4932 前日から「ワクワク」して電車に乗り遅れるんじゃないか?なんても思って、よく眠れなかった。電車の中もソワソワして早朝なでど寝れなくって、体調はよくない。でも気分はハツラツ。

さて問題の400mは・・・。私が青森大会以来、心の中で「短距離の師匠」と仰いでいるHさんに当日に聞くと、『スタートは躊躇しないでドカンと出て、バックストレッチまで飛ばして走り、第3コーナーから第4コーナーは頑張って耐えて、・・・そうするとあと100mなので、あとは気持ちで走り切れる!』っていうアドバイスをもらった。

Imgp4936 レースは、浜松陸上のFさんが飛ばしこれを必死に追う形でHさんに言われたように走ったけど、第3コーナーを過ぎた辺りからガスケツのように体が動かなくって、最後の100mなんて本当に長いと感じた。最後の最後の50mほどはスローモーションのようにしか走れない自分に驚いた。走り終わると、お尻の筋肉が痛くて、生まれて初めての「ケツわれ」という状態を知った。

Imgp4960 400mの結果は61秒。これが速いのか遅いのか?それすらよく判らないが、多分まだまだ記録は短縮できる要因と手ごたえは感じた。これからの富士山5合目~山頂なんかをガンガンと走る山の練習で、400mの後半の苦しさを克服してタイムが伸びるんじゃないか?なんても思う。あとは効率のいい走り方を修行していくことが課題だろうか!

人生初の400m・・・、苦しくも楽しい経験だった。

大会の先輩方々の写真をちょっとだけ掲載してみます。Imgp4969 写真の方は子供が以前お世話になったスプリントトレーニングマシンのトレーナーでもあるSさん。今回大会で日本記録を更新し最優秀選手にもなった。綺麗なフォームは年なんて全く関係ないってこと・・・気づかせてくれる写真です。カッコいい!