6月24日 早朝は明るい曇り、後は梅雨の雨だった。
先週は富士山を走ろうと早寝してみたが朝起きたらもう6時。がったりして海にウインドサーフィンに行った。 ウインドに行けてもモヤモヤ感は晴れず、今週こそは・・・と富士山ランを予定した。が、朝起きたらまたまた7時でショック。・・・朝からブツブツとしょげかえってふて寝しようとしたら、かみさんが「昼に帰ればいいんだから、行くだけ行けば・・・(邪魔だから・・・)」と思いがけない後押し。まだ7時5分だったので、着替えをしてそのまま富士山にGo!出発は7時13分。
実は、新聞のニュースなどで、富士山は雪が多く山開きが出来ないこと、雪崩の被害が大きく、道路もかなりダメージを受けているとの情報で、マイ練習場の「富士宮口5合目」がどうなってるのか?が、かなり気になっていた。
ドライブ途中から空は明るいが霧雨となる。途中で大きな鹿を見たりして大自然を満喫しての、いつものドライブ。 新富士5合目(富士宮口)はうす曇ながら、駿河湾を一望できた。
こんな時間帯だけど、登山客はほとんどいない。今年1回目なので「富士山ラン」を楽しむように、急がずに、だけどピッチは一定にして走り始める。5合目のいつもの山小屋がまだ店開きしていない。(去年はもう開店してた気がするが・・・)6合目で初めて小さな雪渓が横たわる。 7合目山小屋あたりでも雪渓が登山道を塞ぐ。この程度は去年の6月中旬の景色と同じ。約2週間のズレ程度だなあ。8合目手前も雪。それ以降はジョギングシューズではヤバそう。
ここで上から、折りたたみ傘をさして走って降りてくる方発見。走ってる方は兎に角珍しいので、どんな方か・・・と見れば、・・・昨年も、一昨年もキナバルクライマソンで現地でお会いしたおじさんだった。(スキー学校も校長先生だったと記憶)
お互いに、懐かしく、握手を交わす。・・・雨も激しくなってきたのでおじさんと一緒に下山ラン。相変らず、片手に傘でかなりのスピードで駆け下りる。驚くことに、この方は上半身(腰から上)が全く動かずブレもない。足も、つま先と膝がまっすぐ下る方向を向いてスキーのように綺麗に駆け下りる。 普通の人は富士山の坂を傘さして全速力で駆け下りるなんて出来ないが、この方は凄い走りだった。「究極の下山ラン」って感じだ。後ろをついて走って、凄く勉強になった。
おじさんは、今年はスペインナショナルチーム&シンガポールチームと一緒にキナバル&おんたけを転戦するそうです。実に羨ましい!スペインナショナルチームは女性陣が綺麗で、アウグスティーなどのチャンピョンの彼らと一緒にツアー出来るなんて羨ましい。私の今年はスポレクマスターズ陸上全国大会で静岡県派遣選手に選考・・・、夏から短距離中心のトレーニングメニュー予定で、(三島陸上の行事とも重なり)この2つのBigな大会は参加ができない予定。(詳細はまた記します)
今回の1回目の富士山ランは雨だけど、人も少なく、雨で締まった登山道は走りやすく、楽しいものだった。富士山に行かれる方、(コメント欄を使って)事前に連絡ください。現地のどこかで会いましょう!