くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

三島市クロクカントリーリレー大会に参加だ!

2011-02-18 22:39:39 | 陸上競技

2月11日 冷たい雨だった。

三島市クロクカントリーリレー大会が日大御園グラウンドを舞台に開催された。Imgp2010

私の年間のレース行事の1つ、クロスカントリーリレー大会が前日の暖かい日和とはうって変わって、2月の冷たい雨の中開催された。1周が1kmちょっとのコースを2周して襷を繋ぐこのレースが、初回開催からこれほどの参加者が多く、盛り上がった大会になるとは色々と準備するのを横に見ながら、全く思いもよらなかった。陸上関係者の中では三島の名物レースに成長した。

Imgp1990 例年この時期は風が強かったり、なかなかコンディションに悩まされる大会であるが、今年は冷たい雨という最悪なコンディションの中、クロスカントリーが行われることとなった。幸いに長いこと雨が降らずに地面は硬く乾いたままだったので足場が荒れるようなことはなかったが、やっぱり雨は大変だった。

Imgp1993 雨は、まず気持が滅入る。元気が出ない。声も出ない。動きも遅く気合も入らない・・・。いいことが全く無い中でクラブの子供達にやる気と気合を注入して勝つことを意識させる・・・。これはなかなか大変だった。でも雨コンディションは、長距離を走るとき呼吸が楽というメリットもある。でもテンションが上がらないのは事実で、ここで実力を発揮させることが出来るか?はまさにコーチの技量が試される舞台だ!

Imgp1959 今年は子供達の仕上がりは、怪我人なし、病人なし、まったく実力でのガチンコ勝負・・・だった。結果は男女とも準優勝。走りこんだホームグラウンドでのであるが残念で悔しい結果。これも厳しい勝負の現実だった。

コーチ陣も1チームを作り参戦。ハイレベルの中で、なんとか健闘した結果・・・。個人的には爽やかに走れて・・・これは満足。

Imgp1939昨年はケガで泣いた時期だったが、今年は少し太った意外は無事に気持よく走ることができる幸せに、やっぱり感謝、感謝。走るって、やっぱり気持がいいもんだ・・・。


第5回伊豆の国駅伝大会にて・・・準優勝!

2011-02-06 23:41:32 | 陸上競技

2月6日 風もなく、暖かく爽やかに晴れた!

Imgp1744 第5回伊豆の国駅伝大会が会社近くの伊豆の国(大仁)公民館をスタート&ゴールで開催された。大会会場の駐車場から会社の駐車場だったり・・・、まあ「勝手知ったる」私の庭のようなところで毎年駅伝大会が開催される。コースは主には狩野川土手の道路か遊歩道を使い、出場選手も住民もしくは地域企業などの通勤者と門戸は狭く、実にローカルに繰り広げられる。会社の方々も多くお見かけするが、多くは地元地区で作ったチーム関係者がほとんどだった。

昨年は会社で初参加で参戦。健闘するが一歩及ばずの成績であった。・・・まあ楽しく走ることができれば・・・と、今年は若手有志が倍以上集まり、2チームを作って参戦となった!Imgp1750 私は最長距離の2区。(最長といっても3kmちょっとの距離だったが・・・。)昨年は脹脛の故障があって恐々と走った記憶があったが、今年はちょっと太った意外は快調のコンディションだった。

今年の1区走者は大健闘、上位で襷の受け渡しとなり、私は前方に追う人が見えた。2人抜き、中学生&小学生に抜かれ、いかにも「走ってます!」の走りっぷりのいい若者たちにごぼう抜きされて撃沈。順位を落として襷を渡した。が、3区走者はこれを挽回し、あとは順位をキープの粘りの走りで、一般の部3位でゴール!

今大会にはオチがつき、なんと2位のチームが選手起用でルール違反判明で失格。結局我がチームは準優勝の快挙となった!優勝までにはかなりのタイム差があったけど、準優勝はやっぱり大したものだ!それにつけても我が社の若者も大したもんだと思う。来年は3チーム、4チームと参加者を増やしてもっと盛り上げて行きたいものだと思う。やっぱり駅伝は楽しいな!Imgp1763


激走・・・Tシャツ

2011-02-02 20:30:19 | 陸上競技

1月30日  夕方は風が更に強まった・・・。

元旭化成の谷口選手の1月900km~1000km走るという話を聞き、単純な私は「これじゃいけない!」という追い込まれたような高揚感で、夕方ジョギングに出た。西風が超寒かったけど(寒さより)・・・昼の刺激のほうが大きかった。

旭化成陸上部は後援会があり、私も給料天引きされながら、長くこの後援会に入っている。この後援会の機関紙が『激走』という。この機関紙の内容は隅々まで読むことはないがこの「激走」っていう言葉が好き・・・。Imgp1739

最近お気に入りのTシャツを手に入れた。アシックスの冬用厚手裏面が起毛の機能Tシャツ。このTシャツ、機能もさることながら胸に「ゲキソウ」とカタカタ文字。背中は漢字でデカデカと『激走』の文字が金の縁どりで書かれている・・・。Imgp1741

今日もこのTシャツを着て(暖かくして)Jogしてしまった。激走は旭化成の陸上魂を揺さぶる響きがある・・・。今年の冬はこれで乗り切りたい!!


小学生陸上講習会、谷口浩美さんが三島に来た!

2011-02-02 19:40:25 | 陸上競技

1月30日 真冬の緩い日差しと、強烈な西風だった。

第5回静岡県東部小学生陸上講習会が日本大学三島キャンパスで開催された。

昨年は「スターツ」の実業団選手とコーチ面々の指導であったが、第5回の記念大会の今年は「谷口浩美」さんを講師にお招きして、午前中は講演会、午後は陸上クリニックという丸々1日のスケジュールで実施された。

Imgp1710 谷口選手は東京マラソンで優勝し、世界選手権で金メダルをとり、オリンピック選手となった・・・。私が会社に入社して少し経ち、全く陸上をかじってもいなかった当時、オリンピックに参加する谷口選手にカンパしよう!という声がわき上がり、谷口選手をよく知らないまま数千円を寄付した。ノリで高額な寄付してしまったことをチョピり後悔したことを鮮明に覚えている。この年バルセロナオリンピックが開催され、・・・あの「こけちゃいました!」の結果を残した。そしてオリンピック後、宗監督と谷口選手が大仁の職場に来てお礼のあいさつをして回ったとき、宗監督などと握手をして感動したことを鮮明に覚えている。宗監督の背のデカさと谷口選手がオリンピック選手の証の紺のスーツを着て・・・とてもガリガリだったことを覚えている。数年前は草薙の静岡国際陸上でお会いし、このときはOKIの西選手が1万メートルに出場して、その監督で来場したときに(同じ会社だというよしみで)レース中にも係わらずも、お話ししてサインをもらったこともあった。

そしてお会いして話すのが今日で3度目・・・。(相変わらずというと失礼だけど)偉大なマラソンランナーというオーラを全く感じさせず、素朴なままの谷口選手だった。講演会とクリニックの後に谷口選手に群がってくる子供達の人気の様をみてもそれがよく判った。子供達がこれほど緊張感なく集まってくるのはやはり彼の滲み出る人柄からか・・・なんても思った。

講演会は小学生にはちょっと難しい内容でもあり、だけど「走るのが好きで、・・・こんなに頑張った!・・・だからオリンピックの夢が叶った!!」という単純で強烈な話は子供たちの心をガツンと掴んだと思う。

講演の後に(世界選手権?と言ってたが)の金メダルを見せてもらった!日本でただ1つのメダル・・・。話も凄いけど本物のメダルを見せられたら、またまた感動だア!Imgp1713

午前中の長い講演は、まあ多くのことをお話したが、私が心に留めたいと思ったのは、①どうやったら勝てるか?をいつも考えること、②一流選手は1つ1つのことを(しっかり)こなしていけるか?!であり、一流選手は力を抜いたりしないということ。また③練習は(自分で)納得してやること、④練習日誌で自分史をつけること、⑤必要な言葉を大切に持つ(自分ノートにつける)こと。(これで救われたり強くなったりもするものだ!)  まあ、私のブログなんかじゃ書ききれない多くのことを子供たちに諭してくれたけど、・・・主役で聞いた小学生にはどう心に響いただろうか?

午後は強烈な西風の中、陸上競技のクリニックをした。参加者が受付で確認した人数では225名。実際はもっと多くの子供達が元気に参加していたようだ。三島陸上他のコーチも手伝ったが子供の数の多さに持て余すほどの参加者だった。東部陸上競技協会のイベントでは最大級、大成功の1日だったと思う。Imgp1721 Imgp1714

クリニック後、やっぱりマジックと色紙をもってサインをしてもらった。色紙は4枚頂き、1つは6日に開催の伊豆の国駅伝で走る我が社の駅伝チーム(旭化成大仁Aチーム、旭化成大仁Bチーム)に向けての一言も添えてもらった。会社には(私を含めて未だに)多くのファンがいるので・・・自慢の1品として駅伝大会に披露しようと思う!Imgp1731

寒い1日だったけど、マラソン熱を掻き立てる刺激的な1日になった。・・・結局夕方、調子を出して20kmも走ってしまった。Imgp1729


三島市成人式駅伝大会に走った!

2011-01-16 22:38:50 | 陸上競技

1月9日 晴天だけど身が引き締まるちょっと寒い朝だった・・・。

三島市成人式駅伝大会が日本大学グラウンドをスタート、三島市体育館前をゴールにして繰り広げられた。

1月1日の長泉町元旦駅伝、ニューイヤー駅伝、更には箱根駅伝の感動の余韻を思い切り引っ張り、正月太りの体に鞭打って走るこの成人式駅伝大会は、私の「毎年恒例!」の行事。毎回2つの山を登って下るという2区を走ることも恒例。昨年は陸上クラブとの行事と重なり走ることが出来なかったけど、それ以外はもうずいぶんと走り続けている。

私は『駅伝』が大好きで、参加するいことに本当にワクワクする。走るための準備(トレーニング、試走)をしっかりやったときなどはなおさらにワクワクドキドキして、走る前の緊張感も大好きだ。今年はニューイヤー駅伝の1区の録画を何度も何度も見て、旭化成の大西君の激走に感動して、彼の頑張りに自分を投影したりしてワクワクした。(昨年はゴールで競り負けて3位?の旭化成の激走で元気と頑張る気持をもらったが・・・)。

Imgp1626 駅伝が何故好きなのか?走り始めた当初は個人で走るマラソンやロードレースが好きだった。だけど駅伝を経験し、年を重ねて走るごとに準備を重ねていくとき、陸上競技の中では駅伝の面白さには本当に魅了された。じゃあ、どんなところが・・・、というと、仲間とともに走っていること、走る仲間がいて頑張った結果と感動を共有できるところかな?!と単純だけど思う。スタート前までに仲間と「今日は頑張る」ことを誓い合って別れ・・・、ドキドキ感の中で仲間を待ち、仲間から襷を受けて・・・頑張って走って、待っている仲間に襷を託すという行為。走ったあともゴールに集ってアンカー選手をドキドキして待つこと。そしてアンカーを迎えたときの安堵感とか悔しさとか、色々な感情をチームで共有することの連帯感。こんな感情は実に楽しいことだと思う。人は何の為にとか、誰の為にとかの目的の定かでない行為を無性に必要としたり、大切にしたりする。たとえそれが何の為にという意味を得てしまって、それを手にしても、これを他人に教えられるものではない気がする。また今日手に入れても、今までの人生を別の色に塗り替えるほどのモノであっても、欲張ってまたまた新しい何かを求めて走ってしまうような行為・・・。一度嵌ったら抜け出せないような甘美で厳しい世界が駅伝にはある気がする。

Imgp1662 私の中では、駅伝を楽しむためのヒケツは、スタート前に集まってしっかり皆で頑張ることを(声に出さずとも)誓い合い、仲間を信じて待ち、一生懸命頑張って手を抜かずに苦しくともチカラの限り走りぬき、・・・ゴールで仲間の帰りを信じて待つ。このステップをしっかりできる駅伝大会は楽しいものだ。

成人式駅伝は、日頃一緒に走っている仲間も、新しく知り合った仲間も、多くの人と交わって1日を過ごすということで、本当に楽しい駅伝大会だった。今年も相変わらず愉快に、苦しくも楽しく・・・、くるたのしい境地で頑張った駅伝だった。

そんな感動のゴールシーンをブログに載せてみました。Imgp1643 Imgp1659 Imgp1668 Imgp1670 Imgp1673


マスターズ陸上競技大会 inエコパ

2010-10-30 00:07:19 | 陸上競技

10月 3日 上々の天気に超回復!

マスターズ陸上競技選手権大会がエコパスタジアムで開幕した!

前日には三島陸上JC祝勝会を盛大に開催し、レース前には絶対に飲んではならないビールを、グビグビと格好だけは遠慮しつつも、実はしこたま飲んでしまっていた。朝起きて、体調が優れず(車で行かずに)JRで行こうか?!と真剣に悩んだほどのBadなコンディションだった。

2010_096 マスターズ陸上競技選手権は、選手の記録なりをHPなどで見るとき「マスターズ・まあ大したことないか?!」という身勝手な判断をしてしまう。参加する私がちょっとはそう思うのだから、結果だけ、数字だけを見るとき、陸上関係者などはまあ安易に軽いもの、レベルの低いものと一部の方は蔑んで勝手に納得さえする。だけど、このマスターズ陸上ってのは、高校生で真剣に記録を狙って陸上競技をするハイレベルの子供達以上に、ましてやちゃらんぽらんに部活動で陸上をやってる中学生などから比べると、なんど真剣に一途に陸上競技に取り組んでいくかということを見るにつけ、実に感動するし、真摯な態度になる。

2010_108 何年か前のこの競技。静岡の93歳のおじいさんが、私の目の前で三段跳びで世界記録更新!・・・しかし、追風2.1mの判定で参考記録。その直後、地団駄を踏んで悔しがり、うっすら目に涙の93歳のおじいさんを見ると、競技とは別のジンと心に感動を覚える瞬間がこのマスターズにはある。93歳の来年、94歳が、・・・あと何度挑戦できるか?を冷静に思えば、泣きたくなる気持ちはよくわかる!

そんな誇り高き「マスターズ陸上」に自己管理不足の姿勢で臨んでしまった今日の自分を恥じる。

アップをしても調子が上がらず、今日の体調不良の理由が理由だけに、いつものHさんが陸上クリニックをしていた輪にもに入れず、暫し汗だけは流した。

2010_100 2010_130 今日最大の感動の目玉は、なんと95歳の静岡のおばあさんが、かっこよくピンクのウエアを着て、60m走、100m走、200m走を完走したこと。なんてったって95歳のおばあさんが、ターサーのシューズを履き、100mのスタートラインに立ち、エコパの第2レーンを走っている。決して歩いていないで、本当に走っている姿に驚き感動した。圧巻は午後遅くの200m走にまで出場して完璧に走り、日本記録を作り出したこと。

2010_116 こんな方を見ると、記録とか順位とか、どうでもいいほどに今の陸上競技の価値観と思い入れ、陸上競技愛を超越して凌駕してしまっている。今日本一速い男が凄いのか?!オリンピックに出たことが凄いのか・・・、でもやっぱり、今を(95歳になっても)競技に参加して走れる!っていうことのほうが凄い!と思ってしまう。

多分今日の95歳のおばあさんにして思えば、前の晩にビールを飲もうが、練習不足で競技に甘っちょろく参加しようが、そんなちっぽけなことはどうでもいい事に投影されるのだと思う。大事なのは大会には参加して、いつまでも末永く、真面目に、ひたむきに、真剣に「走る」このができるということが一番大切なことなのだと思う。

今日の私は400m走にかけていた。一緒に走った三重県の選手が、なんと50秒22の日本記録更新!そんな方と一緒の組で走れたことに感動と感謝。

マスターズ競技に参加すると、純粋に陸上競技に燃える方に出会う。そんなとき、「私だって!」と改めて強く思い、来年こそは!と熱く激しく決心する強い気持をもてる。いつまでも青春、いつまでもアスリートの方々に、一緒に走って恥じない取り組み方を真剣に考えた一日となった。結果は、来年問えばいいだろう!


「最後」の陸上競技の大会!・・・感謝、感謝でありがとう!!

2010-10-29 00:27:41 | 陸上競技

10月17日 曇り・・・風も気持ちよく文句のつけようがない最高の天気だった!

2010_198 第39回静岡県小学生陸上競技選手権大会が草薙陸上競技場で行われた。長女が陸上を始めてから三島陸上JCの(なんちゃって)コーチとなり、なんと・・・多分今年で12年目?となる。 この県選手権はいく度かの感動と涙の数々を重ねてきた大会。今年は次女が最終学年・勝負の6年生となり、子供と関わる小学生陸上競技大会の最後となる。勝っても負けても、小学生最後の大会。全くもって、親としては感無量。まあまあ・・・なんとここまで無事に成長してくれたものだと感心する。

天気は上々だった。風は時折吹くが、ナローで穏やかなイイ感じの風。今日参加する(6年生の)子供の保護者達は、今日の天気にホッとしているに違いない。いつも草薙の大会は憎らしいほどに向かい風の強風が常。最後の大会ぐらい追風で気持ちよく走らせてあげたいと思うのは親心・・・。

今日はなんでも「最後」というフレーズで考える。今のリレーメンバーで走るのは今日で最後。実のところ6年生女子は4名しかいないので、ケガ人や病人が発生したら、チームは即棄権。・・・そんな綱渡りの状況を4人がお互いに励ましあって今まで走ってきた。彼女らは大舞台の大会では1度も棄権や補欠起用などしないで、4年生から3年間、しっかりとバトンを繋いできた。結果や記録は期待されつつも、なかなか芽の出なかったデコボコチームだけど、その分は親として、長い間ハラハラドキドキと、大いに楽しませてもらったと思う。

2010_190 2010_191 2010_192 2010_194 さてさて、大会は相変わらず予選のタイムにビビリ、決勝進出のアナウンスに感動に(ウルウルの)涙。満を持して決勝を走れば、「何かやってくれるか?!」の私の期待を他所に、冷静に全く順当な走りと順位で、危なげなくバトンを繋ぎゴールしたのだった。

今日何よりも嬉しかったのは、彼女たち自身がレースを楽しめたことだろう。予選を勝ち抜き、決勝で勝負の走りをする。人に自慢できるようなタイムじゃないし、細かな失敗もあったかもしれないが、でも彼女達なりに全力を尽くしたし、その手応えみたいなものは、大会が終った後の集合写真での集まりやバスの中の騒ぎぶりに見てとれた。私はリレーのときはいつも(ゴール付近のスタンドじゃなく)、第2か第3コーナーに張り付いて、子供達に声を掛ける。だけど今日の最後のレースだけはゴール前で応援しようと決めていた。コーチとしてやるだけのことはやったし、その手ごたえもある。その余韻をまとって、最後のレースは絶対ゴール付近で見守ることに決めていた。リレー競技は実力(走力)に技術と経験が組み合わさって、これが大きくモノをいう。レースの経験から学んでいくことがリレー競技の喜びであったり面白みだと思っている。小学生の彼女達には、もはややること全て与えて教えてきた!・・・そう割り切って私の中では「今日の最終レースは楽しもう」と決めていた。当然彼女達にも同じように『今日の主役』としてしっかりレースを楽しんでもらいたい!と願い、ウォーミングアップもしてきた。そんなささやかな私の思いに、見事に応えてくれる走りを見て・・・、嬉しくなった。(多くのスポーツに言えることでもあると思うが)あえて陸上競技の「楽しさ」の実感を、少なくともその一端を、彼女達はこのレースとそこまでの過程の中に見出すことが出来たと思う。今日のレースのクオリティーは、成績や記録・結果の順位といった固定的な観念ででなく、今日の「最後の」決勝レースという行為そのものの中に流動的に、能動的に内包されているのだと彼女達の走りの中に確信できた。そんなささやかな感動の境地にたどり着くことが出来たという意味でも、親として嬉しくて、楽しかった。

2010_197 多くの大人は、スポーツってものは「趣味や娯楽・楽しみ」という観念で括られる程度と、(日々の仕事などとは別物として)捉えられるようだ。・・・スポーツは、(大人の)日々の仕事の切った張ったの修羅場とは別の、甘っちょろいものだと、人生経験豊富な大人は、実に高いところから見下ろして、大した意味を持たない、はかなく無益なもの、時には酷く効率の悪いものとしてプアに映るようだ。スポーツは仕事じゃないので、それはそれで仕方のないものじゃないか?!とも考える。そしてそんな無益なものに夢中になってる大人(コーチ)は、実に間抜けな人種、蔑みに値する輩に思えるような方も世の中にはいるようだ。

しかし、だけど子供達の陸上競技はそんな大人が思う程度の趣味や楽しみを超越して、少なくとも三島陸上JCの子供達はそんな次元を凌駕している。彼らの努力が、例えそれが実際に(能力が不足して)、底に小さな穴の開いた古鍋に水を注いでいるむなしい所業に過ぎなかったとしても、少なくとも努力をしたという事実は残る。そして彼(彼女達)の心の中には「やり続けた」という自信と誇りは確りとした核として残る。効率が悪かろうが、かっこよかろうがみっともなかろうが、結局のところほんとに大事なものは、ほとんどの場合、目に見えない心に中に刻まれたコアな何かなのだ。人生の中で、そうそう何度も感じ取ることの出来ない(やり遂げたという)達成感の境地は子供達のこれからの人生の中の大きく揺るぎない自信となると信じてる。人生の中で、本当に価値のあるものは往々にして、実に効率の悪い営為を通してしか獲得できないものだということが分かってもらえるのだと思う。

12年間強・・・、今(なんちゃって)コーチとして思うのは、三島陸上JCを通過する多くの子供達は、まあなんと人生の成功者として必要な奥儀を小学生にして身に着けるものだ・・・と感心し、彼らが成長を重ねることが、真に励みになるのだと感謝する。実のところ彼らの頑張りと、効率の悪い営為のサイクルに負けない挑戦が、私の気持を強くしてくれること・・・・。こんなことを思える今日のこの大会・・・、やっぱり楽しかった。

子供の成長を喜び、実感し、感動できた大会に(ちょっとだけコーチという立場で)子供達を目の当たりに出来たことに感謝。12年間の集大成というには大げさなのか、ちっぽけなのか、まあどうでもいいほどに日常的で明るく楽しい大会に・・・感謝です。


裾野陸上競技場と富士山

2010-07-23 22:45:50 | 陸上競技

7月18日  暑くなりました!

Imgp2860 裾野陸上競技場で種目別練習の最終回となった。夏の大会に向けて気合が入ります!

裾野陸上競技場のロケーションは最高で、富士山を臨んで走ることができます。朝、競技場に行くと、雪が融けた真夏の富士山を見ることができました。

この夏の富士山は私にとっては『挑戦!』っていうイメージ。毎年、この夏の富士山を見ると、富士登山競走に向けてメラメラと闘志が漲ります。今日は最高の富士山でした。Imgp2873


市町対抗駅伝の三島市チームの練習会が始まった!

2010-07-19 11:01:43 | 陸上競技

7月17日 土曜日の午後

第1回市町対抗駅伝の三島市チームの練習会が開催された。

今年も駅伝練習が始まった!午前中の富士山ランニングの足の筋肉の腫れがあって、イマイチブルーな気持で練習に臨んだけど、参加選手の子供達の顔を見ると、「足が痛いから走らない」っていう気持にはなれず、しっかり練習会に参加した。

初回なので練習レベル程度は低いが、ペース走20分を中心に炎天下のランニングをこなした。今日なんとか走れたのは子供達の練習意欲に押されたかっこうだった。(みんな、ありがとう!)

Img_0001 さて翌日の朝刊に練習開始の記事が載って、私が写真になってビックリ!・・・参加の子供達をしっかり撮って記事にして欲しかった!


沼津陸上競技選手権大会に参加した!濃霧だった!

2010-06-29 00:06:54 | 陸上競技

6月27日 濃霧~霧雨から雨

Imgp0065_2 沼津選手権が愛鷹陸上競技場で開催された。今日はいつも子供達の引率&ウォーミングアップの合間に大会に参加している形とは違って、ただ純粋に陸上競技大会に参加して競技を楽しむ機会として、実は凄く楽しみにしていた大会だった。「沼津」っていうローカルな大会で、気楽な雰囲気と、主には沼津の小学生&中学生、(多分)地区予選が終った高校生などなど・・・実に幅広い参加選手となっている。社会人は沼津で活動するLOVERS.TCのメンバーがほとんど・・・。勝手知ったる仲間達で、いつもの勝負勝負!で楽しく楽しく走る・・・。

Imgp0027_2 朝起きると雨。ポツポツと降っている程度だった。長男&その友達合計3名を従えて、愛鷹陸上競技場に到着するころには確りした雨&霧だった。競技場は霧の中。面白いのは競技場の廊下の中まで霧が流れ込んで・・・不思議な光景だった。

競技場は当然霧の中。風雨を凌いで、男子更衣室内にLOVERS.TC陣地を構えた。

Imgp0025 霧は一向に晴れず、これで競技が出来るのか?って思っていたが、何とか競技は時間通りに開催・・・。100mスタートから視界は30mほど。ゴールは見えない。横に走っている人は分かっても流して走ればその隣の人は見えない(気にならない)ほどの不思議なコンディションだった。

雨&霧でレースの進行は遅れ気味。競技場自体のテンションは低く・・・、風はあまりないのだけど、体も温まらずいい記録は生まれない。

Imgp0031 中学&高校生までS木先生がスターターだったときはOK。数組前でスターターが変わって、この方が(素人なのか?)ヨー~イ・ドンのヨーイの後の溜が無く、ヨーイドンとほぼ1秒でピストルを撃った。私は高校一般で9組目だったが、・・・やはり、ヨー~イの声の合間、腰を上げている最中にドンの音。すっかりスタートがワンテンポで遅れてしまった。酷いスタートだった。ルールでは1.6~1.7秒の間に雷管を引くが、(多分ほぼ)半分の1秒程度・・・。ど素人スターターの下手なピストルで不本意なショックの記録となった。スタートが出遅れて、結局走りも力んで伸びずに終っってしまった。

Imgp0039 やっぱりローカルな沼津選手権・・・ってもんだった。早々に今期ワースト記録を叩き出してしまった。

アップではスタートのときから膝に腰(体重)が確り乗れたいい走りができていただけにちょっと悔やまれる内容で終った。

400mは高校生だけの組。60秒切りを目指して参加したが、これもスタートの気持の入れ込みすぎで前半の走りのまとまりが悪く内容のない走りになってしまった。後半はモガクように走って、多分無様な走り方・・・。

レースを終えて、今日の救いは・・・。小学生のとき教えていた子供達が中学生となって、彼らと勝負が出来たこと。(まあ当然負ける数が多いけど)、400mの走り終わった後、●島コーチのファンが出来ました・・・。俺と○○、△△、□□、と声をかけてくれたU井君。おじさんはちょっとだけ嬉しかった!それと、●島コーチは何歳まで走るんですか?なんて聞いてきたH間君、・・・意味は分からないが、まあまだまだ負ける気がしないから走り続ける・・・って思う。

何で走るのか?・・・勝負が楽しくて面白いから。練習の過程があって、結果を試すレースは、やっていて面白い!どれだけ練習で走りこんだか!?っていう自分との戦いも楽しい。(負ければ悔しい・・・)このモチベーションが保てるまで、多分色々と笑われようが、仲間を見つけて勝負しながら、走り続けるのだろうなあ・・・。カッコ悪いおやじの走りだけど、いつかどこかで、誰かが苦しんだときに、「あれでもやってるのだから・・・、もうちょっと頑張ってみるか!」なんて思ってくれたらまあ、いいな。・・・それもまたどうでもいいのだけどね!


日清全国小学生陸上競技交流大会静岡県選考会が終った!

2010-06-17 01:08:34 | 陸上競技

  6月13日 曇り、不規則な風が吹く一日だった!

第26回日清全国小学生陸上競技交流大会静岡県選考会兼第27回東海小学生リレー競走大会県選考会が草薙陸上競技場で行われた!Imgp2641_2

前日までの天気予報は60%で雨模様だった。早朝は真っ黒い雲が愛鷹山と富士山方面に低く垂れ込めていて,南西は明るい曇り空となっていて・・・、南に振れるのか北に振れて黒い雲に覆われるのか・・・どちらに転ぶのか判断できない微妙な曇りの天気だった。

早朝はヒンヤリして、長袖Tシャツやらランニングコートやらと、バッチリ雨対策グッツをリュックに詰め込んで集合場所に勇んだ!(バスに乗る前、暖かいコーヒーなんかを買ったりもしたぐらい・・・。)

バスが西に走り、草薙でバスを降りたときには、空は明るい曇り空になっていて、どうやら映画の一幕の悪魔襲来のような低く垂れ込めた黒い雲に覆われることはなさそうで、荒天が好天となる気配を感じとれた!

今日の目標はズバリ、6年男女は4×100mリレーでアベックでメダルを取っての東海大会出場権を得ること!S木のハイジャン、S藤のハードル、M下orS井のハードル・ワンツー劇での全国大会出場を確実に、・・・それから、ま・ま・まぐれでいいから幅跳びでS木の全国大会出場!ここまできたら次女の100mで全国・・・。まあこんな夢のような結果をなんども何度も描いてきた。

昨年出場した東海大会、胸の差で惜しくも負けた「準優勝」の悔しさはやっぱり、なんとか晴らしてみたい・・・と思う。実は私は執着心が強く、1つのことに蛇のようにネチネチとあきらめないで、人が飽きてしまってもウジウジとやり続けてシュウチャクするタイプで、・・・だからフルマラソンとかウルトラマラソンとか・・・日がな一日走り続けたり山を登り続けても決して途中で止めない性格。(仕事の実験でも、まあ人の5倍は諦めずに実験を続けてしまうタイプで・・・。)昨年の東海大会の紙一重で負けた悔しさは・・・まだ私の瞼の裏では消えていない残像となっているのだ!

Imgp2626 さて、今日の全国行きの切符を賭けて、コーチ布陣もコーチ&時間割を色々と考えて決めた。S木君のハイジャンと3名の80mハードルは手厚くコーチを配した。明るいI田部長が朝のアップのムードを盛り上げてくれる・・・と信じた!5年リレーなどは観察眼の鋭いM原コーチでググッと締めて気合注入。そして私が〆の6年生リレーを担当するとした。

Imgp2649 Imgp2650 4月のリレーカーニバル、5月の静岡国際と毎月の大舞台をしっかりこなして結果を叩き出してきた子供達。ここまで「まあなんとも成長したものだ!」と親バカながらも思う。次女は6年女子で、小学生陸上が今年で最後・・・。生意気盛りだけど気持の成長が著しくもなったし、チームの中で育んだ友情も素適だ。

Imgp2656 Imgp2657 Imgp2658 Imgp2659 今年の子供達はみな、バトンリレーの仕上がりが良く、春先の立て続けの失格劇からは大きく成長した。練習サイクルと雨の日が重ならずに順調で練習と休息を上手く織り交ぜて、実に無駄のない練習をこなせた。(大体今年ほど週末日曜に海(ウインドサーフィン)にも行かずトラック&フィールドに明け暮れた年はない!)

さて次女のリレー予選。いつもの第2コーナーに陣取らず全体を見渡していこうか?とも思ったが、6年男子の新規起用のS木くん&S井くんコンビのバトンパスも気になって第2コーナーに詰めてみた。

Imgp2672 Imgp2673 Imgp2674 Imgp2674_2 Imgp2675 予選は手堅く通過し、なるべくいい順位をゲットしてアドバンテージの高いレーンを取るのが目標。まあ大人が思うほど子供達はレーンに拘らないので、・・・まずは予選突破。

緊張の中、号砲でスタート。1走の走りも悪くなく、微調整したバトンパスもOK・・・。2走がグングンと加速して組の中を飛び出して、あとは順当にゴール。沼津陸上など2人も新メンバーを担ぎ出して決勝圏内に名乗りを上げるなど、他チームの仕上がりも素晴らしい・・・。

さて午前中に全国&東海を賭けた決勝。私の必勝プランは「全員半歩伸ばす作戦」だった。予選のバトンチェックの調整は「安全牌(パイ)」をとったので、決勝は勝負!と考えていた。(多分強豪は同じような強気のバトン調整を仕掛けてくるので、ここで安牌を取ったら負ける・・・。)

(ここからは反省を込めて記す・・・)私は決勝のアップのとき、コーチとしてどっしりと構えて子供達に安心感を与えるほどに余裕のムードを醸していたか?子供と同じように無駄な心配をしたり、逆に不安を打ち消すようにハシャイでみたりしなかったか?集中力を切らさず前向きな先頭体制となるように配慮できただろうか?

まずは、勝つための強い気持とするように全員半歩、まあマーク1つ分を伸ばすことの指示が出来なかった。確かに子供に提案したと思うが、「心配です」「自信がありません」の意見に流されてしまったと思う。生意気盛りの6年女子は絶対に反発してくるのでその気持を逆手にとって「シフトを伸ばして勝つんだ!」という気持に転換することが出来なかった・・・。

実は私の中に「東海は行ける」「いいメダルの色を・・・」ぐらいに思っていた。子供達も親も同じだったと思う。この驕りとかでやっぱり厳しいしっぺ返しを受けてしまった。

結果・・・5位。1位は全国。2位~3位はメダルがあって、おまけの4位までが東海大会出場。5位ではダメ・・・なのだ。

リレーで負けた責任ってのは、全て指導者にある!と思う。失敗して失格になるときも、(他のチームと比較して)実力を出し切れず負けたときも、走った子供達に罪ななく、やはり指導者の責任だと思う。

子供達と親の6年間の積み上げた努力をこの決勝レースで開花させることができなかった責任は私の中では大きい。「チームベストを大きく更新して・・・結果5位じゃしょうがないでしょ!○島さん」と声をかけられるが、日清県予選は勝負の大会、タイムじゃなくって、このとき勝ったか!負けたか!!が全て。

ウォーミングアップが足りなかった?!走りに硬さがあって伸びなかった?やっぱりコーチが危機感をもって強気のシフトを指示して子供達に「勝つ」という限界までの強い気持を引き出せなかった・・・私の責任なんだろうな!(どこかのチームが失格になって、繰上げで4位・・・なんてこともなかった。他チームは素晴らしくいい走りで3走4走がノビノビと走る姿は、敵もアッパレ!と思う。)

君達がどんなに落ち込んでも無駄だ。そのうち元気になる。だってどんなときも君達を信じている仲間達とコーチがいるから。東海を逃がした悔しさは秋の県選手権で、今度は「記録」で勝負を挑んでほしい。ヘッポココーチだけど、まだまだ君達を応援していく!

一方、男子は決勝は手堅く3位!東海出場決定!昨年の6年は2回も大舞台で失格劇を演じていたので私の中でも最後の最後まで気の抜けないチームとして彼らには激を飛ばした。朝のアップで全く調子の上がりきらない1走S木と2走S井が兎に角心配だった。そんなことも微塵も感じさせない素晴らしいバトンパスで最終のF島君にバトンを渡せた。バトンを受けた混戦順位から抜け出し、この順位をF島が守りきって走りメダルをゲットした。強い気持で危機感ももって、真面目に地道に粘り強く走りきった結果だと思う。いいチームに成長してくれたものだ!

さてさて、今日の感動はまだ続く。

Imgp2680 Imgp2681 三島Imgp2682_2 Imgp2684 Imgp2685 陸上JCはN監督の指導のもと、ハードル競技の強さには定評があったが、今年はその実力がしっかり実を結ぶこととなった。なんと男女アベック優勝で、2人が全国大会をゲットした。中でもS藤さんの走りは全国決勝に通用する走りとハードル捌きだった。男子もワンツーフィニュッシュこそ逃がしたがM下君に続きS井君が3位入賞は素晴らしい。兎に角ゲロゲロと何度もゲロをモドすほど追いこんで練習に明け暮れた成果がしっかり実を結んだ。これは子供達というより何より監督の粘り強さとそれに耐えて頑張った親子の勝利だろう。

そして私の中での最後の感動・・・。

大会のオオトリ、次女が走った6年女子100m走決勝。アナウンスで最終レースが告げられて彼女が紹介されたときは、親ばかなので本当にドキドキだった。最近タイムが伸びてる彼女がどこまでこのレースで走りきれるか!が実に見ものだった。全国出場の選手は参加できない・・・とはいえ、県大会決勝進出は大したものだ。

号砲一発!スタートがちょっと出遅れた感があってヒヤリ。だが中盤以降の得意の伸びもあって、3位組みに喰らい付いて走りきった、終盤も全く落ちない高速ピッチで・・・結果、堂々の5位だった。会場の喚声どドヨメキと・・・全ての雰囲気が最高のレースとなった。Img_0843

大会が終ってみれば、80MハードルはS藤さん、M下君の優勝で全国大会出場。S井君の3位も見事。6年男子がリレーで東海出場(3位)、6年女子リレーは惜しくも5位。100m走ではF島君の7位、女子100m走では次女の5位。1500mのK島君の2位。女子800MでMさんの8位。走り幅跳びのS木君の3位。走り高跳びS木君の3位と入賞ラッシュだった。三島陸上JCは走っても飛んでも速くて強い!そんな印象を強く持った大会だった。Imgp0013


全国大会県予選前、子供達の調子はかなりいい!バッチリだ!!

2010-06-12 00:59:47 | 陸上競技

もう一つの6月5日6日・・・。

Imgp9951 日清全国小学生陸上競技交流大会県予選を翌週に控えて、三島陸上JCの子供達には、練習最後の土日をかけて、最後のブラッシュアップをした。

Imgp9955_2 昔のN尾監督だったら、まだまだ遮二無にハードな練習を行って選手(&親)を追い込んでいく調整方法だった。が、ここ数年は御園の芝生とクローバーを敷き詰めたグラウンドで、マイペースで長閑な練習となっている。まあ長女が在団していた頃の半分程度しか練習を行わない・・・。怪我人を出すことが怖いのか?このくらいでいいか?!と割り切る大人になったのか?は不明。

さてさて、今年の子供達の出来は如何に・・・?!

Imgp9971 Imgp9972 Imgp9973 A島コーチの予想は、80Mハードルでアベック全国出場。それも女子は県記録を更新!男子はワ

Imgp9975

ン・ツーをとる。高跳も1m37cmで県大会優勝で全国出場。

男子リレーは2位、女子も2位・・・もしくは優勝?!優勝すれば女子ハードルは決勝辞退なので・・・この予想はどっちかがハズレ!

それ以外、男女混合でBチームがAチームをかわして3位で東海大会決定・・・。

なんてことになれば、・・・まあ・・・いいなあ!頑張れ5年生!


我が家の中体連は終った!

2010-06-12 00:22:48 | 陸上競技

6月5日&6日  爽やかに晴れました!

中体連の陸上競技、静岡県東部地区予選か愛鷹陸上競技場で開催された。

長男がなんと投擲に出場ということで、ドキドキで応援に行ってみた。彼はどうみても砲丸選手っていう体型じゃないし、中学校の指導者は何を見て選手を決めているのだろうか?と疑問になるが、・・・色々な方々に聞けば、単純だけど何やら色々とありそうで、・・・まあ、内情は難しいものなのか?と思い直す。

Imgp0009 Imgp0010 陸上競技の種目の中で、努力でなんとか記録を出すことができる(・・・県大会や東海出場まで?)種目に、長距離、投擲、ハードルがあるそうだ。命を賭けて死ぬほどの練習を積めば誰でも一流になれるのがこの3種目なのだそうだ。どれも地味な競技だ。だからこそ、付け焼刃の選手は端にも棒にもかからない・・・のがこの競技。

さてさて、彼の出来は?・・・親として、「ウ~~ムッ!」って感じかな。だいたい測定が8m以上。親バカで見て、あと少しで計測してもらえそうな?飛び方もするが、3回とも記録なし!で終った。

やっぱり先生!子供の種目選びってもっと頭を捻るべきじゃないでしょうか?なんて思ってしまう親バカ加減。(外野なら、出場する気があったら、8mを超える練習を積んで来い!って言ってしまうだろうか・・・?)悲しいことに今年の彼の中体連は終った!


富士春季記録会に参加だ!

2010-06-04 00:40:54 | 陸上競技

5月29日  曇り、肌寒く東北東の冷たい風が吹いた!

全国小学生陸上競技交流大会の前哨戦、ほぼ大会2週間前で「試合感」を磨くために富士春季記録会に参加した。大会直前に大会に挑むには、子供も大人も(指導者陣も)かなりのストレスがあるものだ。勝った負けたは二の次で、まずは課題点が克服できているか?仕上がりがどうか?が大変気になるところ。リレーは当然として、個人競技の出来不出来がとても気になります。また「怪我をさせない」っていう点での彼らの引率時のストレスは最高に高まります。(かなり声を張り上げる場面が多かったけど、・・・これってストレスからくる面が多分にあって、終ってみればちょっと反省もするのです。まだまだ未熟な指導者なのです・・・)

Imgp9884 三島陸上JCは80mハードルでは(実は)男女アベック全国大会出場を夢に描いている。女子は手堅く決めたいところ。男子も全国大会出場の可能性の角度はかなり高いゾッ!と踏んでいる。

さてさて、ハードル競技。今日は向かい風で煽られる難しいコンディションだったのでタイムの伸びは期待できなかったが、まずはハードル10台を完璧に跳ぶことが課題だった。ハードル走はビデオに撮ったので(今も何度も何度も)フォームのチェックをしている。まあまあじゃないかな?なんて素人目には見えます・・・。一方女子は完璧?!。まあアクシデントがなければ手堅いとコーチ陣は太鼓判!

Imgp9885 走り高跳の調子は・・・?競技に着いていったが、経験がないもので、こればっかりはアドバイスができずにいた。気持を強く持ってノリノリで飛んでもらえればいいか?と思うが、今日のS君のクールな感じが私には緊張しているのか?ノビノビやっているのか?不明・・・。記録はさておき、ただ飛んだ後の(フィニュッシュの)抜き足の感じなんか、いいんじゃないかな?!と思えた。気になる点・・・。小学生の挟み飛びの跳躍で、背面飛び用の踵にピンの付いたスパイクを使うのって?いいのかな?って疑問だった。スパイクも心なしか重いし・・・。普通のアルシオーネみたいな安定性のあるスパイクでピンの長さを調節すればOKだと思うのだけど・・・。(私には上手くアドバイスできないなあ?)

我が娘の出た100m走&200m走。やはり大会の華。淡々と組が消化される中でも見ていて楽しいのが100m。また勝負の起承転結があって第4コーナーの出口からの追い上げ(加速感)と最後の15mの伸びで勝負が決まる面白さは、まさに「勝負のレース」という意味で200m走は面白い。200m走なんて、小学生が走るには過酷に思えるし、我が子やクラブの子供達がドゴで走れるのか?は楽しみでもあった。結果・・・、入りの100mまではほぼ一直線で入り、ここからの加速感が見ていて爽やかだった。いつもの練習で150m加速走の繰り返し練習がまさに生きた走りだった。フィニッシュの10mの走りをブラッシュアップすれば、今後の記録も望めるレースを見せてもらったと思う。

Imgp9929 Imgp9930 Imgp9931 Imgp9932 Imgp9933 Imgp9934 Imgp9935 さて注目の4×100mリレー。男女ともの仕上がり感に期待を抱きつつ、課題点が克服できたかどうか?が実に気になった。仕上がりは「結果」で評価すべきだが、数人の選手が200m走を走った直後にリレーを走るというハードな競技日程だったので・・・、評価は不明だ。ただまだちょっと修正出来る伸びシロは見出せたので0.3~0.5秒の単純な短縮は調整可能だと見た。(実際には昨年の東海大会のような緊張感を見出して大会に臨めたならば、かなりタイムは短縮されると思うが)そこまでの追い込んだ調整をしていないので、・・・これがこれで微妙なもんだ。追い込めば確実にケガをする選手が出てしまうし、控えの選手がいないチーム状況では無理な追い込みは禁物だとも思える。このさじ加減はやっぱり経験豊富なN監督に頼るところでしょうか!Imgp9936 Imgp9937

またまた、リレーの連続写真を載せています。

女子の1走⇒2走のバトンパス。1走の走りを生かすためには2走のバトンパスの手はもっと低く後ろ側に手を伸ばしてあげることが大切です。バトンパスになれてくればくるほど、この手の位置やバランスの雑さ加減が現われてしまうので、この点は2走のA島の修正点です。酷くなったら、バトンパスが1回で繋がらない場合、確実にバトンを落として失格になる危険性があるバトンパスです。

男子1走⇒2走はOKです。但し、1走のS木君のバトンパスの時には力尽きた感があって伸びシロがありません。調子が上がらなかったとき、2走が調子良過ぎた場合、バトンが繋がらなくなる恐れがあります。ベターなバトンパスだけど、余裕と底力を秘めたグッドなバトンパスになるようにまだまだ修行がたりません!でも調子が上がってるS木君の走りには期待大です。彼が頑張ることが彼らのチーム力の底力であると感じています。

(バトンパスの連続写真には色々と反響はあります。特に「小学生の体育などの教材で利用させてもらってます・・・」なんてコメントをもらたりもします。陸上マガジンにはない「小学生のバトンパス」の写真は珍しいのでしょうか。そんな反響も多分にあって、丁寧に写真を載せてみたところです。)


第17回県民スポレク祭マスターズ陸上競技大会に参加しました!

2010-05-26 23:38:27 | 陸上競技

5月23日 土砂降りの冷たい雨だった・・・。

第17回県民スポレク祭マスターズ陸上競技大会が草薙陸上競技場で開催された。この大会を首を長くして楽しみにしていたマスターズ陸上競技者にとっては、今日は生憎の雨。それも前日までの初夏を思わせる暑いほどの気温から急降下。富士山では雪が降ってる!って話も聞いたほどに寒かった。冷たい雨は全く止まず、一日降り続くこととなった。

Imgp2592 昨日の陸上競技の練習会の後、「海人祭」に行き、GETしたマグロ3匹をさばき、夕方からは中学生の陸上部にリレーバトンを指導するっていう超ハードな1日をこなした。そもそも先週は帰宅が深夜を回る日も多くて、体力的にはかなりパワーレベルが下がった状態で・・・この雨。肉体的にも精神的にもかなりテンションが下がった状態でこの「晴れ舞台」を迎えた。

Imgp2593 陸上競技の大会日は大体5時前には起床するのが常。だけど連日の「お疲れモード」はピークで、起床がなんと7時前・・・。起きてビックリ!慌てて車で草薙陸上競技場に駆けつけた。途中で腹痛になりコンビにに立ち寄ったりで、・・・結局、受付を済ませて競技場に着いたときには、100m走のコール20分前だった。雨天走路での多くの方はスパイクでの「長し」も終って、スタートダッシュの仕上げの状態だったりで活気があったが、すっかり出遅れた私は、モンモンとJOGからスタート。ストレッチ前にはもうコール時間。

今日は100m走、200m走、400m走の3種目にエントリーしていたが勝負は400mと決めていた。先週の長泉記録会に参加したのもこの400m走で自己ベスト更新を狙うためだった・・・。

Imgp2577 しかし、体&気持(マインドコンディション)は噛み合わず、走りも今日の天気同様のうっとうしいほどのローテンション。気合を入れるけど・・・入りきらない自分にも後半は嫌気すら射したほど。

普通なら雨の草薙はチョイ追風のGoodなコンディションのはず。予想を裏切らない「いい風」が吹いていた。100mも走りにもがき苦しむ感じで、前に進まず上下に跳ねる駄目な癖が出て、結局13秒20・・・。みんなが12秒台をたたき出している中ではショック!だった。

朝一番の80mHでLOVERS.TCの仲間が第一ハードルで肉離れを起こして棄権の憂き目にあった。昨年秋のマスターズ県大会での自分の再現のようで、傷のフォーローをするにつけ可哀想になる。先日の東京マスターズでもがんばっていたことを思うと、本当に可哀想だ・・・。

Imgp2567 いろいろあって、結局400m走も「気合」が足りず、ワースト記録を叩き出して夢見ていた年1回の大会が終ってしまった。

これからは、もう富士登山競走一直線の練習に切り替える。長距離とトレイル&坂と階段だけを走る、短距離走の筋肉を全く使わない走り方にチェンジ。年の老いが隙間風のように時々体を貫く感じが多くなった最近なので、ここは一発気合を入れていこう・・・。なんて帰りの車で誓った!