くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

小学生陸上講習会、谷口浩美さんが三島に来た!

2011-02-02 19:40:25 | 陸上競技

1月30日 真冬の緩い日差しと、強烈な西風だった。

第5回静岡県東部小学生陸上講習会が日本大学三島キャンパスで開催された。

昨年は「スターツ」の実業団選手とコーチ面々の指導であったが、第5回の記念大会の今年は「谷口浩美」さんを講師にお招きして、午前中は講演会、午後は陸上クリニックという丸々1日のスケジュールで実施された。

Imgp1710 谷口選手は東京マラソンで優勝し、世界選手権で金メダルをとり、オリンピック選手となった・・・。私が会社に入社して少し経ち、全く陸上をかじってもいなかった当時、オリンピックに参加する谷口選手にカンパしよう!という声がわき上がり、谷口選手をよく知らないまま数千円を寄付した。ノリで高額な寄付してしまったことをチョピり後悔したことを鮮明に覚えている。この年バルセロナオリンピックが開催され、・・・あの「こけちゃいました!」の結果を残した。そしてオリンピック後、宗監督と谷口選手が大仁の職場に来てお礼のあいさつをして回ったとき、宗監督などと握手をして感動したことを鮮明に覚えている。宗監督の背のデカさと谷口選手がオリンピック選手の証の紺のスーツを着て・・・とてもガリガリだったことを覚えている。数年前は草薙の静岡国際陸上でお会いし、このときはOKIの西選手が1万メートルに出場して、その監督で来場したときに(同じ会社だというよしみで)レース中にも係わらずも、お話ししてサインをもらったこともあった。

そしてお会いして話すのが今日で3度目・・・。(相変わらずというと失礼だけど)偉大なマラソンランナーというオーラを全く感じさせず、素朴なままの谷口選手だった。講演会とクリニックの後に谷口選手に群がってくる子供達の人気の様をみてもそれがよく判った。子供達がこれほど緊張感なく集まってくるのはやはり彼の滲み出る人柄からか・・・なんても思った。

講演会は小学生にはちょっと難しい内容でもあり、だけど「走るのが好きで、・・・こんなに頑張った!・・・だからオリンピックの夢が叶った!!」という単純で強烈な話は子供たちの心をガツンと掴んだと思う。

講演の後に(世界選手権?と言ってたが)の金メダルを見せてもらった!日本でただ1つのメダル・・・。話も凄いけど本物のメダルを見せられたら、またまた感動だア!Imgp1713

午前中の長い講演は、まあ多くのことをお話したが、私が心に留めたいと思ったのは、①どうやったら勝てるか?をいつも考えること、②一流選手は1つ1つのことを(しっかり)こなしていけるか?!であり、一流選手は力を抜いたりしないということ。また③練習は(自分で)納得してやること、④練習日誌で自分史をつけること、⑤必要な言葉を大切に持つ(自分ノートにつける)こと。(これで救われたり強くなったりもするものだ!)  まあ、私のブログなんかじゃ書ききれない多くのことを子供たちに諭してくれたけど、・・・主役で聞いた小学生にはどう心に響いただろうか?

午後は強烈な西風の中、陸上競技のクリニックをした。参加者が受付で確認した人数では225名。実際はもっと多くの子供達が元気に参加していたようだ。三島陸上他のコーチも手伝ったが子供の数の多さに持て余すほどの参加者だった。東部陸上競技協会のイベントでは最大級、大成功の1日だったと思う。Imgp1721 Imgp1714

クリニック後、やっぱりマジックと色紙をもってサインをしてもらった。色紙は4枚頂き、1つは6日に開催の伊豆の国駅伝で走る我が社の駅伝チーム(旭化成大仁Aチーム、旭化成大仁Bチーム)に向けての一言も添えてもらった。会社には(私を含めて未だに)多くのファンがいるので・・・自慢の1品として駅伝大会に披露しようと思う!Imgp1731

寒い1日だったけど、マラソン熱を掻き立てる刺激的な1日になった。・・・結局夕方、調子を出して20kmも走ってしまった。Imgp1729