くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

今年初の富士山ラン

2007-06-26 23:47:47 | スカイランナー

6月24日 早朝は明るい曇り、後は梅雨の雨だった。

先週は富士山を走ろうと早寝してみたが朝起きたらもう6時。がったりして海にウインドサーフィンに行った。Imgp7761_1 ウインドに行けてもモヤモヤ感は晴れず、今週こそは・・・と富士山ランを予定した。が、朝起きたらまたまた7時でショック。・・・朝からブツブツとしょげかえってふて寝しようとしたら、かみさんが「昼に帰ればいいんだから、行くだけ行けば・・・(邪魔だから・・・)」と思いがけない後押し。まだ7時5分だったので、着替えをしてそのまま富士山にGo!出発は7時13分。

実は、新聞のニュースなどで、富士山は雪が多く山開きが出来ないこと、雪崩の被害が大きく、道路もかなりダメージを受けているとの情報で、マイ練習場の「富士宮口5合目」がどうなってるのか?が、かなり気になっていた。

ドライブ途中から空は明るいが霧雨となる。途中で大きな鹿を見たりして大自然を満喫しての、いつものドライブ。Imgp7770 新富士5合目(富士宮口)はうす曇ながら、駿河湾を一望できた。Imgp7773_1

こんな時間帯だけど、登山客はほとんどいない。今年1回目なので「富士山ラン」を楽しむように、急がずに、だけどピッチは一定にして走り始める。5合目のいつもの山小屋がまだ店開きしていない。(去年はもう開店してた気がするが・・・)6合目で初めて小さな雪渓が横たわる。 Imgp7778 Imgp7782 7合目山小屋あたりでも雪渓が登山道を塞ぐ。Imgp7793この程度は去年の6月中旬の景色と同じ。約2週間のズレ程度だなあ。8合目手前も雪。それ以降はジョギングシューズではヤバそう。 Imgp7799_1 Imgp7798

ここで上から、折りたたみ傘をさして走って降りてくる方発見。走ってる方は兎に角珍しいので、どんな方か・・・と見れば、・・・昨年も、一昨年もキナバルクライマソンで現地でお会いしたおじさんだった。(スキー学校も校長先生だったと記憶)

お互いに、懐かしく、握手を交わす。・・・雨も激しくなってきたのでおじさんと一緒に下山ラン。相変らず、片手に傘でかなりのスピードで駆け下りる。驚くことに、この方は上半身(腰から上)が全く動かずブレもない。足も、つま先と膝がまっすぐ下る方向を向いてスキーのように綺麗に駆け下りる。Imgp7818 Imgp7814 普通の人は富士山の坂を傘さして全速力で駆け下りるなんて出来ないが、この方は凄い走りだった。「究極の下山ラン」って感じだ。後ろをついて走って、凄く勉強になった。

おじさんは、今年はスペインナショナルチーム&シンガポールチームと一緒にキナバル&おんたけを転戦するそうです。実に羨ましい!スペインナショナルチームは女性陣が綺麗で、アウグスティーなどのチャンピョンの彼らと一緒にツアー出来るなんて羨ましい。私の今年はスポレクマスターズ陸上全国大会で静岡県派遣選手に選考・・・、夏から短距離中心のトレーニングメニュー予定で、(三島陸上の行事とも重なり)この2つのBigな大会は参加ができない予定。(詳細はまた記します)

今回の1回目の富士山ランは雨だけど、人も少なく、雨で締まった登山道は走りやすく、楽しいものだった。富士山に行かれる方、(コメント欄を使って)事前に連絡ください。現地のどこかで会いましょう!Imgp7801


頑張れ!新入団生のご挨拶

2007-06-17 23:49:29 | 陸上競技

6月16日 ・・・つづき

授賞式とともに、「新入団生の挨拶会」を開催した。Imgp7706 新入団員はいつでも入団可能ですが、期を区切って入団した子供にみんなの前で「挨拶」をすることを倣いとしている。私の長女も9年前に同じことをして入団したことを思うと、9年間は短いし、その頃の親としての気持ちや思うことの記憶が甦ってくるものです。

この挨拶は楽しく、でもみんなの前で何を言ったか、どうだったか?などはみんな上級生の今になっても覚えてるらしい。それほど強烈で緊張の瞬間でもあるのだ。

またまた多くの子供達が参加してくれることとなった。楽しく多くの友達を作っていってほしい。またちょっとは厳しく、辛い場面もあるけど、それを乗り越えることも覚えていってほしい。皆さんの初々しい場面を掲載しました。Imgp7737


日清全国交流大会県予選の授賞式

2007-06-17 23:35:51 | 陸上競技

6月16日 気持ちよく晴れた!

三島陸上JCの中で は、1つの大きな大会を終えて、反省点も色々と整理してみた。その分析では個人種目は頑張った!とういう結論を得た。みんな頑張った。昔の記録からはずいぶんとハイレベルになっている。それでも2位、3位のポジションは誇れるものだ。

バトンのミスが大誤算だったけど、これらはコーチの責任。もう少しこんな指導やアドバイスをしていれば・・・なんて思う反省点もある。失敗を重ねて、より強いチームを育てていく糧としていきたい。

子供達の栄光を称えるべく恒例の団内での授賞式をした。これからのみんなの励みとすべく写真をアップします。Imgp7709Imgp7716 Imgp7714 Imgp7726 Imgp7707 Imgp7729 Imgp7717 Imgp7711 Imgp7723 Imgp7708 Imgp7720 Imgp7713 Imgp7734


夢は困難という友人を真っ先に連れて来る。困難は感動と言う友人を最後に連れて来る!

2007-06-17 22:46:38 | 陸上競技

6月10日 ・・・つづき

中学高校総体陸上県予選東部大会では感動の、・・・凄い記録が生まれた。

三島陸上競走部・・・っていう団体。このブログを読まれている方々、覚えているだろうか?このブログで5月4日の記事として取り上げている。静岡県東部の中学校には陸上部が少ない。またその中でも顧問の先生が専門的に陸上競技を指導している学校も少ない(らしい)。三島陸上JCの(監督や親の)悩みとして、小学校で陸上競技を教えて(習って)いて陸上を続けていきたいけど、中学校にその受け皿がない。こんな状況を少しでも改善しようと、三島陸協のK会長の後押し、NさんとF澤監督が一念発起して三島陸上競走部が出来た。

三島陸上競走部で普通は自主トレ、土日にF澤監督のもと、U井さんのテクニカルで先鋭的な指導、F澤監督の熱い指導を受けて1人の中学1年生が快挙を遂げた。なんと中学女子共通200mで2年、3年生を抑えて「優勝」してしまった。小雨交じり、古いタータンのBadなコンディションでの優勝。昨日の100Mも1年生ではブッチ切りで優勝。凄い結果だと思う。100Mも200Mもあとちょっとで私も抜かれてしまう!(たぶん来月の東部リレーカーニバルあたりでは負けてしまうだろう)

私が「凄い、凄い」と褒める理由の最たる点は、ほとんどの参加選手は陸上部に所属して、グランドがあり、練習時間もしっかりあって、指導者や先輩もいて恵まれた状況で大会に臨むでも彼女は陸上部はないし学校からのバックアップも何もない。(学校関係者がどこまで理解していただいているか?は不明な限りだ)このエントリーはF澤監督が骨をおって学校名でなんとか行ってるようだ。

それでも彼女は優勝した。この結果が意味することって多いと思う。よく才能があった。天性のバネがある・・・。なんてことをいうけど、そう言われて周りから期待されている選手は少なくない。結局どんな状況下にあっても「勝ちたい」とか「頑張ろう」っていう気持ちがどこまで強かったか?!で結果が決まるのではないか、と思うのだ。200Mは女王O野さんが決勝で棄権だったということもあるけどタイムは素晴しいものだ。

三島陸上の関わりの中で、「目の前に壁かあったら、壁を乗り越える子供達を育てよう!」というポリシーが私にはある。意外と多くの親は子供のハードルを低くすることに一生懸命になる帰来がある。私は高いハードルがあったら、その壁を、(その問題やその逆境を)乗り越えることが出来る人間になるための手助けをしてあげたいと思っている。いやなことがあっても、悔しくて惨めなことがあっても、それに立ち向かう強い心と体を育てるためのコーチでありたいと思っている。そんな日々の願いや目標を見事に結果として示してくれた場面に遭遇したこと・・・。今日の大会はハッピーだった。

F澤監督は(以前も記したけど)単身赴任で他県でお仕事。週末の土曜日曜は彼らの指導だ。自分のお子さんは中学の陸上部に所属して三島陸上競走部じゃないし、一番下のお子さんはまだ小学校低学年。そんなお父さんがここまで自分お子供がいない状況でも指導に没頭する。本当に凄い情熱だと思う。U井さんも日ごろのお仕事は土日が忙しいことが多いと推測するのだけど、ポイント時期にはしっかりと的確な指導のために現れる。彼らの熱い指導があってからこその結果だと思う。そんな意味もあって(彼らの情熱に敬意を表したくて)、この出来事をブログに記してみました。みなさん、本当におめでとうございます。


中学県予選東部大会_目の前に壁があったら、その先に夢を見る!

2007-06-17 21:01:23 | インポート

6月10日  大雨・・後、曇り、午後過ぎから晴れ

「平成19年度静岡県中学校総合体育大会陸上競技大会東部地区予選会」が富士総合運動公園陸上競技場で行われた。

長女がこの大会に参加した。彼女が小学校1年生のときから陸上を始めて、もう中学3年生となった。・・・かれこれ9年目と言うことになる。中学3年生にとってはこの県大会予選が最大の大会。そんな大会なのだが、天候は最悪。1日目は豪雨&雷。今日も朝からドシャブリ。雷が鳴って競技開始は遅れるし中断したり。大変なコンディションとなった。 Mimgp7629 Imgp7646 またこの競技場には雨を凌ぐ場所は少なく、雨天走路などもない。タータンの状態も悪いし、なんでこんなオンボロな競技場で大会をするのか?毎年不思議に思うのだが・・・。

結果はhttp://plaza.across.or.jp/~k-koike/data/070609HTML.htm・・・残念だった。集中力を欠いたあっけないほどの展開で予選落ちして終わってしまった。Imgp7664 Imgp7665 親が期待するほどには子供は、まあ平凡だったということだろう。高校に行って陸上競技を続けないのであれば、この走りが彼女のトラック走の最後?なのだろうか。結果は結果。力の足りなさ、準備不足や思い入れの足りなさ。色々な反省点を思うことだろうが、「目の前に壁があったら、その先に夢を見る」ような人間になってもらいたいものだ。壁があったらその壁を越えることに努力する人に育っていってもらいたい。たぶん陸上競技で立ちふさがる壁なんて、これから起こる人生の幾つかの壁やハードルに比べればちっぽけなものだから。「これで終わり」、「もうおしまい」!・・・とあきらめるのでなく、次の舞台のためにまた日々の準備を確り行って、次に頑張りきれる人間になってもらいたいものだ。

午後、雨は上がって富士山が顔を覗かせた。昨年この大会の応援中、私はこの年初の富士山登山ランをしたことを思い出した。今日の雨は・・・富士山では雪だったようだ。5合目まで雪景色だった。_mgp7669 雪解け・・・まだまだ遠いって感じだ!


ディズニーシーのミュージカルショーにエキストラで家族で参加しちゃった!

2007-06-09 00:48:59 | うんちく・小ネタ

5月某日  気持ちのいい青空だった!Imgp7174

子供の誕生日プレゼントっていうことで、生まれて初めて東京ディズニーシーに行ってきた。(お父さんは頑張った!半年前からの私の密かな計画・・・)ホテルミラコスタに1泊Imgp7271 、レストランで誕生日ケーキとプレゼントの演出。Imgp7336 Imgp7343 Imgp7294 さらに圧巻はディズニーシーの中での「オーバーザ、ウエーブ」っていうミュージカルショーに家族全員で出演もしてしまった。場所はコロンビア号のミュージカルステージです。ミッキー&ミニー、ドナルドたちが踊る後ろ側で、一等船客のセレブな家族っていう設定のエキストラで衣装を着て家族で踊ってしまった。我が家族の出番は3回。アリのようにステージ前に集まる人前で踊る(何かをやる)という行為は実に不思議な感覚だった。楽しくて高揚感とスリルがあって今までにない感覚だった。ディズニーシーのショーステージの裏には1つの壁が総鏡の大きなスタジオがありました。子供が通うダンススタジオって感じ。参加エキストラは全部で10名。そこで開演1時間ほどの前から突貫の振り付け&踊りのハイテンポなレッスンを受けました。我が家族は状況も判ら実はず気持ちが萎えていたとき、スタジオにミッキー&ミニーが登場。このシチュエーションは本当に計算外の状況で一同、口はあんぐり、ビックリ仰天です。これに活気づけられてしまった。

このミュージカル参加は事前の申し込みで基本的には(有料で)参加できる。問われるのはディズニーシーの企業ポリシーを理解すること、エンターティナーになれるという自信を持てること、人前で踊れること、舞台裏などの話を他言しないこと、写真や録音をしないことなどの制約条件がありました。パーク内のアトラクションに乗ったりショーを見るっていうのは楽しい。でもディズニーシーには自分もエンタティナーになれるという楽しみ方もあったのだ。

(近日中に写真をフォトアルバムにアップします)


静岡県全国小学生陸上競技大会を終えて

2007-06-08 23:44:09 | 陸上競技

6月3日  清々しいほどの初夏の陽気だった!

今日は全国交流大会の県予選として、年間では秋の県選手権と並ぶビックな大会が草薙陸上競技場で開催された。正しく言うと「第23回静岡県全国小学生陸上競技大会兼日清全国大会兼東海リレー予選」です。大事な大会なのだけど、この日はダブルブッキングで、午前中だけの参加となった。Imgp7542午前中はサブグランドで4組のウォーミングアップでグラウンド走ってのコーチ業。彼らの競技場での走りを全く見ないまま終わってしまった。なので、結果や走りを記載できないのです。

さて、今年の小学生の日清全国交流大会は大阪国際陸上と同じ競技場。日清財団の費用で大阪国際の招待選手と同じホテル、同じ料理・・・。兎に角、未来のアスリート達に夢と希望を与えるための全国大会の県予選だ。全国大会は県チャンピョンのみの狭き門。東海大会もリレー大会のみで4位までに参加資格が与えられる面で狭き門。Imgp7546

大会結果は、残念ながら男女とも、個人では金メダルには 一歩及ばず今年の全国大会への夢は消えた!またリレーでも4位以内に食い込むことが出来ず、残念な結果となった。実のところ、県陸協のHPhttp://www2.wbs.ne.jp/~nagata/t&f/kiroku.htmで結果を見て、この結果をブログにどう書こうか・・・?と実は大変悩んでた。(日によっては300件近くのアクセスがあって)、クラブ内は(たぶん)意気消沈している皆にどんな文章を記せばいいのか、考えが纏まらず悩んでいました。

陸上競技において監督&コーチの責任は大きいと思ってる。特にレベルの高い大会、予選と決勝を走る、組数の多い(参加者の多い)大会などは監督&コーチの腕力は甚大だ。アップの時間配分からレースのポイントを的確な時にアドバイスしていくこと。主には選手と(お母さん方も含めての)精神的なサポート。コーチの最大の仕事は、前向きで戦闘的な気持ちをグーンと伸ばして、さらに気持ちよ~く、自信を漲らせて走らせてあげられることが小学生には大切なんだと思う。アップメニューの組み立て方。選手の汗のかき方から走り方、歩き方まで・・・色々な配慮が大事。今回の大会はどうだったか?・・・この結果はあえて今はブログには書かない。

全てのことは「わずかの差が・・・全ての差」です。これは陸上競技においても、仕事でも、なんでもかんでも言えることだと思ってます。今回の大会結果も・・・、実は「僅かの差」で負けた。「まあ僅かだから、残念だったね!次頑張ろうよ!」って言うのは駄目。僅かの差で負けてしまったら、全国大会、東海大会に行くという大きな夢が経たれてしまったのだから実は「大きな差」が現実に立ちふさがるのです。陸上競技においてはこの「僅かの差」にとことん、どこまで拘って頑張ってこれたか?!に勝敗が隠れてるのです。そんな点でコーチとしてどこまで拘って取り組めていたか?今日もそんな反省をしている・・・。