くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

高濃度酸素カプセル体験

2006-06-18 00:54:03 | 山岳マラソン

6月15日  曇りから午後雨

サプリメント&機能性食品とアンチエイジングに関してのフォーラムがあって遥々と池袋まで行った。(当然平日なので出張として・・・。)専門外の分野であったがアスリートの端くれとしてサプリメントの利用方法は日ごろから気になるところ。京都府立医科大学の吉川先生のお話は興味深かった。現在のサプリメントは利用者の自主的な判断で(全くの自己責任のもと)摂取している。予防医療の視点に立ったときサプリメントは医師やドッグでの処方や摂取計画のもと個人のレシピを持って処方されていく。ここで個人がどんなサプリメントが必要か?は診断マーカーにて分析して、そのデータで処方される。そこで絶対必要になるのは診断マーカーであり、もっとこの分野の研究を活発にしていこう!という主張であった。この分野の研究は今後実に面白い展開ができるのでは?と研究者の端くれとして思った。

さて今日のトピックスは、このフォーラムに「O2カプセル」の展示があった。早速体験予約をして約20分間の高濃度酸素を体験した。これは先般のランナーズにも登場して大変気にしていたものだった。今まで小林カンドウ先生のカンドー君アニマー君、マリノ君などや低酸素室でのトレッドミルの体験をしていたが、こんなところで高濃度酸素を体験できるなんてラッキーだ!さて内部に入って見ると、意外と広い!ジッパーを閉められて「シューシュー」っていう空気が弁を通して入ってくる。初めは高圧状態に持っていくようだ。ほぼ5分程度かかる。高圧になると耳が痛くなる。耳抜きをしていくが意外と痛いと感じる。その後高濃度酸素を投入される。「シュー」という音が変化したようだ。これで1時間の処置を受けるのだが、今回は体験ということで15分の処置。下のマットが柔らかくて気持ちよく、意外と暇で眠気が訪れる。カプセル内部は圧迫感はなく、居心地は良好だった。約束の時間が経過して、減圧される。外に出されたとき、「オオッツ!」て感じ。目がよく見える。黒白のコントラストがはっきりとしていい感じ。頭もスッキリ!これは病みつきになるか?って思った。不思議な体験ができてラッキーだった。このカプセルは380万円だそうだ。一般家庭には手が出ない装置だ・・・。地元のどこかでこの高濃度カプセル処置を(安く)利用できないだろうか?と思う。

でも私は、基本的には低酸素の山を走るので、これがどんな効果となるのか?は疑問だ。やってみないとわからない。たぶん練習の疲れをうまくとるプログラムはきめるだろうなあ。サウナ&冷水の入り方との併用で「筋肉の疲れをとる」意味では効果があるだろうなあ。いいなあ!