くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

第17回県民スポレク祭マスターズ陸上競技大会に参加しました!

2010-05-26 23:38:27 | 陸上競技

5月23日 土砂降りの冷たい雨だった・・・。

第17回県民スポレク祭マスターズ陸上競技大会が草薙陸上競技場で開催された。この大会を首を長くして楽しみにしていたマスターズ陸上競技者にとっては、今日は生憎の雨。それも前日までの初夏を思わせる暑いほどの気温から急降下。富士山では雪が降ってる!って話も聞いたほどに寒かった。冷たい雨は全く止まず、一日降り続くこととなった。

Imgp2592 昨日の陸上競技の練習会の後、「海人祭」に行き、GETしたマグロ3匹をさばき、夕方からは中学生の陸上部にリレーバトンを指導するっていう超ハードな1日をこなした。そもそも先週は帰宅が深夜を回る日も多くて、体力的にはかなりパワーレベルが下がった状態で・・・この雨。肉体的にも精神的にもかなりテンションが下がった状態でこの「晴れ舞台」を迎えた。

Imgp2593 陸上競技の大会日は大体5時前には起床するのが常。だけど連日の「お疲れモード」はピークで、起床がなんと7時前・・・。起きてビックリ!慌てて車で草薙陸上競技場に駆けつけた。途中で腹痛になりコンビにに立ち寄ったりで、・・・結局、受付を済ませて競技場に着いたときには、100m走のコール20分前だった。雨天走路での多くの方はスパイクでの「長し」も終って、スタートダッシュの仕上げの状態だったりで活気があったが、すっかり出遅れた私は、モンモンとJOGからスタート。ストレッチ前にはもうコール時間。

今日は100m走、200m走、400m走の3種目にエントリーしていたが勝負は400mと決めていた。先週の長泉記録会に参加したのもこの400m走で自己ベスト更新を狙うためだった・・・。

Imgp2577 しかし、体&気持(マインドコンディション)は噛み合わず、走りも今日の天気同様のうっとうしいほどのローテンション。気合を入れるけど・・・入りきらない自分にも後半は嫌気すら射したほど。

普通なら雨の草薙はチョイ追風のGoodなコンディションのはず。予想を裏切らない「いい風」が吹いていた。100mも走りにもがき苦しむ感じで、前に進まず上下に跳ねる駄目な癖が出て、結局13秒20・・・。みんなが12秒台をたたき出している中ではショック!だった。

朝一番の80mHでLOVERS.TCの仲間が第一ハードルで肉離れを起こして棄権の憂き目にあった。昨年秋のマスターズ県大会での自分の再現のようで、傷のフォーローをするにつけ可哀想になる。先日の東京マスターズでもがんばっていたことを思うと、本当に可哀想だ・・・。

Imgp2567 いろいろあって、結局400m走も「気合」が足りず、ワースト記録を叩き出して夢見ていた年1回の大会が終ってしまった。

これからは、もう富士登山競走一直線の練習に切り替える。長距離とトレイル&坂と階段だけを走る、短距離走の筋肉を全く使わない走り方にチェンジ。年の老いが隙間風のように時々体を貫く感じが多くなった最近なので、ここは一発気合を入れていこう・・・。なんて帰りの車で誓った!


沼津港「海人祭」でまぐろを当てました!

2010-05-24 00:08:16 | うんちく・小ネタ

5月22日 暑くて、爽やかな五月の晴天。

沼津港の魚市場で行われた『海人祭』に陸上練習の後寄った!昨年は魚のせり体験で燃えて、叫んで・・・、だけど主な魚を手に入れることができず残念だった。今年も・・・、って思って(午前中の練習が終った後)魚市場に行った。

Imgp9858 私はあの市場の活気が大好きで、人がワイワイやっているところを見るのが好き。なんか、エネルギーを注入できる気がしてとにかく好きなのです。

お祭りなので色々なイベントをやっていた。干物作り体験は人気だった。私が子供と立ち寄ったのは「輪投げ」のコーナー。なんだ輪投げか・・・なんて馬鹿にするのは早計だ!1回200円で輪投げができる。この輪投げの商品が特賞が「まぐろ3匹」、1等が「まぐろのカマ」、・・・残念賞はシシャモだった。ここでなんと、なんと、まぐれの「特賞」を当ててしまった!

Imgp9854 Imgp9855 「カランカランカラン」と抽選や福引で大きな賞が当たったときに鳴らすカネが鳴って、・・・なんとマグロ3本をGET!名前を聞かれて「○○」と名乗ると、場内のアナウンスに「○○さんがマグロ大当たり」の放送。一抱えもある大きな発砲スチロール箱を「ホイッ!」と手渡されて、その重さにビックリだった。

大きな発泡スチロールに入ったマグロ3匹は、抱えただけども重く、すごいものを当てた!っていう実感が筋肉にズシリ!(これがその後、駐車場の車にまで運ぶのに大変だった!)

こんなことって、あるもんなんだねえ!海人祭は最高だ!

Imgp9866 その後、港湾で海上自衛隊の掃海艇に乗せてもらった。以外と古臭くて、船の船体は「木造」だったのは驚いた!これじゃ北朝鮮の魚雷に合えば、跡形も無く沈没する・・・。Imgp9865 Imgp9862


長泉町陸上記録会に参加した!

2010-05-23 23:46:21 | 陸上競技

5月16日 日差しが鋭いほど、ジリジリと暑く晴れた・・・。

第45回長泉町陸上競技記録会が愛鷹陸上競技場で開催された。5月の半ばなのだけど、日差しだけは初夏で、気温もグングンと上がって、暑い日となった。いつもの通り、生憎の向かい風が強いコンディションは変わらない。

Imgp2312 Imgp2432 Imgp2470 三島陸上の子供達には、長距離(女子800m、男子1500m)、幅跳び、100mと4×100mリレーに参加することを課した。この大会は、夏の主にはジュニアクラブ選手権に向けての選手選考のための重要な大会と位置づけて多くの種目に参加してもらうことを常としている。今年も(強化選手は長距離を除いたが)子供達には『挑戦』することを求めた。大会前には「決心」という言葉、または「覚悟」ということを話した。小学生にどれほど理解できたかは不明なのだけど、「大会に出る」と決心したのだから、苦しくても頑張るという「覚悟」を決めて臨もう!と話した。三島陸上の子供の多くは長距離を苦手としているので、兎に角苦しくても頑張る、途中で諦めない、投げ出さない・・・ってことを話したつもりだった。

多くの子供達、「覚悟」を決めて長距離に臨んでもらった!と思う。長い距離の練習なんて、何もしていないので走り方も分からずにガムシャラに走った子供も結構いたけど、みんな頑張った!とまずは褒めたい!

もう一つの目標は日清交流県大会のためのリレーの調整。まだ「あらびき」の、仕上がりがいまひとつの男女混合チームがどのように仕上がるか?が課題だった。茨の道を歩んでいる6年生男女の各チームも微調整の数々がどんな結果になるのか?が注目だった。

失敗のなかった点は合格。ただ、風があったといえども記録のもう少しの飛躍は望みたいところだった!主要なチーム(カワワ、浜松、富士、沼津、裾野、長泉・・・)はこの時期にもっとタイムを上げてくることを思うと、今の結果では全く満足できない。全国や東海を目指すのなら、このリレーチームのは『決心』と『覚悟』を求めていきたい。苦しくても頑張りとおすという覚悟をもってギリギリのところまでチームを追いこんで頑張ってもらいたい。Imgp2416 Imgp2481 Imgp2389 Imgp2401


気持のいい!御園グラウンドの練習だ

2010-05-15 19:09:23 | 陸上競技

5月15日 そよ風・・・気持よく晴れました。

まさに5月・・・って感じの、胸いっぱいにグラウンドの空気を吸い込んで、走っても汗ばまず、清々しい陽気の中で三島陸上の練習会ができた。

Imgp9846 日大御園グラウンドはラクビー場2倍ほどの広さの芝生のグラウンド。最近グランドキパーのおじさんは、(要領を得てくれて)我々が練習するコース上の芝を丁寧に刈ってくれる。その刈った芝からクローバーとかタンポポとか、よくわからないが小さな花を着けた草花が一斉に咲いて、外国のような?素適なグラウンドになってます。今日は子供達は「なんか、タケノコのような匂いがする!」っていいながら芝生と白いクローバーの花を踏みしめてJOGしていた。フカフカしてるけど、土はしっかり締まっていて走りやすかった。草花を踏みしめるのって、始めのちょっとだけ心が痛むが・・・、すぐに走る気持のよさに麻痺してしまう!ここで走れる子供達は幸せものだ!と思う。

Imgp9841_2 明日は長泉記録会。子供達全員が100m走、1500mか800m走、走り幅跳びと日清小学生交流大会選手はリレーに出場する。特に、100mではこの大会の記録が夏のジュニアクラブ選手権の選手選考の大事なデータになるので、ローカル大会ながら先の先に繋がる重要な大会だと分かってほしい。

私も来週の静岡県スポレクマスターズ陸上大会の練習大会として、こっそり100mと400mにエントリーしている。子供達の引率の手前、勝手に走ることはなかなか出来ないが、足のコンディションと子供たちの様子で走れる余裕があったらちょっと試して走りたい!

天気は崩れる予報で、またまた向かい風の様相だけど今日のようなさわやかな天気に少しでもなってほしい・・・と望みます!


東京マスターズ陸上競技大会・・・やった!3位だ

2010-05-13 23:47:09 | 陸上競技

5月9日 ちょっと汗ばむ暑さと吹き抜ける風が実に気持ちがいい晴れだった。

Imgp9832_3 第28回東京マスターズ陸上競技選手権大会が国立競技場で開催された。各県を回って開催される今年は秋の全国マスターズ陸上選手権大会が(東京)国立競技場で開催されるので、東京マスターズは開催時期を5月に変更しての開催となった。9月の暑い盛りよりも5月は気持ちよく、なんていい時期に変更になったものだと参加者の多くが喜んでいた!

さて私は昨年7月開催の関東マスターズ陸上の200m走での脹脛の「肉離れ」(筋断裂)から、シクシク痛む足と付き合って10ヶ月間。治らないのは仕方が無いけど、走って「怖い・・・」って思う気持ちをスパッツと断ち切るために、あえて国立競技場での大会出場に「覚悟」を決めてきた!

ウォーミングアップは慎重に、軽いストレットを長めにして(決してグイグイとはやらずに)じっくりゆっくりコンディション作りに精を出した。練習不足で体が重いのは「まあ、こんなもの!」とあきらめて、ただ走りには粘りを持とうと心に決めていた。

イメージはスタートは200mのイメージで確りコーナーを攻めてバックストレッチは伸び伸びした大きなフォームを心がけ第4コーナーの出口にかけては粘って気持を強く持って最後の20mに勝負を賭けるという単純な戦法。単純なんだけどこれを確実に実行する作戦を徹底した。スタートの200m感覚は正解だった。バックは無理しないでガマンが出来たし最後の20mのフォームをまとめて走ることが出来た。第3コーナー、第4コーナーでは4位。この差を埋めることが出来ず最後の30mほどで馬力をかけて20mで並び、ラスト5mで交わして、3位でコール!

Imgp9838_2 国立競技場での400m走は「万年4位」だったからこの3位は嬉しい。走り方もラスト20mでは、フォームをまとめてしっかり走り切れたことが収穫だった。(タイムは並だけど)久しぶりに結果にガッツポーズのレースだった。


静岡国際陸上に参加した!

2010-05-13 01:18:29 | 陸上競技

5月3日 爽やかに晴れた。・・・ちょっと暑いぐらいだけど日陰は涼しい、最高の大会日和。

第2Imgp97456回静岡国際陸上大会がエコパスタジアムで開催された。先週のリレーカーニバルでの県予選では、三島陸上からの参加7チームの全てで16位以内の成績となって、(当初の予定どおり)バス2台の大所帯でエコパスタジアムに乗り込んだ!昨年は6年男子の「まさか・・・」の失格劇があって、エコパに行くのには複雑な心境だったけど、今日は両手放して「ワイワイ」とバス旅行を楽しむことになった。

今日の私のコーチとしての仕事は3・4年生3チームのリレーのアップ。3・4年女子の2チームは東部選手権では2チームとも「失格」と、指導していてもコーチ泣かせのなかなか難しいチームだった。しかし前向き&ポジティブな子供達が揃って、なんと色々な逆境にも耐えて、リレーカーニバルでは女子が3位、ACチームが8位とそれぞれ入賞を成し遂げてしまった!このとき3・4年男子も10位と大健闘だった。だから今日、彼等はアゲアゲムードで気力全開で大会を迎えることとなった。

Imgp2235 小学生のリレーでは「入賞するか?しないか?」の8位付近のチームと、もう一つの山の「3位と4位などのメダルがあるなしのチーム」には、それぞれほとんどは差がはない。大体が僅差の勝負。だけどこの入賞するかしないか?には、実はタイムじゃ説明できないはっきりとした差があると思っています。(大人の世界じゃ、)一般的には気力とかチーム力とか、集中力とか・・・いいます。ここでまた面白いのは、子供達ってのは(大人と違って)自らこのチーム力や集中力を発揮することはなかなか上手くい発揮できずにいるのだけど、ちょっとの気持の誘導や働きかけで、グググッツと目覚めるものでもあるのです。この調整は(大人が使う「駆け引き」みたいなものはなく)、コーチや取り巻く親などの働きかけで何とでもなるものという経験を多く持っています。ここに小学生リレーの指導の面白さと難しさがあるのです。

私が子供達に向き合うとき「コーチとは可能性を評価するのではなく、可能性を見出す」という言葉を心に留めるように気をつけている。よく「タイムが○○○だから、何位になる」とか「お前の持ちタイムが○○○だから、予選突破は無理だ・・・」と走る前から選手やチームを評論する大人を目にする。こんなことって、選手に言っても何にもならないことだし、最悪はレースのあと「・・・ほら、やっぱりこんな結果だったろう!」と言って大人が悦に入るぐらいで、何のいい結果は生まれない。

Imgp9709 小学生は実に素直なので、「(たぶん)だめだぞ!」と言われれば、そのような結果を出すし、決して大人のように「ダメじゃないぞ!」と反骨することは、まあしないのだ。こんな感じで大会のとき子供達との接し方を間違ってしまうと、絶対(期待したような)思った結果がでないのだ。

Imgp9732 さて、今日も素直な小学生達には、静岡国際陸上っていう日本最高の舞台を楽しんでもらうこと、エコパスタジアムっていう普段はなかなか走れない場所を走る喜びを、体全体で味わってもらいたいものだと思う。

さてさて、今回3・4年生のウォーミングアップには今までにないほどの十分な時間をとってみた。サブグランドをノビノビ使って気持のいいウォーミングアップが出来た気がする。

だけどやっぱりコール前には時間が無くなって少し慌ててしまったり・・・。これも「普段どおり」と思えば大丈夫か!?

私の大会目標は『参加全チームが決勝進出&入賞』だった。結果は、3・4年生は山あり谷あり・・・。他学年は(私が)思ったほどに順位をあげてやることが出来ず、残念な結果であったが、バトンのミスで失格などの手痛いものはなく、この点では全チームが合格点。大会ごとにタイムのアップが(他のチームより)出来なかったことは反省点かな。

Imgp9738 3・4年男子はプレッシャーを感じさせない集中力が漲ったノビノビとした走で、なんと8位入賞は大したものだ!女子が順位を落としたのはコーチの力量不足。(ああやっぱり!のところで手痛いミスがあって)ここを最終的に修正してチームをまとめきれなかったのはコーチの未熟さ・・・。リレーカーニバルで入賞したACチームは悔しい9位で予選敗退。この仕上がりも実によかった分、悔やまれる結果。これもあと1つの「ツメ」の甘さっていう意味でコーチの力不足。

これらの結果は次大会の日清全国小学生陸上交流大会予選の糧にして、新たに頑張ることを・・・、帰りのバスの中で決意した。