10月28日 台風一過,、暑い暑い秋晴れだった!
朝は5時過ぎに起床して窓の外を見ると、土曜日の台風20号の雨から一転して、快晴を予感させる空模様。富士山には5合目近くまですっかり雪景色だった。深藍色から赤くに刻々と変化する赤焼けの美しい富士山を思わず撮った。ベランダからは遠くの狩野川辺りにかかる珍しい朝靄も見えた。
今日は『第1回伊豆マラソン』の日です。三島で開催される始めてのマラソン大会。三島陸協の方々のご尽力で夢のこの日を迎えることができた。地元三島では今まで経験のない広域大規模マラソン大会の開催には多くのご苦労があったらしい。そんな関係者方々の苦労を労うに余りある晴天となった。兎に角、今日は天気は上々、10月末なのに異常なほど暑い日となった。
我が三島陸上JCは4年生以上全員参加しよう!と決めて、(多分)もっとも参加人数か多い団体となった。私も子供達とともに第1回のこの大会に(当然)参加だ。
朝7時過ぎに三島大社境内に全員集合。いつものとおり、遅刻者ゼロで集合時間厳守は完璧だ!子供達には通常の陸上大会と違って結果や記録に追い詰められるような切迫感はなく、会場のお祭りムードも手伝って、意外と和やか。 一方、御父兄方々はスタートとゴールが異なるワンウエイの方式でのコース運営で、荷物運びやら応援陣などの段取りの勝手が判らず、意外とピリピリムード。限られた情報のみで何とか上手くやろうとしているようで、サポート部隊の大変さは想像される。アップ途中、クラブのキャプテンが選手宣誓をするので皆で開会式にも参加。普段はウォーミングアップを途中で中断したりしないのだけど・・・。キャプテンの選手宣誓を見て、(勇気付けられたのか)この暫しの中断でますます子供達は伸び伸びと軽快にアップは仕上がったと思う。(・・・どうかな?)
今回 私は一番長い距離の17.1kmに参加。(コーチなので当然なのだが・・・)子供達のウォーミングアップにスタート時間のギリギリまで付き合って、何とかスタートラインに並ぶ。私はいつものとおり、最初だけは先頭でスタート位置をキープ。そんな速いわけじゃないけどでも少しでも先に走りたいので(ちょっとは遠慮しつつ)いつもスタートラインに並ぶのだア。
和やかお祭りムードの大会ではスタート時は混乱もなく号砲一発で軽快にスタート。いつもは車で行き交う三島大社前の東海道(旧一号線)を箱根方面に向かって走る。天気もいいので沿道の応援が凄い!この応援がランナーにはたまらないんだなア!
しかし、今日の私は調子が悪かった。気持ちよく走り始めたがスタート5分ほどで右足脹脛が張ってきてしまった。今期夏はず~っと長距離を封印して全国スポレクマスターズのために短距離中心で練習していた。加えてアップ不足?か、急にハイペースで長距離を走り始めて筋肉がビックリしたようだ。今日の暑さも尋常じゃなかった。スタート直後から汗がブッツワア・・と出てくる。走りこんでいる体のときは絶対無駄に汗はかかないもんだが今日は全然違った。私の体はすっかり以前のマラソンを始める前の状態に戻ってしまったようだ・・・。
途中まで頑張ってみたけどペースは一向に上がらないし苦しい。・・・ちょっと粘ってみたけど、「後半以降で頑張れたら頑張ろう!」って、あきらめて楽しく楽しく走るように気持ちを切り替えた。 北側を見ると朝見た雪をまとった雄大な富士山が青い空に鮮やかに見えた。ちょっと感動だ!
山を2つ越える17.1kmのコース。さらに10月末なのに初夏のような暑さと日差し。 そして、驚くべきは給水が1箇所しかないこと。大昔のマラソン大会じゃあるまいし、給水が1箇所とは驚きだ。殺人的なマラソン大会だ!(これで急死する人が出ても「人災」として主催者は訴えられるのは必至だ!)私のような調整不測で汗かきで、またマラソンビギナーの高齢者には過酷なものだ。(この1点のみ・・・酷い運営ものだった。)
後半ペースを上げるわけじゃなく、最後まで結構楽しく楽しく走れた。もっと頑張れた気もするけど沿道の応援に声をかけて応えて走ることも、景色を楽しむこともできた。
三島陸上JCの子供達も何人か入賞もできた。普段ロード競技を中心に活動する他の少年団を尻目に、確り結果を出せたことは何よりだった。陸上競技ではいつもいつも入賞が当然の子供達にあって、専門外のロードで、それなりに頑張れたぞ!と褒めてあげたいもんだ。
大会運営では多くの不満や苦情を(私は運営の関係者じゃないけど、運営の方々と知り合いだということで)けっこう頂いた。だけど第1回、無事に大会が終えれたことは良かった!でも来年は?開催するの?って聞かれるけどこればっかりは判らない!?
閉会式、今回大会のゲスト、日本大学のダニエル君は超人気者だった。 子供達のサイン攻めにニコニコして応じてくれた。王者の貫禄だ!彼は6.7kmに参加して、なんとkmあたり2分40秒で走りきってしまったようだ。3分40秒でも絶対入賞できるのにアフリカンってやっぱり凄い!
今回の大会の振れ込みで、「温泉招待券が当たる!」なんてことで、クラブの子供達には閉会式に出よう!と声をかけた。抽選もどきで温泉券が振舞われたけどなんと当日のみ有効!またまた当日駐車場はないので「車で来るな!」という主催者のアナウンスに反して、どの温泉も車がないと行けないところばかり。これにはビックリ仰天だ!(子供達&御父兄の方々、閉会式参加・・・ごめんなさい!)温泉に行った子はいるのだろうか? 一緒に特別乗車証(切符)も貰ったけどこれも無意味だった・・・。(鉄道マニアには興味ありかな?)
なにはともあれ、楽しいマラソン大会が満喫できた。大会後、伊豆長岡駅前の菊水荘で温泉に浸かって帰りました。(楽走会&チーム三島&走友会の方々お世話になりました)