くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

第63回富士登山競走・・・完走できた!

2010-07-26 22:27:19 | 山岳マラソン

7月23日 灼熱・・・暑く、・・・熱く、燃えました!

くるたのしき・・・第63回富士登山競走が今年も開催されました。この日の為に1年間厳しいトレーニングを積み上げてきたであろう富士登山競走を愛する人たちが、平日にもかかわらず、5千人を超えて全国各地から富士吉田市役所前に集まった。

私の場合、この大会に出て、時間内完走することが年間での1つの大目標。(数年前までは富士登山競走で3時間台で走ることが目標だったけど、怪我やらアクシデントなどがあって練習量も稼げず、当然ながら目標が少し萎んでしまった)。が、駅伝、マラソンやらマスターズ陸上でも熱く燃えるのは事実だけど、この富士登山競走ほど私の中で情熱を注ぎ込む大会は他にない。冷めた見方をすればただのレースで「遊び(=趣味)」の一環なのだけど、そんな「遊び」に思い入れる気持は「ただの遊び」を超越していると自分では思う。兎に角、走力に乏しい私の場合、相当練習しないと達成できない時間内完走っていう目標をもって、1年に1度だけこの日の為にだけ(と言い切ってもいいほどに・・・)1年間頑張って走ってきた成果を試す日がやって来たのだ!

数年前まではランナーズなどのマラソン雑誌では頻繁に富士登山競走を煽りたていた。昨年は申し込み数日で参加制限人数を超えてしまった。その挙句、(練習が浅い?選手なのだろうか)レース途中に死者まででた。そもそも走る場所が高地のガレ場という特殊で、一般の人が富士山を登るということすら厳しい場所を、普通のマラソン大会のように「完走必勝法」などの記事で囃し立てた結果で、いつかは必ず発生する大事故だったと(事故状況は判らないが)私は思う。(多分)その反省もあってか、今年のランナーズからは富士登山競走の特集記事は無くなり、富士登山競走参加者も5合目コースを走り2時間30分以内の記録を持つ者とした今年の大会運営の処置は大正解だと思う。5合目通過タイムが2時間30分辺りでは到底山頂コース時間内完走は無理なのだが、5合目以降の「走り」に参加する資格があるかないかの線引きする点として2時間30分は妥当だと思う。

Imgp2916 そんなわけで今年の富士登山競走は数年前までとすっかりスタートの様相が変わってか、ランナーに若者が多くなった!トレイルランニングブームによるところだろうけど、一頃までの富士山を愛する「富士登山競走命!」のおじさん、おじいさんランナーがすっかり影を潜めた感がある。それとランパン・ランシャツの風体から、トレイルランニングの雑誌記事を切り取ったような高機能タイツでバージョンアップした方々が多いのも特徴的だった。色々な面で様変わりした富士登山競走だけど、結局は走る中身(苦しさ)は何も変わらないで・・・、苦しくてかくも楽しい(=くるたのしい)富士登山競走が炎天下の中、今年も開始された。

前夜にいつもの駐車場に車を停め、車中泊で朝を迎えた。前夜まで食あたり?で、軽い下痢に悩まされて体調イマイチだったけど、睡眠は適度にとれて、爽やかな朝を迎えた。早朝、車からの富士山はくっきり、実に雄大に見えた!

5時過ぎの受付でゼッケンなどを貰い、出走準備に取り掛かる。このレース前の短い時間、煩わしいほどの参加準備の忙しなさと、スタートを待つ緊張が私は大好きだ。

私の今までの記録が「不甲斐ない」と判断されるのだろう、今年は「Cクラス」という後方スタート組となる。クラスはA、B、Cと別れて、この最下位クラスの「C」の位置はちょっと悲しいけど、昨年の記録を見ればまあ仕方が無い・・・。今年は「参加できる」だけでも由として、山の神様が「まあ頑張りや!と言ってると理解して(ちょっと悔しいけど)受け入れる。いつもの仲間はA、Bクラスの模様で、キナバルの友たちにはN村さんを見かけただけで、スタートでは誰にも会えず・・・、ちょっとだけ(みんなに置いていかれたようで)寂しい。

Imgp2911 スタート前、キナバルクライマソンのレースデェレクターに会うことができ再会をお互い懐かしんだ!。私は2006年のクライマソンレースのときに偶然に撮られた写真が、2007年のマレーシアサバ州のボルネオ島観光局パンフレットの表紙になった現地の「有名人」。なのでレースデェレクターには確りと挨拶と抱擁・・・。彼もやっぱり覚えていてレース前の大会イベントブースの前で2人で大いに盛り上がった!

さて、スタートはC組最前列に並んだが、B組の選手層が厚つかった。今年は参加者は選別されて、選手レベルが上がるので、まあ完走率が50%とアップしたとすれば、B組の半分以上、前にいる多くの選手を喰って走らないと時間内完走は到底無理。多分走ったとき回りのランナーが「Cクラス」であった場合には、8合目関門も突破できないだろう。このレースの特徴として山道に入った馬返しから、また5合目以降からも順位を大幅に上げることは難しいことを考えば、スタート直後から如何に順位を上げてロードを走り切るまでに如何に上位に食い込んでいるかが1つのカギと考え、ロードを耐えて走ることを戦略とした。特に今年から山頂コースの選手は全てレース「経験者」。尚且つBクラスの中でも半分程度しか山頂到達していないことを考え(加えて参加選手のレベルは以前より数段上がっていることを考えて、さらにレース後半でたびたび渋滞が発生することを考えると)、私のような完走ボーターラインの走力の者は、今年の場合、兎に角前半を相当頑張らないといけないと覚悟した。

Imgp2924 スタートは、毎年恒例の「エイ・エイ・オー」の掛け声で盛り上がり、スタート前のピリピリした緊張感を吹き飛ばしてくれる演出には感謝と感動。号砲一発、定刻7:00に転倒者もなく軽快にスタートした。スタートはスタートラインを切るのに既に渋滞でノロノロムード。このCクラス組集団を突破しないと目標達成できないアセリがあって、なんとか人を掻い潜って前に前に走った。スタート付近も標高800mほどの高地なので、既に息苦しく、これに暑さも加わってレース序盤からかなり苦しかった。

Imgp2926 スタートして数分後、浅間神社の登山道の木陰に助けられて、暑さを回避して、なんとか「ガマン、ガマン」とブツブツ繰り返して集中力を高めて走った。このロードでの最後までの頑張りが完走確立を大幅アップさせることを信じて、馬返しのエイドステーションでの恵みの給水を思い描いて走った。馬返し通過は1時間8分。目標タイム設定では、馬返しは1時間4分だったので、ここで既に4分遅れている。Imgp2928

Imgp2927 登山道に分け入ってからは、走れるところは走る、歩くところはガマン・ガマンで歩き、前の走者の隙を見てスッっと前に出ることにだけしっかり集中し、順位は落とさず、数人ずつ、少しずつ順位を上げていくことを心がけた。ここでは「ちょっと休もう」と思う心の隙は後々には命取りになることを十分に知っているので、この登山道はロードとは違う筋肉を上手く駆使して「苦しいことは当たり前」と覚悟を決めて登った。

Imgp2937 5合目前は酷い渋滞で数分を費やし、五合目関門に到着。2時間8分。例年1時間56~58分が私の目安だったことを思うと、ここでも大幅に時間を落としていることで(ちょっと)あせる。だけど渋滞が多く、それでも周りの選手は意外と冷静にマイペースで走ってることを分析して、改めて集中集中で、諦めない気持だけを強く持って走った。

Imgp2940 Imgp2943 7合目までのガレ場と砂地は先週試走した御殿場登山口で否になるほどもっと足場の悪い道を走って練習していたことが功を奏したのか、また5合目まで無理せずに力を温存できた為か、例年苦しむ道を以外なほど苦にせず走れた。ここでは順位を上げることは出来ないが、落とすことなく岩場までたどり着いた。7合目から8合目までの岩場は大渋滞。登山客、特に外国人登山者が多く、ランナーなんかはお構い無しにマイペースで岩場の狭い登山道に立ち塞がるので、ここでかなりの時間ロス。8合目関門が3時間51分。ここの目標は3時間40分だったので、それでも5合目までの時間ロス以上の落ち込みはなんとか回避して登れたことになる。途中で六花さんに抜かれて、8合目関門前にはキナバルの友のY本さんに抜かれしまった。Y本さんは大きな登山用のリュックを背負ったままで走っていて、そのいでたちに驚く。あんなモノを背負ってるY本さんを見て、あれでも走るのだから・・・と勇気づけられて彼のリュックを見つめて走った。

Imgp2939 9合目過ぎ・・・。4時間半の制限時間まで残り10分を切って、頂上ゴールが見えているのにその距離が全く縮まらずかなりあせる。みんなで「頑張ろう!頑張ろう!」「皆でゴールしようぜ!」「まだ間に合う!」などと声掛け合って、周りのランナーと一体になって励ましあって兎に角頑張った。残り5分を残して鳥居前に到着し・・・、なんとかなんとか多くの拍手の中ゴールできた。時間はなんと4時間26分。制限時間4分前のヤバイタイムだった。後半の途中、1回かでも足が攣ったり休んだりしたらOUTだった。それでも目標の時間内完走が出来たことは、ただただ練習にかけた時間、富士山に通った時間、毎日走った距離、これを可能にしてくれた家族や友人の応援など、諦めない気持を強く持てたことが勝因なのだと思う。

Imgp2948 意外なほどギリギリ時間のためか、ゴール後に感動の涙は出なかったけど、山頂で喜ぶ周りのランナーと一緒に握手し合ってお互いの時間内ギリギリ完走を称えあった暫しの時間は全くもって充実したものだった。諦めなければ・・・達成できる!そんなことを強く思えた瞬間でもあった。Imgp2950

下山は(故障しないように)マイペースで雲海を見ながら、「富士山ありがとう」を心で呟きながら駆け下りた。あとは、走る機会を与えてくれている家族(特に家内には)感謝して駆け下りた。数日前、有志で応援してくれた会社の同期たちにもちょっと感謝・・・。いつも一緒に走ってくれる三島陸上の子供達、コーチ仲間にも感謝・・・。目標達成&山頂到達後の下山っていう状況は色々なことに本当に感謝し、反省し、心を整理して素直な心にさせてくれる不思議な力があるように感じた。Imgp2954

今年は完走賞に「フィニッシャーTシャツ」が準備されていた。これを手に出来るのは参加した中でも1000人ちょっとのはず。このTシャツは今年が最初なので、(私の中では)かなりのプレミアモノ。デザインもシンプルで素っ気ないTシャツだったけど、色がサロマブルーのようで斬新で、このTシャツを手に出来て本当に良かった!Imgp2971

来年は・・・と聞かれたら、やっぱり限界を感じるまでは(完走如何に関わらず)挑戦し続けようと思う。富士山にはそんな『挑戦』を受け入れてくれる懐がある・・・。なんかそんな気もする。受け入れてもらえるまでは、何歳になってもまだまだ挑戦し続けていこうと今は思っている。Imgp2958


夏本番、ウインドサーフィンに行った

2010-07-23 23:04:45 | ウインドサーフィン

7月18日 午後、風が上がりウインド三昧

Imgp2884 午後は少し風が上がるという予報だった。海では試乗会もやってる・・・ってことで、陸上練習後は沼津牛臥海岸に行った。

風はそこそこ、イイ感じに吹いてる。今日の試乗会は一社だけのようで皆が集まってボードを品評する状況じゃなかった。

まあ、「新しいボードに乗れればラッキー」なぐらいに軽く構えて乗ってみた。黒色のボードのジャイブのしやすさとキレは最高だった。30万円以上するようで、なかなか高い板で、今の私には縁遠いものだった。だけど走りは良かったな!Imgp2882

7月19日 月曜日 暑くて暑くて・・・、海に行きました。

あまりにも暑いのと今週の富士登山競走のために走らないで最後の調整中だったので、迷わず海にいってみた。昨日と同じ風力、コンディションだった。幅広のレース用ボードに9.6平米の最大サイズで風に乗ってみた。風が程よく、イイ感じに走れた!Imgp2899

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裾野陸上競技場と富士山

2010-07-23 22:45:50 | 陸上競技

7月18日  暑くなりました!

Imgp2860 裾野陸上競技場で種目別練習の最終回となった。夏の大会に向けて気合が入ります!

裾野陸上競技場のロケーションは最高で、富士山を臨んで走ることができます。朝、競技場に行くと、雪が融けた真夏の富士山を見ることができました。

この夏の富士山は私にとっては『挑戦!』っていうイメージ。毎年、この夏の富士山を見ると、富士登山競走に向けてメラメラと闘志が漲ります。今日は最高の富士山でした。Imgp2873


市町対抗駅伝の三島市チームの練習会が始まった!

2010-07-19 11:01:43 | 陸上競技

7月17日 土曜日の午後

第1回市町対抗駅伝の三島市チームの練習会が開催された。

今年も駅伝練習が始まった!午前中の富士山ランニングの足の筋肉の腫れがあって、イマイチブルーな気持で練習に臨んだけど、参加選手の子供達の顔を見ると、「足が痛いから走らない」っていう気持にはなれず、しっかり練習会に参加した。

初回なので練習レベル程度は低いが、ペース走20分を中心に炎天下のランニングをこなした。今日なんとか走れたのは子供達の練習意欲に押されたかっこうだった。(みんな、ありがとう!)

Img_0001 さて翌日の朝刊に練習開始の記事が載って、私が写真になってビックリ!・・・参加の子供達をしっかり撮って記事にして欲しかった!


富士山ランニングの2回目。御殿場口から挑戦しました!

2010-07-19 10:15:24 | 山岳マラソン

7月17日 土曜日 真夏到来!暑くあつく・・・なりました!!

Imgp2798 一時雨が降ったり、晴れたりと、雲が強く流れて、蒸し暑さだけは日に日に増してきて、・・・この天気の変わり目の狭間の数日は、一進一退を繰り返した「晴天」が今日はバッチリと決まったようだ。

早朝3時半過ぎに起床して軽く荷造りして富士山を目指した。裾野市内を通過時にはワイパーをフル回転しないといけないほどの激しい雨が降ったが、標高を稼ぐとともに雲ははれて朝の青色の空が見えてきた。富士登山競走を1週間前に控えて、最後の練習チャンスとして富士山ランニングを思いたった。

Imgp2806_2 前日からの富士山マイカー規制をがっちりやっていいて富士宮口登山道へはシャトルバスでのアクセスになるようだ。バスは朝6時からということで、今日は太郎坊御殿場口登山道からの富士山ランニングを選択した。ここは2週間後の富士登山駅伝のコース。テレビでも有名な大砂走りでの襷渡し転倒シーンが流れる区間のところ。ここの登山口は山頂までの距離が長く、登山道はガレ場と砂道の連続、景色も荒涼とした砂山が続き全く変化の無く代わり映えのしない風景が続くので、意外と人気がない。駐車場には全く派手でない登山客のパーティー数人と私同様の富士山を「走る」ためにやって来た数人がいるのみ。マイカー規制している富士宮口からすると全くもってマイナーな雰囲気。

Imgp2807 スタート(新五合目)の標高が1500mと低い。富士宮口が2450mのことを思えば約1000mも標高が低いところが出発地点。だから、最初の走り出しての息の上がり具合は「意外と楽」で軽快に走り出せるのは利点。但し、延々と続く砂場の道は「走る」っていう思いを強く持たないと走り続けることが困難な道であって走るというとき精神面の強さが求められる難所でもある気がする。多分4月とか早い時期からこの延々と続く砂場を走っていれば短距離から登山競走まで走るがっちりした足回りを手に入れることが出来るだろう!なんても思う。まあ、それを実際に実行するのは地元の自衛隊の選手ぐらいだろうか?!

Imgp2814 最近村上春樹の本(走ることについて語るとき 僕の語ること)を読んでいて、その中にPain is inevitable.Suffering is optional)という文があった。これを訳せば「痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル(こちら次第)」っていうことで、彼が言っているのは「走っていてキツイ・・・。もうダメだ!!」と思ったとき「キツイ」と思うのは避けようの無い事実だけど、「もうダメだ!」と思うかどうかは本人の裁量にゆだねられているものだ。だから走るときには「もうダメだ!」と思うかどうかの自身のオプションをはかって、それとの葛藤の中で走ることがマラソンというものでないか!という こと。回りくどく話すものだか、私は『走る』ということの事実をズバリと言い当てている上手い言い方だと思っている。

Imgp2816 さて今日の私は、「止まらないで山頂まで登り切る!」ことを目標にしている。砂場だろうが立ち止まらないで動いて歩いて登り切る・・・。足が痛かったり、呼吸が苦しいのは事実。これに対峙してもうダメだとは思わず、頑張って登り切ることを目標にして今週のレースの自信に繋げたいと思っている。

Imgp2833  御殿場口コースは実にタフなコースだった。延々と先が見通せる辛いコース。山頂までが圧倒的な距離に思えて、苦しいコースでもあった。今日は風も無く、ガスも湧き出ないで、少し日差しが厳しく、・・・それはそれで「安心」して登れる条件となっていい練習ができた。

Imgp2829 駐車場をスタートして、山頂まで3時間20分かかってしまった。多分元気な方が走れば2時間半程度では走ってしまうのだろうが、砂場の走りが苦手な私には苦しい登山ランニングだった。そうとうの距離を歩いてしまった・・・。

最初の予定は山頂の「お鉢周り」もやろうか?!って思っていたけど、帰りの距離もあって、そのまま下山。

下りはいつものジェットコースターかスキーのモーグルのように跳ねて飛んで駆け下りた。「気持イイ~~ッツ!」

Imgp2844 終盤の大砂走りはザクザク楽しく走れた。このとき神奈川県の「ハートブレイク」という富士登山駅伝の方の練習と合流して、大砂走りの走り方、ポイントをレクチャーしてもらって一緒に下山した。若い選手はサスガに速いが、付き添いをしていたおじさんもそうとう速い。その方の年齢が60?歳だそうで、ビックリ仰天!60歳のおじさんのパワーは凄いものだった。

Imgp2842 Imgp2847 富士登山駅伝の襷中継地点には多くの駅伝選手がいて練習の仕上げの走りこみをしていた。富士山中腹で、ガスの中、ランパンランシャツの方々が走っているこの風景も実に不思議なものだ。富士山に大きなリュックを背負って登山する人からすれは「山をなめるな!」と言われそうなのだが、彼らはギリギリの挑戦をしているわけで、そう思うと「負けないで頑張ろう!」と改めて思ったのは今日の収穫だった。タイムはタイムだけど、まあいい練習ができました!今週は時間内完走目指して頑張ります!!Imgp2852


今シーズン初、富士登山ランニングをした!

2010-07-11 23:33:42 | 山岳マラソン

7月11日 曇り、午後は雨・・・

昨夜は米久ランナーズ、チーム三島、三島走友会のランナー仲間が居酒屋に集まった。USAに赴任中で夏休み?帰国中のランナーとの久しぶりの再会にみんな酔いしれた!

みんな近況報告をしたのだけど、私の場合、今は23日に迫った富士登山競走の時間内完走!が目下の目標である話した。

Imgp0128_2 普通に山を走っているときは時間内完走を目標にする・・・てことなど無かったが、ここ2年、練習不足と思い入れ(情熱不足)で富士山には受け入れてもらっていないで、はじき返されてしまっている。年を取ったのか?情熱不足なのか?練習機会も今の仕事のハードさの中では、とにかく時間を工面するのが大変で、厳しい状況になっている。

Imgp0133 そんな中でも、なんとか頑張りたい!とも思い、今日は富士登山ランニング練習に行った。私の場合、自宅から富士宮口5合目まで37km。時間にして約1時間で到着する。2006年は7月~9月の3ヶ月間(お盆休み以外)毎週富士山頂に立ったことを思えば、なんてことのない練習のはず。

Imgp0143 今日は(昨日のお酒もあって)寝坊して出発だった。8時過ぎに5合目に到着しスタート。今日の練習目標は、「走り&歩き続けて途中で休まない!」こと。絶えず登り続けることが富士登山競走必勝の1つと信じているので、登りで「休まない」と課した。

Imgp0145 5合目~山頂まで1時間51分だった。以前は1時間43~48分がいつものタイムなので少し遅い。が、シーズン初回で止まらず登れたことに少しばかり自信になった。練習メニューでは「止まらない(休まない)」の次が「ロープに触らない」っていうのが私の練習にはあります。今日は登山道に整備されたロープを使って、腕&上半身も使って登ってしまった。・・・と冷静に分析すると、まだまだ余裕の時間内完走圏内の走りにはほど遠い走り方だったと反省もする・・・。

Imgp0150 今日は南西風が強く、日が出ないので体感気温が低くかった。が、ガスにまかれることも雨に降られることもなく、順調にはしることが出来た。登山パティーの横を走って登るとき、時々「凄い、すごい」と声をかけてくれるのが、ちょっと嬉しく励みにもなる。朝の「おはようございます」の声掛け合うのも気持がいい。ちょっと忘れかけていた富士山ランニングの良さを思い出した。やっぱり富士山は楽しいなあ!

Imgp0149_2 もう富士山頂まで登山道に残雪はなく快調に登れます。富士山山頂のお鉢周りも残雪はなく走れます。富士山頂の郵便ポストも開設されてましたよ。山頂では富士登山駅伝の練習で走っている川崎からの方にお会いした。居酒屋メンバーで富士登山駅伝を走るようで・・・ちょっと速そうでした!謙遜してお話ししている方に限って、・・・じつは凄い速かったりするので、多分なんか名のある方なのでしょうか!Imgp0148


梅雨明け近し、ウインドサーフィン堪能!

2010-07-11 22:54:37 | ウインドサーフィン

7月10日 曇り、午後から風が上がった!

土曜日の朝、日大御園グラウンドに行くと、北の空の雲の切れ間から富士山山頂が見えた。三島から富士山が臨めるのは年平均で93日だそうだ。今朝がその1日にカウントされるかはわからないが、すっかり雪が融けてなくなってしまった夏の富士山を垣間見た。Imgp0119

富士山(山頂)を臨むと、「頑張ろう!」っていう前向きな気持になるのは私だけだろうか!ライバルが目の前にいて、「挑んでやろう!」っていうような前向きの気持にしてくれるのだ。この気持が続く限り、多分富士山を走り続ける気がする。

Imgp0124_2 午後は風が上がったので、久しぶりにウインドサーフィンに馳せ参じた。5~7m/sぐらいは上がる予想で「ルンルン・・・」と海に行ってみたが、それほど風は上がっていない!沖には白波が見えるので、風が上がると予想して小さなセイルを準備・・・。すると元日本代表のI上さんがいて、11平米で気持ちよく走れる・・・、とのアドバイスをもらい、9.6平米を選択した。147Lのフォーミュラーのボード。

選択は正しく、まあ絶え間なくプレーニングして夏の海を堪能できた。

Imgp0122陸に上がって仲間と談義・・・。海仲間でも登山がブームになっているようで、仲間内では「来週富士登山に出かける」ってことを聞いて驚いた。色々な雑誌でトレイルや登山を特集していてブームになってることは知っていたが、まさか海の仲間が登山に行くなんて・・・、予想だにしないで驚いた。

私の経験では、トレイルを走ると、体のバランス感覚がアップして、体幹が鍛えられるのでウエーブライディングには凄い効果があると思う。ジャイブの完成度も山を走ると上がるような気がする。

カーチバイの一歩手前の風。梅雨明け近し!の予感。海の仲間ともさらに趣味が交わって、今年の夏はなんか面白くなりそうな予感!


最近の練習は、山がメインです!

2010-07-08 21:39:42 | 山岳マラソン

7月某日 昼は蒸し暑い日が続く・・・。

最近の練習のこと・・・デス。今はもっぱら富士登山競走の為にコツコツと走っている。思えば昨年の7月14日は国立競技場まで行って、マスターズ陸上競技大会の200m走での肉離れ・・・。その2週間後、痛みを押しての富士登山競走参加を思えば、(色々少しの痛みはあるけども)無事に走れることの今を感謝している。去年の二の舞にはなるまいと、用心用心と、無理は止めてなんとかJOGなどを続けている。

Imgp0106 会社の裏山(田中山)の30分間のJogがメニューの1つ。坂道を登って降りるという単調なコースなのだけど、練習はまず『続ける』ことが大切と信じて、毎日雨が降らなければコツコツと走っている。

こんなもので富士登山競走が完走できるか?っても思うけど、兎に角は走らなくちゃあ始まらないので、信じて走っている。

今日も暑かった。7月23日が灼熱になっても、暑さだけには誰にも負けない・・・っていう変な自信はついた気がする。

Imgp0109 今日7月8日の昼休みは、城山に今シーズン初めて登った。8合目辺りで12時8分過ぎとなり、山頂は諦めた。帰りも足場が悪く昼休みギリギリまでかかってしまった。2006年などの乗りに乗っていた頃からはかなり走力は落ちてしまっているが、あと2週間は気力を高めて頑張りたい。

今日富士登山競走のナンバーカード引換券が届いた。昨年の結果、一昨年の不参加が祟って、ヘボでアドバンテージがない順位での厳しいスタートになった。まあ、(無事に)走れることに感謝して頑張ってみたいものだ!と思う。Imgp0114  

最近はスタートの前列に並ぶこのときにしか会わない友達に、久しく会っていない。多分みんな元気に前列で気を吐いているのだろうけど、完走できずに負け犬ボロ雑巾状態では会いたくないので、・・・何がなんでも頑張りたいな!・・・あと少し、頑張って痩せようかな!?