5月9日 ちょっと汗ばむ暑さと吹き抜ける風が実に気持ちがいい晴れだった。
第28回東京マスターズ陸上競技選手権大会が国立競技場で開催された。各県を回って開催される今年は秋の全国マスターズ陸上選手権大会が(東京)国立競技場で開催されるので、東京マスターズは開催時期を5月に変更しての開催となった。9月の暑い盛りよりも5月は気持ちよく、なんていい時期に変更になったものだと参加者の多くが喜んでいた!
さて私は昨年7月開催の関東マスターズ陸上の200m走での脹脛の「肉離れ」(筋断裂)から、シクシク痛む足と付き合って10ヶ月間。治らないのは仕方が無いけど、走って「怖い・・・」って思う気持ちをスパッツと断ち切るために、あえて国立競技場での大会出場に「覚悟」を決めてきた!
ウォーミングアップは慎重に、軽いストレットを長めにして(決してグイグイとはやらずに)じっくりゆっくりコンディション作りに精を出した。練習不足で体が重いのは「まあ、こんなもの!」とあきらめて、ただ走りには粘りを持とうと心に決めていた。
イメージはスタートは200mのイメージで確りコーナーを攻めてバックストレッチは伸び伸びした大きなフォームを心がけ第4コーナーの出口にかけては粘って気持を強く持って最後の20mに勝負を賭けるという単純な戦法。単純なんだけどこれを確実に実行する作戦を徹底した。スタートの200m感覚は正解だった。バックは無理しないでガマンが出来たし最後の20mのフォームをまとめて走ることが出来た。第3コーナー、第4コーナーでは4位。この差を埋めることが出来ず最後の30mほどで馬力をかけて20mで並び、ラスト5mで交わして、3位でコール!
国立競技場での400m走は「万年4位」だったからこの3位は嬉しい。走り方もラスト20mでは、フォームをまとめてしっかり走り切れたことが収穫だった。(タイムは並だけど)久しぶりに結果にガッツポーズのレースだった。
実家が浜松なので、Team300のF橋さんたちとは帰省のたびに練習しています!