くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

2011年東京マラソンに走ったぞー!

2011-03-05 22:26:05 | マラソン

2月27日  うす曇から晴れ、風は無く、暖かくマラソン日和となった。

Imgp0463_2 第5回東京マラソンが開催された。私はラッキーなことに今年の参加で3回目の出場となる。まだ1度も当選したことのない方々が本当に大勢いる中で、実に幸運(ラッキー)なことだと、今日このスタートラインに立てて走れることに心から感謝する。

Imgp0466 東京マラソンで私は陸連登録者のAブロック。Aブロックは5000人枠で、これだけでも大きなマラソン大会の規模を凌ぐ人数だ。私の今日の目標は、3万6千人の参加ランナーの中で、もっとも先頭でスタートを切ること!そしてスタート前のテレビ中継にしっかり映り込むこと!走り始めたら…苦しくとも明るく、朗らかに「ありがとう」のあいさつして、最後まで歩かずに走りきること!タイム的にはハーフでは1時間30分、ゴールタイムは3時間20分を切ること!今日はこれを目標に挑んだ!この大会のベストは3時間17分。この記録を塗り替えれれば・・・ともささやかに期待して思う。

Imgp0474 さて、『最前列スタート&テレビ中継に出る!』という目標は途方もなく難しく困難なことに思いがちだけど、・・・私は実のところ過去2回出場は全て最前列をゲットしている。これには必勝パターンがあって、兎に角全ての行動を「先手先手」の一手でこの難問はクリアできる。今年も実は自信があった。

Imgp0476_2 昨夜からこの必勝パターンをセオリーどおりにこなして、早朝を向え、スタート最前列にスターティングポジションを得ることができた。今年のコンディションは最高で、雨&風がなく1時間以上の「待ち時間」も、スタートライン前の、目の前で繰り広げられるスタートセレモニーを見て盛り上がり、あっと言う間の1時間半だった。私の右隣に居た方が静大の陸上部3年生・・・。どっかで見かけたことがあるような無いような・・・。こんな全国規模の同じように頑張って最前列に並んだ同士という気持に加えて、同県のよしみで彼とはひとしきり盛り上がり、今年の待つ時間はほんとうに短く感じられた!(ありがとう!!)

Imgp0479_2 石原都知事の「ランナーの諸君・・・頑張りすぎるな!楽しめ・・・ゆっくり楽しまないともったいないぞ!」のやる気満々のスタートラインに並んだ選手を前にしたあいさつは、相変わらず皮肉っぽくて、やる気満々ランナーのギラギラした緊張感を和らげてくれた。都知事の実に楽しそうにスターターを勤める姿は、大会に参加する積極的な前向きの気持ちが伝わって、すごく好感が持てた。お飾りスターターとはちょっと違う主催者の責任感も感じられた。(・・・よかったぞ、都知事!!)

Imgp0485 Imgp0489 ドン(ブシュ~~ッツ!)号砲一発だった。思いのほか緊張感もなく、定刻どおりレースはあっという間に開始された。何度も何度もシュミレーションしたスタートイメージは、都庁前を真っ直ぐ一直線に駆け抜けて、無理をしないで歯を食いしばって周りに着いていく作戦。新宿歌舞伎町前までの下り坂には転倒に気をつけて、有名ランナーを全てチェックして、あわよくば写真を撮って走ろうと考えていた。毎回スタートで舞い上がる紙吹雪の気配を全く味わうことなく、広い道路の前方に誰も走っていない道を、沿道からの大音量の声援とともに走り出し突き進んだ。

Imgp0478 新宿を過ぎる辺りですでに赤いTシャツを着た猫ひろしさんに抜かれた・・・。沿道の声援に「ニャーニャー」と応えながら走って抜かれていった。

昨年は雨の中、2時間弱も立っていて、スタート数キロからアップをしていない足が痛くなったのだけど、今年は暖かく天気は最高で、待ち時間の多くは座ってのストレッチに精をだしていたので、走り出しのコンディションは良好だった。新宿からの数キロの長い下りの周りのランナーのペースは速く、ドンドンと抜かれて行ってしまう。水道橋あたりではあまりにも抜かれっぱなしで、気持ち的にかなり凹んだ。でもキロごと、5kmのラップなどは目標設定どおりであることを確認して気持ちを強くもって粘って集中して走ることに心を留めた。若者の仮装ランナーに抜かれるときはちょっとだけ悔しいのだけど、そんな輩がうようよ走るのも東京マラソン。

Imgp0525 皇居前辺りからは前方に行く人も閑散として普段のマラソン大会のような走り方でマイペースで走れた。しかし品川手前でドヤドヤと凄い人の波に呑まれてしまった。なんと3時間00分のペースランナーが数人走り、この方を先頭に3時間切りを目指す集団がやって来た。ここで品川から有楽町までなんとか着いて走ってみた。しかし気持が弱く、粘れずに少しずつ落ちて行った・・・。銀座に入ったころにはまたマイペースの地道で孤独なランニングになった。25kmを過ぎて浅草手前から腿あたりと足の付け根が痛くなってペースが落ち始めた。路面もコンクリートで硬く足先もジンジンと痺れてきた。

Imgp0543 Imgp0545 雷門あたりは苦しく、雷門やスカイツリーは一瞬しか目に入ってこなかった。ほとんど残像程度しか心に残っていないほどだった。だけど銀座に戻る道の反対側は凄い数のランナーが犇めきあって走っている。これが銀座方面に向えば向うほど人がドンドンと増えていく・・・。これが本物の東京マラソンか?!と驚き圧倒。この中では水を手にしたり食べ物を手にすることも大変なのだろうなあ・・・なんて思いながら走る。

今年は銀座から佃大橋など苦しいところは意外と集中してモクモクと走ることが出来た。苦しがったけど気持だけは途切れないで前に前に走ることに集中することが出来た。

Imgp0537やっぱり佃大橋ではロッキーのテーマ曲が流れる・・・。「エイドリアー」じゃないけど、この曲を聞き自然と涙が零れて歯をくいしばって走った。橋の終わりからL字に曲がったところではサザンの「希望の轍」が流れ。。。これにも俯きくいしばって走りながらボロボロと涙が出てきた。なんで涙なんだと思うけど・・・自然と涙が出てしまうから不思議だ。

ここからは時計を確認して「3時間15分切り」の目標が見えてきた。14分59秒でいいので15分を切りたいと・・・切に願って思って腕を振ってはしった。・・・が、この頃には脹脛と腿の裏の筋肉限界を迎えていて痙攣直前の状態。痙攣して立ち止まれば記録は望めないし次に動き出すのも大変な常態になる。元気よくスパートをかけて追い抜いていく人を尻目に、だけど痙攣して立ち止まって天を仰いでいる方を横目に見てマイペースに気をつけて走った。

Imgp0571 写真撮影のポイントが沢山あったがサスガにスマイルはできずガッツポーズだけして最後の力を振り絞ってはしった。タイムは3時間16分11秒・・・。僅かに15分切りは出来なかったけど、タイム的にも気持ち的にも走りきった感は120%の気持のいいゴールだった。まだゴールではボランティアの方々の多くの拍手に祝福されたのが嬉しかった。今年はゴール付近での写真撮影は禁止で自分で撮ることしか出来なかったのが残念。でも写真なんかはどうでもいいほど満ち足りて充実した気持ちで一杯だった。ずっとこのゴールに居て、選手のゴールを拍手で迎えたいような幸福な気持で一杯になった。

Imgp0572 ランナーはどうして走るんだろうか・・・!レースでのランナーは孤独で、誰からも助けられない中で、とっても苦しくても苦しくても、走ることを止めないで走り続ける。苦しくても前に進み続ける力、自分との戦いに挑み続ける勇気、目に見える記録や順位などではなく、ただただ自分の限界をさらに越えて行くための粘りと頑張りだけに挑む。東京マラソンで同じように頑張って走る人は結果や順位、記録とはまったく違う次元の価値観と次元の中でひたすらに走る。これこそが人の強さの本質なのではないかと思う。自分の限界にそれぞれ挑み続ける勇気こそが走るという原動力なのではないか?!と思う。走ることを美化したり理由づけたりしたがるときもあるが、純粋に走りたい、頑張りたいっていう本能が人間にはあるのではないか?と思えた。

Imgp0594 今日は天気もよく、記録も満足、本当に楽しい大会だった。応援してくれた多くの方々、本当に心からありがとうございました。Imgp0586 Imgp0587


東京マラソン前日・・・

2011-03-03 23:36:15 | マラソン

2月26日 暖かくなる予感の柔らかな日差し・・・まだちょっと風だけは寒い日だった。

Imgp0428 昨年度同様、東京マラソン前日の土曜日午前中は、ワクワクして、三島陸上JCの通常練習に参加した。ちょっと「流し」をしても足の常態をちょっと気にかけてしまったり・・・、気持は新宿都庁前にブッツ飛んでしまっていた。ウインドスプリントしても体が軽く、けっこう気持よく走ることができて調子が良さそうだった。昨年はケガもあり天気も最悪の中の大会だったことを思うと、今年は体重もちょっと落として、全てが調子よく仕上がった気がする。

午後には新幹線に乗って、明日のゴール地点、東京ビックサイトに向った。いつもはスーツを着て仕事で立ち寄るビックサイトにランニングクロスジャケット&ジャージで立ち入るのは凄く違和感があった。金色の逆▽屋根がいつもより輝いて見えたから不思議だ。

Imgp0431 選手受付ブース、入り口は既に混んでいたが、選手ゲートを潜ると中は意外と人が少なくゆったり・・・。免許証と受付票で個人をすごく丁寧に確認してからの選手受付となった。昨年よりさらにチェックは厳しいものだった。受付でゼッケンを受け取り、今年はさらにランニングタグに異常がないかと本人であるかの再チェック&ゼッケンとの照合という確認チェックもあった。その後にやっと参加Tシャツを受け取り選手受付が終る。ここまでしないと不正を働くものがいるのだろうか?さすがに話題沸騰、超人気の東京マラソンだった。

Imgp0434 受付を過ぎると去年もあったランニングメーカーイベント会場の入場となる。ここからは一般の方々が沢山いて、お祭りさわぎだった。東京マラソン前日、ここを訪れるのは実に楽しい。色々と凝らしたイベントありで、当日限定のメーカーグッツを販売しているし、兎に角飽きないのだ。

Imgp0437 Imgp0438 Imgp0439 Imgp0443 今年はシューズメーカーのブースを全て回って、足型に合ったシューズを見立ててもらって試し履きと試走などを体験した。最近気になるメーカーのアディダスで試し履きを体験した。私に合うのは「アディゼロジャパン」のようで、これを借りて試走してみた。足入れもよく、蹴りだしやすく、すっかり気に入ってしまった。次に買うのはこれだ!っていう気にさせられてしまった。メーカーブースでは定価の10%引きの値段で販売していたが・・・私には高価すぎてこれは断念。

Imgp0445 有森有子選手を見て、寛平さんのシューズを試し履きして・・・レース前日だというのにすっかり暢気に遊んでしまった。

ホテルに行く途中、御徒町スポーツショップジュエンに寄ってみた。狙いはもちろん「アディゼロジャパン」。サイズが合って4割引以上だったら買おうって決めていた。蛍光オレンジ駅伝バージョンのド派手なシューズが一足。思った色がなく悩んでいたとき、ターサージャパンが7割引を発見。履いてみたらなかなか良くって、結局「明日使うシューズ」として即決、購入してしまった。

レース前日、試走もしていない新しいシューズでフルマラソンを走るって・・・大冒険。普通は決して行わない行為だけど、ビックサイトのお祭り騒ぎの勢いもあって購入してしまった。

ホテルは英国大使館横、半蔵門。正面が皇居なので、早速買ったばかりのシューズを履いて夕方の軽いジョグ。ターサージャパンは多くのレーサーに愛されるだけあって、これはこれでやっぱり最高だ!明日はこれでやっぱり勝負すると決めた!

Imgp0456 部屋で明日のレースの最終準備を終えて・・・就寝。このレース前にホテルの部屋でゼッケンをつけたり、持ち物確認するのって・・・、どんな大会でもワクワクする。

Imgp0454 今年の東京マラソンのおまけ(参加賞)は、Tシャツ、アームバンド、ランニンググローブ。大会限定クリアファイル、東京国体誘致クリアファイル。あとはビックサイトで貰ったアディダスのサイン帳、大阪マラソンクリアファイル、ステッカー、ニューバランスハンドタオル、ランチパックのステッカー・・・すぐに使えるものが少ないけど、数だけゲットした!こんな戦利品を並べるのも楽しいものだ!


楽しく走れたゾ!伊豆マラソン!!

2011-02-25 00:08:30 | マラソン

2月20日 風も無くうす曇、絶好のマラソン大会日和だった!

Imgp0007_2 第4回伊豆マラソン大会が修善寺駅&三島大社で開催された。ハーフコースは修善寺駅前からスタートし、伊豆長岡を通過し三島大社前がゴール。10kmコースは三島大社から三島南高校手前から東大場を回るコース。それと3kmコース。

Imgp0004 私は、三島陸上JCの引率&ウォーミングアップの使命を全うすべく、小学生たちと行動をともに出来る10kmコースにエントリーした。このコースの選択の理由のもう1つは、翌週に東京マラソンのフルを走るので、少し走る距離を自重しての弱気の選択でもあった。昨年は8.5kmコースという中途半端な距離に参加して、入賞手前の悔しい11位。今年は距離も伸びて走りやすくなり、入賞目指して・・・と意気込み、コースの試走は10回以上も走って、準備万端だった。体重過多のまま当日を迎えた以外、バッチリと走れる実に張り切ったとても充実した気持ちで朝を迎えた。

三島陸上の子供達はロードレースの大会に慣れていない。だけど今年は、父母会方々の手際がよく(コーチに頼ったりしないで)朝の短い時間に関わらず、子供達の準備も万端だった。昨年はスタートライン前方を押さえることが出来ず、実力を出し切れず悔しい思いをしたけど、その教訓は今年は確り生かされたようだ。

私は相変わらずスタート前列にポジションを得て、豊岡新市長のスターターの号砲を待つ。定刻どおり狭いスタートラインに関わらず、前方で難なくスタートを切った。Imgp0008

朝は子供のアップに精を出して、私としてのウォーミングアップが皆無だったので、スタートから体の切れが悪く、苦しい立ち上がりとなった。今回の作戦は前半から突っ込んで、中盤の坂を粘り、後半は下りでまくって、ラストは辛抱して耐えて走り切るという作戦。しかし、スタートから動きの悪い体は全くエンジンがかからず、プスプスと喘ぐように前半部分を走った。

後半の「坂の下り」からはかなり巻くって走ったけど、結局前半に詰めていなかったのが祟って、数人を抜いただけで順位をあまり上げることが出来ず、18位という情けない順位で大会は終った。終ってみれば、タイムも試走で気負いなく走った時から30秒以上と大幅に遅いタイムにがっかり・・・。コースは試走を重ねて熟知していたが、・・・結果を出すって難しいもんだ・・・ということを思い知らされた大会だった。

さて三島陸上の子供達、50名を超える子供が参戦したと思う。結果は11名が8位以内の入賞。5名?がメダルをゲット。中でも5・6年生男子、4年生男子の優勝は素晴らしい結果だった。ウォーミングアップからスタートまでの時間配分。コーチ陣&父母会のリードでのスタート好位置のゲットなど、マネジメントの面での成功と子供達の結果を出しきった走りが好成績の形となった。

年々華やかになる伊豆マラソン。私個人としてはショボイ結果だったけど、三島陸上の子供達にはロードレースの最後を飾る大会としてまずは大成功だったと思う。


三島が凍った・・・、周りは雪景色

2011-02-18 23:05:47 | マラソン

2月13日(だったと思う) 朝起きると凍結・・・寒かった。

Imgp2047 クロカンリレーでは思いのほか爽やかに走って、チームメンバーには申し訳ないくらいに全く筋肉痛などの後遺症はなく、快調そのものだった。Imgp2048

朝早くは富士山、箱根山、南の沼津アルプスの低い山々も・・・すっかり白くなっていた。温暖な三島ではまあ、珍しい光景。Imgp2050

東京マラソンに向けて30km走をきっちりと走って・・・快調だった。昨年は脹脛のケガの尾を引いて、冷たい雨も祟って東京マラソンは散々な結果だった。今年は4年前の東京マラソン程度には足の調子も悪くなく、・・・ここ数年ねは調子がいい。寒いけど、・・・やっぱり楽しく走れたことに感謝だ。


2011東京マラソンまであと1ヶ月!

2011-01-26 23:47:05 | マラソン

1月26日 昼間の寒さは緩み、だけどJogする夜中は超寒い!でも星がキレイだった。

東京マラソンまで1ヶ月となった!東京マラソンを記事にするのは、抽選に漏れてしまった多くのランナー、友人達に申し訳ないのだが、・・・やっぱりちょっとだけ書きます。

先日、キナバルの友のY本さんから、「アートスポーツのPOPに青島さんがいます」という連絡を写真付きでもらった。それを見るとなんとまあ、アートスポーツのデカイ壁一面が東京マラソンスタートの写真。その中央に私がいた!それもデカデカと・・・。世界選手権選考のエリートランナーの後ろ3列目。静岡マスターズのユニフォームでしっかりと出ていました。

東京マラソンが終るまで、全国のスポーツショップのPOPになっているらしいので・・・見つけるのが楽しみです!Aosima1 Aosima3


ラッキー!今年「も」東京マラソン・・・当選です!

2010-10-29 00:58:38 | マラソン

10月12日  深夜のメールにて・・・

期待はしていなかった。でもちょっとだけ、気になってはいた。もう2回走っていて2勝2敗の成績で、次はもう無いだろう・・・と思っていた。でもでも、(何度も落選してしまっている方々には心から申し訳ないと思いつつ)今年も東京マラソンに当選しました。

私は年間1回か2回しかフルマラソンを走らない。練習時間をなかなか取れないことと、短距離走や山岳マラソンとフルマラソンは使う筋肉が相容れないものがあって、体の(筋肉の)調整に折り合いがつかないことがその理由。

だけど苦しくもがき、頑張っている行為が好き。頑張って走り終えると身体の芯から一切合切を搾り出してしまったような、幾分捨て鉢ぎみな爽快感が大好きで、年に1度は走っている。

その年1回の貴重な機会が来年も東京マラソン。ほんとに落ちてしまった方、まだ走ったことのない方には全く申し訳ない気持で一杯。

早速今日から、ガンガンと走り始めた。12~15km/日程度が日課の距離で、今はなんとか走り続けている。目標があるって楽しいものだ!


第35回駿府マラソン・・・雨で寒かった!

2010-03-09 23:22:16 | マラソン

3月7日 冷たい雨、冷たい北東の風が強かった!

Imgp1793 第35回駿府マラソン記念大会が静岡市の駿府城公園を会場にして開催された。今年は生憎の雨、それも北東の冷たく強い風っていうマラソンにとっては最悪のコンディションだった。

普段のジョグは「雨の日」ってのは結構好きで、雨の中をモクモクと走るとか、雨の日のトレイルで林道を走るのは大好きだった。雨の日って体が熱くなりすぎず、呼吸も楽で、気持ちよく走れる。だけど、先週の過酷だった冷たい雨の東京マラソンの余韻が体の中に染み込んでいて、凄くブルーな気持で朝を迎えた。最近は仕事などなどが忙しく、睡眠時間が3時間程度っていう売れっ子芸能人?のような生活が頻繁にあって、体が疲れ気味。先週フルマラソンを走ったばかりの、筋肉の深いところで回復しない足の痛みなどネガティブな状況が色々とあって走る気が失せていたところに、この雨は最悪だった。

Imgp1794 元旦駅伝(曇り寒かった)、伊東オレンジビーチマラソン(インフルエンザでダウン)、伊豆の国駅伝、三島クロスカントリー駅伝(曇る&雨、寒かった)、伊豆マラソン(穏やか)、東京マラソン(霙雨)・・・・と走って今日の駿府マラソンを迎えた。2010年明けてから、ほぼ毎週のように走っていたけど、マラソン&ロードレース予定は今日で一段落。あとはトラック競技の短距離に軸足を移す予定なので、最後のハーフマラソンはやっぱり頑張って走ろうと思い返して、出場することにした。

Imgp1796 先週同様のイデタチで、長袖Tシャツの上にビニール袋、その上にランニングシャツの装備で、冷たい風が直接体に当たらないように装備は工夫した。米久ランナーズのH田さんに分けてもらったワセリンをお腹と胸にどっさりと塗りこみ、体の冷え防止を強化した。(雨の日、このワセリンは結構効果があった!)Imgp1804

Imgp1809_2 雨で全くテンションが上がらないスタートラインに並び、号砲聞きスタート。軽いストレッチだけで全くウォーミングアップもしていないので、のんびりとしたペースで先頭から遅れ気味で走る。軽快さがない走りでは「楽しさ」は生まれず、ただ静々と走るが、明らかに周りのペースから遅い。

安倍川の土手は強烈な北西の風&雨。前半は追風ぎみだったけど足が掬われるほどの風は嫌だった。折返し地点は例年より5分以上遅く回るペース。周りを走るランナーには陸連登録選手が全くいない状況は、かなり遅いペースの証拠だった。

Imgp1817 後半から追い上げようとしたが、やっぱり強烈な向かい風でペースが上がらず、苦しんだ。お堀近くに帰ってきた辺りからブンブンとペースを上げて、3~40人?は抜いて抜いて走ったが、時既に遅くゴール。またまたかなりの余力を残して終ってしまった。ゴールの感動、喜びは小さかった。まあ、先週にフルを走って大きな怪我なく終れた大会であったことは「よかった、良かった」って思いたい。

Imgp1820_2 これで春を迎える。冬季の走りこみは終えて、春のトラックでのレースが始まった!


東京マラソン2010・・・寒かった!なんとか完走したけども・・・

2010-03-06 23:20:43 | マラソン

2月28日 朝から冷たい雨、時折強く、みぞれが混じった!

暖かい伊豆半島から昨日東京に出て、寒さに震えたけど、今日は昨日に増して寒い!6時に宿を出たけど、手袋して傘をさし、吐く息も白く・・・真冬に逆戻りだった。

都営新宿線は朝早くなのに既に乗客の3割はランナーか東京マラソン関係の方々だった。新宿駅に下りて都庁まで歩く通路の壁側は、着替え中のランナーだらけ。今朝の寒さに勝ったのは通路のランナーの熱気。それと「この雨どうしましょう?」の戸惑いのランナーの目は、通り過ぎるほかのランナーの雨対策の格好を凝視する・・・。通路を抜けた先はゼッケンを着けたランナーしか立ち入れない選手エリアになり、ここでゼッケンと荷物の簡単なチェックを受けて会場入りした。

Imgp1715_3 私は昨夜のうちに走るスタイルは確り決めていた。レース会場で何を着ようか?着けようか?と悩むことでいいことはないので、前の晩にしっかりとこれだけは決めていた。雨が降らなかったら、静岡マスターズのユニフォームのランパン&ランシャツ。これにアームウォーマーと手袋。さらにスキンズのハイソックス。雨だったらアームウォーマーに長袖Tシャツで、ランシャツ。下はナイキのサポートタイツにランパン。それとナイキのランニングキャップ。さらにランニンググローブの上から毛糸の手袋。

今朝は冷たい土砂降り雨なので、当然雨バージョンの選択だった。でもスタートゲートに入っても最低で30分は待つので、上下に分かれた雨カッパ。カッパの下には300円で見つけた起毛の長袖Tシャツの上に着古したTシャツ。首にも100ショップで見つけたネックウォーマー。ウエストポーチも着けて、この中には携帯用トイレを2つ。シューズを買ったときもらえるアシックスの紐のついた大きなビニール袋にチョコと飲み物と使い古しのタオル。ここまで準備しないとスタート前には濡れ鼠のようになって、意気消沈、雨に打たれて全く走る気持が萎えてしまう。列に並べば動けないので事前の準備は大切なのです。スタート10分前には係員がカッパや笠、ゴミなど路上に散乱されたら危険なものは回収してくれるのでそれまでは起毛長袖Tシャツとカッパとチョコレートで暖をとる作戦だった。

Imgp1720 私は陸連登録者なのでAゲート入場。今年も狙いは『スタート最前列』。開門予定は8時なのだけどゲート前にいたら、雨なので混乱防ぐためにという判断があってなんと7:20分に入場させてくれた。今回もゲート入りだけは1番目の入場を達成。といってもまだ数人しかスタートライン付近に入ってこないが、外で待っても中でもあと1時間半以上を雨で待つのは同じ。Aゲート内はトイレも完備、そこそこの雨宿りスペースもあった。スタートライ付近の東京陸協のおじさんたちにウォーミングアップのジョグをして回り、朝の挨拶でまずはフレンドリーな関係を構築。長い待ちの間にはこの係りのおじさんたちが大切な話し相手になってくれるのです。そうこうして8:00過ぎには続々とランナーが入ってぎっしりと並ぶ。エリートランナースタート位置は右が男子、左が女子。スタートのスピードが男女で全く違うのと、スタートし200mぐらいでコースは右に90度曲がって歌舞伎町方面に下るので、飛び出す気のある者の多くは右側位置をキープする。私も右スタートラインの最前列中央のベストポジションに場所をとった。今回も3万5千人のスタートの最前列に並んで満足満足。・・・でも寒い。スタートライン前にあるクレーンカメラも右側(男子側)にあったので、テレビ中継のスタート直前の映像には静岡マスターズのユニフォームの私が、雨に打たれてピョンピョン跳ねたり手を叩いていたりと、長々と映ることになって、家で録画を見てビックリ、ちょっと恥ずかしい。

Imgp1727 スタート前の「待ち」は本当に過酷だった。気温は4℃といっていたが横殴りの冷たい朝の雨で、スタート前に遭難しちゃうんじゃないか?って思うほど、待つ途中は辛かった。座り込んでうずくまるランナーが何人もいた。ランパン&ランシャツにビニール袋を被った程度の格好で帽子も被らないで並んでいた選手は気の毒などほだった。またカッパの上着だけで、足が濡れて冷え切ってしまっている選手は、どんな強靭な選手でも筋肉のパフォーマンスは相当低下してしまうはず。その意味で今回のカッパのズボン履き作戦は成功だった。

Imgp1726 大会スタート前では大会開催のイベントで盛り上がる。コンサートの前座のように大音響の音楽で跳ねて声を上げて盛り上がるのだけど、それにしても寒かった。酔っ払ってるのか?寒さで口が動かないのか?呂律が回らない都知事のスピーチを、多くの野次を聞きながら前列で見て、大きな声で国歌斉唱もした。圧巻は私の目の前から車椅子部門のスタートだった。Imgp1725 有名選手の紹介やら、スタート前もイベントで盛り上がっていた。その後直ぐに招待選手ランナー&エリートランナーが紹介されていよいよ入場すると、雨の寒さとスタート前の興奮とで、やけくそになるくらいにみんなのボルテージが上がった。スタート1分前からカウントダウンして、緊張はなく、あっけなくDON・スタート!紙ふぶきのプシューっていう音を遥か後ろ側に聞きながら無事にスタートを切った!映像で見るあの銀色の紙吹雪の中をワイワイとゆっくりもスタートしたいのだけど、先頭集団は400m走なみのスタートで一気に流れ出す。Imgp1729 このスタートのスピード感は富士登山競走のワーッとハイペースで走り出すあのスタートに似ている。流れに乗って水溜りの中を歌舞伎町に向かってGo、Go、Go・・・!応援の垣根の中、この興奮が東京マラソンスタートの醍醐味だ!

5kmほど緩やかじゃない下りのコースを飯田橋あたりまで順調に走る。が、立ちっ放しと寒さと雨で固まった足の筋肉が、急に走り出したのでビックリしたのか、既にハムが刺したように軽い痛み発生。足の指先の感覚が驚くほど無くなって、冷え切っていたことを思い知る。

Imgp1744 皇居のお堀や東京駅前、日比谷公園を右に見て、東京タワーを見て・・・雨の東京の名所のジョグは楽しい。ペースも4分20秒~25秒/kmで順調に13kmの品川の折返し。ハムストリングが痛かったが、腿の付け根も痛い・・・。ペース的には順調に思えた有楽町手前16kmあたりから、急に足が動かなくなってきた。前回苦手だった銀座のコンクリートのような硬い路面でか、足が着地するびにズキンズキンともも全体が痛くベースダウン。銀座のメインストリートからは向かい風の霙(みぞれ)。人の後ろに張り付いて風除けで走ろうとしても、皆のペースに少しずつ置いていかれる。浅草雷門辺りの雨脚も強くなる。沿道の応援の熱気で、「静岡がんばれ!がんばれ!」の声に本当に励まされた。

Imgp1747 また銀座に着いたころは、足が痛くて動かず、さらにペースダウン。3時間を切ろうとしていた目標も、3時間半以内をなんとなしたい!っていう目標に時計を見て変わっていく・・・。銀座を過ぎるころは雨と足の痛さでヘロヘロの状態。佃大橋あたりはドンドンと抜かれていく悲哀を感じて走る。ここではロッキーのテーマが大音響とともに流れてランナーを応援してくれた。ロッキーのテーマを聞き、坂をトボトボと走っている時、自然と涙がポロポロと落ちてきた。

Imgp1754 Imgp1759 Imgp1762 下り終わって大きな交差点を右に曲がると、昨日のバスで下見をしたコースに出る。「まだここか・・・?!」っていう残りの距離を思って、まだまだって言う気持ちで頑張った。この頃にはもう雨が上がってきた。がさらにペースダウン。

このころから、「頑張れ、サブフォーになれるぞ!」っていう応援を聞いて驚く。すっかり3時間半は過ぎていた・・・。これじゃ目標を大幅ダウンで、またまた意気消沈で走る。

Imgp1777 ビックサイト前残り500Mぐらいで「○○さん、頑張れ!」と名前を呼ばれてビックリ!振り返るとなんとスターツの西尾選手だった。(サブスリーの華麗な走りじゃない)こんな姿を見せたくなかったが、でも凄く勇気をもらって最後の坂を走った。

ゴールは前回同様、大声援の中を両手を挙げてゴール。前回のような涙ボロボロの感動こそなかったが、短い時間のなかで家族のことや今の自分、もっともっと頑張れるんっじゃないか?!って、仕事のことも、色々と思い返し、多くの勇気をもらった気がした。

Imgp1781 ゴール後、振り返ると、雨はすっかり上がって、薄日が差してくる兆し。記録は、結局3時間50分もかかって、自己ワースト記録となった。だけど、やっぱり東京マラソンを走れて良かった!マラソンには走っただけのことは、苦しんだだけの感動はありました。・・・これだけは止められないなア!

止まない雨なんてない。土砂降りであればあるほど、雨が上がったときの感動も大きい。寒かったけど、多くの応援でありがたいほどの人の温かさも感じた大会だった。Imgp1785

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伊豆マラソン開催・・・調子が上がってきた!

2010-02-26 00:26:12 | マラソン

2月21日 汗ばむほど・・・暖かく晴れた!絶好のマラソン大会日和になったもんだ!!

第3回伊豆マラソンが開催されました。地元三島市で盛大に開催される唯一の広域のロードレースに成長しました。昨年からハーフのコースが修善寺から三島までの21kmがお目見えし、今年は少しコース変更もあったようだ。皆さん、走った感じってどうだったろうか?後半に小刻みなアップダウンがあって、走りこんでいない場合はケッコウ苦しかったのではないでしょうか?

私は東京マラソン1週間前という時期なので、軽る~く8.5kmのコースにエントリーした。ハーフの部のエントリフィーが3500円に対し、8.5kmも、(あきれることに)3kmの部も3500円という価格設定に躊躇しつつ、8.5kmにエントリーした。フルマラソンを1週間前に控えての体、今日は4分/kmのマイペースで確り無理しないで走ろう!って決めて走った!今日の目標は34分台だった。

先週にはコースに詳しい「北中おやじの会」の方々について試走をしておいたので、今日は楽に、安心して走れた。タイムも目標をクリアーできた。気張らずに、途中でもペースを落とさず、確りとした走りで調整ができた気がした。走り終わった後距離が足らないような感じでかなり余力を残して終ったことで、足えのダメージも全くなくいい調整ができたものだと思う。

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終ってみれば部門&クラスで11位。表彰は部門で3位までと聞かされていたのでマイペースの走りだった。だけど本当は8位までが入賞だった。残り1km終盤には同じ40才台のゼッケンが3人はすぐ前を走っていたので、頑張って抜けば入賞・・・っていうチャンスを逃したのはちょとだけ残念!そんな色気はさておいて、今年の伊豆マラソンは、まあ大成功だったかな?!Imgp1666 Imgp1652


「ようこそ東京マラソン2010へ!!」が届く、うれしい・・・・

2010-01-31 12:47:19 | マラソン

1月30日 暖かく晴れたけど、風なし。

Imgp9191 『2010年東京マラソン参加案内』が郵送されてきた!普通のマラソン大会は葉書1枚ってのが普通なのだけど、お祭り騒ぎのスポンサーがどっさり着いている東京マラソンの参加案内はA4版サイズの封筒で、車のパンレットか大学入試案内ぐらいのずっしりどっさりしたものが届く。一昨年これが始めて手元に来たときはビックリしたものだ。真面目に1つ1つ読んでいったら30分はかかるのじゃないか・・・ていうぐらいにボリューム一杯。

Imgp9195_2 Imgp9198  今年も荷物預け場所や、ゼッケン交換場所などの参加に関わる長い説明の文章と図があって、改めて大会規模の大きさに驚く。

封筒には東京マラソンの面白いクリヤファイルがあった。アシックスと山崎パンのパンフレットのイラストも面白い。来週はもう2月で大会まで28日となった。当日楽しく気持よく走れるように「体をシェイプアップ、ブラッシュアップしていこう!」なんて改めて心に思った!練習は走ってナンボのものなので、兎に角コツコツ、トコトコと走ります!Imgp9197_2


朋あり遠方より来る、また楽しからずや・・・。

2009-12-29 20:29:10 | マラソン

12月27日 ・・・夜も暖かだった!

ランナー仲間で今春アメリカに渡ってしまったT口君が年末休暇で日本に帰ってきた!毎週水曜日「チームみしま」の夜間練習会では毎度彼のアメリカでのランニング生活を漏れ聞いていたので、今夜久しぶりに彼と会うのが楽しみだった。

Imgp0962 T口君はほぼ毎週?!地元のロードレースやマラソン大会に参加していること。向こうではタイムを求めるシリアスランナーは少なく、ファンランナーがほとんどであること。賞金レースもあって、これはこれでレベルの高い大会であること。女性ランナーも多いこと。ランニング人口も多く、ローカルな大会が沢山開催されていること。エントリフィーは日本と比べて、かなり高額であること。エントリーは申し込み時期で異なり、当日参加もOKであること。気軽なので、ノーゼッケンランナー(=エントリーしないでゼッケンなし)が勝手に走ってしまうこともあること。参加賞はほとんどがTシャツであること。それも機能Tシャツでなく綿のTシャツであること。大会ごと、参加賞Tシャツのデザインは個性的でカッコいいこと。大会でも音楽聴きながらのランニングは当たり前で、ベビーカーを押したり、歩いたり、参加のスタイルが(日本のように「ダメダメ」でなく)、なんでもアリの全く自由であること。ゴール地点では名前を読み上げてくれたりして、ランナーに心温かな大会が多いこと。距離表示はマイルであること・・・などなど。

現地で毎週のように走って、記録更新、入賞を重ねている彼からの言葉には、日本のランニング文化とアメリカのそれと、全く違うのだということがよく判って面白かった。(久しぶりに楽しいお酒が飲めました!)

Imgp0958_2 そんな彼が、アメリカの大会でもらった大会Tシャツをドサッと皆にお土産に持ってきてくれた。そのデザインや色も、どれも日本でお目にかかれないし、街中で着ていてもカッコいいものばかりだった。皆に混ざって、私も1枚Tシャツを頂いた。頂いたTシャツは「ManhattanBeach10KmRun」と書いてあった。ロングTシャツも珍しいし、水色ってのもいい感じだった。早速ブログでちょっと自慢してみました!T口君、Tシャツありがとう!東京マラソン一緒に走れたらよかったねえ・・・!また山を走りましょう!

心の友と呼べるような親友が遠くから訪ねてきてるれることはたいへん増し楽しいものだ。とくに同好の志が集まって来ることは人生を豊にする・・・。今夜はまさに論語の一節の「朋あり遠方より・・・」の気持でした。


東京マラソン2010年に追加当選!バンザイ!!

2009-11-26 21:22:39 | マラソン

11月24日  ・・・夜

夜中にPCメールを開いてみると・・・

なんと、東京マラソン2010に追加当選してました!パチパチパチ・・・バンザイ!バンザイ、バンザイ!

Imgp0430 思えば、東京マラソン2008年大会に当たって、感動のマラソンを走ることができ、・・・昨年は夢破れて無念のテレビ観戦。毎月買っていたランナーズも東京マラソン特集ばかりで腹立たしく、あの日以来ランナーズも買わなくなっていた。

そして今年は、なんとめでたく追加当選しました!

追加当選なんて、どんな倍率なんだろう?って・・・考えもつかない。あと3ヶ月間、兎に角足の怪我を治して楽しく走れるように頑張ることを心に決めました。

もう週末しかビール飲まないように・・・『追加当選者』として真面目にランナー的な生活をします。頑張る目標ができちゃった。走るぞ!

ちなみにこの写真は・・・、「ザ・フルマラソン」っていう雑誌の中で、東京マラソンのスタート直後の写真です。なんと写真中央に頭に青色のスカイマラソンのバフを被ったカメラ目線の黄色のランシャツが私だったりする・・・。気に入った写真です!


久しぶりのLSD。楽しく走れました!!

2009-10-11 00:18:43 | マラソン

10月4日 暑く晴れました!

心の中で引きずっていた「足の故障」っていう呪縛から開放されて、普通にジョギングやら流しなどが出来るようになった。足の怪我ってのは実際は1ヶ月もすれば治ってしまうのだろうけど、また怪我したらどうしよう・・・とか、本当に治っているのか心配だ・・・とか、あの怪我したときのいきなり野良犬に脹脛をガブリと噛みつかれたような痛さの再来に心を支配されてしまっていた。なかなか全力でとか、思いっきりとか、長時間・・・っていう走りに踏み切れないでいた。

この前の大会でこのモヤモヤ感を払拭して以来、気持ちの整理もできて何とか走れるようになった。

Imgp8331 今日は米久ランナーズの方々のLSDに途中までご一緒させてもらって長時間を走った。三島駅北口に集合し時之栖(ときのすみか)までのラン。彼等は温泉&ビール飲み放題のプランも併せ持っていて、素晴らしいイベント。(残念ながら)私は3時に日大グラウンドで市町村駅伝の練習会(選手選考のTT)なので、途中で日大まで引き返すというコースを取った。

家を11時過ぎに出て、日大グラウンドで1時間の練習。その後に三島駅に走り、米久ランナーズ&チーム三島の方々とLSDランを堪能。3時には過酷に駅伝の練習での3000mタイムトライアルもした。結局家に帰り着いたのが5時半だったので、約6時間も走り続けたことになる。

Imgp8332 多分もう足は治った!・・・これは確かなようだ。ただ、今までのランナー生活に反する不摂生と走距離不足で、一気に相当走力が落ちてしまったことも実感だった。これから、またまたコツコツと走り続けて元気な心と体を維持していきたいもんだと思った。今日は、ランナー的生活を取り戻すほんの些細な第一歩になった気がした。(4時間走ったあとに3000mのTTを走ったことが自信にたったなあ・・・)

それと、何よりだったのは多くの方のランに混ぜてもらって走り、皆さんの心暖かさに感謝し、ランニングの熱い思いに感動し、多くの勇気をもらえたこと、(どこかに置き忘れてちょっと忘れかけていたものを見つけ出したような気分で、)ラッキーな1日だったと思えたこと。これが私にの心には大切な走るための動機なのかもしれないなあ。

くるたのしき・・・語録

走った距離の軌跡に感動!出合った道の奇跡に感謝!!


駿府マラソンに参加したゾ!

2009-03-18 01:03:38 | マラソン

3月15日 暖かく爽やかに晴れました!

047 毎年恒例の駿府マラソンが開催されました。この大会はマラソンを始めてから幾度となく参加し、色々な思い出の多い大会です。毎年どこかが故障して、不安一杯でスタートラインに立つのがこの大会のイメージ。数年前も静岡まで車で駆けつけ、受付を済ませてウォーミングアップをして、やっぱり足が痛くてスタート30分前にキャンセルした・・・なんて、嫌な思い出ばかりが何故か積もる大会なのだ。

今年は天気同様に爽やかに、スタートを迎えた。但し、昨日ウインドサーフィンで波を乗りまくって、午後には陸上クラブで走ったりもして、腕や腿やらが、筋肉痛でパンパンに張ってる状態。ハーフマラソンを走るコンディションとはほど遠い状態でスタートを迎えた。・・・っまあ、これも一興で腫れた筋肉を引きずって走るのも「くるたのしい・・・」気分なのでヨシ!

電車を降りて、星野芳美さんと会う。朝からハイテンションの星野さんに会って、こちらのノリもちょっとハイテンションのおこぼれをもらう!(ラッキー)会場ではラバーズメンバーと合流して、いつもの米久ランナーズベースキャンプに場所を借りて荷物を置く。T口くんやH田くんなど、みんな陸連登録の部で参加。今日の彼等は若く眩しく見えたッケ!

スタートはいつもの通り前方でロックオン。韓国招待選手の後ろに着く。彼女は私の(小学生の)子供ほどの?!身長で小柄に驚く。昨年はスタート数分で招待選手のマーラ山口さんと並走し、徐々に抜かれて置いていかれる姿をTVで放送されて、多くの方にTV見たよ!のお言葉を頂き、超恥ずかしい思いをした。今年は・・・。韓国選手はロケットスタートで初めから恐ろしく速いスピードで飛び出していってしまった。

さてさて、今年は折返しも余裕。「後半がんばって押してペースアップしよう・・・。」なんて思っていたけど、結局ペースは上がらず、だけど楽しく、沿道の子供の声援に応えたりして走れた。楽しく苦しく楽しく苦しく・・・。そんな感じで楽に走れた。

毎年足の痛みが心配なのだけど、今年はそうでもなかった。さすがに筋肉は硬く軋むのは仕方がない。無理せず気負いなく走れることにまずは感謝して走った。

082 後半、富士登山競走でちょっと一緒に走ったロッカさんに会う。相変わらずのロンゲは超目立つ。きっと頭は暑いだろうなあ!なんてロンゲに関心しながら走る。

ゴールも爽やかに走って終った。盛り上がりには欠けたけど、無事に走りきれたことに感謝。走らせてもらえた家族のみんなにも感謝。平和で素敵な1日だった。083


『伊豆は一つ!』伊豆マラソンが開催されました!

2009-02-23 21:41:03 | マラソン

2月22日  暖かく晴れました!

006連日曇ったり、雨だったりの・・・天気が怪しい日が続いていたけど、今日の日曜日は好天に恵まれた。今日は第2回の「伊豆マラソン」は開催された。

大会の経緯は数々あれど、三島市・・・地元ランナーの1つの夢だったハーフマラソンが盛大に開催された。この大会には三島陸上競技協会の方々、加藤会長、N尾監督など本当に多くの皆様の熱意で開催に至った。昨年の第1回の後、次回は修善寺から三嶋大社までのマラソンを!と加藤会長が熱心に語っていたときは私の中では全く「夢物語」だったけど、それがこんな短時間に実現した。すごいことだと思う。伊豆市、伊豆の国市、函南町、三島市3市1町を縦断するコース設定、2つの警察署の管轄も跨ぎ、よくぞこのハーフマラソン大会を成功させたものだと思う。政治の力って大したものだと思うし、開会と成功を強く念じる関係者方々の熱意もすごいと思う。本当に実現してしまいました!・・・感動です。

011 私は三島陸上の子供たちが3kmを走り、本来ならば彼らのウォーミングアップとベストコンディションで走らせて優勝を勝ち取らせる!という仕事をするべきところ、この記念すべき大会には、やっぱりハーフマラソンに参加したい!っていう希望があって、監督にはムリを言ってハーフマラソンに参加させてもらった。私の子供も3kmの部で走るので、この点でも家内にもムリを言ってしまったことにも・・・実のところ後ろ髪を引かれた。

010 スタート時間が適当な時間で子供を三嶋大社に送り、その足でハーフマラソンスタート地点の修善寺に繰り出せてタイムスケジュール的にはOK。電車の中ではいつもの三島楽走会の皆様方にお会いしてたのしい電車の旅。楽走会の皆さんはレースに向けていつも大らかに構えていて、大会前にお話しできるときは落ち着いた気持ちでスタートを迎えるこちとが出来るから不思議だ。尖ったところがないのが実に頼もしくうれしい。

003 地元開催では初めてのハーフマラソンで、約700~800名の選手が集合したのだけど、全く混乱も無く、不便さもなく、トイレ面もアップの場所にも不自由せずに運営は良好だった。地元の消防団やボランティアの方々、日本大学学生の応援やボランティアにも頭が下がった。スタート10分前の間、日大のチアリーディングの応援も元気ハツラツだった!

スタートだけはいつもの先頭に陣取って軽快なスタート。(実力が伴わない私だけど、この先頭スタートの緊張感が好き!)

009 コースは「勝手知ったる」通勤ランコースも走り、不安もあせりも気負いもなく走ることが出来た。会社前の応援や交差点で交通整理のボランティアをしている会社の方々も多くいて、本当に地元を走る!っていう楽しさを堪能した大会だった。特に伊豆の国市は沿道では多くの方々の声援が途切れないことに驚き・・・本当に多くの声援を受けた。天気もいいし、気分は最高だったなア。欣ちゃんの100kmマラソンじゃないけど、応援してくれる人には必ず手を挙げて答えるようにして走った。

実は(ちょっと前に)不意注意で足を怪我して全く万全な調子じゃなかった。思いっきり走ると怪我が酷くなりそうで心配で、そんな甘えた気持ちもあって走る心には少し余裕はあった。

コースの終盤は(何故だか?)三島二日町グラウンドの中を三周するコース設定には驚いた。前日に監督からコースのことは聞いてはいたけど、ラストスパートを仕掛ける気持ちを大きく削ぐコース設定にはビックリだ。(これは自分の中では×)

014 ゴールは大社前の門前通りの沿道の中を駆け込む設定はGood!こんな沿道の応援を受けてのゴールシーンはちょっと感動!ちょっと恥ずかしくもありムリに苦しい顔を作ったりしてコール!!なんとたのしい大会であったか・・・。

記録的にはワースト自己記録更新で、悔しい面がある。だけど地元も方々、会社の方々、多くの応援やボランティアに感謝感謝で走ることが出来た1時間半だった。ランナーをやっていてやっぱり良かった!って思える1日だった。

024 021 さて、クラブの子供たち。彼らの実力を考えると、まあ想像したときのベストの結果じゃなかったか?!って思う。盤狂わせの結果は無かったし、残念無念・・・って感じもない。冬の鍛錬期の走りこみの成果が結果に繋がったのだと思う。

018 この大会の参加募集期間は3週間もない状況だったけど、なんと噂では1400人のエントリーだったそうだ。多くの大会が犇めくこの時期にこんなに多くの方々の参加は大成功じゃないか!と本当に思う!

つまらないこと・・・スタート前に「俺は・・・3kmに出る」「俺は・・・10kmの部に出る」なんて言ってた人々に会った。自分がハーフマラソンに出場するなら「出るヨ」と素直に言わずに、なんでこんな騙すような嘘をつくのだと(全くつまらないことだけど)内心朝から嫌な気持ちになった。ランナーはそもそも我がままで、強い意志力をもつ反面、まったく自己中の方がいる。(人の話しでは)走り始めた頃ってよくこんな感じに陥るらしい。こんなことに一々気分を害されても悔しい限り。だけど三嶋大社にクラブの子供たちを置いてきてコーチを勤めない今日の私の気持ちの中で、大会参加方法に3kmや10kmをなんで選択しなかったのか?っていう気持ちが最後の最後まであった。友人が俺は3kmや10kmを走るって言われると、実のところこの「後ろめたさ」も倍層していたのだ。(それがそうじゃなかった!と直前に知れば・・・、まあ勝手だけど腹は立つ!)こんな輩(やから)切り捨ててまあ私の走りのポリシーは、走る場面場面でいつも健康に走らせてもらえることに感謝し、走ることを心から喜び、応援してくれる方々にも手を合わせて感謝する。走ると素直な気持ちになっていく自分の気持ちが好きだし、それでいいのだと思う。日々の生活の中で忘れがちな日常や人の温かさに「感謝」「感謝」!これを思い出させてくれるランニング・・・そんな気持ちと機会を大切にしていきたいものだ!と改めて感じた!今日は伊豆のスポーツの歴史に残る第1回目のハーフマラソン。ほんと・・・感謝・感謝で走らなくっちゃ!

冒頭に書いた「伊豆は一つ」・・・。この言葉にはまだまだ広がりがあって、下田から三島までの「フルマラソン大会!」っていう夢があります。だから修善寺から三島のハーフマラソンはまだ夢のプロローグ。近い将来、きっと伊豆半島フルマラソン大会が開催されることだろう!ぜひ走ってみたい!

「くるたのしき・・・語録11」

『悔しいのは・・・、挑戦した証拠!』