8月5日 真夏の暑い一日となった。
静岡県ジュニアクラブ陸上競技大会が草薙陸上競技場で開催された。 台風一過の暑くて厳しい長い日となった。
この大会は三島陸上ジュニアクラブの年間行事の中では参加者が多く、一番大きく重要な大会です。大型バスを2台と中型バス1台の合計3台を連ねての大会参加。加えて小学1年生からも参加して、引率するコーチ陣としては兎に角気を使う大会。
今年はいつも頼りにしている監督が参加できず、少数のコーチ陣で切り盛りすることを余儀なくされたこともあって全く気が抜けない日となった。私の場合、「子供達の成績=コーチ陣の責任→あんたの責任!」という立場でアップの時間配分、内容、子供達の様子、汗のかき具合など一つ一つが心配でもあった。いい成績を取らせてあげたい、練習の成果を発揮させてあげたい・・・。ただそれだけなの望みなのだけど、これが叶うか・・・?!
さて私は自分の仕事の中で「アントレプレナーシップ」とか「メンター」という言葉を多様する機会や場面が多い。仕事内容はさておき、コーチングとか、人を育てる、とか前向きに生きる姿勢を持たせる・・・。強い組織を作る方法など、こんなことを仕事の中では考えている。この考えの中では、「これはチーム作りに使える」とか「この考え方って・・・大会に臨むときイイなあ!」なんてものや、この手法を学んでいつか使ってみよう?なんて思っていた。
今回の大会に臨むに当たって、私なりのコーチングと、強いチームを育てる試案の幾つかを実行してみた。(鋭い方は、たぶん今回のAコーチはいつもと違う・・・と思われた子や御父兄もいたかと思う。)
結果は自分では良くわからない。が(私が勝手に良くとれば)、思いがけない力を発揮してくれた子、リレーバトンの失敗が(1チームを除いて)ほとんど無くなったなどの結果は総じて成功だったかな!なんて思う。三島陸上&こともたち全員が明るく楽しく、しかし節度をもってアップや競技に取り組めたのではないだろうか?! 心理学的に説明するとややこしいので、詳細は記せないが、自分達の今まで頑張ったことを思い起こさせる、チームのいいところ、メンバーのいいところをドンドンと考えさせて、「なんていいチームにいるのだ!」とか「「俺達が負けるわけはないぜ!」と勝手に想像力を膨らませてしまうという手法で、個人やチームの潜在的な能力をここ一番で発揮するものです。自分のやったことを信じ、頑張った自分を見つめなおして、ここ一番に頑張れる自分を描き出す!これが上手くいけば必ず勝てる!と思う。
それはコーチの力じゃないぜ!という方もいるでしょうが、この暑くて集中力を欠落させる状況下を如何にチャンスに変えて皆が実力の限りで頑張れたか!はぜひ未熟なコーチ陣を評価願いたい。N先生の小学校の先生ならではの緻密なまでのご配慮、女性コーチの距離を置かない献身的なコーチングに加えて、今回はコーチの人手不足を御父兄にサポートしていただけた点なども子供達の力になったのだと思う。低学年のMコーチなども活き活きと活躍頂けた。子供もコーチ達も見事に一致団結できたと思う。
結果オーライで、ケガ人も無く、多くのメダルも獲得できて楽しい大会となった。大体目標では個人メダルが4個が9個は目標の倍以上。リレーのメダル2個目標も目標以上の成績だった。前回失敗した5年女子のリレーなんて、本当に確り各人が問題点を解決したいい走りだったと思う。
華麗なリレーのバトンさばきの写真などを掲載しました。東部陸上カーニバルのものと比べると、この1週間で各人の課題が修正できた点が見て取れます。 (掲載写真はダブルクリックで大きく展開します。)
最後に、行きのバスの中で子供達に話したお話しは以下の内容でした。自分の子供に「どんな話しだったのか、判ったかどうか?話しのポイントを話してみろ!」と聞いたけど、旅人はおじいさんにだまされたのか?・・・などと、全く理解できずにいました。せっかくなのでバス中で話した「旅人の話」を記してみました。
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「旅人の話」 |
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ある町がありました。一人の旅人がその町にやってきました。 |
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町の入り口の門のところに一人の老人が座っていました。 |
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旅人は聞きます。 |
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「おじいさん、この町はどんな町?」 |
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おじいさんは聞きます。 |
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「あなたが今までいた町はどんな町でしたか?」 |
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旅人は答えました。 |
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「いやあ、前にいた町は嫌な人ばかりでろくな町じゃなかったよ」 |
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「そうですか、この町もあなたが前にいた町と同じ町です」 |
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8月4日 土曜日 暑くて、忙しい日だった!
明日の静岡県ジュニアクラブ陸上競技選手権大会を前にして、土曜日は最終調整。一時は台風の影響で天気が心配だったけど、恐ろしいほどに暑く、そして晴れ渡った。
大会前の調整内容はクラブの秘密。子供達は程よく体を動かせた。私は午後の子供のピアノ発表会のために練習は早退。
三島市のゆうゆうホール にお約束の花束を持って、ジャージではない姿で参上だ。今回は長男と次女の演奏・・・。走ってるところしか知らない親なので、自分の子供の知らない面を見たようで、ビックリだった。日ごろの家内やら、色々な方々に支えられて成長していることを改めて思って、世の中の皆様に感謝の気分だ。
さらに私は、夕方4時からは、日本大学グラウンドで駅伝の練習会に参加。今日の練習は、後半から日大生のダニエル君らの学生達も一緒のトラックで走ることとなった。 テレビやビデオでしか見ることが出来ない超一流の走りを目の前で見ることが出来て満足。人類はここまで速く華麗に走ることが出来るのか!っていう驚きと感動だった。今日の練習会は明日の大会前で小学生は不参加。中学生の一部との記録会(3000m)がメインメニューとなった。 三島陸上に入団し、小学生の低学年から成長を見届けてきた彼らだったが、さすがに今はもう敵わない。彼らも立派になったものだ・・・。
今日の私は、全く朝から夕方まで忙しい1日だった。だけど、行く先々で色々な方々と関わりがもてて、日ごろから多くの方に支えられることを、当たり前だけど、改めて感じ取った日になった。
8月某日 朝から南西の風が吹き続ける・・・
「Life 天国で君に逢えたら」http://www.life-tenkimi.jp/この話題でブログを書く今は、いつもと違ってかなり緊張している。何をどう書こうか・・・っていうことが定まらず、自分の気持ちに整理がついていないような、変に落ち着かない気持ちでキーボードを叩いています。もう8月になりました。8月に入って今日の話題でブログを書いて、飯島夏樹さんの「天国で君に逢えたら」とその映画化について多くに人に知ってもらおう!なんて思ってました。しかし、何をどう伝えたらいいのか?定まらずにいます。今パソコンは別ウインドでこのHPを開いてます。このHPからは波の音とカモメの鳴き声が聞こえてきます。今はそれを聞きながらキーボードを叩いています。
私はウインドサーファーです。学生時代から始めて、もう24年を越えてますが、未だに時間を作っては海と風で遊んでます。陸上競技や山を走ったり、マラソンも走りますが、自分の寄り所は今でも「海」です。学生時代からウインドサーフィンといえば「レース」で、その世界の中では眩しいほどに輝いて憧れていた存在が飯島夏樹さんでした。
数年前に御前崎に行ったとき、昔の友達から「夏樹さんがガンになっちゃったそうだぞ。お金稼ぐために本を書いたから皆で買ってあげようぜ!」っていう話を聞いた。その当時は他人事で「ふ~ん・・・」って感じだった。が、あるとき偶然に彼のガンとの戦いのドキュメント番組をTVで見た。昔々眩しく輝いていた彼が、今はぼろぼろになりながらも家族のために明るく頑張る姿に、私は涙をぼろぼろ流してTVを見つめていた。
このときから、私の生活の中には彼が入り込み、人生についてのアドバイスをくれることとなった。人生の中で一歩踏み出す勇気を与えてくれたのも彼だったような気がする。今駆け出しのスカイランナーとして、かなりヤバそうな山々を走る・・・そんなことに最初の勇気を与えてくれたのも彼のブログと本からの迸る言葉の勇気だったと思う。これは同じ時代にウインドをやってきた仲間だったから?!一緒にレースを走ったことがあるから特別に身近なだけなのか?はよくわからないが、でも私の心の中の大きな価値観の原点になっているのです。
さて、彼が書き上げた「天国で君に逢えたら」は今年映画化されます。タイトルが「Life 天国で君に逢えたら」です。8月25日に全国一斉ロードショーです。小説はカイトサーフィンですが、映画はウインドサーフィンで、彼のドキュメント的なもになっているようです。音楽も桑田さんです。今から楽しみです。
今ウインドの仲間達とこの映画をもっとPRしていこうと、ささやかな活動をしています。映画PRのポスターやチラシを知り合い関係者などに配っています。興味のある方はまた声をかけてください。(日曜日は草薙陸上競技場で陸上クラブのコーチボランティアをしています。見かけたら声をかけてください・・・映画チラシ配ります。)
原作の「天国で君に逢えたら」やブログを本にした「ガンにいかされて」など本屋で買って読んでください。
http://natsuki.air-nifty.com/natsuki/
http://blogs.yahoo.co.jp/life_blog2007/10050615.html
http://www.life-tenkimi.jp/
http://www.shinchosha.co.jp/natsuki/index.html
7月29日 朝は晴れ、昼に雨、そして晴れた暑い日だった。
今日は「東部陸上カーニバル」が静岡県愛鷹陸上競技場で開催された。この大会は県東部地区では一番大きな陸上大会。朝から開催しても、真夏なのにナイター照明を灯して夕方遅くまで延々と競技が繰り広げられる。我が家は私と長女、長男と次女で、なんと4名も100Mに参加だ。まるで町内運動会のように家族総出で大会を楽しむこととなった。
私の場合、東海マスターズ陸上の1ヶ月の大会として、今の実力を知る意味で重要な位置づけ。また一般男子は高校生大学生に組み込まれて、おじさんとしてはかなりのハイレベルを余儀なくされるので、アップからプレッシャーもあってかなりナーバスなのだ。まして高校生は以前に三島陸上で指導していた子供達もい~っぱいいて、一緒に走るのは嬉しいけど負けられないぞ!って気もあって気持ちは複雑だった!
気負ったけど、タイムは12秒90・・・。最近の平凡記録の更新。自己ベストは出し切れず、あっけなく終わってしまった!
三島陸上では来週のジュニアクラブ選手権のための大会慣れして、試合感を取り戻すためにこの大会に参加している。子供達は約1ヶ月ぶりの大会参加。休養十分だったけどリレーに関して言えば、タイムの伸びはなく、こちらも私同様の結果でちょいと残念。例年の子供達よりも、バトンの渡しが「詰まり気味・・・」で下手だ。 これが修正できれば
0.5秒以上の短縮も夢でない!のだが・・・この調整と指導はまだまだ未熟な私では兎に角難しい。
個人競技は頑張りどころが頑張った点、幅跳びで思いがけない大ジャンプをした子、自分に甘い子はやっぱり最後にかわされて悔しい思いをしたなどなど、見ていて楽しい大会となった。
さて今週のジュニアクラブ選手権・・・。台風が迫ってるけど天気はどうかな?木曜&土曜にしっかり調整できたらいいなあ!と思う。大きなメダルを獲らせてあげたいもんだ!
7月28日(29日) 風は弱し!暑い暑い日だった。
今年も全日本ウインドサーフィン選手権大会in沼津が沼津市の夏祭りとともに開催された。 ここ沼津市はもう30年近くも前から、昔は千本浜海岸で全日本クラスの大会を開催してきた。通称ひな祭りカップとしてレディース全国1位を決める大会として有名だった。その後全日本選手権開催として沼津夏祭りの開催とあわせて、長い歴史のある大会となっている。6~7?年前には会場を御用艇記念海岸前(牛臥海岸)に移して、今も続いている。昔は「選手権」と言うだけあって、この大会に出場することが大変で各地方の大会の上位者しか出場できなかった。選手も150名以上がひしめくものだった。4~5年前まで、私も毎年この大会に選手として学生やらに混じって参加することを楽しみにしていたのだが、富士登山競走が大会前日の金曜日。翌日から2日間のウインドの全日本選手権参加というスケジュールに体がついていかなくなった。そしてシリアスなウインドの大会からと遠ざかってしまった。・・・・今年もギャラリー&ボランティアとなりさがってしまった。
年々規模が小さくなり今年は全クラスを合わせても参加選手は120名ほど。毎年強風が吹くことで有名なこの大会もここ2年は風に恵まれていないのが残念だ。
だけどやはり全日本・・・と言うだけあって、オリンピックのために強化選手となるアマチュアの最高峰の選手陣もいる。セイル番号がJNP2・・・、選手名簿を見てビックリ!なんと私と同じ会社の方がいた。陸上じゃ駄目でもウインドサーフィンくらいは会社で一番だろう!と多寡をくくっていたけどそうでもなかったようだ。これからの若い彼らには日の丸を背負って北京の海を疾走してもらいたいもんだなあ。・・・ちょっと羨ましい。また真面目にレースがしたくなった!
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